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− | == RTX-011 ヒュッケバインMk-III(Huckebein Mk-III) ==
| + | *外国語表記:[[外国語表記::Huckebein Mk-III]] |
| *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] |
| **[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]) | | **[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]) |
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| **[[レーツェル・ファインシュメッカー]](タイプR搭乗) | | **[[レーツェル・ファインシュメッカー]](タイプR搭乗) |
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− | 『[[スーパーロボット大戦α]]』に初登場した[[ヒュッケバインシリーズ]]。リアル系主人公の後期搭乗機。認識コードはRTX-011。RTX-010 [[ヒュッケバインMk-II]]の後継機となる[[パーソナルトルーパー]]だが、コンセプトとしては[[SRX]]を強く意識している。[[マオ・インダストリー]]製。 | + | == 概要 == |
| + | 『[[スーパーロボット大戦α]]』に初登場した[[ヒュッケバインシリーズ]]。リアル系[[主人公]]の後期搭乗機。[[ヒュッケバインMk-II]]の後継機となる[[パーソナルトルーパー]]だが、コンセプトとしては[[SRX]]を強く意識している。[[マオ・インダストリー]]製。 |
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| ヒュッケバインMk-IIIの開発コンセプトは、「小型高性能化した[[SRX]]」である。故に、[[ヒュッケバインMk-II]]をベースにしているものの、初代のHフレームの復活を始めとして、[[トロニウム・エンジン]]、[[T-LINKシステム]]、[[ウラヌス・システム]]、[[グラビコン・システム]]等、[[EOT]]上がりの地球製技術をふんだんに取り入れて開発が進められた。唯一Mk-IIと互換性があるのは、コックピットのパーソナルファイターのみである。本機最大の特徴は、専用のオプション装備となる[[アーマードモジュール]]([[AM]])を[[換装]]する事で、機体性能を大幅に変えられる「コアトルーパーシステム」である。この機能を最大限に活用する事により、あらゆる状況に対応する事が可能となる。トロニウム・エンジンの出力調整は、SRXや[[R-GUN]]のような搭乗者がマニュアルで行うものではなく、T-LINKシステムを用いて行われる。通常出力での運用であれば、[[念動力]]を持たないパイロットでも操縦可能だが、出力上昇が必要となるAM装着時の一部武装は、念動力者搭乗時においてのみ使用可能となる。 | | ヒュッケバインMk-IIIの開発コンセプトは、「小型高性能化した[[SRX]]」である。故に、[[ヒュッケバインMk-II]]をベースにしているものの、初代のHフレームの復活を始めとして、[[トロニウム・エンジン]]、[[T-LINKシステム]]、[[ウラヌス・システム]]、[[グラビコン・システム]]等、[[EOT]]上がりの地球製技術をふんだんに取り入れて開発が進められた。唯一Mk-IIと互換性があるのは、コックピットのパーソナルファイターのみである。本機最大の特徴は、専用のオプション装備となる[[アーマードモジュール]]([[AM]])を[[換装]]する事で、機体性能を大幅に変えられる「コアトルーパーシステム」である。この機能を最大限に活用する事により、あらゆる状況に対応する事が可能となる。トロニウム・エンジンの出力調整は、SRXや[[R-GUN]]のような搭乗者がマニュアルで行うものではなく、T-LINKシステムを用いて行われる。通常出力での運用であれば、[[念動力]]を持たないパイロットでも操縦可能だが、出力上昇が必要となるAM装着時の一部武装は、念動力者搭乗時においてのみ使用可能となる。 |
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− | 『[[スーパーロボット大戦α]]』では、トロニウム・エンジンをもたらした[[イングラム・プリスケン]]も[[シュウ・シラカワ]]もいない中で、[[主人公]]の[[念動力]]によって起動に成功した。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』でも、[[リョウト・ヒカワ]]が土壇場で起動に成功している。念動力で起動に成功したのは、トロニウム・エンジンがT-LINKシステムで出力調整されているからであった。 | + | 『[[スーパーロボット大戦α]]』では、トロニウム・エンジンをもたらした[[イングラム・プリスケン]]も[[シュウ・シラカワ]]もいない中で、主人公の念動力によって起動に成功した。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』でも、[[リョウト・ヒカワ]]が土壇場で起動に成功している。念動力で起動に成功したのは、トロニウム・エンジンがT-LINKシステムで出力調整されているからであった。 |
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| そして、ロールアウトされた本機は、イングラムによって選ばれた念動力者(αのリアル系主人公)が運用し、[[バルマー戦役]]にて[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]率いる帝国監察軍第7艦隊を壊滅させる非常に高い戦果を挙げた。その後、本機は[[マオ・インダストリー]]の手によってトロニウム・エンジンとAMパーツを共に封印され、本来の力を発揮する事は2度と無かった。それだけ本機の能力は凄まじいものであったのだろう。 | | そして、ロールアウトされた本機は、イングラムによって選ばれた念動力者(αのリアル系主人公)が運用し、[[バルマー戦役]]にて[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]率いる帝国監察軍第7艦隊を壊滅させる非常に高い戦果を挙げた。その後、本機は[[マオ・インダストリー]]の手によってトロニウム・エンジンとAMパーツを共に封印され、本来の力を発揮する事は2度と無かった。それだけ本機の能力は凄まじいものであったのだろう。 |
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| *型式番号:RTX-011L | | *型式番号:RTX-011L |
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− | αやOG2で最初に起動に成功するのがタイプLである。αでは終戦までこの機体を運用する事になる。[[第2次スーパーロボット大戦α]]では、[[ヴィレッタ・バディム]]がこの機体のマルチトレースミサイルを取り外し、そこに[[テスラ・ドライブ]]を搭載して単独飛行が可能になっていた。またヴィレッタ用にパーソナルファイターが換装されている。[[第3次スーパーロボット大戦α]]では、[[マイ・コバヤシ]]がこれに搭乗している。
| + | αやOG2で最初に起動に成功するのがタイプLである。 |
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| + | αでは終戦までこの機体を運用する事になる。[[第2次スーパーロボット大戦α]]では、[[ヴィレッタ・バディム]]がこの機体のマルチトレースミサイルを取り外し、そこに[[テスラ・ドライブ]]を搭載して単独飛行が可能になっていた。またヴィレッタ用にパーソナルファイターが換装されている。[[第3次スーパーロボット大戦α]]では、[[マイ・コバヤシ]]がこれに搭乗している。 |
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| === ヒュッケバインMk-III・タイプR === | | === ヒュッケバインMk-III・タイプR === |
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| *型式番号:RTX-011R | | *型式番号:RTX-011R |
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− | 『第2次α』で[[アラド・バランガ]]が中盤まで使用するのが、起動実験に失敗して行方不明になっていたタイプRである。能力こそタイプLとほぼ同じだが、[[武器]]はアラド仕様で、テスラ・ドライブどころかグラビトン・ライフルや、マルチトレースミサイルも使えない。『α』の設定では本機のロールアウト時は「タイプLと同じ仕様」となっていたのだが、[[トロニウム]]の設定で矛盾が生じるためか、『第2次α』登場時にエンジンは通常のものに換装されていることになっている。 | + | 『第2次α』で[[アラド・バランガ]]が中盤まで使用するのが、起動実験に失敗して行方不明になっていたタイプRである。 |
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− | アラドが[[ビルトビルガー]]に乗り換えた後は、[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の手に渡る。[[OG2]]では、最初から通常エンジンで[[テスラ・ドライブ]]を搭載した状態で[[エルザム・V・ブランシュタイン]]に預けられ、調整を任されていた。 | + | 能力こそタイプLとほぼ同じだが、[[武器]]はアラド仕様で、[[テスラ・ドライブ]]どころかグラビトン・ライフルや、マルチトレースミサイルも使えない。『α』の設定では本機のロールアウト時は「タイプLと同じ仕様」となっていたのだが、[[トロニウム]]の設定で矛盾が生じるためか、『第2次α』登場時にエンジンは通常のものに換装されていることになっている。 |
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| + | アラドが[[ビルトビルガー]]に乗り換えた後は、[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の手に渡る。[[OG2]]では、最初から通常エンジンでテスラ・ドライブを搭載した状態で[[エルザム・V・ブランシュタイン]]に預けられ、調整を任されていた。 |
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| ==== ヒュッケバインMk-III・トロンベ ==== | | ==== ヒュッケバインMk-III・トロンベ ==== |
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| *型式番号:RTX-011RT | | *型式番号:RTX-011RT |
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− | レーツェルの手に渡ったタイプRにカスタマイズが施された。偽名を名乗っていても、エルザムの時とカスタム化の傾向は全く変化がない。RTの「T」は「Trombe([[トロンベ]])」の「T」である。もっとも、αシリーズではなぜか特に高性能にはされていない。第3次αでは、ライがこれに乗る場面があった。
| + | [[レーツェル・ファインシュメッカー]]の手に渡ったタイプRにカスタマイズが施された。偽名を名乗っていても、エルザムの時とカスタム化の傾向は全く変化がない。RTの「T」は「Trombe([[トロンベ]])」の「T」である。もっとも、αシリーズではなぜか特に高性能にはされていない。第3次αでは、ライがこれに乗る場面があった。 |
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− | OG2では、機体及び武器の[[地形適応]]や[[移動力]]ではトロニウム・エンジン搭載版のMk-IIIより上(OGsで機体の地形適応のみ追いつかれる)という強力な機体となっていたが、マルチトレースミサイルが無く、エンジンは通常の[[プラズマ・ジェネレーター]]なので、AMとの合体ができない。ある条件を満たすとエンジンが換装され元のタイプRに戻るため、[[テスラ・ドライブ]]を取るか、武装とAMとの合体を取るか、悩みどころである。ボクサーとガンナーの両立を考えれば、後者の方をオススメする。
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− | === [[ヒュッケバインガンナー]] ===
| + | OG2では、機体及び武器の[[地形適応]]や[[移動力]]では[[トロニウム・エンジン]]搭載版のMk-IIIより上(OGsで機体の地形適応のみ追いつかれる)という強力な機体となっていたが、マルチトレースミサイルが無く、エンジンは通常の[[プラズマ・ジェネレーター]]なので、AMとの合体ができない。ある条件を満たすとエンジンが換装され元のタイプRに戻るため、[[テスラ・ドライブ]]を取るか、武装とAMとの合体を取るか、悩みどころである。ボクサーとガンナーの両立を考えれば、後者の方をオススメする。 |
− | Mk-IIIが「[[AMガンナー|アーマードモジュール・ガンナー]]」と合体した状態。Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、Mk-IIIの固定兵装のほとんどが使えず、接近戦には対応できなくなる。
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− | === [[ヒュッケバインボクサー]] === | + | === 強化装備形態 === |
− | Mk-IIIが「アーマードモジュール・ボクサー」を装着した状態。インファイト向けのAMで、武器追加のほか[[装甲]]が強化される。 | + | ;[[ヒュッケバインガンナー]] |
| + | :Mk-IIIが「[[AMガンナー|アーマードモジュール・ガンナー]]」と[[合体]]した状態。Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、Mk-IIIの固定兵装のほとんどが使えず、接近戦には対応できなくなる。 |
| + | ;[[ヒュッケバインボクサー]] |
| + | :Mk-IIIが「アーマードモジュール・ボクサー」を装着した状態。インファイト向けのAMで、武器追加のほか[[装甲]]が強化される。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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− | == 機体[[BGM]] == | + | == 機体BGM == |
| ;「ACE ATTACKER」 | | ;「ACE ATTACKER」 |
| :ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。ボーカルバージョンの歌唱はアップル・パイ。『α』ではオリジナル主人公曲の中で唯一カラオケモードに登録されているが、歌詞は前述のボーカルバージョンとは異なる。 | | :ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。ボーカルバージョンの歌唱はアップル・パイ。『α』ではオリジナル主人公曲の中で唯一カラオケモードに登録されているが、歌詞は前述のボーカルバージョンとは異なる。 |