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− その後、ETFの侵略作戦により基地は壊滅、死んだとされていた。顔と身体の大部分に傷を負い、瀕死の状態となりながらも、危ういところを敵であるザラブ星人に助け出され生きながらえたものの、彼らに与えられた顔(=銀髪のイングラム顔、元の顔は逞しいかんじだった)を嫌い、以後は仮面を被って自身の素顔を隠すようになる(この仮面の状態が、αでも登場するお馴染みの姿である)。+
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− OGSの最序盤、イングラムの目覚めに際して映像だけでほんのわずか登場。仮面のデザインや配色が微妙に変わっておりややこしくなっている。遠隔操作でイングラムに枷を与え、傀儡として操った。前述の通り、アウレフ・バルシェムに憑依したネフェシュ(=何処かの世界のイングラム・プリスケン)を以前から知っていたかのような台詞があり、また今作での彼は単独で神になるのではなく、ゴッツォの一員として霊帝を出し抜こうとしている節がある。しかし、OG外伝の終了までに以後の登場はなく、どうやら未だバルマー本星にいるらしい。OGsの内部データでは「仮面の男」表記の為、真相は確認出来ない。スタッフ内でまだ設定が固まっていないのだろうか。ちなみに同じく顔を隠した形で登場したクォヴレーは内部データではクォヴレー・ゴートン名義になっており、登場が確認できる。+
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ユーゼスは地球で頻発する怪奇現象は、地球の環境汚染が原因で引き起こされているのではないかと推測。また地球の自然を愛して環境汚染に心を痛め、調査任務に留まらず地球環境再生を自らの手で行なおうとしていた。地球の美しい自然を愛しているものの、それを汚染する地球人については蔑視しており、地球の深刻な大気汚染を憂いて自ら開発した「大気浄化弾」を金星大気でまず実験すべきという声を無視して独断で使用する(地銀河連邦警察の科学者として開発して既に多く星々の大気を浄化してきた実績あるものであるが、大気に合わせた綿密な調整が必要となるが、日々失われて手遅れになっていく自然に焦っていた)。しかし地球と汚染大気とは相性が悪く実験は失敗に終わり、地球全体に特殊電磁霧が広がって地球防衛レーダー網の機能不全に陥らせてしまったことで独房入りを余儀なくされる。
ユーゼスは地球で頻発する怪奇現象は、地球の環境汚染が原因で引き起こされているのではないかと推測。また地球の自然を愛して環境汚染に心を痛め、調査任務に留まらず地球環境再生を自らの手で行なおうとしていた。地球の美しい自然を愛しているものの、それを汚染する地球人については蔑視しており、地球の深刻な大気汚染を憂いて自ら開発した「大気浄化弾」を金星大気でまず実験すべきという声を無視して独断で使用する(地銀河連邦警察の科学者として開発して既に多く星々の大気を浄化してきた実績あるものであるが、大気に合わせた綿密な調整が必要となるが、日々失われて手遅れになっていく自然に焦っていた)。しかし地球と汚染大気とは相性が悪く実験は失敗に終わり、地球全体に特殊電磁霧が広がって地球防衛レーダー網の機能不全に陥らせてしまったことで独房入りを余儀なくされる。
その後、ETFの侵略作戦により基地は壊滅、死んだとされていた。顔と身体の大部分に傷を負い、瀕死の状態となりながらも、危ういところを敵であるザラブ星人に助け出され生きながらえたものの、彼らに与えられた顔(=銀髪のイングラム顔、元の顔は逞しい感じだった)を嫌い、以後は仮面を被って自身の素顔を隠すようになる(この仮面の状態が、αでも登場するお馴染みの姿である)。
彼はETFに身を寄せて40年もの月日を費やして「[[クロスゲート・パラダイム・システム]]」を自ら開発。そこに光の巨人(=ウルトラ種族)の力、更に[[デビルガンダム]]の力を加えて完全なものとし、全ての因果律を操作し時間と空間を自分の思うまま支配できる存在となるべく、[[新西暦]]155年と195年の2つの世界を股にかけて暗躍を続けた。
彼はETFに身を寄せて40年もの月日を費やして「[[クロスゲート・パラダイム・システム]]」を自ら開発。そこに光の巨人(=ウルトラ種族)の力、更に[[デビルガンダム]]の力を加えて完全なものとし、全ての因果律を操作し時間と空間を自分の思うまま支配できる存在となるべく、[[新西暦]]155年と195年の2つの世界を股にかけて暗躍を続けた。
後は自分が傍観者としての立場に甘んじていれば上手く事が進むはずであったが、予想以上の力を蓄えた地球人達の返り討ちに遭い、サイコドライバーとして覚醒した[[主人公]]と[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]、自らが手玉に取っていたはずの[[シュウ・シラカワ|シュウ]]と[[イングラム・プリスケン|イングラム]]ら、そして[[スーパーロボット]]達の手で葬られた。
後は自分が傍観者としての立場に甘んじていれば上手く事が進むはずであったが、予想以上の力を蓄えた地球人達の返り討ちに遭い、サイコドライバーとして覚醒した[[主人公]]と[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]、自らが手玉に取っていたはずの[[シュウ・シラカワ|シュウ]]と[[イングラム・プリスケン|イングラム]]ら、そして[[スーパーロボット]]達の手で葬られた。
ユーゼスが因果律の番人であるイングラムを利用したのは、真の霊帝[[ケイサル・エフェス(人物)|ケイサル・エフェス]]の計画通りだったことが第3次αで明らかになる。α全編を通じて全能者の如く振舞った彼も、結局はより大きな存在の掌の上で踊っているに過ぎなかったと言えるであろう。ただ、ユーゼスも黒幕である真の霊帝の存在に気付いていて、因果律すら歪める真の霊帝に彼が対抗するにはクロスゲート・パラダイム・システムが必要になるおとや、地球人がバルマー星人と同種族で兄弟のようなものであるという重要事実にも辿り着いており、その才覚が非凡であったことは疑い無い。
ユーゼスが因果律の番人であるイングラムを利用したのは、真の霊帝[[ケイサル・エフェス(人物)|ケイサル・エフェス]]の計画通りだったことが第3次αで明らかになる。α全編を通じて全能者の如く振舞った彼も、結局はより大きな存在の掌の上で踊っているに過ぎなかったと言えるであろう。ただ、ユーゼスも黒幕である真の霊帝の存在に気付いていて、因果律すら歪める真の霊帝に彼が対抗するにはクロスゲート・パラダイム・システムが必要になることや、地球人がバルマー星人と同種族で兄弟のようなものであるという重要事実にも辿り着いており、その才覚が非凡であったことは疑い無い。
==== [[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] ====
==== [[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] ====
=== OGシリーズ ===
=== OGシリーズ ===
OGSの最序盤、イングラムの目覚めに際して映像だけでほんのわずか登場。仮面のデザインや配色が微妙に変わっておりややこしくなっている。遠隔操作でイングラムに枷を与え、傀儡として操った。前述の通り、アウレフ・バルシェムに憑依したネフェシュ(=何処かの世界のイングラム・プリスケン)を以前から知っていたかのような台詞があり、また今作での彼は単独で神になるのではなく、ゴッツォの一員として霊帝を出し抜こうとしている節がある。しかし、OG外伝の終了までに以後の登場はなく、どうやら未だバルマー本星にいるらしい。OGsの内部データでは「仮面の男」表記の為、真相は確認出来ない。スタッフ内でまだ設定が固まっていないのだろうか。ちなみに同じく顔を隠した形で登場したクォヴレーは内部データではクォヴレー・ゴードン名義になっており、登場が確認できる。
== 登場作品 ==
== 登場作品 ==
:目覚める前の水槽の中のイングラムへの指令。イングラムがデビルガンダムのコアになってウルトラマンを倒す本来の計画通りなら、ユーゼスの代わりに死ぬ運命が用意されていたのだろうか。
:目覚める前の水槽の中のイングラムへの指令。イングラムがデビルガンダムのコアになってウルトラマンを倒す本来の計画通りなら、ユーゼスの代わりに死ぬ運命が用意されていたのだろうか。
;「光の巨人…宇宙の調停者、そして守護神たる存在」<br />「彼らは超絶的な破壊力と深い慈悲の心を併せ持ち、悠久の時を生きている…」<br />「まさに神を具現化した存在と言えよう」<br />「そう。私の研究対象とはウルトラマンなのだ」<br />「彼らの力を我が物とすれば、私は私という存在を呪縛する因果の鎖から解脱することが出来る」<br />「忌まわしい過去も、呪わしい未来も関係ない」<br />「もう、ユーゼス=ゴッツォという器に縛られることもない」<br />「私は全てを超越する…その先に何があるか不明だが…」<br />「それは『超えて』から確かめればよい」
;「光の巨人…宇宙の調停者、そして守護神たる存在」<br />「彼らは超絶的な破壊力と深い慈悲の心を併せ持ち、悠久の時を生きている…」<br />「まさに神を具現化した存在と言えよう」<br />「そう。私の研究対象とはウルトラマンなのだ」<br />「彼らの力を我が物とすれば、私は私という存在を呪縛する因果の鎖から解脱することが出来る」<br />「忌まわしい過去も、呪わしい未来も関係ない」<br />「もう、ユーゼス=ゴッツォという器に縛られることもない」<br />「私は全てを超越する…その先に何があるか不明だが…」<br />「それは『超えて』から確かめればよい」
:デビルガンダム回収のため未来からやってきたユーゼスが語る真の目的。超神ゼストよりさらに先には何が待っていたのだろうか。
:デビルガンダム回収のため未来からやってきたユーゼスが語る真の目的。超神ゼストよりさらに先には何が待っていたのだろうか。。<br />台詞の一部には「α」のユーゼスを示唆するものがちらほら。ここからすると「超える」ことで解脱しようとしたのは、「呪われし未来」へと至る「因果の鎖」だったらしい。「縛られて」いたのはイングラムだけではなかったのだろうか……?
;「私もかつては敗者だった。だが、敗北は人に屈辱と狂気しか与えない。この私のようにな…」
;「私もかつては敗者だった。だが、敗北は人に屈辱と狂気しか与えない。この私のようにな…」
:超神へと昇りつめる準備が整い、ユーゼスにとって不要になったネオバディムを自由に任されたトレーズが敗者となることで戦いという行為の解答を導くと言った事にかけた言葉。対してトレーズは、それはユーゼスが純粋すぎたためであると答えている。
:超神へと昇りつめる準備が整い、ユーゼスにとって不要になったネオバディムを自由に任されたトレーズが敗者となることで戦いという行為の解答を導くと言った事にかけた言葉。対してトレーズは、それはユーゼスが純粋すぎたためであると答えている。
:自身の行いを省み、間違いを悟って。αのユーゼスとはまるで違う人間であることがよくわかる。
:自身の行いを省み、間違いを悟って。αのユーゼスとはまるで違う人間であることがよくわかる。
;「フフ…私は、お前に自分が失ってしまったものを…与えたのかも知れんな」<br />「そして私はお前に…自分自身に負けた…40年前と同じく…」<br />「今の私にはわかる…お前は…お前は私の良心だったのかも知れん…」<br />「本当のユーゼス=ゴッツォはどちらの方だったのか……今となっては……もう……どうでもいい」<br />「お前は……イングラム=プリスケンという……一人の地球人だ」<br />「私は……お前が……うらやましい。地球人に受け入れられた……お前がな……」
;「フフ…私は、お前に自分が失ってしまったものを…与えたのかも知れんな」<br />「そして私はお前に…自分自身に負けた…40年前と同じく…」<br />「今の私にはわかる…お前は…お前は私の良心だったのかも知れん…」<br />「本当のユーゼス=ゴッツォはどちらの方だったのか……今となっては……もう……どうでもいい」<br />「お前は……イングラム=プリスケンという……一人の地球人だ」<br />「私は……お前が……うらやましい。地球人に受け入れられた……お前がな……」
:死に際の台詞。最期にイングラムを人間として認め、哀しき仮面の男は散る。ユーゼスが本当に欲しかったのは、自分を受け入れてくれる誰かだったのかも知れない……。
:死に際の台詞。最期にイングラムを人間として認め、哀しき仮面の男は散る。ユーゼスが本当に欲しかったのは、自分を受け入れてくれる誰かだったのかも知れない……。<br />だが、そのイングラムは、後にあまりにも、あまりにも過酷な道を歩むことになる。その向こうには、世界の壁を隔てたもう一人のユーゼスの影が見え隠れしている……。
=== αシリーズ ===
=== αシリーズ ===