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コンスコン隊について加筆
[[ジオン公国]]を支配する[[ザビ家]]の一人で、公王[[デギン・ソド・ザビ]]の三男。階級は中将で、宇宙攻撃軍の司令官。
[[ジオン公国]]を支配する[[ザビ家]]の一人で、公王[[デギン・ソド・ザビ]]の三男。階級は中将で、宇宙攻撃軍の司令官。
身長2メートルを越す巨漢で無骨な武人。傷の入った強面にトゲ付きの軍服という威圧感ある外見に反して、情にもろく家族愛に溢れる優しい性格をしている。ザビ家の中では珍しく自ら前線に立って指揮を執る現場第一主義者であり、部下の人望も厚い。反面、政治に疎いところがあり、それに通じている長兄[[ギレン・ザビ]]や次女[[キシリア・ザビ]]らとは意見の食い違いがある。四男[[ガルマ・ザビ]]に期待をかけていたが、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で戦死。ガルマを守れなかった部下[[シャア・アズナブル]]を左遷し、配下の[[ランバ・ラル隊]]を「仇討ち」として向かわせた。
身長2メートルを越す巨漢で無骨な武人。傷の入った強面にトゲ付きの軍服という威圧感ある外見に反して、情にもろく家族愛に溢れる優しい性格をしている。ザビ家の中では珍しく自ら前線に立って指揮を執る現場第一主義者であり、部下の人望も厚い。反面、政治に疎いところがあり、それに通じている長兄[[ギレン・ザビ]]や次女[[キシリア・ザビ]]らとは意見の食い違いがある。四男[[ガルマ・ザビ]]に期待をかけていたが、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で戦死。ガルマを守れなかった部下[[シャア・アズナブル]]を左遷し、配下の[[ランバ・ラル隊]]や[[コンスコン]]隊を「仇討ち」として向かわせた。しかしこれらの行動はいずれも戦略的には無駄どころか前者は[[マ・クベ]]やキシリアとの縄張り争いを起こし、後者は連邦軍との決戦が迫っている段階でしかも囮と分かりきっているホワイトベース隊に大幅に戦力を裂く結果となっており、むざむざジオンの国力を割る結果になった。
ジオンが[[モビルスーツ]]を導入する際の経緯は各メディアで違っており、ドズルは導入に疑的であったという説と、逆に積極的に導入を図っていたという説が混在する。なお自身でもモビルスーツの操縦をこなしており、開戦当初、専用の[[ザク]]で直接戦闘をしたという記録もある。指揮官としては[[一年戦争]]開戦当初のルウム戦役を直接指揮して勝利に導いているなど、その功績は大きい。
ジオンが[[モビルスーツ]]を導入する際の経緯は各メディアで違っており、ドズルは導入に疑的であったという説と、逆に積極的に導入を図っていたという説が混在する。なお自身でもモビルスーツの操縦をこなしており、開戦当初、専用の[[ザク]]で直接戦闘をしたという記録もある。指揮官としては[[一年戦争]]開戦当初のルウム戦役を直接指揮して勝利に導いているなど、その功績は大きい。
:父。他の兄弟とあまりにも外見が異なる事から妾の子という通説があり、そのせいかあまり愛されなかった。ガルマの死には激しく動揺した割に、ドズル戦死の報を聞いてもさしたる反応を見せず、ギレンですらその冷たさに憤りを見せた。一応、[[地球連邦軍|連邦軍]]との和平交渉はドズルの戦死を機に図ったとも言われる。
:父。他の兄弟とあまりにも外見が異なる事から妾の子という通説があり、そのせいかあまり愛されなかった。ガルマの死には激しく動揺した割に、ドズル戦死の報を聞いてもさしたる反応を見せず、ギレンですらその冷たさに憤りを見せた。一応、[[地球連邦軍|連邦軍]]との和平交渉はドズルの戦死を機に図ったとも言われる。
;[[ギレン・ザビ]]
;[[ギレン・ザビ]]
:兄。ガルマの戦死をプロパガンダに利用するなど、肉親に対してすら冷徹な彼を余り快く思っていない。『THE ORIGIN』ではソロモンでのドズルの戦死を自己陶酔で無駄死だったと糾弾、原作とは逆にデギンがギレンに憤る場面もある。
:兄。ガルマの戦死をプロパガンダに利用するなど、肉親に対してすら冷徹な彼を余り快く思っていない。一方ギレンは上記のようにドズルの死を聞いて激怒する一幕があり、ギレンからは好ましく思われていたようだ。『THE ORIGIN』ではソロモンでのドズルの戦死を自己陶酔で無駄死だったと糾弾、原作とは逆にデギンがギレンに憤る場面もある。
;サスロ・ザビ
;サスロ・ザビ
:次兄。彼が死んだ際に巻き添えで負傷しており、守れなかった後悔がガルマへの溺愛に繋がった。『THE ORIGIN』ではキシリアを暴力込みで咎めたことに苦言を呈したドズルに毅然と反論していたが、これには人情派な気性をしているドズルを案じて敢えて厳しく諭す意味合いもあった。
:次兄。彼が死んだ際に巻き添えで負傷しており、守れなかった後悔がガルマへの溺愛に繋がった。『THE ORIGIN』ではキシリアを暴力込みで咎めたことに苦言を呈したドズルに毅然と反論していたが、これには人情派な気性をしているドズルを案じて敢えて厳しく諭す意味合いもあった。
:腹心の部下。ホワイトベース隊を討伐の為、サイド6方面に差し向けるが、全滅。
:腹心の部下。ホワイトベース隊を討伐の為、サイド6方面に差し向けるが、全滅。
;[[ランバ・ラル]]
;[[ランバ・ラル]]
:部下。ガルマの戦死後、その仇討ち部隊の隊長としてホワイトベース隊討伐に従事させた。ザビ家とは敵対関係にあるジンバ・ラルの息子であるが、ドズル自身はその拘りは無く信頼していたようだ。
:部下。ガルマの戦死後、その仇討ち部隊の隊長としてホワイトベース隊討伐に従事させた。ザビ家とは敵対関係にあるジンバ・ラルの息子であるが、ドズル自身はその拘りは無く信頼していたようだ。ただ当のラルからはガルマの敵討ちについて「ザビ家の個人的な恨みから出た作戦」とバッサリ言い切られている。
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でも長らく軍務に従事した事を労わっている。
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』でも長らく軍務に従事した事を労わっている。
:増援要請したのに送られてきたのは[[ビグ・ザム]]一機の恨み節(劇場版のみ)。
:増援要請したのに送られてきたのは[[ビグ・ザム]]一機の恨み節(劇場版のみ)。
:この時ギレンは「ビグ・ザム1機で数個師団分の戦力がある」と発言している。ちなみにこの時のビグ・ザムはパーツで送られてきたのだが、後で完成したビグ・ザムを見てドズルは評価しなおしている。
:この時ギレンは「ビグ・ザム1機で数個師団分の戦力がある」と発言している。ちなみにこの時のビグ・ザムはパーツで送られてきたのだが、後で完成したビグ・ザムを見てドズルは評価しなおしている。
;「今あるリック・ドムでは数がたらんのだ。新鋭モビルスーツの一機を回すぐらいなら、ドムの十機も回さんのか!」
:こちらはテレビ版のセリフ。……しかし、実はこのソロモン攻略戦の直前にドズルはガルマの敵討ちとシャアへの嫌味、キシリアへの反発というまるで個人的な動機からホワイトベースに向けてコンスコン隊を派遣。しかも連邦軍主力艦隊はルナツーに集結し、ホワイトベースは囮と分かり切った後というほぼ最悪のタイミング。結局、巡洋艦4隻とドム18機を浪費するだけとなり、正直ギレンに対して文句を言えた義理ではない。
;「キシリアか…国中の物笑の種になるわ」
;「キシリアか…国中の物笑の種になるわ」
:敵主力を発見した時に、副官の助言に対しての台詞。この判断がソロモン陥落の原因となり、ドズルにとって命取りとなる。
:敵主力を発見した時に、副官の助言に対しての台詞。この判断がソロモン陥落の原因となり、ドズルにとって命取りとなる。
:元々はドズルの艦だったが、直属となったシャアに与えた(特命の際に貸したとしている資料もある)。
:元々はドズルの艦だったが、直属となったシャアに与えた(特命の際に貸したとしている資料もある)。
;グワラン
;グワラン
:[[グワジン]]級の一艦で、ドズルの座乗艦。SRW未登場。
:[[グワジン]]級の一艦で、ドズルの座乗艦。しかしソロモン防衛戦ではドズルは要塞から指示を出し、グワランは前線に出ていた。SRW未登場。
== 余談 ==
== 余談 ==