2,203
回編集
差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
5行目:
5行目: − 一方、敵地での蜂起という難業を見事に成功させたカークス将軍は、ヌエット海を横断（ヌエット海横断作戦）。鮮やかな用兵で、自軍の最前線をシュテドニアス国土に隣接したカラタミーフィ州からエオルド大陸の東部まで撤退。シュテドニアス連合軍との間でトロイア州の支配権を賭けた鍔迫り合いを演じる。これは、ラングランの正規軍の範疇を逸脱した越権行為であったのかもしれない。+ − さらに、エオルド大陸西部の強国『バゴニア連邦共和国』が完全な物見遊山を決め込んだ事で、戦線は次第に膠着化の様相を見せはじめる。焦りに取り付かれ始めたフェイルロード王子は、起死回生を賭けて『第2次地上人召喚計画』による軍備増強のプランを実行に移す。しかし、それは新たな混迷の幕開けの引き金となるのだった。+ − 各勢力は、それぞれの思惑によって彼らを登用、時には登用した彼らと争いあうなどして、その力を利用した。やがて、『ラ･ギアス』への帰還を果たしたマサキ・アンドーと召喚された地球人リューネ・ゾルダーク、ルオゾールの蘇生術で甦ったシュウ・シラカワら三者の許に、多くの異世界の戦士が集いはじめたことで、各地の戦況は収束に向かい始める。異なる立場の中に身を置きながらも、それぞれの事情によって戦いに臨んだ若者たちは力を合わせて、シュテドニアス連合軍、フェイルロード軍、カークス軍、サーヴァ・ヴォルクルスの分身を撃破。地底世界の動乱を鎮める事に成功する。+ − 戦争終結後、多くの異世界の住人が故郷への帰還を選択するなか、一部の地球の人間のみが『ラ･ギアス』への残留を選択。生粋のラ･ギアス人の気（プラーナ）に大きな影響を与え、新たな火種を生む事になる。+ − 『春秋戦争』に完全敗北したシュテドニアス連合国は、ラングラン臨時政府との和平交渉でナザン大陸北部6州（ディムール・コォード・キナ・カラタミーフィ・ドレント・ガルデシア）を獲得。国力を増す事に成功した。そのためラングランへの対抗意識は依然衰えず、数ヵ月後とまたたく間に『三國戦争』として再燃する。+ 26行目:
26行目: −
編集の要約なし
戦争の前半は、相手の政治中枢を破壊する形で緒戦を制したシュテドニアス連合軍が有利に事を運び、ラングラン側はナザン・エオルド双大陸に保有した国土の8割を失陥。窮地に追い込まれる。<br />
戦争の前半は、相手の政治中枢を破壊する形で緒戦を制したシュテドニアス連合軍が有利に事を運び、ラングラン側はナザン・エオルド双大陸に保有した国土の8割を失陥。窮地に追い込まれる。<br />
しかし、ラングランの軍人カークス・ザン･ヴァルハレヴィアが、シュテドニアスの占領下にあったナザン大陸中部のカラタミーフィ州から挙兵したことで形勢は一変する。彼の組織したパルチザン（抵抗軍）に後方を脅かされたシュテドニアス連合軍は、補給線に問題を抱え、ラングランの各州で頻発するゲリラの鎮圧に苦慮することになる。<br />
しかし、ラングランの軍人カークス・ザン･ヴァルハレヴィアが、シュテドニアスの占領下にあったナザン大陸中部のカラタミーフィ州から挙兵したことで形勢は一変する。彼の組織したパルチザン（抵抗軍）に後方を脅かされたシュテドニアス連合軍は、補給線に問題を抱え、ラングランの各州で頻発するゲリラの鎮圧に苦慮することになる。<br />
一方、敵地での蜂起という難業を見事に成功させたカークス将軍は、その後ヌエット海を横断（ヌエット海横断作戦）。鮮やかな用兵で、自軍の最前線をシュテドニアス国土に隣接したカラタミーフィ州からエオルド大陸の東部まで撤退。シュテドニアス連合軍との間でトロイア州の支配権を賭けた鍔迫り合いを演じる。これは、ラングランの正規軍の範疇を逸脱した越権行為であったのかもしれない。
=== フェイルロード・グラン・ビルセイアの挙兵と地上人召喚プログラム ===
=== フェイルロード・グラン・ビルセイアの挙兵と地上人召喚プログラム ===
戦争の中期、『神聖ラングラン王国』サイツェット州レッグ島で第1王子フェイルロードが義勇軍を組織。シュテドニアス連合軍に対して国土回復運動を始める。だが、この頃には新たな独立勢力としてラングランの東部方面に盤踞していたカークス将軍は事態を傍観。遊軍として幕下に参加していた魔装機神操者ホワン・ヤンロンに対してもこの情報を秘匿するなど、王子の蜂起を完全に黙殺した。<br />
戦争の中期、『神聖ラングラン王国』サイツェット州レッグ島で第1王子フェイルロードが義勇軍を組織。シュテドニアス連合軍に対して国土回復運動を始める。だが、この頃には新たな独立勢力としてラングランの東部方面に盤踞していたカークス将軍は事態を傍観。遊軍として幕下に参加していた魔装機神操者ホワン・ヤンロンに対してもこの情報を秘匿するなど、王子の蜂起を完全に黙殺した。<br />
さらに、エオルド大陸西部の強国『バゴニア連邦共和国』が完全な物見遊山を決め込んだ事で、戦線は次第に膠着化の様相を見せはじめる。焦りに取り付かれ始めたフェイルロード王子は、起死回生を賭けて新たな『地上人召喚計画』による軍備増強のプランを実行に移す。しかし、それは新たな混迷の幕開けの引き金となるのだった。
=== 地上人召喚事件とその余波 ===
=== 地上人召喚事件とその余波 ===
『春秋戦争』の終盤、ラングランとシュテドニアス連合の両軍は、『ラ･ギアス』の全土に大量の異世界の兵器とそれを操る戦士達が迷い込んでくるという謎の事態に遭遇する。その中には、数多の地球圏の戦乱を鎮めてきた『鋼竜戦隊』の面々の姿もあった。原因は、フェイルロード王子が編み上げた地上人召喚魔法の暴走であった。『ラ･ギアス』にかつてない戦力が集中する事態を重く見たカークス将軍は、王子と共同で異世界の住人を故郷へと無事に送還させるプログラムの開発を進める。
『春秋戦争』の終盤、ラングランとシュテドニアス連合の両軍は、『ラ･ギアス』の全土に大量の異世界の兵器とそれを操る戦士達が迷い込んでくるという謎の事態に遭遇する。その中には、数多の地球圏の戦乱を鎮めてきた『鋼竜戦隊』の面々の姿もあった。原因は、フェイルロード王子が編み上げた地上人召喚魔法の暴走であった。『ラ･ギアス』にかつてない戦力が集中する事態を重く見たカークス将軍は、王子と共同で異世界の住人を故郷へと無事に送還させるプログラムの開発を進める。
各勢力は、それぞれの思惑によって彼らを登用、時には登用した彼らと争いあうなどして、その力を利用した。やがて、『ラ･ギアス』への帰還を果たしたマサキ・アンドーと召喚された地球人リューネ・ゾルダーク、ルオゾールの蘇生術で甦ったシュウ・シラカワら三者の許に、多くの異世界の戦士が集いはじめたことで、各地の戦況は収束に向かい始める。異なる立場に身を置きながらも、それぞれの事情によって戦いに臨んだ若者たちは力を合わせて、シュテドニアス連合軍、フェイルロード軍、カークス軍、サーヴァ・ヴォルクルスの分身を撃破。地底世界の動乱を鎮める事に成功する。
戦争終結後、多くの異世界の住人が故郷への帰還を選択するなか、一部の地球の人間のみが『ラ･ギアス』への残留を選択。生粋のラ･ギアス人のプラーナに大きな影響を与え、新たな火種を生む事になる。
=== 暫定平和条約 ===
=== 暫定平和条約 ===
『春秋戦争』に完全敗北したシュテドニアス連合国は、ラングラン臨時政府との和平交渉でナザン大陸6州（ディムール・コォード・キナ・カラタミーフィ・ドレント・ガルデシア）を獲得。国力を増す事に成功した。そのためラングランへの対抗意識は依然衰えず、数ヵ月後に『三國戦争』として再燃する。
== スーパーロボット大戦EX ==
== スーパーロボット大戦EX ==
== OGシリーズにおける追加点 ==
== OGシリーズにおける追加点 ==
戦争の規模が約1年に延長されたと同時に『春秋戦争』と命名される。『鋼龍戦隊』に与えた政治的影響はまだ不明。OG本編での描写が待たれる。
戦争の規模が約1年に延長されたと同時に『春秋戦争』と命名される。『鋼龍戦隊』に与えた政治的影響はまだ不明。OG本編での描写が待たれる。
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==