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| '''ここでは『[[マジンガーZ (TV)]]』等に登場する兜甲児について説明する。『[[マジンカイザー (OVA)]]』版については「[[兜甲児 (OVA)]]」を、『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』版については「[[兜甲児 (真マジンガー)]]」を参照。''' | | '''ここでは『[[マジンガーZ (TV)]]』等に登場する兜甲児について説明する。『[[マジンカイザー (OVA)]]』版については「[[兜甲児 (OVA)]]」を、『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』版については「[[兜甲児 (真マジンガー)]]」を参照。''' |
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− | == 兜甲児(Koji Kabuto) ==
| + | *外国語表記:[[外国語表記::Koji Kabuto]] |
| *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] | | *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] |
| **[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | | **[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] |
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| **小松原一男(グレンダイザー) | | **小松原一男(グレンダイザー) |
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| + | == 概要 == |
| 『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』の[[主人公]]。 | | 『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』の[[主人公]]。 |
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| === [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] === | | === [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] === |
− | [[Dr.ヘル]]の配下の[[あしゅら男爵]]の襲撃を受けた祖父である[[兜十蔵|十蔵]]のいまわの際に、[[マジンガーZ]]を託される。天性の才能とバイクで培った技術をもとに、優秀なパイロットに成長していく。しかし、最終回で[[戦闘獣]]にマジンガーZを破壊され、[[グレートマジンガー]]に[[日本]]防衛を託し、自身はアメリカに留学した。 | + | [[Dr.ヘル]]の配下の[[あしゅら男爵]]の襲撃を受けた祖父である[[兜十蔵|十蔵]]のいまわの際に、[[マジンガーZ]]を託される。天性の才能とバイクで培った技術をもとに、優秀なパイロットに成長していく。 |
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| + | しかし、最終回で[[戦闘獣]]にマジンガーZを破壊され、[[グレートマジンガー]]に[[日本]]防衛を託し、自身はアメリカに留学した。 |
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| === [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] === | | === [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] === |
− | ストーリー終盤、アメリカから一時帰国して父である[[兜剣造|剣造]]と再会。強化されたマジンガーZと共に[[ミケーネ帝国]]の戦いに参加するが、様々な要因が重なって[[剣鉄也]]と対立してしまうが、最終的には父・剣造の死の間際の言葉もあり、鉄也と和解した。 | + | ストーリー終盤、アメリカから一時帰国して父である[[兜剣造]]と再会。強化されたマジンガーZと共に[[ミケーネ帝国]]の戦いに参加するが、様々な要因が重なって[[剣鉄也]]と対立してしまうが、最終的には父・剣造の死の間際の言葉もあり、鉄也と和解した。 |
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| 帰国当初は留学で前線から離れたブランクを当人は気にしていたものの、最終決戦では本来の主役である鉄也のお株を奪う程の獅子奮迅の活躍でミケーネ帝国を追い詰めた。 | | 帰国当初は留学で前線から離れたブランクを当人は気にしていたものの、最終決戦では本来の主役である鉄也のお株を奪う程の獅子奮迅の活躍でミケーネ帝国を追い詰めた。 |
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| NASAに留学しており、UFOの研究をしていた。祖父や父から続く[[科学者・技術者|科学者]]の血も確実に受け継いでおり、自ら宇宙円盤・[[TFO]]を開発している。 | | NASAに留学しており、UFOの研究をしていた。祖父や父から続く[[科学者・技術者|科学者]]の血も確実に受け継いでおり、自ら宇宙円盤・[[TFO]]を開発している。 |
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− | 第1話で帰国して宇宙科学研究所の所属となり、[[ベガ星連合軍]]との戦いにも参加、TFOの破壊後は[[ダブルスペイザー]]に乗り込み、[[デューク・フリード|デューク]]をサポートした。だが、前作の『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のように主役を食わないようにという配慮の為か、彼の愛機である[[マジンガーZ]]は登場せず、戦闘服のデザインもかなり変更された(ただし、劇場版作品『グレンダイザー対グレートマジンガー』ではグレートマジンガーに搭乗し、初めての操縦でありながら見事に乗りこなし、サンダーブレークなどの台詞も発する。TV版第31話では[[ボスボロット]]に搭乗している)。しかし、そのあまりに変わりすぎた戦闘服のせいで結局目立っていた。 | + | 第1話で帰国して宇宙科学研究所の所属となり、[[ベガ星連合軍]]との戦いにも参加、TFOの破壊後は[[ダブルスペイザー]]に乗り込み、[[デューク・フリード]]をサポートした。 |
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| + | だが、前作の『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のように主役を食わないようにという配慮の為か、彼の愛機である[[マジンガーZ]]は登場せず、戦闘服のデザインもかなり変更された(ただし、劇場版作品『グレンダイザー対グレートマジンガー』では[[グレートマジンガー]]に搭乗し、初めての操縦でありながら見事に乗りこなし、サンダーブレークなどの台詞も発する。 |
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| + | TV版第31話では[[ボスボロット]]に搭乗している)。しかし、そのあまりに変わりすぎた戦闘服のせいで結局目立っていた。 |
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| === 漫画版 === | | === 漫画版 === |
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| [[食べ物・料理|料理]]上手な面があり、兜家の食事は基本的に甲児が作っていた。テレビマガジンに連載の場を移した後も、[[マジンガーZ]]の武装をモチーフにした創作料理を披露した事がある。 | | [[食べ物・料理|料理]]上手な面があり、兜家の食事は基本的に甲児が作っていた。テレビマガジンに連載の場を移した後も、[[マジンガーZ]]の武装をモチーフにした創作料理を披露した事がある。 |
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− | 『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』では戦局の激化に伴って帰国。自作の[[TFO]]を使って[[ミケーネ帝国]]の襲撃をかわし、大改修されたマジンガーZのパイロットに復帰する。また、アニメ版のような[[剣鉄也|鉄也]]との確執は描かれず、良き仲間として[[地獄大元帥]]の総攻撃に立ち向かう。 | + | 『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』では戦局の激化に伴って帰国。自作の[[TFO]]を使って[[ミケーネ帝国]]の襲撃をかわし、大改修されたマジンガーZのパイロットに復帰する。また、アニメ版のような[[剣鉄也]]との確執は描かれず、良き仲間として[[地獄大元帥]]の総攻撃に立ち向かう。 |
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| 『[[UFOロボ グレンダイザー]]』では、[[地球]]に漂着した[[デューク・フリード]]が最初に出会った地球人である。なお、永井豪氏の漫画版ではデュークが[[地球]]に漂着したのは[[地獄大元帥]]を倒した数日後のことになっている。 | | 『[[UFOロボ グレンダイザー]]』では、[[地球]]に漂着した[[デューク・フリード]]が最初に出会った地球人である。なお、永井豪氏の漫画版ではデュークが[[地球]]に漂着したのは[[地獄大元帥]]を倒した数日後のことになっている。 |
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| 『[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|グレートマジンガー]]』では、氷解レンズ破壊作戦で指名手配中の[[科学要塞研究所]]一行と合流、彼らをアメリカへと密入国させる段取りを取る。その後はTV版同様、[[剣鉄也|鉄也]]の援護に駆けつけるも彼からの罵声に憤慨し対立。結果、最悪の事態を招いてしまう事に…。 | | 『[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|グレートマジンガー]]』では、氷解レンズ破壊作戦で指名手配中の[[科学要塞研究所]]一行と合流、彼らをアメリカへと密入国させる段取りを取る。その後はTV版同様、[[剣鉄也|鉄也]]の援護に駆けつけるも彼からの罵声に憤慨し対立。結果、最悪の事態を招いてしまう事に…。 |
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− | 『[[UFOロボ グレンダイザー]]』では[[デューク・フリード|デューク]]に対し「大介」と呼び捨てで接するなど、TV版のような年齢差が無い関係として描かれている。本作の特徴として、後に桜多吾作氏が「自分の[[性格]]が憑依した」と述懐するように、留学設定が無意味なほどの「ド」スケベな性格が以前にも増して強調され、[[牧葉ひかる|ひかる]]に対し犯罪ギリギリの行為で迫る事も。一方、それと相反してミケーネ帝国関連のエピソードでは、甲児の深い苦悩と葛藤が描かれている。最終章では、[[グレンダイザー]]とラーガによって人類の文明が全て滅んだ世界で、ひかると共に生き残る事となり、『グレート』同様に甲児のモノローグを以って物語は幕を閉じる。 | + | 『[[UFOロボ グレンダイザー]]』では[[デューク・フリード]]に対し「大介」と呼び捨てで接するなど、TV版のような年齢差が無い関係として描かれている。本作の特徴として、後に桜多吾作氏が「自分の[[性格]]が憑依した」と述懐するように、留学設定が無意味なほどの「ド」スケベな性格が以前にも増して強調され、[[牧葉ひかる]]に対し犯罪ギリギリの行為で迫る事も。一方、それと相反してミケーネ帝国関連のエピソードでは、甲児の深い苦悩と葛藤が描かれている。最終章では、[[グレンダイザー]]とラーガによって人類の文明が全て滅んだ世界で、ひかると共に生き残る事となり、『グレート』同様に甲児のモノローグを以って物語は幕を閉じる。 |
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| ==== その他 ==== | | ==== その他 ==== |
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| ;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]] | | ;[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]] |
| :'''初期気力+5、気力最大値+10''' | | :'''初期気力+5、気力最大値+10''' |
− | <!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == --> | + | <!-- == パイロットBGM == --> |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |