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| CBが行う「紛争根絶」の方法はかなり乱暴なもので「紛争が起こっている戦場に武力による介入を行使し、その戦場にいる全ての軍隊が撤退するまで破壊活動を行う」というもの。また、紛争を幇助している[[企業]]や国家に対しても、研究施設や工場施設の爆破などの破壊活動を行う。当然、世界中のほとんどの国家からは「はた迷惑な[[テロリスト|テロ組織]]」として扱われている。 | | CBが行う「紛争根絶」の方法はかなり乱暴なもので「紛争が起こっている戦場に武力による介入を行使し、その戦場にいる全ての軍隊が撤退するまで破壊活動を行う」というもの。また、紛争を幇助している[[企業]]や国家に対しても、研究施設や工場施設の爆破などの破壊活動を行う。当然、世界中のほとんどの国家からは「はた迷惑な[[テロリスト|テロ組織]]」として扱われている。 |
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− | 一般市民からの印象としては、このようなやり方について賛否両論となっておりCB支持派と反対派に分かれている(彼らの破壊活動はときとして[[民間人]]を巻き込む結果になることもあるほか、[[ネーナ・トリニティ]]のように民間人の虐殺を嬉々として行う者もCBには存在する)。[[グラハム・エーカー]]の感想は'''「存在自体が矛盾している」'''とのこと。ただし、作中世界ではCBの活動により実際に紛争の発生率は一時的には減っている。<ref>なお、1st第14話にて「世界各地で行われている紛争が38%低下し、軍需産業と関わりを持つ[[企業]]の63%が撤退を表明した」ことが語られている。</ref>
| + | 一般市民からの印象としては、このようなやり方について賛否両論となっており、CB支持派と反対派に分かれている(彼らの破壊活動はときとして[[民間人]]を巻き込む結果になることもあるほか、[[ネーナ・トリニティ]]のように民間人の虐殺を嬉々として行う者もCBには存在する)。[[グラハム・エーカー]]の感想は'''「存在自体が矛盾している」'''とのこと。ただし、作中世界ではCBの活動により実際に紛争の発生率は一時的には減っている。<ref>なお、1st第14話にて「世界各地で行われている紛争が38%低下し、軍需産業と関わりを持つ[[企業]]の63%が撤退を表明した」ことが語られている。</ref> |
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| なお、CBの技術力は200年先を行っているといわれ、その技術力の結晶である機動兵器「ガンダム」4機を主戦力とし、それだけで大国にも匹敵する軍事力を持つ。所属するメンバーには守秘義務があるため、他のメンバーの過去を知らない者も多い。 | | なお、CBの技術力は200年先を行っているといわれ、その技術力の結晶である機動兵器「ガンダム」4機を主戦力とし、それだけで大国にも匹敵する軍事力を持つ。所属するメンバーには守秘義務があるため、他のメンバーの過去を知らない者も多い。 |
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| 西暦2312年。2ndシーズンにおいて[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との合流を機に、再び彼らの戦いが始まる事となる。なお、2ndにおけるソレスタルビーイングの目的は、苛烈な弾圧を行う[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]独立治安維持部隊[[アロウズ]]を叩くこと。最終的に、反連邦組織[[カタロン]]や、[[カティ・マネキン]]率いる連邦軍クーデター派と協力してアロウズを解体に追いやることに成功した。<ref>なお、2nd最終話エピローグにて[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]司令部が「ソレスタルビーイングは腐敗した[[アロウズ]]を叩いた功労者だが、武力放棄をしない限り[[第二代地球連邦大統領|現政権]]を脅かす危険な存在であることに変わりはない」と評価していることが語られている。</ref> | | 西暦2312年。2ndシーズンにおいて[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との合流を機に、再び彼らの戦いが始まる事となる。なお、2ndにおけるソレスタルビーイングの目的は、苛烈な弾圧を行う[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]独立治安維持部隊[[アロウズ]]を叩くこと。最終的に、反連邦組織[[カタロン]]や、[[カティ・マネキン]]率いる連邦軍クーデター派と協力してアロウズを解体に追いやることに成功した。<ref>なお、2nd最終話エピローグにて[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]司令部が「ソレスタルビーイングは腐敗した[[アロウズ]]を叩いた功労者だが、武力放棄をしない限り[[第二代地球連邦大統領|現政権]]を脅かす危険な存在であることに変わりはない」と評価していることが語られている。</ref> |
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− | 劇場版の舞台となる西暦2314年には、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の宥和政策を考慮して、ガンダムを使用しない極秘裏の武力介入を続けている。一方、CBに対する世間の感情は軟化しているようで、地球連邦政府の新政権の宣伝も兼ねたプロパガンダ作品である[[ソレスタルビーイング (映画)|映画「ソレスタルビーイング」]]が制作されている。
| + | [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の舞台となる西暦2314年には、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の宥和政策を考慮して、ガンダムを使用しない極秘裏の武力介入を続けている。<ref>なお、[https://twitter.com/veda2314 劇場版公式Twitter]にて「([[西暦]]2312年の[[アロウズ]]解体後から[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の舞台となる西暦2314年の劇場版本編開始に至るまでの時点の)2年間で秘密裏に約100回もの武力介入を行っていた」ことが語られている。</ref>一方、CBに対する世間の感情は軟化しているようで、地球連邦政府の新政権の宣伝も兼ねたプロパガンダ作品である[[ソレスタルビーイング (映画)|映画「ソレスタルビーイング」]]が制作されている。 |
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| その本来の目的―――イオリア以外は誰一人として知らなかったが―――は、'''いずれ来る「[[ELS|異種]]」との対話に向け、人類の意識を一つにするための「仮想敵」'''であった(その意味では[[ディバイン・クルセイダーズ]]と似ている)。その一方で、「対話」の先駆けとなるファースト・[[イノベイター]]は、覚醒の鍵となる[[GN粒子]]に強く触れる[[ガンダムマイスター]]から出るとも予測されていた。 | | その本来の目的―――イオリア以外は誰一人として知らなかったが―――は、'''いずれ来る「[[ELS|異種]]」との対話に向け、人類の意識を一つにするための「仮想敵」'''であった(その意味では[[ディバイン・クルセイダーズ]]と似ている)。その一方で、「対話」の先駆けとなるファースト・[[イノベイター]]は、覚醒の鍵となる[[GN粒子]]に強く触れる[[ガンダムマイスター]]から出るとも予測されていた。 |
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| :エピローグにて[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]と[[ソーマ・ピーリス|マリー]]以外のメンバーはマネキン[[パトリック・コーラサワー|夫]][[カティ・マネキン|妻]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]、(生存している場合は)[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共にソレスタルビーイング号で[[ELS]]の母星に旅立つ。 | | :エピローグにて[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]と[[ソーマ・ピーリス|マリー]]以外のメンバーはマネキン[[パトリック・コーラサワー|夫]][[カティ・マネキン|妻]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]、(生存している場合は)[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共にソレスタルビーイング号で[[ELS]]の母星に旅立つ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | :同じく劇場版設定で参戦。リアル系分岐ルートで共闘するが、正式参戦は18話からとなる。 | + | :同じく劇場版設定で参戦。リアル系分岐ルートで共闘するが、正式参戦は第18話からとなる。 |
− | :本作では[[ユニコーンガンダム]]のパイロットが[[ラプラスの箱]]に辿り着くように導くことを主な目的としている。 | + | :本作では[[ユニコーンガンダム]]の[[バナージ・リンクス|パイオロット]]が[[ラプラスの箱]]に辿り着くように導くことを主な目的としている。 |
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| == 人物 == | | == 人物 == |
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| :ソレスタルビーイングの創設者。[[西暦]]2307年に全世界に対して「武力による戦争の根絶」を(ビデオメッセージで)宣言する。 | | :ソレスタルビーイングの創設者。[[西暦]]2307年に全世界に対して「武力による戦争の根絶」を(ビデオメッセージで)宣言する。 |
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− | === [[ガンダムマイスター]] === | + | === プトレマイオスチーム === |
| + | ==== [[ガンダムマイスター]] ==== |
| ;[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :[[ガンダムエクシア]]、[[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])、[[ダブルオークアンタ]]のマイスター。自らが「戦争を止めるモノ=ガンダム」になることを目指している。 | + | :[[ガンダムエクシア]]、[[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])、[[ダブルオークアンタ]]のマイスター。本名は「ソラン・イブラヒム」。 |
− | :2nd終盤で、人類初となる「真の[[イノベイター]]」へと変革を遂げた。
| + | :少年兵の出身で、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]率いる[[テロリスト|テロ組織]]KPSAのメンバーであった。その凄惨な過去を持つ故に、自らが「戦争を止めるモノ=ガンダム」になることを目指す。2nd終盤で、人類初となる「真の[[イノベイター]]」へと変革を遂げた。 |
− | :少年兵の出身で、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]率いる[[テロリスト|テロ組織]]KPSAのメンバーであった。本名は「ソラン・イブラヒム」。 | |
| ;[[ロックオン・ストラトス]] | | ;[[ロックオン・ストラトス]] |
− | :[[ガンダムデュナメス]]のマイスター。超一流のスナイパーであり、マイスターの[[まとめ役]]。 | + | :[[ガンダムデュナメス]]のマイスター。超一流のスナイパーであり、マイスターの[[まとめ役]]。本名は「ニール・ディランディ」。 |
− | :何かと[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引きがち。本名は「ニール・ディランディ」。 | + | :何かと[[貧乏クジ同盟|貧乏クジ]]を引きがち。1st終盤で戦死するが、ロックオン(ニール)の遺志は刹那達へと受け継がれることとなる。 |
| ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] | | ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] |
− | :[[ケルディムガンダム]]、[[ガンダムサバーニャ]]のマイスター。先代ロックオンの双子の弟。 | + | :[[ケルディムガンダム]]、[[ガンダムサバーニャ]]のマイスター。先代ロックオンの双子の弟。本名は「ライル・ディランディ」。 |
− | :元は[[カタロン]]の構成員であり、2nd序盤で刹那のスカウトを受けて参加。本名は「ライル・ディランディ」。 | + | :元は[[カタロン]]の構成員であり、2nd序盤で刹那のスカウトを受けて参加。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] |
| :[[ガンダムキュリオス]]、[[アリオスガンダム]]、[[ガンダムハルート]]のマイスター。究極の兵士「超兵」の実験体の一人。 | | :[[ガンダムキュリオス]]、[[アリオスガンダム]]、[[ガンダムハルート]]のマイスター。究極の兵士「超兵」の実験体の一人。 |
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| :プトレマイオスチームで唯一[[ヴェーダ]]にアクセスできる権限を持つ。正体は[[イノベイド]]の一人。 | | :プトレマイオスチームで唯一[[ヴェーダ]]にアクセスできる権限を持つ。正体は[[イノベイド]]の一人。 |
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− | === [[プトレマイオス]]クルー === | + | ==== プトレマイオスクルー ==== |
| ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] | | ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] |
− | :プトレマイオス艦長。チームの[[指揮官|戦闘指揮]]を執る戦術予報士。本名は「リーサ・クジョウ」。 | + | :艦長。ソレスタルビーイングにおける実働部隊であるプトレマイオスチームの[[指揮官|戦闘指揮]]を執る戦術予報士。本名は「リーサ・クジョウ」。 |
| ;[[フェルト・グレイス]] | | ;[[フェルト・グレイス]] |
| :オペレーター。両親もCBの一員だが、本編以前のとある事件で亡くなっている。 | | :オペレーター。両親もCBの一員だが、本編以前のとある事件で亡くなっている。 |
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| :操舵手。愛称は「リヒティ」。 | | :操舵手。愛称は「リヒティ」。 |
| ;[[ラッセ・アイオン]] | | ;[[ラッセ・アイオン]] |
− | :砲撃士。予備マイスターを兼任しており、2nd終盤では0ガンダムで戦場に出たことも。 | + | :砲撃士。予備マイスターを兼任しており、2ndシーズン終盤では0ガンダムで戦場に出撃した。 |
| ;[[イアン・ヴァスティ]] | | ;[[イアン・ヴァスティ]] |
− | :メカニック。ガンダムやトレミーの整備を一手に受け持つ凄腕。 | + | :[[科学者・技術者|メカニック]]。ガンダムや[[母艦]]の整備を一手に受け持つ凄腕。 |
| ;[[ミレイナ・ヴァスティ]] | | ;[[ミレイナ・ヴァスティ]] |
| :2ndで登場した、クリスの後任のオペレーター。イアンとリンダの娘。 | | :2ndで登場した、クリスの後任のオペレーター。イアンとリンダの娘。 |
| ;[[アニュー・リターナー]] | | ;[[アニュー・リターナー]] |
− | :2ndで加入したリヒティの後任の操舵手。正体はティエリアと同じ[[イノベイド]]の一人。 | + | :2ndで加入したリヒティの後任の操舵手。正体はティエリアと同じイノベイドの一人で、(本人の自覚は無いものの)[[リボンズ・アルマーク|敵]]から送られてきた[[スパイ]]であった。 |
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| === サポートメンバー === | | === サポートメンバー === |
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| :潜入任務をしていた時の刹那の隣人。2ndでは成り行きから行動を共にし、最終的に[[オーライザー]]のパイロットとして一時的に協力することになる。 | | :潜入任務をしていた時の刹那の隣人。2ndでは成り行きから行動を共にし、最終的に[[オーライザー]]のパイロットとして一時的に協力することになる。 |
| ;[[ソーマ・ピーリス]] | | ;[[ソーマ・ピーリス]] |
− | :[[人類革新連盟|人革連]]に所属する「超兵」の少女。元はアレルヤと同じ[[施設]]にいた全身不随の実験体で、本名は「マリー・パーファシー」。2nd序盤で記憶を取り戻し、同行していたが…。 | + | :[[人類革新連盟|人革連]]に所属する「超兵」の少女。元はアレルヤと同じ[[施設]]にいた全身不随の実験体で、本名は「マリー・パーファシー」。 |
| + | :2nd序盤で記憶を取り戻し、同行していたが…。 |
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| == 監視者 == | | == 監視者 == |
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| :第2次Z破界篇では[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の「世界を破壊しろ」という命令により、CBに協力する。CBの理念に関しては割と肯定的。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]曰く「世界を相手にした喧嘩」。 | | :第2次Z破界篇では[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の「世界を破壊しろ」という命令により、CBに協力する。CBの理念に関しては割と肯定的。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]曰く「世界を相手にした喧嘩」。 |
| ;[[クライン派]] | | ;[[クライン派]] |
− | :[[CC]]では協力関係にある。ソレスタルビーイングはクライン派を通じて[[フリーダムガンダム]]を[[キラ・ヤマト|キラ]]の元に送り届けている。 | + | :[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]では協力関係にある。ソレスタルビーイングはクライン派を通じて[[フリーダムガンダム]]を[[キラ・ヤマト|キラ]]の元に送り届けている。 |
| ;[[アンノウン・エクストライカーズ]] | | ;[[アンノウン・エクストライカーズ]] |
| :[[プトレマイオス2改]]を活動の本拠にしている。 | | :[[プトレマイオス2改]]を活動の本拠にしている。 |
| ;[[剣士ゼータ]] | | ;[[剣士ゼータ]] |
− | :[[BX]]にて共闘。 | + | :[[スーパーロボット大戦BX|BX]]にて共闘。 |
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| == 関連する用語 == | | == 関連する用語 == |