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2,664 バイト追加 、 2012年12月31日 (月) 09:36
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== 総論 ==
 
== 総論 ==
結局のところユーゼスの行動は、一貫して「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出すという矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければユーゼスは破滅から逃れることが出来ない(その他の方法だとイングラムに倒されるしかない)。馬鹿の一つ覚えの如く繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えているようでそれに気づいていないと思われる。
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結局のところユーゼスの行動は、一貫して「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出すという矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければユーゼスは破滅から逃れることが出来ない(その他の方法だとイングラムに倒されるしかない)。にもかかわらず、同じ行動を幾度も繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えていると思われる。しかも行動の繰り返しはCPSのみならず、そこに至るまでの過程でも同じようなことを繰り返している。
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「自分が制した相手に対する警戒を忘れる」という悪癖が存在している上に今度こそ計画は完璧だから必ず成功するという根拠のない確信をしているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。ただし、その受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散ったのに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。DC版αでは予想だにもしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、「虚憶」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、今度こそ計画は完璧だから必ず成功するという根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
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ただし、その受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関しては計画自体がゴッツォの計画の布石になっていたこともあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。DC版αでは「オリジナル・ラオデキヤがまだ存在していた」という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
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恐らく第2次OGのユーゼスは、「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われるが、結末を見てわかるとおり'''完全な見当違い'''である。しかも、失敗の原因はまだ存在している。
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本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ)。さらに、自らアストラナガンのコピーであるガリルナガンを造り出し、アーマラに与えたことで「操り人形としてのイングラム」を再現、これによって計画の成功を盤石なものにしようとしていたが、もう一人の代役であるイングは後継者たるクォヴレーの物語を再現。おまけに、懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンを取り込み、さらにイングをも取り込んだことで「超神ゼスト」「アウルゲルミル」「ブラック・デスクロス」という過去作の大ボスに纏わる因果を一挙に再現してしまった上、ガンエデンを乗っ取った状態でイングと相対したことで「シヴァーの操るゲベル・ガンエデン」の因果をも再現したことで、本人の意志とは裏腹に過去作における敗北の流れ(='''これらは全てそれぞれの計画が頓挫した際の姿''')を統合・完全再現してしまい、当然の如くまたも失敗することになった。
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しかし、もしこれらの因子を完全に切り替え、計画が成功したとしても、それは即ち因果律改変を意味するため、太極の怒りに触れるか、虚空の使者によって討たれるだろうことは疑いない(裏を返せば絶対に逃げられない)。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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