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− | *外国語表記:[[外国語表記::Fezarl Ezelcant]]
| + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
| + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Fezarl Ezelcant]] |
− | **[[機動戦士ガンダムAGE]] | + | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] |
− | *[[声優]]:大友龍三郎、浪川大輔(若年期)
| + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムAGE}} |
− | *種族:地球人([[火星]]圏出身)
| + | | 声優 = {{声優|大友龍三郎|SRW=Y}} |
− | *性別:男
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|長野拓造}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|千葉道徳}}(アニメ版) |
− | *[[年齢]]:200歳以上
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}} |
− | *所属:[[ヴェイガン]]
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
− | *役職:ヴェイガン最高指導者
| + | }} |
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| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| + | | 種族 = [[種族::地球人]] |
| + | | 性別 = [[性別::男]] |
| + | | 年齢 = 200歳以上 |
| + | | 出身 = [[火星]]圏 |
| + | | 所属 = {{所属 (人物)|ヴェイガン}} |
| + | | 役職 = [[役職::最高指導者]] |
| + | }} |
| + | '''フェザール・イゼルカント'''は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の登場人物。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ヴェイガン]]の最高指導者。 | + | 火星圏独立国家[[ヴェイガン]]の最高指導者。高い指導力とカリスマ性を持ち、コールド・スリープを繰り返すことで長きにわたりヴェイガンの指導者として国家の運営と、地球に対する攻撃を指示してきた。 |
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| 妻の[[ドレーネ・イゼルカント]]との間に、[[キオ・アスノ]]に似ているロミという息子がいた。 | | 妻の[[ドレーネ・イゼルカント]]との間に、[[キオ・アスノ]]に似ているロミという息子がいた。 |
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| そしてその篩い分けは同胞であるはずの'''ヴェイガンの人々にまで及んでおり'''、火星圏でのいくつかのコロニーの事故は故意に引き起こしたものであることをキオとの会話の中で語っている。 | | そしてその篩い分けは同胞であるはずの'''ヴェイガンの人々にまで及んでおり'''、火星圏でのいくつかのコロニーの事故は故意に引き起こしたものであることをキオとの会話の中で語っている。 |
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− | このように、内実を知った上で傍から見れば狂気の沙汰としか言いようのない計画を実行したのは、二つの理由がある。その一つは、息子のロミの死である。彼は幼い頃に[[火星]]圏に蔓延る死病「マーズレイ」で亡くなっている。その為、ロミの生き写しであるキオを気に掛け、「セカンドムーン」に連行さた彼を客人として扱い、祖国の現状と自身の真意を伝えた(しかし半ば狂気に踏み入っていたのか、キオをロミと混同している節も見受けられた)。 | + | このように、内実を知った上で傍から見れば狂気の沙汰としか言いようのない計画を実行したのは、二つの理由がある。その一つは、息子のロミの死である。彼は幼い頃に[[火星]]圏に蔓延る死病「マーズレイ」で亡くなっている。その為、ロミの生き写しであるキオを気に掛け、「セカンドムーン」に連行した彼を客人として扱い、祖国の現状と自身の真意を伝えた(しかし半ば狂気に踏み入っていたのか、キオをロミと混同している節も見受けられた)。 |
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| もう一つの理由は、銀の杯条約以前の歴史を知ったことである。マーズレイに苦しむヴェイガンを救う手がかりを求めたイゼルカントは、EXA-DBのサブユニットをハッキング・解析した(これが後に[[シド]]の暴走の原因となる)。その結果、条約以前の地球圏は現在よりはるかに高い技術を持ちながら戦争の繰り返しであった→ヴェイガンの夢想する「エデン」とはかけ離れた地獄の時であったことを知り、人類全体に絶望したイゼルカントは、エデンがないのならば作り出すしかない、という考えに至り、優良種による種族の存続計画「プロジェクト・エデン」を開始したのである。 | | もう一つの理由は、銀の杯条約以前の歴史を知ったことである。マーズレイに苦しむヴェイガンを救う手がかりを求めたイゼルカントは、EXA-DBのサブユニットをハッキング・解析した(これが後に[[シド]]の暴走の原因となる)。その結果、条約以前の地球圏は現在よりはるかに高い技術を持ちながら戦争の繰り返しであった→ヴェイガンの夢想する「エデン」とはかけ離れた地獄の時であったことを知り、人類全体に絶望したイゼルカントは、エデンがないのならば作り出すしかない、という考えに至り、優良種による種族の存続計画「プロジェクト・エデン」を開始したのである。 |
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| フリット編では名前が語られるのみ。 | | フリット編では名前が語られるのみ。 |
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− | アセム編では、トルディアの潜入任務に失敗し帰還したゼハートを一切咎めず、即座にノートラム攻略作戦に当たらせる、という軍の司令官にあるまじき行動を取っていた。これも戦局に決定打を与えず、作戦を失敗させることで泥沼化させるのが目的である。
| + | アセム編では、トルディアの潜入任務に失敗し帰還したゼハートを一切咎めず、前線司令官に登用しビッグリング攻略作戦やノートラム攻略作戦に当たらせる、という軍の司令官にあるまじき行動を取っていた(一方でゼハートの資質に並々ならぬ期待をかけていたのもまた事実)。これも戦局に決定打を与えず、作戦を失敗させることで泥沼化させるのが目的である。 |
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| そのノートラム攻略戦が失敗するや、今度は本命の第二作戦を発令、地球へ突入する要塞の破片に紛れてヴェイガンの部隊を地球に潜伏させる。作戦終盤、アセムを庇って大気圏に落ちたゼハートを回収し、コールドスリープにつかせた。 | | そのノートラム攻略戦が失敗するや、今度は本命の第二作戦を発令、地球へ突入する要塞の破片に紛れてヴェイガンの部隊を地球に潜伏させる。作戦終盤、アセムを庇って大気圏に落ちたゼハートを回収し、コールドスリープにつかせた。 |
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− | キオ編ではA.G.164年勇気の日、地球侵攻の本格化を宣言、世界を混乱に陥れる。AGE-3ごと鹵獲されたキオが「セカンドムーン」から脱走した際には、新型機[[ガンダムレギルス]]に自ら搭乗して立ち塞がる。高齢ながらパイロットとしての技量は恐ろしく高く、レギルスの性能の高さもあるとはいえ、キオの[[ガンダムAGE-3]]と[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]の2機のガンダムを圧倒する程であった。 | + | キオ編ではA.G.164年勇気の日、地球侵攻の本格化を宣言、ノートラム攻略戦の際地球に送り込んだヴェイガン兵を一斉決起させ、地球全土を混乱に陥れる。その後、AGE-3ごと鹵獲されたキオが「セカンドムーン」から脱走した際には、新型機[[ガンダムレギルス]]に自ら搭乗して立ち塞がる。高齢ながらパイロットとしての技量は恐ろしく高く、レギルスの性能の高さもあるとはいえ、キオの[[ガンダムAGE-3]]と[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]の2機のガンダムを圧倒する程であった。 |
| | | |
| 戦闘後、作戦記録を見て戦略に疑問を覚え、プロジェクト・エデンの真意を詰問してきたゼハートを逆に言いくるめ、限界の近い自身に代わり指揮を執らせるべく、ヴェイガンの全権とガンダムレギルスを与えた。また、同時に強力なXラウンダーである自身の遺伝子を使ったクローン人間[[ゼラ・ギンス]]を生み出し、計画完遂に向けて仕上げの準備に入っていた。 | | 戦闘後、作戦記録を見て戦略に疑問を覚え、プロジェクト・エデンの真意を詰問してきたゼハートを逆に言いくるめ、限界の近い自身に代わり指揮を執らせるべく、ヴェイガンの全権とガンダムレギルスを与えた。また、同時に強力なXラウンダーである自身の遺伝子を使ったクローン人間[[ゼラ・ギンス]]を生み出し、計画完遂に向けて仕上げの準備に入っていた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦BX]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}} |
| :初登場作品。第31話(キオ救出ルート)では[[ガンダムレギルス]]に搭乗して自軍部隊と交戦する。本編でイゼルカントと戦えるのはこの話のみ。 | | :初登場作品。第31話(キオ救出ルート)では[[ガンダムレギルス]]に搭乗して自軍部隊と交戦する。本編でイゼルカントと戦えるのはこの話のみ。 |
| :[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「Brand new X」ではゼラのヴェイガンギア・シドより先に攻めてくるが、イゼルカントのレギルスを先に落とすとゼラは撤退するため若干楽になる。 | | :[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「Brand new X」ではゼラのヴェイガンギア・シドより先に攻めてくるが、イゼルカントのレギルスを先に落とすとゼラは撤退するため若干楽になる。 |
| | | |
− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | ヴェイガンの元締めだけあって全ての能力が高水準。特に格闘・技量に長けるが、伸び率の問題でレベルが上がると射撃特化になる。補給上げでもしていない限りそんなことにはならないが。
| + | ヴェイガンの元締めだけあって比較的高水準に纏まっており、特に[[技量]]に長けるが、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]だけは見るからに低く、[[格闘 (能力)|格闘]]や[[射撃 (能力)|射撃]]も若干控えめ。余命幾許もない状態のせいだろうか? |
− | <!-- === [[精神コマンド]] === -->
| |
| | | |
− | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | + | === [[特殊スキル]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] |
| :'''[[Xラウンダー]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮官]]L4''' | | :'''[[Xラウンダー]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮官]]L4''' |
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| ;ロミ・イゼルカント | | ;ロミ・イゼルカント |
| :息子。死病「マーズレイ」で亡くなっている。髪の色以外はキオに瓜二つの容姿を持っている。 | | :息子。死病「マーズレイ」で亡くなっている。髪の色以外はキオに瓜二つの容姿を持っている。 |
− | ;ギーラ・ゾイ | + | ;[[GUNDAM:ギーラ・ゾイ|ギーラ・ゾイ]](SRW未登場) |
− | :第1部・フリット編に登場した、宇宙要塞アンバットの司令官。第1部では、彼の口から初めてイゼルカントの名が明かされた。SRW未登場。 | + | :第1部・フリット編に登場したヴェイガン幹部で、宇宙要塞アンバットの司令官。第1部では、彼の口から初めてイゼルカントの名、火星圏国家ヴェイガンの存在、そしてかつての移住計画の失敗と連邦による隠蔽が明かされた。 |
− | ;メデル・ザント | + | ;[[GUNDAM:メデル・ザント|メデル・ザント]](SRW未登場) |
− | :第2部・アセム編におけるヴェイガン幹部。移動要塞を中心とした地球制圧軍を任せる。SRW未登場。 | + | :第2部・アセム編におけるヴェイガン幹部。移動要塞を中心とした地球制圧軍を任せる。 |
| ;[[ゼハート・ガレット]] | | ;[[ゼハート・ガレット]] |
| :彼の能力を幼少期から高く評価しており、総司令の職を授けるなど様々な面で彼を厚遇する。 | | :彼の能力を幼少期から高く評価しており、総司令の職を授けるなど様々な面で彼を厚遇する。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼に自身の事を原作より懐疑的に見られており、弱者を見捨てる形となる「プロジェクト・エデン」の執行に内心反対していた。ゼハートの密命で[[法術士ニュー]]に[[暗殺]]されそうになるが、ニューが暗殺を自分の意思で行わなかったため未遂に終わる。 | | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼に自身の事を原作より懐疑的に見られており、弱者を見捨てる形となる「プロジェクト・エデン」の執行に内心反対していた。ゼハートの密命で[[法術士ニュー]]に[[暗殺]]されそうになるが、ニューが暗殺を自分の意思で行わなかったため未遂に終わる。 |
| ;[[ザナルド・ベイハート]] | | ;[[ザナルド・ベイハート]] |
− | :側近。しかし、イゼルカントやゼハートが時折見せる相手を追い詰めながら見逃すような行為を理解できず、キオを見逃したイゼルカントに対しては不満をぶつける等、内心では苛立ちを見せている。 | + | :第3部・キオ編におけるヴェイガン幹部。しかし、イゼルカントやゼハートが時折見せる相手を追い詰めながら見逃すような行為を理解できず、キオを見逃したイゼルカントに対しては不満をぶつける等、内心では苛立ちを見せている。 |
| ;[[ディーン・アノン]]、[[ルウ・アノン]] | | ;[[ディーン・アノン]]、[[ルウ・アノン]] |
− | :ヴェイガンのコロニー「セカンドムーン」に住む兄妹。キオから彼女らへの薬を頼まれる。 | + | :ヴェイガンのコロニー「セカンドムーン」に住む兄妹。キオから彼女らへの薬を頼まれる。ディーンは「イゼルカント様がエデンへと導いてくれる」とイゼルカントに心酔していた。 |
| ;[[ゼラ・ギンス]] | | ;[[ゼラ・ギンス]] |
| :自身の[[クローン]]。本来は彼を後継者にする予定であった。 | | :自身の[[クローン]]。本来は彼を後継者にする予定であった。 |
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| ;「我々は死ぬことが悲しいのではない。人として生きられないのが悲しいのだ」 | | ;「我々は死ぬことが悲しいのではない。人として生きられないのが悲しいのだ」 |
| :37話「ヴェイガンの世界」にて。マーズレイという恐怖の中で、人間らしい平和な生き方が出来ない事にヴェイガンの事情をキオに語る場面。 | | :37話「ヴェイガンの世界」にて。マーズレイという恐怖の中で、人間らしい平和な生き方が出来ない事にヴェイガンの事情をキオに語る場面。 |
− | :亡き息子ロミの事もあり、この言葉はイゼルカンドの本心であろう。しかし、その果てに目指すのが'''アレ'''では救いがない。 | + | :亡き息子ロミの事もあり、この言葉はイゼルカンドの本心であろう。しかし、その果てに目指している目的にヴェイガンの民全てを救済する指針を持っていない事はあまりにも救いがない。 |
| ;「生まれ変わったのなら…生まれ変わって私の前に現れたのなら、なぜ分からないのだ!?」 | | ;「生まれ変わったのなら…生まれ変わって私の前に現れたのなら、なぜ分からないのだ!?」 |
− | :キオにプロジェクト・エデンの全てを語り、拒絶された際の発言。完全にキオを亡き息子ロミと混同してしまっている事が分かるため、イゼルカントの狂気が全面的に押し出されている。 | + | :キオにプロジェクト・エデンの全てを語り、拒絶された際の発言。完全にキオを亡き息子ロミと混同してしまっている事が分かるため、イゼルカントの狂気と哀しみが全面的に押し出されている。 |
− | :ちなみにこの台詞の直前までロミの臨終のシーンが過去回想として描写され、『他人の空似』にしてはびっくりするほどキオに良く似ている息子が「地球で生まれ変わりたい」という遺言を残し、息絶える。ロミの願いが叶い、地球でキオとして生まれ変わったと彼が縋ってしまうのもある意味仕方がないのかもしれない。 | + | :ちなみにこの台詞の直前まで息子ロミの臨終のシーンが過去回想として描写され、『他人の空似』にしてはびっくりするほどキオに良く似ているロミが「地球で生まれ変わりたい」という遺言を両親に残していた。「'''ロミの願いが叶い、地球でキオとして生まれ変わったのだ'''」、と彼が縋ってしまうのもある意味仕方がないのかもしれない。 |
| | | |
| === 三世代編 === | | === 三世代編 === |
| + | ;「ゼハート、もし私が狂気だというのならそれでもいい。その全てを分かった上で付き合ってはくれぬか…?私の狂気に…」 |
| + | ;「神ではない!お前は人の未来を照らす光になるのだ…」 |
| + | :ゼハートに真意を伝え、プロジェクトエデンの全権を委ねる際に。自らを狂気と言いながらも人類の未来を案じる想いは本物だった。彼の言う「光」とは希望の象徴という意味合いで言ったのだろう。ゼハートは迷いながらもイゼルカントの願いを受け入れ計画遂行の為に尽力するが、彼に待っていたのは… |
| + | :この台詞は何故か一部でカルト的な人気があり、「(神ではない、)光だ」とネタにされがちである。 |
| ;「ドレーネ……私は戦争をしたかったわけではない……。ただ作りたかっただけなのだ……。人が人らしく生きていける新世界を……。」 | | ;「ドレーネ……私は戦争をしたかったわけではない……。ただ作りたかっただけなのだ……。人が人らしく生きていける新世界を……。」 |
| ;「私は今でもあの子が、ロミの生まれ変わりではないかと思っている……。」 | | ;「私は今でもあの子が、ロミの生まれ変わりではないかと思っている……。」 |
| ;「ありがとう、キオ。地球はお前に託そう……。」 | | ;「ありがとう、キオ。地球はお前に託そう……。」 |
| ;(どうか見せてくれ……人が人でいられる…未来を……。) | | ;(どうか見せてくれ……人が人でいられる…未来を……。) |
− | :臨終の際。妻ドローネとの会話とその未来をキオに託したイゼルカントの言葉。狂気に染まらず、ヴェイガンという過酷な世界の指導者でなければ良い指導者となれたのかもしれない。 | + | :臨終の際。妻ドレーネとの会話とその未来をキオに託したイゼルカントの言葉。狂気に染まらず、ヴェイガンという過酷な世界の指導者でなければ良い指導者となれたのかもしれない。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「お前が連れてきた[[ロニ・ガーベイ|あの女]]を、このセカンドムーンへ迎え入れる事を許したのも、お前という男を信じての事…」 | | ;「お前が連れてきた[[ロニ・ガーベイ|あの女]]を、このセカンドムーンへ迎え入れる事を許したのも、お前という男を信じての事…」 |
| :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第31話「生きる願い、宇宙に流れる」にて、ロニフラグが成立していた場合にシナリオエンドデモで追加される台詞。 | | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第31話「生きる願い、宇宙に流れる」にて、ロニフラグが成立していた場合にシナリオエンドデモで追加される台詞。 |
| + | ;「ゼハートよ…すまなかった。お前の心の痛み、今になってようやく知ることができた…」<br/>「私の理想、そして私の願い…それは、お前だけに背負わせてよいものではなかった…」<br/>「人の未来を照らす光…それは、自らを焼く光であってはならぬ…」 |
| + | :『BX』第41話「君の中の英雄」にて、ゼハートに暗殺を命じられていた[[法術士ニュー]]に独断で生かされた後、ゼハートに対して謝罪する。 |
| ;「よいのだ……それがお前の出した答えであるならば……目指したものこそが真のエデンなのであろう……」 | | ;「よいのだ……それがお前の出した答えであるならば……目指したものこそが真のエデンなのであろう……」 |
− | :『BX』第41話「君の中の英雄」にて、ヴェイガンフラグが成立している場合。Xラウンダーの感応を通じ、イゼルカントの意志に事実上背いたゼハートを許し、彼の求めるものこそがエデンであったのだと語る。 | + | :『BX』同話にて、ヴェイガンフラグが成立している場合。Xラウンダーの感応を通じ、イゼルカントの意志に事実上背いたゼハートを許し、彼の求めるものこそがエデンであったのだと語る。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
| ;[[ガンダムレギルス]] | | ;[[ガンダムレギルス]] |
| :高齢ながらパイロットとして乗り込み、その高い技量で[[ガンダムAGE-3]]と[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]を圧倒した。 | | :高齢ながらパイロットとして乗り込み、その高い技量で[[ガンダムAGE-3]]と[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]を圧倒した。 |
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| + | == 余談 == |
| + | *名前が言い辛いのか、視聴者からは「イ様」と略されて呼称される場合がある。 |
| + | **それだけにとどまらず、某健康食品ガムのような名前、[[リゼル|別作品のモビルスーツ]]が混ざってるような名前など、'''そもそも本名で呼んでもらえることが少ない。'''最も、指導者という立ち位置やゼハートなどヴェイガン勢からの呼称が大体「イゼルカント様」だからか、いずれのあだ名でも[[ハマーン・カーン|様付けは]][[シーマ・ガラハウ|されている。]] |
| + | *キオ編で初登場した際には、ヴェイガンの戦争を引き起こした指導者ながらも冷静な態度や「ヴェイガンの現状では人として生けていけない事が悲しい」という人としての真っ当な願いを発言する等、理由があるとはいえ、ヴェイガンに対して過激な物言いが多いフリットと比較してまともな人物と思われていた。 |
| + | **しかし、プロジェクト・エデンの全貌が明らかになると、「フリット以上に'''アレ'''な人」という評価が続発し、各感想ページや掲示板は大荒れになってしまった。挙句の果てには「'''フリットのヴェイガン殲滅は正しかった'''」とまで評する感想まで現れる始末となった。 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |