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ロボットアニメ作品における木星(およびその衛星)に関しては、地球人等の行為によって変容あるいは破壊される等、太陽系の惑星の中でも受難が際立つ傾向にある。
 
ロボットアニメ作品における木星(およびその衛星)に関しては、地球人等の行為によって変容あるいは破壊される等、太陽系の惑星の中でも受難が際立つ傾向にある。
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== メモ ==
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== 概要 ==
 
[[地球]]と[[月]]、そしてその間の宙域が大部分である[[宇宙世紀]]における最遠の辺境。
 
[[地球]]と[[月]]、そしてその間の宙域が大部分である[[宇宙世紀]]における最遠の辺境。
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その巨大な質量ゆえに重力も非常に強く、地球の約2.4倍。接近してくる隕石や彗星のほとんどは木星の重力に引きこまれていく。ロボットアニメ、漫画においてもこの木星の強い重力を機体などの設定に生かしていることがある([[メッサーラ]]、[[クロスボーン・ガンダム]]など)。<br/>
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その巨大な質量ゆえに重力も非常に強く、地球の約2.4倍。接近してくる隕石や彗星のほとんどは木星の重力に引きこまれていく。ロボットアニメ、漫画においてもこの木星の強い重力を機体などの設定に生かしていることがある([[メッサーラ]]、[[クロスボーン・ガンダム]]など)。ガスを主成分とする木星型惑星であり、まともな地面すら無く到底生物が住めるような場所では無い。人間が居住している作品であっても大抵の場合は過酷な環境とされている。
ガスを主成分とする木星型惑星であり、まともな地面すら無く到底生物が住めるような場所では無い。人間が居住している作品であっても大抵の場合は過酷な環境とされている。
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なお、高重力環境が必要な何かをしにいく場合を除けば、宇宙世紀において木星に行く目的はほぼ「核融合エンジンの動力源となるヘリウム3(ヘリウムの同位体)の採集」である。<br/>
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なお、高重力環境が必要な何かをしにいく場合を除けば、宇宙世紀において木星に行く目的はほぼ「核融合エンジンの動力源となるヘリウム3(ヘリウムの同位体)の採集」である。ヘリウム3を使う核融合は現実でも理論は確立されており、廃棄物の少なさ・反応開始条件の緩さなど総合的に見て最もバランスが良い反応と目されているが、燃料となるヘリウム3が地球上にほぼ存在せず、人工的な精製も極めて困難と言う問題がある。これを採取しに木星まで行くのである。
ヘリウム3を使う核融合は現実でも理論は確立されており、廃棄物の少なさ・反応開始条件の緩さなど総合的に見て最もバランスが良い反応と目されているが、燃料となるヘリウム3が地球上にほぼ存在せず、人工的な精製も極めて困難と言う問題がある。これを採取しに木星まで行くのである。<br/>
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しかし、これらの設定が作られた時よりももっと後に、ヘリウム3は[[月|月面]]上に豊富に存在することが明らかになっており、今から新しい世界観の設定を作るのであれば、核融合の燃料は月面基地にでも行って採取すれば済むため、木星まで行く必要は特に無い。<br/>
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ちなみにヘリウム3採取船[[ジュピトリス]]は全長2km。
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[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]では木星で[[ニュータイプ]]に覚醒する人物が多かった。長谷川裕一氏による[[漫画]]『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』(SRW未参戦)においては、それに関する答えが出されている。<br/>
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しかし、これらの設定が作られた時よりももっと後に、ヘリウム3は[[月|月面]]上に豊富に存在することが明らかになっており、今から新しい世界観の設定を作るのであれば、核融合の燃料は月面基地にでも行って採取すれば済むため、木星まで行く必要は特に無い。ちなみにヘリウム3採取船[[ジュピトリス]]は全長2km。
同作設定によれば、作中に登場する作家「'''ヨシユキ・トミノ'''」こそが地球人類最初の木星帰りであるとされている。
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[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]では木星で[[ニュータイプ]]に覚醒する人物が多かった。長谷川裕一氏による[[漫画]]『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』(SRW未参戦)においては、それに関する答えが出されている。同作設定によれば、作中に登場する作家「'''ヨシユキ・トミノ'''」こそが地球人類最初の木星帰りであるとされている。
    
== 木星を舞台とした作品 ==
 
== 木星を舞台とした作品 ==
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