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266 バイト追加 、 2016年2月3日 (水) 11:32
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徹底した反戦主義者(と言うよりも、むしろ'''「軍隊・軍人嫌い」'''と言った方が的確か)である為、[[一条輝]]をはじめとする軍関係者がミンメイと親しい間柄である事を不愉快に思っている。何かと彼ら軍属への批判を口にし、時には無責任極まりない独り善がりな行動をとる事もある。当然ながら、軍人達からもカイフンを嫌う者も少なくない。
 
徹底した反戦主義者(と言うよりも、むしろ'''「軍隊・軍人嫌い」'''と言った方が的確か)である為、[[一条輝]]をはじめとする軍関係者がミンメイと親しい間柄である事を不愉快に思っている。何かと彼ら軍属への批判を口にし、時には無責任極まりない独り善がりな行動をとる事もある。当然ながら、軍人達からもカイフンを嫌う者も少なくない。
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後にミンメイと婚約するも、戦後の地方巡業を経て次第に関係が冷え切っていき、更には自分の境遇等を全て軍人のせいにして酒に逃避するようになった。
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後にミンメイと婚約するも、戦後の地方巡業を経て次第に関係が冷え切っていき、更には自分の境遇等を全て軍人の所為にして酒に逃避するようになった。
 
その身勝手さは、ミンメイの歌に対する情熱にも悪影響を及ぼしていってしまう事にもなり、ストレスの溜まっていた彼女はついに歌う事を拒否。最終的にミンメイの元を去り、消息を絶つ。
 
その身勝手さは、ミンメイの歌に対する情熱にも悪影響を及ぼしていってしまう事にもなり、ストレスの溜まっていた彼女はついに歌う事を拒否。最終的にミンメイの元を去り、消息を絶つ。
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その後、[[メガロード]]にも乗船する事は無かったようである。
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その後、[[メガロード|メガロード-01]]にも乗船する事は無かったようである。
    
==== 劇場版 ====
 
==== 劇場版 ====
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=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
強大な[[ゼントラーディ]]軍から純粋に市民を守るために戦っている主人公の[[一条輝]]ら地球統合軍の軍人達を「軍人だから」という理由だけで批判し、冷淡な態度で接してくるTV版のリン・カイフンは、視聴者からはあまり良い印象を持たれていないことが多い。
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強大な[[ゼントラーディ|ゼントラーディ軍]]から純粋に市民を守るために戦っている主人公の[[一条輝]]ら地球統合軍の軍人達を「軍人だから」という理由だけで批判し、冷淡な態度で接してくるTV版のリン・カイフンは、視聴者からはあまり良い印象を持たれていないことが多い。
    
というのも、TV版のカイフンは戦争をしている地球統合軍およびその軍人に対して反感を抱いているのであるが、そもそも戦争を仕掛けてきたのは地球統合軍ではなくゼントラーディ軍である。それにも関わらず、TV版の'''リン・カイフンは、自身の住む[[地球]]を侵略し、市民の生活を脅かすゼントラーディ軍を批判していない'''。戦争をする軍隊や軍人が嫌いなのであれば、地球統合軍はともかく侵略者のゼントラーディ軍に対してもそれと同様に嫌悪していないのは、やや不自然ではある。
 
というのも、TV版のカイフンは戦争をしている地球統合軍およびその軍人に対して反感を抱いているのであるが、そもそも戦争を仕掛けてきたのは地球統合軍ではなくゼントラーディ軍である。それにも関わらず、TV版の'''リン・カイフンは、自身の住む[[地球]]を侵略し、市民の生活を脅かすゼントラーディ軍を批判していない'''。戦争をする軍隊や軍人が嫌いなのであれば、地球統合軍はともかく侵略者のゼントラーディ軍に対してもそれと同様に嫌悪していないのは、やや不自然ではある。
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;[[早瀬未沙]]
 
;[[早瀬未沙]]
 
:TV版では軍属という事で、彼女からの気遣いも冷たく無碍にする。この時、カイフンが初恋の男性・ライバーと声が似ていた([[声優]]も同じ)こともあって、未沙は衝撃を受ける。
 
:TV版では軍属という事で、彼女からの気遣いも冷たく無碍にする。この時、カイフンが初恋の男性・ライバーと声が似ていた([[声優]]も同じ)こともあって、未沙は衝撃を受ける。
:ただし、その後の描写によると、彼はライバーとは別人であると割り切ったようである。
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:なお、その後の描写によると、未沙は「カイフンは初恋の男性・ライバーと別人である」と割り切った模様。
 
;[[ロイ・フォッカー]]
 
;[[ロイ・フォッカー]]
 
:TV版では僅かしか会話を交わしていないが、その際にも軍属である彼に辛辣な言葉をぶつけている。
 
:TV版では僅かしか会話を交わしていないが、その際にも軍属である彼に辛辣な言葉をぶつけている。
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TV版と劇場版では、輝ら軍人達に対して取る態度や言動が大きく異なっている。
 
TV版と劇場版では、輝ら軍人達に対して取る態度や言動が大きく異なっている。
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=== TV版 ===
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=== [[超時空要塞マクロス|TV版]] ===
 
;「そうですか…軍人が民間人を助けるのは当然ですが。ま、感謝しておきましょう」
 
;「そうですか…軍人が民間人を助けるのは当然ですが。ま、感謝しておきましょう」
:TV版第15話で[[一条輝|輝]]と初対面時に、[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を助けたと聞いて。このように、相手が軍人だという理由だけで、冷淡な対応を取ることが多い。
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:TV版第15話「チャイナ・タウン」で[[一条輝|輝]]と初対面時に、[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を助けたと聞いて。このように、相手が軍人だという理由だけで、冷淡な対応を取ることが多い。
 
;「戦いは何も生み出しません。戦いが生み出すのは破壊だけです!」
 
;「戦いは何も生み出しません。戦いが生み出すのは破壊だけです!」
 
:TV版第16話「カンフー・ダンディ」で放ったカイフンの軍隊・軍人嫌いを象徴した台詞。
 
:TV版第16話「カンフー・ダンディ」で放ったカイフンの軍隊・軍人嫌いを象徴した台詞。
:確かに正論ではあるものの、それ以前にカイフンは、侵略してくる[[ゼントラーディ]]軍から市民を守るためにやむなく戦っている統合軍の軍人達の心情や事情を理解しようとしていないのが問題である。実際に、輝からは「俺だって、別に好きで軍隊やってるわけじゃない」と返されている。
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:確かに正論ではあるものの、それ以前にカイフンは、侵略してくる[[ゼントラーディ|ゼントラーディ軍]]から市民を守るためにやむなく戦っている統合軍の軍人達の心情や事情を理解しようとしていないのが問題である。実際に、輝からは「俺だって、別に好きで軍隊やってるわけじゃない」と返されている。
:なお、第19話での芸能インタビューにおいても、カイフンは上記の台詞と同様の発言をしているのだが、それをTVで視聴していた[[クローディア・ラサール|クローディア]]と[[早瀬未沙|未沙]]からは顰蹙を買っている。
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:なお、第19話「バースト・ポイント」での芸能インタビューにおいても、カイフンは上記の台詞と同様の発言をしているのだが、それをTVで視聴していた[[クローディア・ラサール|クローディア]]と[[早瀬未沙|未沙]]からは顰蹙を買っている。
;「歌が人を殺す兵器に負けてはならない!続けよう諸君、このコンサートを!」
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;「歌が人を殺す兵器に負けてはならない! 続けよう諸君、このコンサートを!」
:TV版第22話「ラブ・コンサート」より。ミンメイのコンサート中にゼントラーディがシティに侵入、戦火が広がり続ける中でミンメイのステージに立ってこう叫ぶ。リン・カイフン一世一代の見せ場であろう。
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:TV版第22話「ラブ・コンサート」より。ミンメイのコンサート中にゼントラーディがシティに侵入、戦火が広がり続ける中でミンメイのステージに立ってこう叫ぶ。TV版におけるリン・カイフン一世一代の見せ場であろう。
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=== 劇場版 ===
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=== [[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|劇場版]] ===
 
;「一条君。今度の事がマスコミに発覚したら、ミンメイの歌手生命は終わりだ。軍のお偉方には手を打ったが、君に対しては容赦しないからな!」
 
;「一条君。今度の事がマスコミに発覚したら、ミンメイの歌手生命は終わりだ。軍のお偉方には手を打ったが、君に対しては容赦しないからな!」
 
:劇場版にて。ミンメイを連れ出して訓練用バルキリーに乗せ、宇宙飛行する輝を咎めた。
 
:劇場版にて。ミンメイを連れ出して訓練用バルキリーに乗せ、宇宙飛行する輝を咎めた。
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