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261 バイト追加 、 2017年1月15日 (日) 21:12
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ただ、天児は対話の後「未来まで奪ってしまった」と悔いており、[[ナノ]]&[[マシン]]は「ラインバレルの真のファクターになるコトがどういうコトか、それを知らずに博士から受け継いでしまった」と述べている。ここからすると、「真のファクター」とはその存在に関する致命的なリスクを背負うものであるらしいが、真相はいまだ不明。20巻で[[月]]へとオーバーライドした際の浩一はその形相がマキナのそれに近づいており、この辺りにヒントがあると考えられる。
 
ただ、天児は対話の後「未来まで奪ってしまった」と悔いており、[[ナノ]]&[[マシン]]は「ラインバレルの真のファクターになるコトがどういうコトか、それを知らずに博士から受け継いでしまった」と述べている。ここからすると、「真のファクター」とはその存在に関する致命的なリスクを背負うものであるらしいが、真相はいまだ不明。20巻で[[月]]へとオーバーライドした際の浩一はその形相がマキナのそれに近づいており、この辺りにヒントがあると考えられる。
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そして、月面での決戦の前哨戦にて、沢渡の手により重傷を負うが、そこで正義をなすために人間であることを完全に放棄。とうとう生身のままでオーバーライドを実行できるほどとなった。全ての絶望を超える想像を体現する存在「正義の味方」となるために己をも捨てるという選択は、沢渡のアイデンティティを完全に否定することとなって彼を降すことに成功する。しかし沢渡の攻撃は、浩一の肉体の左半身を喪失するという結果になってしまい、如何なファクターでも再生できないほどの重傷を負ってしまった。
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そして、月面での決戦の前哨戦にて、沢渡の手により重傷を負うが、そこで正義をなすために人間であることを完全に放棄。とうとう生身のままでオーバーライドを実行できるほどとなった。全ての絶望を超える想像を体現する存在「正義の味方」となるために己をも捨てるという選択は、沢渡のアイデンティティを完全に否定することとなって彼を降すことに成功する。しかし沢渡の攻撃は、浩一の肉体の左半身を喪失するという結果になってしまい、如何なファクターでも再生できないほどの重傷を負ってしまった(皮肉にも天児が「真のファクター」になる切っ掛けも肉体の左半身の損失だった)。
    
その後、森次に何らかの頼みごとをした後、最終決戦を前に戦線に復帰。それからは生身ではJUDAメンバーの元へは表れておらず、もっぱらモニター映像のみ。さらに、ラインバレルに瞳が描かれている、デウスエクスマキナから「ついに真の<RUBY><RB>正義の味方</RB><RT>ファクター</RT></RUBY>が生まれたのだな」と言われる。
 
その後、森次に何らかの頼みごとをした後、最終決戦を前に戦線に復帰。それからは生身ではJUDAメンバーの元へは表れておらず、もっぱらモニター映像のみ。さらに、ラインバレルに瞳が描かれている、デウスエクスマキナから「ついに真の<RUBY><RB>正義の味方</RB><RT>ファクター</RT></RUBY>が生まれたのだな」と言われる。
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森次に頼んだ処置の正体は、'''損壊した肉体から脳を摘出してラインバレルの電脳ユニット「アーク」に移植する'''ことであり、かつての天児同様自らの脳髄をラインバレルの電脳とする=名実ともにラインバレルそのものと化すことであった。転送フィールドを操るデウスエクスマキナ相手にスピードで上回るには転送フィールドを封じなければならず、そのためにはオーバーライドも使えない→純粋なスピードで上回るには負荷で壊れる人の肉体が邪魔になる、という理屈である。
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森次に頼んだ処置の正体は、'''損壊した肉体から脳を摘出してラインバレルの電脳ユニット「アーク」に移植する'''ことであり、かつての天児同様自らの脳髄をラインバレルの電脳とする=名実ともにラインバレルそのものと化すことであった(実際この後のコクピットにいる浩一は投影された映像になっており戦闘中にノイズが浮く場面が見られる)。転送フィールドを操るデウスエクスマキナ相手にスピードで上回るには転送フィールドを封じなければならず、そのためにはオーバーライドも使えない→純粋なスピードで上回るには負荷で壊れる人の肉体が邪魔になる、という理屈である。
    
最終決戦後、月面の東京タワー残骸の先端に、デウスエクスマキナのショルダーアーマーとマントをまとって腕を組んで立つラインバレルの姿で本作は完結する。
 
最終決戦後、月面の東京タワー残骸の先端に、デウスエクスマキナのショルダーアーマーとマントをまとって腕を組んで立つラインバレルの姿で本作は完結する。
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