19行目: |
19行目: |
| [[トールギス]]の予備パーツを組み上げて完成した2号機。同時期に3号機の[[トールギスIII]]も製作している。地球国家軍代表となった[[トレーズ・クシュリナーダ]]専用機である。頭部と配色以外はトールギスと同様。青と白のコントラストで、フェイスが「ガンダム」である。これは、トレーズがガンダムパイロットに感銘を受けた影響かと思われる。 | | [[トールギス]]の予備パーツを組み上げて完成した2号機。同時期に3号機の[[トールギスIII]]も製作している。地球国家軍代表となった[[トレーズ・クシュリナーダ]]専用機である。頭部と配色以外はトールギスと同様。青と白のコントラストで、フェイスが「ガンダム」である。これは、トレーズがガンダムパイロットに感銘を受けた影響かと思われる。 |
| | | |
− | 実際の戦闘力もトールギスと同様だが、[[ホワイトファング]]の[[ビルゴII]]を寄せ付けず、アビリティレベルがスピード以外の全てで勝る[[アルトロンガンダム]]とも互角に戦っていたこと、'''パイロットに死者まで出たトールギス同様の加速度にも平然としていた'''ことからして、パイロットのトレーズ共々優秀であったことが窺える。 | + | 実際の戦闘力もトールギスと同様だが、[[ホワイトファング]]の[[ビルゴII]]を寄せ付けず、アビリティレベルがスピード以外の全てで勝る[[アルトロンガンダム]]とも互角に戦っていたこと、'''パイロットに死者まで出たトールギス同様の加速度(15G以上)にも平然としていた'''事<ref>余談だが、'''現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても10G(一般人ならば6G)までが限度」'''である。</ref>からして、パイロットのトレーズ共々優秀であったことが窺える。 |
| | | |
− | 最後はトレーズの[[特攻]]とも言うべき攻撃に、[[張五飛|五飛]]が反応してツインビームトライデントが突き刺さり、撃墜された。なお、この行動はトレーズがわざと負けたように見え、五飛もそう判断して後々まで禍根を残す。しかし、これは五飛の誤解であり、実際最後の特攻にも見える行動はトレーズが勝負をかけた結果であった。つまり、トレーズの完全な敗北なのである。 | + | 最後はトレーズの[[特攻]]とも言うべき攻撃に、[[張五飛|五飛]]が反応してツインビームトライデントが突き刺さり、撃墜された。なお、この行動はトレーズがわざと負けたように見え、五飛もそう判断して後々まで禍根を残す。しかし、これは五飛の誤解であり、実際最後の特攻にも見える行動は「トレーズが勝負を掛けた結果」であった。つまり、「トレーズ自身が望んだ完全な敗北」なのである。 |
| | | |
| なお、本編登場前に児童向け[[漫画]]雑誌『コミックボンボン』に掲載された紹介記事では黒と白に塗られており、「ブラックトールギス」と表記されていた。 | | なお、本編登場前に児童向け[[漫画]]雑誌『コミックボンボン』に掲載された紹介記事では黒と白に塗られており、「ブラックトールギス」と表記されていた。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の搭乗する機体なので、自軍に参加することは、ほとんどなく敵もしくは味方[[NPC]]ユニットとして登場する。Dでは味方機体として登場。 | + | [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の搭乗する機体なので、自軍に参加することはほとんど無く、敵もしくは味方[[NPC]]ユニットとして登場する。『D』では味方機体として登場。 |
| | | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
36行目: |
36行目: |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :今回は敵。ミリアルドの[[トールギスIII]]とコンビを組んで登場。後に先にもトールギスでコンビを組んだのは今回だけ。なお、[[ロボット大図鑑]]では全長が「17.4'''mm'''」になっている。 | + | :今回は敵。ミリアルドの[[トールギスIII]]とコンビを組んで登場。後に先にもトールギスでコンビを組んだのは今回だけ。なお、[[ロボット大図鑑]]では全長が「17.4'''mm'''」に[[誤字|誤記]]されている。 |
| :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| :: | | :: |
43行目: |
43行目: |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :終盤にトレーズの搭乗機として出現。トレーズの能力に高いポテンシャルが相まって、作中でも最強クラスの戦闘力を誇る。 | | :終盤にトレーズの搭乗機として出現。トレーズの能力に高いポテンシャルが相まって、作中でも最強クラスの戦闘力を誇る。 |
− | :[[ガンダムタイプ]]の機体ではないので[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]も効果無し、命中率が高いので「[[集中]]」程度では焼け石に水、[[底力]]と[[ガード]]で殴るほど堅くなる、一緒に出てくる敵も強い、と付け入る隙がない。 | + | :「[[ガンダムタイプ]]の機体ではないので、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]も効果無し」「命中率が高いので「[[集中]]」程度では焼け石に水」「[[底力]]と[[ガード]]で殴るほど堅くなる」「一緒に出てくる敵も強い」etc.と付け入る隙が無い。全力でお相手しよう。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦D]] | | ;[[スーパーロボット大戦D]] |
− | :今回は味方で、通常ユニットとして登場。トレーズが自軍から外れても機体は置いていってくれる。使える機体ではあるが、誰を乗せるかは悩む。 | + | :今回は味方で、通常ユニットとして登場。トレーズが[[ブルー・スウェア|自軍]]から外れても、機体は置いていってくれる。使える機体ではあるが、誰を乗せるかは悩む。 |
− | :ドーバーガンがマップ兵器も持ち、特徴は[[ヴァイエイト]]と同じ。[[ガンダムヘビーアームズ改|ヘビーアームズ改]]のマップ武器が弱く、運動性も低いので、性格が冷静の[[トロワ・バートン|トロワ]]を本機に載せるのも手。 | + | :ドーバーガンがマップ兵器も持ち、特徴は[[ヴァイエイト]]と同じ。[[ガンダムヘビーアームズ改|ヘビーアームズ改]]のマップ武器が弱く、運動性も低いので、[[性格]]が冷静の[[トロワ・バートン|トロワ]]を本機に載せるのも手。 |
− | :最終的にはトレーズもこの機体で参戦してくれるので、十分に堪能しよう。[[スキルパーツ]]に[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。最終話で出撃出来なくなるのが欠点。 | + | :最終的にはトレーズもこの機体で参戦してくれるので、十分に堪能しよう。[[スキルパーツ]]に[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。最終話「デザイア」で出撃出来なくなるのが欠点。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
60行目: |
60行目: |
| ;[[スーパーヒーロー作戦]] | | ;[[スーパーヒーロー作戦]] |
| :トレーズが乗り、中ボスとして登場。 | | :トレーズが乗り、中ボスとして登場。 |
− | :味方になる事はなく、[[張五飛|五飛]]の[[アルトロンガンダム]]との一騎討ちの末倒される。 | + | :味方になる事は無く、[[張五飛|五飛]]の[[アルトロンガンダム]]との一騎討ちの末に倒される。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;ドーバーガン | | ;ドーバーガン |
− | :右肩のアタッチメントに装備された携行火器。実体弾とビーム弾の両方を使用可能。長砲身であり、[[リーオー]]では両腕で支えているのだが、本機の場合は出力に物を言わせて片腕で連射・発砲する事ができる。その威力は一発で複数のMSを吹き飛ばし、ガンダリウム合金製のガンダムに対しても効果を示すほどある。 | + | :右肩のアタッチメントに装備された携行火器。実体弾とビーム弾の両方を使用可能。 |
| + | :長砲身であり、[[リーオー]]では両腕で支えているのだが、本機の場合は出力に物を言わせて片腕で連射・発砲する事ができる。その威力は一発で複数のMSを吹き飛ばし、ガンダリウム合金製のガンダムに対しても効果を示すほどある。 |
| :;ドーバーガン([[MAP兵器]]版) | | :;ドーバーガン([[MAP兵器]]版) |
− | ::[[D]]のみ実装。一直線上の射程を持つ。 | + | ::『[[スーパーロボット大戦D|D]]』のみ実装。一直線上の射程を持つ。 |
| ;[[ビームサーベル]] | | ;[[ビームサーベル]] |
| :ビームサーベルはシールドの裏に2本装備している。 | | :ビームサーベルはシールドの裏に2本装備している。 |
98行目: |
99行目: |
| ;[[トールギスIII]] | | ;[[トールギスIII]] |
| :本機と同時期に制作されたが、後に強化された機体。 | | :本機と同時期に制作されたが、後に強化された機体。 |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |