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| 『[[THE ビッグオー]]』並びに『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』の[[主人公]]。 | | 『[[THE ビッグオー]]』並びに『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』の[[主人公]]。 |
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− | [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグ・オー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては[[警察官|軍警察]]に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン|ダストン]]はその時の上司である。 | + | [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグオー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては[[警察官|軍警察]]に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン|ダストン]]はその時の上司である。 |
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| 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする……と人間味に溢れるエセ紳士である。様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。 | | 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする……と人間味に溢れるエセ紳士である。様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。 |
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− | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去に[[トラウマイベント|トラウマ]]がある。[[漫画|漫画版]]だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトのメモリーをなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグ・オーのディスプレイに少し表示されたりしただけで茫然自失に陥った。 | + | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去に[[トラウマイベント|トラウマ]]がある。[[漫画|漫画版]]だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトのメモリーをなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグオーのディスプレイに少し表示されたりしただけで茫然自失に陥った。 |
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| 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されているなど、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。ただ、25歳でありながら'''40年前にゴードンから依頼を受けている'''という事実があり、この時点で通常の人間ではないことが明らかである。 | | 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されているなど、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。ただ、25歳でありながら'''40年前にゴードンから依頼を受けている'''という事実があり、この時点で通常の人間ではないことが明らかである。 |
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− | ちなみにロジャーは自らがフィギュアとして大量生産されている様や、ビッグ・オーがテレビの中で活躍する様を見ている訳だが、パラダイムシティの真実と照らし合わせる限り、ロジャーが[[シュバルツ・バルト]]と同じ「真実の一つに到達し得る者」である事を示していると思われる。
| + | ちなみにロジャーは自らがフィギュアとして大量生産されている様や、ビッグオーがテレビの中で活躍する様を見ている訳だが、パラダイムシティの真実と照らし合わせる限り、ロジャーが[[シュバルツ・バルト]]と同じ「真実の一つに到達し得る者」である事を示していると思われる。 |
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| また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、[[エンジェル]]のみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 | | また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、[[エンジェル]]のみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
| :初の声付き(宮本氏は本作がスパロボ初参加)で登場。[[ネゴシエイター]]が[[特殊技能]]として実装され、他ユニットの修理費を0にする[[ZEUTH]]の切り札。 | | :初の声付き(宮本氏は本作がスパロボ初参加)で登場。[[ネゴシエイター]]が[[特殊技能]]として実装され、他ユニットの修理費を0にする[[ZEUTH]]の切り札。 |
− | :最初から[[ガード]]を持っており、[[ビッグ・オー]]もシールドを持つ為に驚異的な硬さを誇るが、[[ブロッキング]]と[[底力]]が無い為、防御面を高めたいのならば[[パイロット養成]]が必要。ガードだけで事足りると思うなら、攻撃に偏重した育成をするという手もある。 | + | :最初から[[ガード]]を持っており、[[ビッグオー]]もシールドを持つ為に驚異的な硬さを誇るが、[[ブロッキング]]と[[底力]]が無い為、防御面を高めたいのならば[[パイロット養成]]が必要。ガードだけで事足りると思うなら、攻撃に偏重した育成をするという手もある。 |
− | :[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグ・オーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグ・オーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグ・オーの弱点もカバーできる。 | + | :[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグオーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグオーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグオーの弱点もカバーできる。 |
| :終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。 | | :終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。 |
− | :今作では「碌に交渉もせずにすぐビッグ・オーを持ち出して力づくで解決する、無能なネゴシエイター」(原作ではロボットアニメという関係上そもそも相手が交渉不可能という場合が多いため結果的にそうなるだけであり、普通の交渉では有能。ビッグ・オーを呼ぶのも「交渉に困ったから力づく」ではなく「相手がそうせざるを得ない状況にするから」である)として悪く言われる事も多いが、スペシャルディスク以降は無能扱いすることはなくなり、優秀なネゴシエイターとして描かれるようになった。 | + | :今作では「碌に交渉もせずにすぐビッグオーを持ち出して力づくで解決する、無能なネゴシエイター」(原作ではロボットアニメという関係上そもそも相手が交渉不可能という場合が多いため結果的にそうなるだけであり、普通の交渉では有能。ビッグオーを呼ぶのも「交渉に困ったから力づく」ではなく「相手がそうせざるを得ない状況にするから」である)として悪く言われる事も多いが、スペシャルディスク以降は無能扱いすることはなくなり、優秀なネゴシエイターとして描かれるようになった。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
| :他のZEUTHメンバーに数話遅れて合流。[[ZEXIS]]のメンバーに[[ZEUTH]]のメンバーを紹介をするのもロジャーの役目。パイロットとしての基本能力に変化はないが、エースボーナスでネゴシエイターのスキルが強化される。反面、ファイナルステージを撃てないので攻撃力は低下。 | | :他のZEUTHメンバーに数話遅れて合流。[[ZEXIS]]のメンバーに[[ZEUTH]]のメンバーを紹介をするのもロジャーの役目。パイロットとしての基本能力に変化はないが、エースボーナスでネゴシエイターのスキルが強化される。反面、ファイナルステージを撃てないので攻撃力は低下。 |
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| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
| :声も顔も新しくなった。烙印とその立場の特異性から、他の仲間達とは異なり中途半端に[[メモリー]]を残して浮浪者と化し、[[パラダイムシティ]]を彷徨っていた。また、その中で[[ガドライト・メオンサム]]とよく酒を飲んでいたらしい(殆どガドライトに奢られっ放しだったようだが)。 | | :声も顔も新しくなった。烙印とその立場の特異性から、他の仲間達とは異なり中途半端に[[メモリー]]を残して浮浪者と化し、[[パラダイムシティ]]を彷徨っていた。また、その中で[[ガドライト・メオンサム]]とよく酒を飲んでいたらしい(殆どガドライトに奢られっ放しだったようだが)。 |
− | :本編以前の出来事(新多元世紀0001年2/14)の「キセキの代償」では[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の招集を受けてビッグ・オーで戦っており、[[サイデリアル]]による記憶操作はタイミング的にこの2ヶ月の間に起きたらしい。また、「S.W.A.L.K」では新世時空震動には巻き込まれず、それ以後の次元震で[[アオの星]]に飛ばされたらしいことがわかっている。 | + | :本編以前の出来事(新多元世紀0001年2/14)の「キセキの代償」では[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の招集を受けてビッグオーで戦っており、[[サイデリアル]]による記憶操作はタイミング的にこの2ヶ月の間に起きたらしい。また、「S.W.A.L.K」では新世時空震動には巻き込まれず、それ以後の次元震で[[アオの星]]に飛ばされたらしいことがわかっている。 |
| :なお中断メッセージ限定でガウン姿が見れる。 | | :なお中断メッセージ限定でガウン姿が見れる。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | [[ビッグ・オー]]に合わせたかの能力で[[射撃]]・[[格闘]]両方ともこなせ、[[防御]]も高い。また、スーパー系にしては[[技量]]も高め。[[地形適応]]は[[空]]の適応は低め。 | + | [[ビッグオー]]に合わせたかの能力で[[射撃]]・[[格闘]]両方ともこなせ、[[防御]]も高い。また、スーパー系にしては[[技量]]も高め。[[地形適応]]は[[空]]の適応は低め。 |
| | | |
| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
| スーパー系向きの精神コマンドを取りそろえる。Zシリーズでは[[魂]]を持つ。 | | スーパー系向きの精神コマンドを取りそろえる。Zシリーズでは[[魂]]を持つ。 |
| + | |
| ;[[スーパーロボット大戦D|D]] | | ;[[スーパーロボット大戦D|D]] |
| :'''[[必中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]''' | | :'''[[必中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]''' |
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| :ロジャー最大の交渉の相手でもある。 | | :ロジャー最大の交渉の相手でもある。 |
| ;[[ノーマン・バーグ]] | | ;[[ノーマン・バーグ]] |
− | :執事であり、[[ビッグ・オー]]の整備担当でもある。 | + | :執事であり、[[ビッグオー]]の整備担当でもある。 |
| ;[[ダン・ダストン]] | | ;[[ダン・ダストン]] |
| :[[警察官|軍警察]]時代の上司で親友。時折、軍警察の体質や現状に対する愚痴を言いに、度々ロジャー邸に訪問する。 | | :[[警察官|軍警察]]時代の上司で親友。時折、軍警察の体質や現状に対する愚痴を言いに、度々ロジャー邸に訪問する。 |
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| ;[[アレックス・ローズウォーター]] | | ;[[アレックス・ローズウォーター]] |
| :『2nd SEASON』にてロジャーと本格的に対立する。 | | :『2nd SEASON』にてロジャーと本格的に対立する。 |
− | :黒を基調にした紳士服、セダン、そしてビッグ・オーの持ち主であるロジャーに対し、彼は礼服、オープンカー、そして愛機の[[ビッグ・ファウ]]、共に白を基調としている。 | + | :黒を基調にした紳士服、セダン、そしてビッグオーの持ち主であるロジャーに対し、彼は礼服、オープンカー、そして愛機の[[ビッグファウ]]、共に白を基調としている。 |
| ;[[アラン・ゲイブリエル]] | | ;[[アラン・ゲイブリエル]] |
| :『2nd SEASON』から登場。ロジャーに対して異常な憎悪と殺意を抱いており、彼を苦しめるためなら手段を選ばない。 | | :『2nd SEASON』から登場。ロジャーに対して異常な憎悪と殺意を抱いており、彼を苦しめるためなら手段を選ばない。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | ;「ビッグ・オー! ショータイム!!」 | + | ;「ビッグオー! ショータイム!!」 |
− | :この台詞で[[ビッグ・オー]]が地面から出てくるのは定番である。 | + | :この台詞で[[ビッグオー]]が地面から出てくるのは定番である。 |
− | ;「ビッグ・オー! アクション!!」 | + | ;「ビッグオー! アクション!!」 |
− | :ビッグ・オー起動の際の台詞。これも定番である。 | + | :ビッグオー起動の際の台詞。これも定番である。 |
| + | |
| === THE ビッグオー === | | === THE ビッグオー === |
| ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) | | ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) |
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| :ちなみに、なぜかこの場面では一人称が『私』ではなく『俺』になっている。 | | :ちなみに、なぜかこの場面では一人称が『私』ではなく『俺』になっている。 |
| ;「勇敢なる軍警察も、地下は怖いとか?」 | | ;「勇敢なる軍警察も、地下は怖いとか?」 |
− | :ビッグ・オーから降りて飛ばされた軍帽を投げながら[[ダン・ダストン|ダストン]]に軽い皮肉を言うロジャー。軍帽をかぶりながら、「地下のメモリーを持っている奴を見つけ出してやる」と言い返す彼の態度にロジャーはやれやれ、と苦笑するのだった。 | + | :ビッグオーから降りて飛ばされた軍帽を投げながら[[ダン・ダストン|ダストン]]に軽い皮肉を言うロジャー。軍帽をかぶりながら、「地下のメモリーを持っている奴を見つけ出してやる」と言い返す彼の態度にロジャーはやれやれ、と苦笑するのだった。 |
| ;「ドロシー、目を覚ますんだ! 君がドロシーなんだ! 君自身でいろ!!」 | | ;「ドロシー、目を覚ますんだ! 君がドロシーなんだ! 君自身でいろ!!」 |
− | :べックの策略で強制的にドロシー1の動力回路にされたドロシーを救い出す際の台詞。ビッグ・オーから降り、生身で回線チューブを引き千切りながらロジャーはドロシーに呼びかける。 | + | :べックの策略で強制的にドロシー1の動力回路にされたドロシーを救い出す際の台詞。ビッグオーから降り、生身で回線チューブを引き千切りながらロジャーはドロシーに呼びかける。 |
| ;「自分で言っただろ? 『私を守れ』って」 | | ;「自分で言っただろ? 『私を守れ』って」 |
| :捨て身でドロシーを救い出したロジャー。Act:01にて「生きていようと死んでいようと契約は全うする」と言った彼の流儀は決して口だけのものではない、と言える場面だろう。 | | :捨て身でドロシーを救い出したロジャー。Act:01にて「生きていようと死んでいようと契約は全うする」と言った彼の流儀は決して口だけのものではない、と言える場面だろう。 |
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| ;「お前が何者で、いつから、どこからここに来ているのかは知らないが、少なくとも神ではあるまい!!」 | | ;「お前が何者で、いつから、どこからここに来ているのかは知らないが、少なくとも神ではあるまい!!」 |
| :Act:04、アーキタイプと対峙する際に。 | | :Act:04、アーキタイプと対峙する際に。 |
− | ;「ドロシー、よく見ていたまえ! あれは、君とは無関係のバケモノだ!! ビッグ・オー、お前の仲間でもないぞ! 遠慮する事はないっ!!」 | + | ;「ドロシー、よく見ていたまえ! あれは、君とは無関係のバケモノだ!! ビッグオー、お前の仲間でもないぞ! 遠慮する事はないっ!!」 |
− | :Act:04、ロジャーはこの台詞でドロシーとビッグ・オーを鼓舞しながら、ミサイル・パーティーでアーキタイプを破壊する。 | + | :Act:04、ロジャーはこの台詞でドロシーとビッグオーを鼓舞しながら、ミサイル・パーティーでアーキタイプを破壊する。 |
| ;「依頼人が上等なスーツを着ている場合、大抵が似たような態度を取る。特に、弁護士という人種は最悪だ」<br />「この屋敷にはいくつかルールがあってね。礼儀と誠意…まずそれを欠いた人間にはお引取り願う事にしている」 | | ;「依頼人が上等なスーツを着ている場合、大抵が似たような態度を取る。特に、弁護士という人種は最悪だ」<br />「この屋敷にはいくつかルールがあってね。礼儀と誠意…まずそれを欠いた人間にはお引取り願う事にしている」 |
| :イーストタウンから来た弁護士のリック・フレイザーに対し、ロジャーは自身の拘りを言う。 | | :イーストタウンから来た弁護士のリック・フレイザーに対し、ロジャーは自身の拘りを言う。 |
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| :ピアニストではなかった自身の真実を悟り、絶望するインストル。悲しみと共にコンスタンツェを走らせ、アマデウス社を破壊せんとする彼にロジャーは説得を試みるが、頑なに閉ざされた彼の心には届かなかった。 | | :ピアニストではなかった自身の真実を悟り、絶望するインストル。悲しみと共にコンスタンツェを走らせ、アマデウス社を破壊せんとする彼にロジャーは説得を試みるが、頑なに閉ざされた彼の心には届かなかった。 |
| ;「ドロシー! 君との契約は、必ず果たそう!!」 | | ;「ドロシー! 君との契約は、必ず果たそう!!」 |
− | :ロジャーはインストルを力づくでも止めようとビッグ・オーを召還する。コンスタンツェのフォノソニック・マシンの超振動に苦戦するものの、インストルのレッスンによるドロシーの演奏によりコンスタンツェは動きを止める。 | + | :ロジャーはインストルを力づくでも止めようとビッグオーを召還する。コンスタンツェのフォノソニック・マシンの超振動に苦戦するものの、インストルのレッスンによるドロシーの演奏によりコンスタンツェは動きを止める。 |
| :ロジャーはドロシーと交わした契約『インストルを救い、彼のような演奏をする』を果たすため、ミサイル・パーティでコンスタンツェのフォノソニック・マシンを破壊する。 | | :ロジャーはドロシーと交わした契約『インストルを救い、彼のような演奏をする』を果たすため、ミサイル・パーティでコンスタンツェのフォノソニック・マシンを破壊する。 |
| ;(私は、爽やかな寝覚めをとても大切にしている。そしてここ何日かは、とても爽やかな寝覚めを迎えていた)<br />(インストルの指は、アマデウス以外の誰かではけして手をつけられない関与だった。そのインストルに、ピアニストとしての記憶がある。それこそが…) | | ;(私は、爽やかな寝覚めをとても大切にしている。そしてここ何日かは、とても爽やかな寝覚めを迎えていた)<br />(インストルの指は、アマデウス以外の誰かではけして手をつけられない関与だった。そのインストルに、ピアニストとしての記憶がある。それこそが…) |
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| ;「私への報酬のはずはないか…」 | | ;「私への報酬のはずはないか…」 |
| :Act:12、[[アレックス・ローズウォーター]]の秘書にまで上り詰めたエンジェルからマイクル・ゼーバッハ(=[[シュバルツ・バルト]])宛ての退職金を手渡された時に。その一般社員が受け取れると思えない高額さにロジャーは苦笑するのだった。 | | :Act:12、[[アレックス・ローズウォーター]]の秘書にまで上り詰めたエンジェルからマイクル・ゼーバッハ(=[[シュバルツ・バルト]])宛ての退職金を手渡された時に。その一般社員が受け取れると思えない高額さにロジャーは苦笑するのだった。 |
− | ;「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とはそういうことだ!」<br />「ビッグ・オー!! ショータイム!!」 | + | ;「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とはそういうことだ!」<br />「ビッグオー!! ショータイム!!」 |
| :1stシーズン最終話であるAct:13ラストより、[[R・D]]との邂逅の後、異国のメガデウスであるカルノー、フーシェ、ロベスピエールと対峙しながら言った台詞で、自由という抽象的なものを的確に表した名言。ロジャーのこの力強い叫びと共に物語は一旦幕を閉じる。 | | :1stシーズン最終話であるAct:13ラストより、[[R・D]]との邂逅の後、異国のメガデウスであるカルノー、フーシェ、ロベスピエールと対峙しながら言った台詞で、自由という抽象的なものを的確に表した名言。ロジャーのこの力強い叫びと共に物語は一旦幕を閉じる。 |
| :この台詞の元ネタはミュージカル映画の傑作として知られる『雨に歌えば』(ちなみにこの映画自体、1920年代のアメリカのポピュラーソングを元ネタにしたもの)である。 | | :この台詞の元ネタはミュージカル映画の傑作として知られる『雨に歌えば』(ちなみにこの映画自体、1920年代のアメリカのポピュラーソングを元ネタにしたもの)である。 |
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| ;(ここはどこだ…? 私の知っているパラダイムシティではないのか…?)<br />(私はなぜここにいる…? 私は、戦いをしていたはず…) | | ;(ここはどこだ…? 私の知っているパラダイムシティではないのか…?)<br />(私はなぜここにいる…? 私は、戦いをしていたはず…) |
| :異国の[[メガデウス]]との戦いの最中、意識を失ったロジャーは現代の[[ニューヨーク]]に似た街に迷い込み、パラダイムシティではない場所をひとり彷徨う。 | | :異国の[[メガデウス]]との戦いの最中、意識を失ったロジャーは現代の[[ニューヨーク]]に似た街に迷い込み、パラダイムシティではない場所をひとり彷徨う。 |
− | ;(ここは私の知らない街だ。私のみすぼらしい服はまるで流行遅れの形…いや、逆なのかもしれない。いずれにしてもここは、私の知らない時間。私の知らないメモリーだ。私は…何者なのだ…?)<br />(軍警察で、ダン・ダストンの部下として、パラダイムシティの治安を守る仕事に私は最後まで誇りを持つことができず、ある事件を契機に、私は軍警察を去った。その私が彼…ビッグ・オーに出会ったのは、そのすぐ後のことだった) | + | ;(ここは私の知らない街だ。私のみすぼらしい服はまるで流行遅れの形…いや、逆なのかもしれない。いずれにしてもここは、私の知らない時間。私の知らないメモリーだ。私は…何者なのだ…?)<br />(軍警察で、ダン・ダストンの部下として、パラダイムシティの治安を守る仕事に私は最後まで誇りを持つことができず、ある事件を契機に、私は軍警察を去った。その私が彼…ビッグオーに出会ったのは、そのすぐ後のことだった) |
| :かつての家だった銀行から追い出され、浮浪者として夜の街をさ迷い歩くロジャーの独白。スラム街の路地裏からスポットライトが当たり、劇場に似た場所となる。 | | :かつての家だった銀行から追い出され、浮浪者として夜の街をさ迷い歩くロジャーの独白。スラム街の路地裏からスポットライトが当たり、劇場に似た場所となる。 |
− | ;「大いなるO…。ビッグ・オー…」 | + | ;「大いなるO…。ビッグオー…」 |
− | :劇場に似た場所での回想シーンにて、[[ノーマン・バーグ|ノーマン]]の口から初めて[[ビッグ・オー]]の存在を知った時に呟いた言葉。 | + | :劇場に似た場所での回想シーンにて、[[ノーマン・バーグ|ノーマン]]の口から初めて[[ビッグオー]]の存在を知った時に呟いた言葉。 |
− | ;(ビッグ・オーは、私を待っていた。だが、それが本当の事であったという証も失った。私のメモリーは、最初から間違ったものだったのか? 私 は幻の中で、いったい誰を演じていたのだ…?) | + | ;(ビッグオーは、私を待っていた。だが、それが本当の事であったという証も失った。私のメモリーは、最初から間違ったものだったのか? 私 は幻の中で、いったい誰を演じていたのだ…?) |
| :劇場に似た舞台での回想から新聞の漫画のページに変わり、やがてパラダイムシティでの記憶に変わり、40年前の記憶に変わり…。次第にロジャーは混乱してゆく。 | | :劇場に似た舞台での回想から新聞の漫画のページに変わり、やがてパラダイムシティでの記憶に変わり、40年前の記憶に変わり…。次第にロジャーは混乱してゆく。 |
| ;「この私…ロジャー・スミスという男の歴史は、至ってつまらないものだった。孤児院で育ち、裕福な福祉課の元に、教育を受ける権利を得て…! メモリー…忌まわしい偽りの足枷! そんなもの…消えてしまえっ!!」 | | ;「この私…ロジャー・スミスという男の歴史は、至ってつまらないものだった。孤児院で育ち、裕福な福祉課の元に、教育を受ける権利を得て…! メモリー…忌まわしい偽りの足枷! そんなもの…消えてしまえっ!!」 |
| :存在意義を失ってしまったその言葉と共にゴードン、トマト、クローン、そして認識バーコードのメモリーが浮かび上がる。それすらも偽りだったのか、と己自身を見出せなくなってしまったロジャーはひとり、夜の公園のベンチで慟哭する…… | | :存在意義を失ってしまったその言葉と共にゴードン、トマト、クローン、そして認識バーコードのメモリーが浮かび上がる。それすらも偽りだったのか、と己自身を見出せなくなってしまったロジャーはひとり、夜の公園のベンチで慟哭する…… |
− | ;(私がこの街を知らないのと同じく、この街もまた私を知らない。私はこの街にいる価値も意味もない存在でしかない)<br />(パラダイムシティのネゴシエイター…ロジャー・スミスという名前の男…ビッグ・オーと共になる者…私はそれらを演じる俳優でしかなかった。役を奪われれば、その世界に存在する価値すら…) | + | ;(私がこの街を知らないのと同じく、この街もまた私を知らない。私はこの街にいる価値も意味もない存在でしかない)<br />(パラダイムシティのネゴシエイター…ロジャー・スミスという名前の男…ビッグオーと共になる者…私はそれらを演じる俳優でしかなかった。役を奪われれば、その世界に存在する価値すら…) |
| :映画館で『Winter night Phantom』を観た後、雨のチャイナタウンを歩くロジャー。嫌いな人種であるチンピラにどつかれて、みすぼらしい姿がより惨めになる様は、まるで売れない役者のようであった。 | | :映画館で『Winter night Phantom』を観た後、雨のチャイナタウンを歩くロジャー。嫌いな人種であるチンピラにどつかれて、みすぼらしい姿がより惨めになる様は、まるで売れない役者のようであった。 |
| ;「今は何て名前で、どんな役を演じているのかね? エンジェル」<br />「私の役は、今度は軍人かね? ハハハ…ハッハッハ…ハッハッハッハ…!」 | | ;「今は何て名前で、どんな役を演じているのかね? エンジェル」<br />「私の役は、今度は軍人かね? ハハハ…ハッハッハ…ハッハッハッハ…!」 |
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| ;「私の名はロジャー・スミス。この記憶を失った街のネゴシエイター」 | | ;「私の名はロジャー・スミス。この記憶を失った街のネゴシエイター」 |
| :メモリーの世界を脱し、3機のメガデウスを撃破する。そして、彼は名乗った。[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]ではシチュエーションこそ違うものの、メモリーを取り戻した直後に[[DVE]]で発言。 | | :メモリーの世界を脱し、3機のメガデウスを撃破する。そして、彼は名乗った。[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]ではシチュエーションこそ違うものの、メモリーを取り戻した直後に[[DVE]]で発言。 |
− | ;(お前の求める真実とは、単にお前自身が思い描いていた物でしかないのか? そう考えたほうが、今の私の心を穏やかにさせてくれる。だが……この地下深き所に眠っていたものが、果たしてシュバルツの言う真実だったのか? あのドロシーの自我を奪おうとしたおぞましい物が、メガデウス…ビッグ・オーのアーキタイプだとするなら…) | + | ;(お前の求める真実とは、単にお前自身が思い描いていた物でしかないのか? そう考えたほうが、今の私の心を穏やかにさせてくれる。だが……この地下深き所に眠っていたものが、果たしてシュバルツの言う真実だったのか? あのドロシーの自我を奪おうとしたおぞましい物が、メガデウス…ビッグオーのアーキタイプだとするなら…) |
| :Act:17、Act:04の回想を交えながら再びパラダイムの地下深くに移動する時の独白。 | | :Act:17、Act:04の回想を交えながら再びパラダイムの地下深くに移動する時の独白。 |
| ;「ただ名を呼ぶだけの歪な偽者などに、ビッグオーは従わない!」 | | ;「ただ名を呼ぶだけの歪な偽者などに、ビッグオーは従わない!」 |
− | :Act:18より。ベックはロジャーを模した人形を利用してビッグ・オーを海深くに沈めようとするが、人形が海に沈んだ途端動きが止まる。愕然とするベックに、ロジャーは服を調えながらこの台詞でその答えを言う。 | + | :Act:18より。ベックはロジャーを模した人形を利用してビッグオーを海深くに沈めようとするが、人形が海に沈んだ途端動きが止まる。愕然とするベックに、ロジャーは服を調えながらこの台詞でその答えを言う。 |
− | ;「私は運命論者などではないよ。確かに私は、今の私の知らないメモリーによってビッグオーと出会った。だが、それはそれまでの事。出会った後に、私とビッグ・オーがどうするか、何を目的に生きていくかは私自身が決める事だ。たとえ……ハッ!?」<br />「たとえ…私が…トマトの一つだったとしても…」 | + | ;「私は運命論者などではないよ。確かに私は、今の私の知らないメモリーによってビッグオーと出会った。だが、それはそれまでの事。出会った後に、私とビッグオーがどうするか、何を目的に生きていくかは私自身が決める事だ。たとえ……ハッ!?」<br />「たとえ…私が…トマトの一つだったとしても…」 |
| :上記の台詞の後、エンジェルに「メガデウスのドミュナスとして生まれた事が自らの運命だとしたら?」と問われた後、この台詞で自身の決心を語ろうとする。が、運命を切り開くつもりで右手のテーブルナイフを構えた瞬間、そのギザギザ部に目が入り、やがてバーコード、そしてトマト=クローンの群れへと変わってゆく。その後、自身の決意が揺らぎだすロジャーに対しエンジェルは優しくナイフを持つ手を抑えるのだった。 | | :上記の台詞の後、エンジェルに「メガデウスのドミュナスとして生まれた事が自らの運命だとしたら?」と問われた後、この台詞で自身の決心を語ろうとする。が、運命を切り開くつもりで右手のテーブルナイフを構えた瞬間、そのギザギザ部に目が入り、やがてバーコード、そしてトマト=クローンの群れへと変わってゆく。その後、自身の決意が揺らぎだすロジャーに対しエンジェルは優しくナイフを持つ手を抑えるのだった。 |
| ;「魂のない機械にしては頑張っているじゃないか。だが、この地上には法がある。このロジャーの法が!!」 | | ;「魂のない機械にしては頑張っているじゃないか。だが、この地上には法がある。このロジャーの法が!!」 |
| :Act:20、[[ボナパルト]]との交戦時に。エセ紳士、ここに極まる。それでいいのか地上。 | | :Act:20、[[ボナパルト]]との交戦時に。エセ紳士、ここに極まる。それでいいのか地上。 |
| ;「そろそろ墓に戻ってもらおうか!」<br />「塵は塵に、灰は灰に!」 | | ;「そろそろ墓に戻ってもらおうか!」<br />「塵は塵に、灰は灰に!」 |
− | :[[ボナパルト]]を葬らんとクロムバスターを放とうとするロジャー。しかし、ビッグ・オーの動きに異変が… | + | :[[ボナパルト]]を葬らんとクロムバスターを放とうとするロジャー。しかし、ビッグオーの動きに異変が… |
| ;「トマト…!?」<br />「私は…トマト…ひとつ…」<br />「私は…私は、メガデウスのドミュナス…」 | | ;「トマト…!?」<br />「私は…トマト…ひとつ…」<br />「私は…私は、メガデウスのドミュナス…」 |
− | :ボナパルトと交戦していたはずのビッグ・オーは機能停止してしまい、ディスプレイに「CAST IN THE NAME…」と表示されていた文字がバーコードの群れに変わる。それを見たロジャーは、自身の奥底に眠るメモリーへの恐怖に支配されてしまう… | + | :ボナパルトと交戦していたはずのビッグオーは機能停止してしまい、ディスプレイに「CAST IN THE NAME…」と表示されていた文字がバーコードの群れに変わる。それを見たロジャーは、自身の奥底に眠るメモリーへの恐怖に支配されてしまう… |
| ;「お前には不似合いな時計だ!」 | | ;「お前には不似合いな時計だ!」 |
− | :ビッグ・オーから離脱し、ドロシーを無残に破壊せんとしたアランとの格闘の最中、その様をロジャーに見せ続けた左腕を抑え、自身が身に着けているものと同系の時計を見て。 | + | :ビッグオーから離脱し、ドロシーを無残に破壊せんとしたアランとの格闘の最中、その様をロジャーに見せ続けた左腕を抑え、自身が身に着けているものと同系の時計を見て。 |
− | ;「ビッグ・オー、これまでは私が君を動かしていた。しかし、君は初めてアクションを促した。そうなのか?」<br />「君が答えてくれない事を、私は不愉快には思っていない。君の事は、私が一番知っている! ビッグ・オー、アクション!!」 | + | ;「ビッグオー、これまでは私が君を動かしていた。しかし、君は初めてアクションを促した。そうなのか?」<br />「君が答えてくれない事を、私は不愉快には思っていない。君の事は、私が一番知っている! ビッグオー、アクション!!」 |
− | :Act:21、ドロシーの救出後、再びビッグ・オーに乗り込んで[[ビッグ・ファウ]]を迎え撃つ時に。 | + | :Act:21、ドロシーの救出後、再びビッグオーに乗り込んで[[ビッグファウ]]を迎え撃つ時に。 |
| ;「もしかしたら…もしかしたら、そういうことになったかもしれない。それが私の答えだ。ずるいなどと言わないでほしい。今の私にとって、ひとつの真実を断言することはできないのだ」 | | ;「もしかしたら…もしかしたら、そういうことになったかもしれない。それが私の答えだ。ずるいなどと言わないでほしい。今の私にとって、ひとつの真実を断言することはできないのだ」 |
| :Act:24より、物言わぬ人形となってしまったドロシーからの「難しい質問」に対する彼なりの答え。 | | :Act:24より、物言わぬ人形となってしまったドロシーからの「難しい質問」に対する彼なりの答え。 |
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| :ヴェラはナイフを構えてロジャーを殺そうとするが、懐から取り出した「METROPOLIS」でそれを防ぎ、鳩尾を与えてからこの台詞を言う。 | | :ヴェラはナイフを構えてロジャーを殺そうとするが、懐から取り出した「METROPOLIS」でそれを防ぎ、鳩尾を与えてからこの台詞を言う。 |
| ;「君は自分が何者かを知っている。この私は、自分が何者なのかすらわからない」<br />「だが、わかっている事もある! お前がその力を得るまでにしてきた事は、他の誰が許してもこの私が絶対に許さないという事だ!!」 | | ;「君は自分が何者かを知っている。この私は、自分が何者なのかすらわからない」<br />「だが、わかっている事もある! お前がその力を得るまでにしてきた事は、他の誰が許してもこの私が絶対に許さないという事だ!!」 |
− | :Act:25ラスト、パラダイムシティから現れ、ビッグ・ファウ、そしてアレックスと対峙する際に。 | + | :Act:25ラスト、パラダイムシティから現れ、ビッグファウ、そしてアレックスと対峙する際に。 |
| ;「アレックス! 人が抱く怒りの大きさというものを、味わうがいいッ!!」 | | ;「アレックス! 人が抱く怒りの大きさというものを、味わうがいいッ!!」 |
− | :Act:26、自らが神にならんがためにメモリーを弄び続けたアレックスに向かい、ロジャーはその怒りとともにビッグ・オーを走らせ、[[ビッグ・ファウ]]に拳をぶつける。 | + | :Act:26、自らが神にならんがためにメモリーを弄び続けたアレックスに向かい、ロジャーはその怒りとともにビッグオーを走らせ、[[ビッグファウ]]に拳をぶつける。 |
− | ;(ビッグ・オー…それが君の望みか? そうすれば、私も君とひとつの存在になるのか? 私はずっと、君と共にあった…そうだろう?)<br />(そうだ…それが私の選択だ…) | + | ;(ビッグオー…それが君の望みか? そうすれば、私も君とひとつの存在になるのか? 私はずっと、君と共にあった…そうだろう?)<br />(そうだ…それが私の選択だ…) |
− | :Act:26、ビッグ・ファウに敗れ海深く沈みゆくビッグ・オー。コックピット内で、ロジャーはドロシーに似た声を聞く。 | + | :Act:26、ビッグファウに敗れ海深く沈みゆくビッグオー。コックピット内で、ロジャーはドロシーに似た声を聞く。 |
| :やがて、そこから多数のコードが現れ、彼をアランのように機関に取り込もうとする。しかし、上部のモノローグを受けると共にコードは収まるのだった。 | | :やがて、そこから多数のコードが現れ、彼をアランのように機関に取り込もうとする。しかし、上部のモノローグを受けると共にコードは収まるのだった。 |
| ;(切られれば血を流し、有り余る欠陥を持つこの私が、ずっとこの姿…『ロジャー・スミス』という男であり続けていたのであったら…私は一体、何者だったのだ…?) | | ;(切られれば血を流し、有り余る欠陥を持つこの私が、ずっとこの姿…『ロジャー・スミス』という男であり続けていたのであったら…私は一体、何者だったのだ…?) |
− | :海底の更なる闇へと沈んでいくビッグ・オー。コックピット内も浸水していく中、薄れる意識のロジャーが見たものは… | + | :海底の更なる闇へと沈んでいくビッグオー。コックピット内も浸水していく中、薄れる意識のロジャーが見たものは… |
− | ;「待て、ビッグ・オー。これは私の仕事なのだよ」<br />「エンジェル! 人にとって、メモリーは大切なものだ。それがあるから人は自分の存在を確認できる。それが失われれば、人は不安から逃れられない。だが聞いてくれ! いまここに生きている人間は、決して過去のメモリーだけが形作っているものではない。この私は、己がどういう存在なのかもわからない。私には、自分自身のメモリーすらないのだ。だが、おそらく私は、自分自身の意思で、メモリーを消し去ったのだ。その選択をしたのは、私自身だ。私自身のために、今と、そしてこれからを生きるために。自分という存在を信じたいがために!」<br />「エンジェル! 私のメモリーの中にある君を、私は決して失いはしない。私とふれあった、自分のすべきことに信念をもっていた君を、誰よりも自分自身を愛していた君を、そして、その気持ちが揺らいでいた、エンジェルという女を。自分自身の存在を否定してはいけない。人として生きるんだ」 | + | ;「待て、ビッグオー。これは私の仕事なのだよ」<br />「エンジェル! 人にとって、メモリーは大切なものだ。それがあるから人は自分の存在を確認できる。それが失われれば、人は不安から逃れられない。だが聞いてくれ! いまここに生きている人間は、決して過去のメモリーだけが形作っているものではない。この私は、己がどういう存在なのかもわからない。私には、自分自身のメモリーすらないのだ。だが、おそらく私は、自分自身の意思で、メモリーを消し去ったのだ。その選択をしたのは、私自身だ。私自身のために、今と、そしてこれからを生きるために。自分という存在を信じたいがために!」<br />「エンジェル! 私のメモリーの中にある君を、私は決して失いはしない。私とふれあった、自分のすべきことに信念をもっていた君を、誰よりも自分自身を愛していた君を、そして、その気持ちが揺らいでいた、エンジェルという女を。自分自身の存在を否定してはいけない。人として生きるんだ」 |
− | :Act:26終盤、[[ビッグ・ヴィヌス]]に搭乗しパラダイムシティの全てを文字通り白紙のごとく消滅させていくエンジェル。 | + | :Act:26終盤、[[ビッグヴィヌス]]に搭乗しパラダイムシティの全てを文字通り白紙のごとく消滅させていくエンジェル。 |
− | :ロジャーはビッグ・オーのコックピットから身を乗り出し、最後の『交渉』に挑む。宮本氏渾身の長台詞である。 | + | :ロジャーはビッグオーのコックピットから身を乗り出し、最後の『交渉』に挑む。宮本氏渾身の長台詞である。 |
− | :[[Z]]ではビッグ・ヴィヌスが登場せず、さらにエンジェルや[[パラダイムシティ]]の設定が原作と異なるため、異なるシチュエーションで再現されている。 | + | :[[Z]]ではビッグヴィヌスが登場せず、さらにエンジェルや[[パラダイムシティ]]の設定が原作と異なるため、異なるシチュエーションで再現されている。 |
| ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) | | ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) |
| :Act:26のラストシーンより。パラダイムシティでドロシーとエンジェルが見守る中、愛車で仕事現場に向かうロジャーはAct:01冒頭と同じ独白を発し、物語は幕を閉じた。 | | :Act:26のラストシーンより。パラダイムシティでドロシーとエンジェルが見守る中、愛車で仕事現場に向かうロジャーはAct:01冒頭と同じ独白を発し、物語は幕を閉じた。 |
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| :ロジャーが荒らされた書斎、特に砂時計を壊されたのに憤慨する台詞。 | | :ロジャーが荒らされた書斎、特に砂時計を壊されたのに憤慨する台詞。 |
| ;「習慣というものは大事なものだ、R・ドロシー。だが、それは人の行動を律するものであってはならない。習慣とルールとは違う。私だってたまには、ゆっくり昼過ぎまで眠っていたいというささやかな…」 | | ;「習慣というものは大事なものだ、R・ドロシー。だが、それは人の行動を律するものであってはならない。習慣とルールとは違う。私だってたまには、ゆっくり昼過ぎまで眠っていたいというささやかな…」 |
− | :Act:15、ビッグ・オーの整備をするノーマンの手伝いの後、いつもの習慣で白エプロン姿のままピアノを弾いたドロシーに対して。 | + | :Act:15、ビッグオーの整備をするノーマンの手伝いの後、いつもの習慣で白エプロン姿のままピアノを弾いたドロシーに対して。 |
| :台詞を言い終える前に9時のベルが鳴り響いてしまい、ドロシーは客人を向かいいれるためその場を去るのだった。 | | :台詞を言い終える前に9時のベルが鳴り響いてしまい、ドロシーは客人を向かいいれるためその場を去るのだった。 |
| ;(たまには、昼過ぎまでゆっくり眠っていたっていい。それが自由な人間というものだ) | | ;(たまには、昼過ぎまでゆっくり眠っていたっていい。それが自由な人間というものだ) |
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| :Act:18、閉じ込めていたカプセルを素手で割り救出するドロシーに対して呆気にとられる際に。 | | :Act:18、閉じ込めていたカプセルを素手で割り救出するドロシーに対して呆気にとられる際に。 |
| ;「い、いくら何でももっと優しい方法があるだろう!? その…マウス・トゥ・マウスとか…」 | | ;「い、いくら何でももっと優しい方法があるだろう!? その…マウス・トゥ・マウスとか…」 |
− | :Act:26より、[[ビッグ・ファウ]]との決闘の最中、コックピットが浸水し、死を覚悟していたロジャーを、排水のため'''酸素ボンベを握りつぶして'''助けたドロシーに対して。手加減を知らない[[アンドロイド]]に何を期待していたのやら。 | + | :Act:26より、[[ビッグファウ]]との決闘の最中、コックピットが浸水し、死を覚悟していたロジャーを、排水のため'''酸素ボンベを握りつぶして'''助けたドロシーに対して。手加減を知らない[[アンドロイド]]に何を期待していたのやら。 |
| :事実ドロシーも'''「私のエアタンクの排気量を知ったら、きっと今の台詞を後悔するわ」'''と返している。たぶん命に関わる数字なのだろう…… | | :事実ドロシーも'''「私のエアタンクの排気量を知ったら、きっと今の台詞を後悔するわ」'''と返している。たぶん命に関わる数字なのだろう…… |
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| :[[メール・ビーター|メール]]へと語るZEUTHの同士討ちに対する個人的見解。 | | :[[メール・ビーター|メール]]へと語るZEUTHの同士討ちに対する個人的見解。 |
| ;「私の本職は[[ネゴシエイター]]だ。真の力と言うのなら、知恵と言葉にこそ有る」<br />「だが、お前のような粗暴な輩に私の言葉は通じないだろう」 | | ;「私の本職は[[ネゴシエイター]]だ。真の力と言うのなら、知恵と言葉にこそ有る」<br />「だが、お前のような粗暴な輩に私の言葉は通じないだろう」 |
− | :[[ターンX]]との戦闘前会話。ビッグ・オーの真なる力の発現を所望する[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の飽くなき闘争心に辟易したニュアンスで返答しつつも、彼の「粗暴」な流儀に乗っ取って対決に応じる。 | + | :[[ターンX]]との戦闘前会話。ビッグオーの真なる力の発現を所望する[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の飽くなき闘争心に辟易したニュアンスで返答しつつも、彼の「粗暴」な流儀に乗っ取って対決に応じる。 |
| ;「黒という色には意味が有る。何者をも飲み込む深い黒…それは己の心をも隠してくれる」<br />「言い換えれば、そこには何物にも犯されない強い意志が隠されている」 | | ;「黒という色には意味が有る。何者をも飲み込む深い黒…それは己の心をも隠してくれる」<br />「言い換えれば、そこには何物にも犯されない強い意志が隠されている」 |
| :[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。謎掛けめいた抽象的な文言を用いて、黒いオーバーマンの「真意」を読み解く。 | | :[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。謎掛けめいた抽象的な文言を用いて、黒いオーバーマンの「真意」を読み解く。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *本編において無茶な依頼や罠のために、ロジャーは[[ビッグ・オー]]を使わざるを得ない状況が多々あるため、視聴者からは「何でもかんでもビッグ・オーで解決する」「交渉成功率が低い」というイメージを持たれやすい。 | + | *本編において無茶な依頼や罠のために、ロジャーは[[ビッグオー]]を使わざるを得ない状況が多々あるため、視聴者からは「何でもかんでもビッグオーで解決する」「交渉成功率が低い」というイメージを持たれやすい。 |
| **しかし、そんな状況下でも実際の本編中におけるロジャーの交渉成功率は6割程もあるのだから、彼の[[ネゴシエイター]]としての腕前を大いに評価するべきであろう。 | | **しかし、そんな状況下でも実際の本編中におけるロジャーの交渉成功率は6割程もあるのだから、彼の[[ネゴシエイター]]としての腕前を大いに評価するべきであろう。 |
− | *実は、本編での交渉成功率が低いのは「ビッグ・オーを使わない話はアニメで描かれないから」という裏話がある。あんまりと言えばあんまりな話であるが、ロボットアニメなのだから言われてみれば当然である。 | + | *実は、本編での交渉成功率が低いのは「ビッグオーを使わない話はアニメで描かれないから」という裏話がある。あんまりと言えばあんまりな話であるが、ロボットアニメなのだから言われてみれば当然である。 |
| **考えても見れば、ロジャーにはコンスタントに依頼が舞い込んでいる訳だから、交渉の成功率自体はけっして低くはないのだろう。 | | **考えても見れば、ロジャーにはコンスタントに依頼が舞い込んでいる訳だから、交渉の成功率自体はけっして低くはないのだろう。 |
| *カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一はロジャーに似ている(『逆転裁判』は'''2001年発売'''、『ビッグオー』より後)。 | | *カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一はロジャーに似ている(『逆転裁判』は'''2001年発売'''、『ビッグオー』より後)。 |