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− | == イクサー1(Iczer-One) ==
| + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]] | + | | 登場作品 = |
− | **[[戦え!! イクサー1]]
| + | * {{登場作品 (人物)|戦え!! イクサー1}} |
− | **[[冒険! イクサー3]] | + | * {{登場作品 (人物)|冒険! イクサー3}} |
− | *[[声優]]:山本百合子
| + | | 声優 = {{声優|山本百合子}} |
− | *種族:[[クトゥルフ]]([[人造人間]])
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平野俊弘}} |
− | *性別:女
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
− | *キャラクターデザイン:平野俊弘
| + | | SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]] |
| + | }} |
| | | |
− | 『[[戦え!! イクサー1]]』の[[主人公]]。
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| + | | 種族 = [[クトゥルフ]]([[人造人間]]) |
| + | | 性別 = [[性別::女]] |
| + | | 髪色 = 金 |
| + | | 髪型 = 癖の強いロングヘアでもみあげ部分だけが縦ロール |
| + | | 瞳の色 = 赤 |
| + | | 主な搭乗機 = [[イクサーロボ]] |
| + | }} |
| + | '''イクサー1'''は『[[戦え!! イクサー1]]』の[[主人公]]。 |
| | | |
− | 宇宙を放浪する民・[[クトゥルフ]]の侵略活動を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツと黒いプロテクターの女戦士。豪快なボリュームの金髪を振り乱し、両腕から放つエネルギー衝撃波と、異空間から呼び出していると思しきエネルギーブレードを用いた格闘戦を行う他、巨大ロボットに対しては、愛機・イクサーロボを呼び出し立ち向かう。「善」の心しか持っていない戦士であり、性格も生真面目。
| + | == 概要 == |
| + | [[宇宙]]を放浪する民・[[クトゥルフ]]の侵略活動を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツと黒いプロテクターの女戦士。豪快なボリュームの金髪を振り乱し、両腕から放つエネルギー衝撃波と、異空間から呼び出していると思しきエネルギーブレードを用いた格闘戦を行う他、巨大ロボットに対しては、愛機・イクサーロボを呼び出し立ち向かう。「善」の心しか持っていない戦士であり、[[性格]]も生真面目。 |
| | | |
| 元々はクトゥルフのリーダー、[[サー・バイオレット]]がクトゥルフの民を守るために生み出した人造人間(描写から見ると生体アンドロイド)であった。しかし[[ビッグゴールド]]がサー・バイオレットを洗脳し、クトゥルフを異星侵略集団として支配。サー・バイオレットの善の心の分身でもあるイクサー1は、彼らを止めるために戦うことになる。 | | 元々はクトゥルフのリーダー、[[サー・バイオレット]]がクトゥルフの民を守るために生み出した人造人間(描写から見ると生体アンドロイド)であった。しかし[[ビッグゴールド]]がサー・バイオレットを洗脳し、クトゥルフを異星侵略集団として支配。サー・バイオレットの善の心の分身でもあるイクサー1は、彼らを止めるために戦うことになる。 |
| | | |
| 激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。 | | 激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。 |
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− | なお、阿乱霊における原作版では「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称であり、搭乗者は「ニャン」と呼ばれる猫娘である。性格や言動など、アニメのイクサー1とはまったくの別人。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦L]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
− | :初登場作。[[生身ユニット]]であるにも関わらず、'''空を飛べる上に宇宙空間さえも生身で移動できる'''(しかも適応A)が、これは原作再現。中盤から[[イクサー3]]と入れ替わりに長期離脱するが、後半で戻ってくる。一時離脱するためか、3話で早速登場するのに'''4段階改造済み'''。一時離脱まで使える期間は長いのでありがたいといえばありがたい。なお、αの[[衝撃のアルベルト]]以来の「生身で使徒と戦ったキャラクター」でもある。 | + | :初登場作品。[[生身ユニット]]であるにも関わらず、'''空を飛べる上に宇宙空間さえも生身で移動できる'''(しかも適応A)が、これは原作再現。中盤から[[イクサー3]]と入れ替わりに長期離脱するが、後半で戻ってくる。一時離脱するためか、第3話で早速登場するのに'''4段階改造済み'''。一時離脱まで使える期間は長いのでありがたいといえばありがたい。なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[衝撃のアルベルト]]以来の「生身で[[使徒]]と戦ったキャラクター」でもある。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;イクサービーム | | ;イクサービーム |
− | :両腕から(『[[L]]』の戦闘アニメでは右腕から)放つエネルギー弾。 | + | :両腕から放つエネルギー弾。 |
− | :射程3しか無いが、生身状態ではこれが唯一の有射程武器。
| + | :[[射程]]3しか無いが、生身状態ではこれが唯一の有射程武器。戦闘アニメでは右腕から発射する。 |
| ;イクサーソード | | ;イクサーソード |
− | :異空間から呼び出すエネルギーソードによる一閃。この武器は特撮作品『宇宙刑事シリーズ』で主人公たちが使用していたレーザーブレードのオマージュである。 | + | :異空間から呼び出すエネルギーソードによる一閃。 |
| + | :この武器は特撮作品『[[宇宙刑事ギャバン|宇宙刑事シリーズ]]』で[[ギャバン|主人公]]たちが使用していたレーザーブレードのオマージュである。 |
| :射程1で同じコンボ武器でもビームより使い勝手が悪いが、イクサー1は格闘寄りなのでこちらの方が威力が高い。 | | :射程1で同じコンボ武器でもビームより使い勝手が悪いが、イクサー1は格闘寄りなのでこちらの方が威力が高い。 |
| ;イクサー1フルパワー | | ;イクサー1フルパワー |
− | :前述の特撮作品の主人公が使うかのような、ソードを用いた必殺技。原作では死んだ渚の魂と一つになることで使用可能となったが、ゲームでは加入直後から使用可能。渚とシンクロし、全身から光の柱を立ち昇らせて突撃。トドメ演出では再度突撃して剣を一閃、光の中で敵を消滅させる。 | + | :前述の特撮作品の主人公が使うかのような、ソードを用いた必殺技。原作では死んだ渚の魂と一つになることで使用可能となったが、ゲームでは加入直後から使用可能。渚とシンクロし、全身から光の柱を立ち昇らせて突撃。[[トドメ演出]]では再度突撃して剣を一閃、光の中で敵を消滅させる。 |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
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| :高速回避能力。ゲームでは[[分身]]と同じ効果。気力130で発動。 | | :高速回避能力。ゲームでは[[分身]]と同じ効果。気力130で発動。 |
| :また、マップ上で地形や敵ユニットを無視して移動コスト1固定で移動できるようになる。 | | :また、マップ上で地形や敵ユニットを無視して移動コスト1固定で移動できるようになる。 |
− | ;[[イクサーロボ合体]] / [[分離]]
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| : | | : |
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| === 機体ボーナス === | | === 機体ボーナス === |
| ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
− | :*初期:照準値+5、EN+50 | + | :*'''初期:照準値+5、EN+50''' |
− | :*5段階:照準値+15、EN+100、移動力+1 | + | :*'''5段階:照準値+15、EN+100、移動力+1''' |
− | :*10段階:照準値+25、EN+150、移動力+2 | + | :*'''10段階:照準値+25、EN+150、移動力+2''' |
| :移動力ボーナスに加え[[加速]]持ちなので非常に足が速く、そこそこいい燃費に加えENボーナス持ちなので滅多に補給を必要としない継戦能力を持つ。育成すればSU運用にも耐えうるポテンシャルを持つ。 | | :移動力ボーナスに加え[[加速]]持ちなので非常に足が速く、そこそこいい燃費に加えENボーナス持ちなので滅多に補給を必要としない継戦能力を持つ。育成すればSU運用にも耐えうるポテンシャルを持つ。 |
| | | |
− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == 機体BGM == |
| + | ;「イクサーロボ」 |
| + | :劇中[[BGM]]。 |
| + | ;「永遠のイクサー1」 |
| + | :第3話ED。歌詞の一部が『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第35話のサブタイトルにもなっている。 |
| + | |
| + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | [[格闘]]・[[技量]]が自軍2位、[[防御]]・[[回避]]が4位、残る[[射撃]]・[[命中]]も上の中程度、合計値は総合2位と言う凄まじいスペックを持つ。ユニットのサイズのせいで火力不足になりがちではあるがその分回避力はすさまじく、[[サイズ差補正無視]]を習得させれば火力も解決するため、文句無くエースパイロットになれる。 | + | [[格闘 (能力)|格闘]]・[[技量]]が自軍2位、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]・[[回避#回避(能力)|回避]]が4位、残る[[射撃 (能力)|射撃]]・[[命中#命中(能力)|命中]]も上の中程度、合計値は総合2位と言う凄まじいスペックを持つ。ユニットのサイズのせいで火力不足になりがちではあるがその分回避力はすさまじく、[[サイズ差補正無視]]を習得させれば火力も解決するため、文句無くエースパイロットになれる。 |
| | | |
| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
− | :[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[気合]]、[[愛]] | + | :'''[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[気合]]、[[愛]]''' |
| | | |
− | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | + | === [[特殊スキル]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
− | :[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L8、[[アタックコンボ|アタックコンボ]]L1 | + | :'''[[合体|イクサーロボ合体]] / [[分離]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]L8、[[アタックコンボ]]L1''' |
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− | == 機体(パイロット)[[BGM]] ==
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− | ;「イクサーロボ」
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− | :劇中BGM。
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− | ;「永遠のイクサー1」
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− | :第3話ED。歌詞の一部がLの第35話のサブタイトルにもなっている。
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :[[冒険! イクサー3|続編]]にて送りだした「妹」。アニメより先に作られたカセット文庫版『冒険!! イクサー3』では'''娘'''になっている。 | | :[[冒険! イクサー3|続編]]にて送りだした「妹」。アニメより先に作られたカセット文庫版『冒険!! イクサー3』では'''娘'''になっている。 |
| ;[[アトロス]] | | ;[[アトロス]] |
− | :イクサー1にとっては「三人目の妹」に当たる人造人間。原作では特に絡みはなかったが、[[L]]では第34話にてネオスゴールドの攻撃を受けて瀕死の状態にあった彼女を見つけイクサー3と共に助けている。 | + | :イクサー1にとっては「三人目の妹」に当たる人造人間。原作では特に絡みはなかったが、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では第34話にてネオスゴールドの攻撃を受けて瀕死の状態にあった彼女を見つけイクサー3と共に助けている。 |
| ;[[サー・バイオレット]] | | ;[[サー・バイオレット]] |
| :誕生する時に彼女の善の心が宿った。いわば『母』同然の存在。 | | :誕生する時に彼女の善の心が宿った。いわば『母』同然の存在。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
| ;[[美角鏡]] | | ;[[美角鏡]] |
− | :『[[L]]』では異星人同士という共通点を持っていたからか、「もしもの時のために」と、まだ仲間に話していない真実をイクサー1に伝えていた。 | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では異星人同士という共通点を持っていたからか、「もしもの時のために」と、まだ仲間に話していない真実をイクサー1に伝えていた。 |
| ;[[早瀬浩一]] | | ;[[早瀬浩一]] |
− | :[[L]]において、増長していた彼に対して厳しい言葉をぶつける一幕もあったが、彼がLOTUSに参加してからは、彼を何かと気にかけており幾度か助言している。お互いのキャラクター設定を生かしたクロスオーバーである。 | + | :『L』において、増長していた彼に対して厳しい言葉をぶつける一幕もあったが、彼が[[LOTUS]]に参加してからは、彼を何かと気にかけており幾度か助言している。お互いのキャラクター設定を生かしたクロスオーバーである。 |
| :また、増長の結果であるとは言え、イクサー1を「悪」呼ばわりした唯一の人物でもある。 | | :また、増長の結果であるとは言え、イクサー1を「悪」呼ばわりした唯一の人物でもある。 |
| ;[[ジャック・スミス]] | | ;[[ジャック・スミス]] |
− | :『[[L]]』では生身ユニット同士からか、初登場時に戦闘前台詞が存在する。また、ジャックがLOTUSに加入した事に対しても武人である彼に二心がない事を見抜いている。 | + | :『L』では生身ユニット同士からか、初登場時に[[戦闘前会話]]が存在する。また、ジャックがLOTUSに加入した事に対しても武人である彼に二心がない事を見抜いている。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | === 戦え!! イクサー1 === |
| ;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」 | | ;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」 |
| :第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。 | | :第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。 |
− | ;「ありがとう、戦士たち。この星は、私が必ず守ってみます」 | + | ;「渚が…好きだから」 |
− | :クトゥルフの地上攻撃用要塞にまったく歯がたたない地球側。しかし彼らの必死の攻撃が異空間に閉じ込められていたイクサー1に脱出のきっかけを与える。彼女は名もなき兵士達に感謝と共に誓う。 | + | :第2話より。渚に自分を選んだ理由を聞かれた時の返答。 |
| + | ;「ありがとう、戦士達。この星は、私が必ず守ってみせます」 |
| + | :同上。クトゥルフの地上攻撃用要塞にまったく歯がたたない地球側。しかし彼らの必死の攻撃が異空間に閉じ込められていたイクサー1に脱出のきっかけを与える。彼女は名もなき兵士達に感謝と共に誓う。 |
| ;「これが……シンクロ!」 | | ;「これが……シンクロ!」 |
− | :渚と真のシンクロを果たした際の台詞。 | + | :最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。 |
− | ;「私は、二度も妹の命を奪いたくはありません…」 | + | === 冒険! イクサー3 === |
− | :蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。 | + | ;「私は、二度も妹の命を奪いたくありません…」 |
| + | :最終話より。蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。 |
| | | |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| + | ;「チッ……」 |
| + | :第1話より。敵を思わず見逃した後に舌打ちするシーン。 |
| + | :「舌打ち」とは悪感情なので、善の心としてはどうなのだろうか? |
| + | ;「えっ!? どうしたのですか、渚?」 |
| + | :第2話より。今からクトゥルフの要塞に行くので戦ってくれるかという質問に全否定された後の反応。 |
| + | :渚からしてみれば「強制的に戦わされ、全裸にされた後で異空間に軟禁状態」なので、どうしたもこうしたもないのだが、そこでズレた見解を示すのが彼女らしさを表現している。 |
| + | ;「あっ、はい」 |
| + | :同上。渚に気やすく呼ばないでと言われて、素直に応じてしまう。生真面目な彼女らしい一面。 |
| + | :困惑気味で女の子らしい仕草を見せている。 |
| ;起こさないでね(ハートマーク) | | ;起こさないでね(ハートマーク) |
− | :厳密には台詞ではなく文章だが、映像特典に置いて触手に丸呑みされ、助けを求めている渚が、悲鳴が連呼しているにも拘らず枕を抱き、布団を被りながら睡眠を続けるイクサー1……。 | + | :厳密には台詞ではなく文章だが、映像特典に於いてクリーチャーに襲われ、助けを求めている渚が、悲鳴が連呼しているにも拘らず枕を抱き、布団を被りながら睡眠を続けるイクサー1……。 |
| :その傍らに置いてあるめくり台には、『起こさないでね(ハートマーク)』と書かれて居たのだった……。 | | :その傍らに置いてあるめくり台には、『起こさないでね(ハートマーク)』と書かれて居たのだった……。 |
| + | ;「まったくもう…イクサー3! 起きなさい!!」 |
| + | :カセットブック『冒険!!イクサー3』冒頭の台詞。地球の危機に目覚めの時が来たイクサー3を向かわせようとするが、中々起きないイクサー3に対して。朝中々起きない子供を起こす親そのものである。 |
| + | ;「さあ、私には見えませんでしたが」<br/>「さあ・・・何の事ですか?」 |
| + | :[[ドラマCD]]『御意見無用!ネオス四天王の逆襲!!』より。イクサー3と[[アトロス]]、[[ゴーレム (イクサー)|ゴーレム]]と[[インセクト (イクサー3)|インセクト]]のタッグマッチにて、レフェリーを務めたイクサー1。火器による凶器攻撃を行うゴーレムを取り締まるものの、イクサー3とアトロスのビーム攻撃による反則を指摘するゴーレムへの都合の良い返答(一応こっそりとイクサー3に注意している)。ゴーレムからは「それでも正義の味方か!」と言われてしまう。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「私が悪…?」 | | ;「私が悪…?」 |
− | :『[[L]]』5話で浩一に「お前らは悪だ!」と一方的に決めつけられた際に発した台詞。少し意外そうな反応をしているが、この時点での彼女は絶対的な「善」であるから当然か。 | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第5話「紅の衝撃・蒼の戦慄」より。[[早瀬浩一|浩一]]に「お前らは悪だ!」と一方的に決めつけられた際に発した台詞。少し意外そうな反応をしているが、この時点での彼女は絶対的な「善」であるから当然か。 |
− | ;「あなたは何を持って正邪を判断しているのです!?」<br/>(浩一)「俺が正義だ!俺が認めないものはすべて悪だぁぁっ!!」<br/>「違います。人間は正義と悪の心を持ち、ゆえに完全であることができるのです」<br/>「あなたがしている事は悪の心から生み出されているものにすぎません!」 | + | ;「あなたは何を持って正邪を判断しているのです!?」<br/>(浩一)「俺が正義だ!俺が認めないものはすべて悪だぁぁっ!!」<br/>「違います。人間は正義と悪の心を持ち、ゆえに完全である事ができるのです」<br/>「あなたがしている事は悪の心から生み出されているものにすぎません!」 |
− | :[[L]]の第5話での増長していた浩一に対しての厳しい言葉。 | + | :同上。浩一との[[戦闘前会話]]より。増長していた彼に対しての厳しい言葉。 |
| ;(渚…あなたのご両親はコバルトがあなたを襲ったときに、もう…)<br/>(でも、心も体も傷ついた渚に真実を伝えるのは…) | | ;(渚…あなたのご両親はコバルトがあなたを襲ったときに、もう…)<br/>(でも、心も体も傷ついた渚に真実を伝えるのは…) |
− | :L第8話シナリオデモにて。Lではイクサー1は渚にショックを与えないために両親の死は伝えておらず、渚が両親の死を知るのは第9話となった(なお、渚に両親の死を伝えたのは[[石神邦生|石神社長]]である)。 | + | :『L』第8話モビルスーツ救出を試みるルート「正義の代償」シナリオデモより。『L』ではイクサー1は渚にショックを与えないために両親の死は伝えておらず、渚が両親の死を知るのは第9話となった(なお、渚に両親の死を伝えたのは[[石神邦生|石神社長]]である)。 |
| + | ;「あ、はい。それでは、いただきますね」 |
| + | :『L』第9話モビルスーツ救出を試みるルート「戦う決意」より。[[AL-3 アリス|アリス]]に散らし寿司を薦められて。人造人間がアンドロイドに食べ物を薦められる少々おかしな光景。 |
| + | :なお、劇中でイクサー1は食事をする場面はない。イクサー3は[[ドラマCD]]で「宇宙食食べ飽きた」と発言しているので、食事は可能と思われる。 |
| ;(浩一、今のあなたは立派に正義の味方をしていますよ。ようやく願いが叶いましたね…) | | ;(浩一、今のあなたは立派に正義の味方をしていますよ。ようやく願いが叶いましたね…) |
− | :L第10話シナリオエンドデモにて。正義の味方として運命付けられた彼女が、何かと浩一のことを気にかけていることがわかる。 | + | :『L』第10話モビルスーツ救出を試みるルート「エンゲージ・ゴーダンナー」シナリオエンドデモより。正義の味方として運命付けられた彼女が、何かと浩一のことを気にかけていることがわかる。 |
| ;「なるほど…あなたは全身を改造し、その力を得ているのですね」<br/>「いいでしょう。かかってきなさい!」 | | ;「なるほど…あなたは全身を改造し、その力を得ているのですね」<br/>「いいでしょう。かかってきなさい!」 |
− | :[[L]]第12話での[[ジャック・スミス|ジャック]]との戦闘前台詞。戦いに生きる者同士としてイクサー1はジャックと剣を交える。 | + | :『L』第12話「放課後の来訪者」に於ける[[ジャック・スミス|ジャック]]との戦闘前会話より。戦いに生きる者同士としてイクサー1はジャックと剣を交える。 |
| ;「渚が許してくれるのであれば、一度手を合わせるのも悪くないでしょう」<br/>「どうやら彼は…剣に生きるためだけに戦っているようですから」 | | ;「渚が許してくれるのであれば、一度手を合わせるのも悪くないでしょう」<br/>「どうやら彼は…剣に生きるためだけに戦っているようですから」 |
− | :こちらは第12話にてイクサー1が[[イクサーロボ]]に登場しているときのジャックとの戦闘前台詞。 | + | :同上。イクサー1が[[イクサーロボ]]に登場しているときのジャックとの戦闘前会話。 |
| ;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」 | | ;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」 |
− | :Lの第34話シナリオエンドデモにてどうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。<br/>「理屈に合わない事をするのが~」の下りは映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』にて、源静に対しリルル(イクサー1役の山本百合子氏が演じたキャラクター)が「どうして敵である自分を助けたのか」と問うた際に、静が答えた台詞が元ネタとなっている。リルルに大きな影響を与えたこの台詞を、[[L]]ではリルルと同じ声であるイクサー1が答えるというこの場面、アトロスが生存するという展開も併せて、非常に胸にくるものがあるシーンである。 | + | :『L』第34話「イクセリオの輝き」に於ける[[アトロス]]加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。 |
− | ;「心配はいりません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」 | + | :理屈に合わない事をするのが~」の下りは映画[[映画]]ドラえもん のび太と鉄人兵団』にて、源静香に対しリルル(イクサー1役の山本百合子氏が演じたキャラクター)が「どうして敵である自分を助けたのか」と問うた際に、静香が答えた台詞が元ネタとなっている。リルルに大きな影響を与えたこの台詞を、『L』ではリルルと同じ声であるイクサー1が答えるというこの場面、アトロスが生存するという展開も併せて、非常に胸にくるものがあるシーンである。 |
− | :クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。 | + | ;「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」 |
− | ;「…私の勝ちです、イクサー3。ゴールドは私とひとつになりました」<br/>「渚のおかげで、私もあなたと同じ人の心を持つ事ができたのです」<br/>「良き心もあれば、邪な心もある人間の心に…。渚、約束は守りましたよ」 | + | :『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。 |
| + | ;「…私達の勝ちです、イクサー3。ゴールドは私とひとつになりました」<br/>「渚のおかげで、私もあなたと同じ人の心を持つ事ができたのです」<br/>「良き心もあれば、邪な心もある人間の心に…。渚、約束は守りましたよ」 |
| :上記の作戦が成功した時の台詞。 | | :上記の作戦が成功した時の台詞。 |
| ;「正義の味方を目指す事が無意味なわけではありません。邪な心に負けなければいいのです、浩一」 | | ;「正義の味方を目指す事が無意味なわけではありません。邪な心に負けなければいいのです、浩一」 |
− | :L第35話にて、「完全無欠の正義の味方なんてのは夢物語なのかな…」と言った浩一に対しての助言。 | + | :同上。「完全無欠の正義の味方なんてのは夢物語なのかな…」と言った浩一に対しての助言。 |
| | | |
| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | 成人漫画雑誌「レモンピープル」に掲載されていた阿乱霊による原作コミックでは、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女というOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれており、しかも台詞や仕草が猫のようである点も興味深い(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。
| + | *阿乱霊による原作漫画版では、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女で、台詞や仕草が猫のようであるというOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれている(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。また原作漫画版における「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称である。 |
| + | *イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[結城沙羅]]を聴いて、とてもピッタリだったからとのこと。山本百合子氏がこれを聞いたのは1話目の収録後であり、「いくつもの声のパターンを持っているわけでもないので、結果的に似てしまった。だから、「それでよかったんだ」と後で言われてホッとした」と話している<ref>角川書店『戦え!!イクサー1 メディアミックス スペシャル』87頁。</ref>。 |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| {{DEFAULTSORT:いくさあ1}} | | {{DEFAULTSORT:いくさあ1}} |