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ページの作成:「== シュバルツ・ブルーダー(Schwarz Bruder) == *登場作品:機動武闘伝Gガンダム *声優:堀秀行 *種族:DG細胞[[アンド...」
== シュバルツ・ブルーダー(Schwarz Bruder) ==
*[[登場作品]]:[[機動武闘伝Gガンダム]]
*[[声優]]:堀秀行
*種族:[[DG細胞]][[アンドロイド]](ベースは地球人)
*性別:男
<!-- *年齢:不詳 -->
*身長:194cm
*体重:81kg
*所属:ネオドイツ
*キャラクターデザイン:逢坂浩司

[[忍者|ゲルマン忍法]]なる武術を使う覆面の[[ガンダムファイター]]。乗機は[[ガンダムシュピーゲル]]。ネオドイツの将校だが、常に眼とその周り以外を覆うドイツ国旗の3色に彩られた覆面を着用し、サポートチームを組織せずに1人でガンダムファイトに参加するスタイルのため、当のネオドイツのガンダムファイト委員会ですら素性がよく分かっていない。

時折[[ドモン・カッシュ]]の元に現れ、時にはその窮地を救い、時には助言を与える。普段の言動はいささか挑発的だが、窮地の際にはドモンを思いやる言動が目立つ。技量は[[東方不敗マスター・アジア]]をして「できる、貴様何者!?」と言わせるほどのもので、[[シャッフル同盟|新生シャッフル同盟]]を凌駕する。実際[[ガンダムファイト]]決勝戦でドモンに敗れるまでは無敗を誇っていた。

その正体は[[デビルガンダム]]に完全に侵される前の[[キョウジ・カッシュ]]が、デビルガンダムとの交戦で死亡したネオドイツ代表の[[ガンダムファイター]]、シュバルツ・ブルーダーの肉体に[[DG細胞]]を植付け、自分には出来なくなってしまったデビルガンダムの暴走を止める策として誕生させた生体[[アンドロイド]]である。つまり元のシュバルツとキョウジは'''別人である'''が、キョウジのデータが組み込まれたDG細胞で肉体が修復されたため、覆面の下はキョウジと同じ顔の「キョウジの分身」となった。生前のシュバルツのゲルマン忍術が強化されて高い身体能力を発揮するうえ、強靭な精神力(DG細胞の最大の問題である「強靭な精神力を持たないものはデビルガンダムの支配下に入ってしまう」点を、[[東方不敗マスター・アジア]]同様に食い止めている)とキョウジの知性を併せ持つのだから優れたファイターにならないわけがなかった。

DG細胞の特性のうち「自己修復」については利用しており、ギアナ高地で東方不敗と交戦して死亡したかに思われた時も、ネオホンコンでの決勝大会開会式には平然と出席している。しかしオリジナルであるキョウジの衰弱が進んでいたために、決勝でドモンに敗れた際には再生が進まず、電気ショックによる荒療治で再生した。そしてウォン・ユンファによりランタオ島に出現したデビルガンダムを始末するため、コクピットに乗り込みキョウジを制止、ドモンの石破天驚拳によりキョウジとともに消滅した。

シュバルツ・ブルーダー(Schwarz Brueder)という名前は[[ドイツ語]]でそれぞれ「黒」「兄弟」を意味する(「黒い兄弟」だとschwarzen Brueder)

[[声優]]はキョウジ役の堀秀行氏であるが、シュバルツとキョウジが同時に登場することもあったため、『Gガンダム』放送当時は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[クワトロ・バジーナ]]や『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[黒騎士]]、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[グラハム・エーカー|ミスター・ブシドー]]らのような明らかに同一人物だと分かるパターンとは異なり、視聴者側はキョウジとなんらかの関係があることは推測できるものの、詳細は謎に包まれた存在であった。

== 登場作品と役柄 ==
キャラクター設定や原作の彼の結末故か、[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]のように生存フラグが用意される機会が現時点では少なく、[[IMPACT]]と[[64]]を除いた殆どのSRWシリーズで原作同様の結末を迎えてしまう。自軍として使えるのもスポット参戦時のみの場合が多く、不遇の扱いである。

=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:初登場作品。[[ガンダムシュピーゲル]]が出ない為、パイロットとしては登場せず、イベント要員。顔グラフィックは、覆面が破れたものも用意されている。
;[[スーパーロボット大戦F]]
:スポット参戦。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:イベントで永久離脱することになるので、[[経験値]]は与えないほうがいい。

=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:地上編最終話で条件を満たせば[[飛影]]に救出され、第3部から使えるようになる。高いレベルの[[忍者]]技能を持つようになったので、[[命中]]・[[回避]]・[[クリティカル]]率が高い。[[ガンダムシュピーゲル]]を[[改造]]すれば主力として扱える。キョウジも助かってるので、正体がバレてからもシュバルツとして覆面を付けている。

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:スポット参戦。最後は[[ランタオ島]]で原作通り[[デビルガンダム]]諸共死亡するのだが、案の定デビルガンダムは回収されてしまう。回収したのはウルベではなくウォンだが。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:パイロットとしては登場せず、イベント要員。

=== 単発作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:地上編では[[ガンダムシュピーゲル]]に乗るが、撃墜されると本人がユニットとして戦う。本人のほうがシュピーゲルより強い。隠し最終シナリオではサイボーグ化して復活。能力値はドモンより低く、シュピーゲルが改造できないので精神コマンド要員が無難。
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[ランタオ島]]の決戦で[[真ゲッターロボ]]を出撃させると生存フラグが成立し、最後まで味方ユニットとして使用可能。[[ゲッター線]]によりDG細胞が繁殖し、生き永らえたらしい。

== パイロットステータスの傾向 ==

=== [[能力|能力値]] ===
[[射撃]]が低い以外は全体的に能力が高い、特に[[技量]]値が高い。

=== [[精神コマンド]] ===
高い能力に関わらず、作品によって命中系の精神を覚えなかったり、[[熱血]]を覚えなかったりでちょっと使いにくい精神を覚える。作中における叱咤激励により[[応援]]や[[激励]]を覚えるのはわかるが…。
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
:[[ひらめき]]、[[必中]]、[[かく乱]]、[[信頼]]、[[激励]]、[[気合]]
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[隠れ身]]、[[かく乱]]、[[気合]]、[[激励]]
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[激励]]、[[ひらめき]]、[[かく乱]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[隠れ身]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:[[奇襲]]、[[かく乱]]、[[気合]]、[[応援]]、[[激励]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[不屈]]、[[かく乱]]、[[気合]]、[[感応]]、[[激励]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[奇襲]]、[[かく乱]]、[[気合]]、[[応援]]、[[激励]]、[[誘爆]]

=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[統率]]、[[忍者]]、[[カウンター]]、[[援護防御]]
:

== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「FLYING IN THE SKY」
:前期オープニング主題歌。[[64]]、[[F]]で使用。
;「Trust you Forever」
:後期オープニング主題歌。[[IMPACT]]で採用。

== 人間関係 ==
;[[キョウジ・カッシュ]]
:もう一人の自分。シュバルツにはキョウジの全人格が移しこまれている。ただシュバルツは「キョウジ」と3人称で呼んでいるので、別の存在と認識しているのだろう。シュバルツの命はキョウジと共にあるため、[[ランタオ島]]の決戦では衰弱したキョウジの影響を受けていた。[[IMPACT]]では2人とも助かる。
;[[ドモン・カッシュ]]
:コピー元の弟。デビルガンダムを止めてくれる存在として期待していたことがうかがえる。終盤、シュバルツが正体を明かした際に彼がドモンと父ライゾウのために心を鬼にして正体を隠し続けていた事を知ったドモンはシュバルツを「俺の兄さん」と認める。
;[[ライゾウ・カッシュ]]
:コピー元の父親。
;[[レイン・ミカムラ]]
:ドモンのパートナー。ドモンの元を離れたレインを一時ネオドイツのスタッフとしてスカウトしている(しかも覆面まで被らせた)。ちなみに真のシュバルツ時代から先述の通りスタッフはいない。
;[[ウルベ・イシカワ]]
:シュバルツにとって宿敵に当たるが、原作では対峙する事はない。

== 他作品の人間関係 ==
;[[デューク・フリード]]
:[[IMPACT]]では[[ベガ星連合軍]]との決戦で激昂し、自分を見失いそうになっていた彼を一喝する。戦闘終了後は、冷静さを取り戻した彼の様子に安堵していた。
;[[飛影]]
:[[忍者]]繋がりか、[[IMPACT]]で助けられた。
;[[アラン・イゴール]]
:[[J]]では協力関係にある。

== 名台詞 ==
;「そんなことはどうでもいい!!」
:何処から出てきたとツッコミを入れられても、この一言で一蹴する。ある意味、Gガンダムのノリを象徴する台詞とも言える。
;「ふっ、この雑魚共が!」
:[[ゾンビ兵]]をうろたえさせるほどの気迫。
;「甘いぞ、ドモン!」
:ドモンを叱咤するとき。
;「どうした、どうした、どうした!」
:ドモンを痛めつけるとき。「ご自慢のスーパーモードはどうしたぁぁぁ!」と続く。
;「地獄の亡者どもめぇぇっ!!」
:ネオホンコンに運び込まれたデビルガンダムの秘密を探るために潜入した格納庫にて、ミケロと大立ち回りを演じながら。
;「ガンダァァァム!」
:指パッチンで[[ガンダムシュピーゲル]]を呼び寄せる。弟と同じ。
;「い、いかん…意識が…私の命もまた、キョウジと共にある…もはやこれまでか…」<br />「…いいや、まだ終われん!!もってくれよ、この体…!」
:ランタオ島最終決戦にて、東方不敗によりドモンがデビルガンダムへと捧げられようとした時、それを食い止めんと瀕死の我が身に鞭打って、デビルガンダムの下へ向かう。
;「甘ったれた事を言うなぁ!その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたか!」<br />「お前がこいつを倒すための礎となった仲間達の事を思い出せ!お前もキングオブハートの紋章を持つ男なら、情に流され、目的を見失ってはならん!それとも、こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのか!」<br />「やるんだ![[デビルガンダム]]の呪いから私達を解き放つためにも!」<br />「頼む、ドモン…デビルガンダムに最後の一撃を!!」
:
;「ありがとう…ドモン」
:一瞬意識を取り戻したキョウジと共に言った、最期の台詞。
;「ドモンよ……!」
:漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』にて東方不敗と対峙したドモンが「今の自分は父と兄が犯してしまった罪を償うためだけに生きている」と発言した際の台詞。ドモンの知っている真相と違うとは言え、デビルガンダムによってもたらされた被害を考えるとあながち「罪を犯した」のは間違っていないだけにシュバルツも思うところがあったようである。

== 迷台詞 ==
;「修行が足りんぞ、ドモン」
:レインのスカートの中を見て赤面して狼狽するドモンに対して呟いた台詞。弟のうぶさにまで指摘する厳しいお言葉である。
;「おさげジジイに名乗るようなちゃちな名前は持ち合わせちゃいないが、それでも聞きたいと言うのなら・・・耳の穴かっぽじってよぉ~くお聞き・・・。俺の名は謎の覆面ファイター・シュバルツ・ブルーダぁーだぁぁ~!!」
:ドラマCD「世界高達骨牌拳」の劇中劇にて登場したシュバルツの台詞。一人称が「俺」だったり、珍妙な言い回しや堀秀行氏の歌舞伎調なノリと相まって、聞いてる人間の笑いを誘う。ちなみにこの時彼の登場に、映画館からは歓声が沸きあがっていた。

== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「うむぅ‥‥ドイツ語ならなんとか‥‥」
:[[F完結編]]にて[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の残したスウェーデン語の手紙を読めないかと聞かれて。<br />何気に自称ドイツ人のくせにドイツ語が'''なんとか読める'''レベルである事は当時のアンソロジーでも突っ込まれていた(まぁ、キョウジは日本人だからある意味当然かもしれないが…)。
;「フフフフ、ハハハハッ。修行が足りなかったようだな、少年たち」
:[[64]]中盤、モビルスーツ強奪を企んだシャングリラチルドレンが、[[シャッフル同盟]]に阻止された後の台詞。どんな修行をしろというのか…。
;「死して屍を残さぬのが忍…だが、使命を果たすまでは死ぬな、か」<br />「…同じ忍者に助けられた命…今一度、燃やしてみせよう!」
:[[IMPACT]]にて[[飛影]]に救出された際の台詞。
;「後悔の念と、自分自身に対する怒り、事故を起こした訓練施設への恨み…最後にはすべてが水に溶けるように消えた…違うか?」
:[[A]]のギアナ高地にて、[[竜崎一矢|一矢]]に明鏡止水にどう開眼したかの経歴を確認して。
;「デューク・フリード、恐ろしいのは敵ではない…激情に己を見失う事だぞ!」
:[[IMPACT]]終盤、[[ズリル長官|ズリル]]からの暴言に激昂し、冷静さを失ったデュークを一喝する。
;「私はシュバルツ・ブルーダー。この地球圏に戦いの有る限り、これからも変わりません。では、これにて御免…」
:[[IMPACT]]終盤で、[[ライゾウ・カッシュ|カッシュ博士]]から素性を問われての返答。カッシュ博士もシュバルツの意思を尊重し、これ以上追求する事は無かった。
<!-- == 商品情報 == -->
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== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:シュバルツ・ブルーダー]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:シュバルツ・ブルーダー]] -->

== リンク ==
[[category:登場人物さ行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:しゆはるつふるうたあ}}
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