これらが全て失われた戦後では、月面施設から一直線に射線が通っている、つまり「機体側から月が目視できる範囲内でないと受信は不可能」となった。また、システム起動からマイクロウェーブが機体に到達するまでに数秒の時間差があるため、受信中は身動きがとれない無防備状態になる(もっとも、サテライトキャノンは戦略用途の超長距離砲の為敵機から攻撃を受ける様な距離で使用する物ではないが)という欠点もある。だが、それを利用して湖にわざとマイクロウェーブを当て水蒸気爆発を起こすという使い方もなされた。兵器システムとして見ると合理的ではない部分が散見されるが、これは元々中継衛星を含めた月面太陽光発電システム自体が民間への電力供給用に建造されたものでありあくまでサテライトシステム自体は軍事用に転用されたものである事が理由である。 | これらが全て失われた戦後では、月面施設から一直線に射線が通っている、つまり「機体側から月が目視できる範囲内でないと受信は不可能」となった。また、システム起動からマイクロウェーブが機体に到達するまでに数秒の時間差があるため、受信中は身動きがとれない無防備状態になる(もっとも、サテライトキャノンは戦略用途の超長距離砲の為敵機から攻撃を受ける様な距離で使用する物ではないが)という欠点もある。だが、それを利用して湖にわざとマイクロウェーブを当て水蒸気爆発を起こすという使い方もなされた。兵器システムとして見ると合理的ではない部分が散見されるが、これは元々中継衛星を含めた月面太陽光発電システム自体が民間への電力供給用に建造されたものでありあくまでサテライトシステム自体は軍事用に転用されたものである事が理由である。 |