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精霊憑依キットの解説を反映
=== サイバスター・ポゼッション ===
=== サイバスター・ポゼッション ===
風の精霊王[[サイフィス]]と完全な同調を果たしたサイバスターの姿。既存の魔装機の常識を覆す性能を誇る。防御力を高めるため各部にアストラル装甲を追加、機動性を高めるためにスラスターの噴出口も1箇所から3箇所に増加している。変形時のサイバードからは額に輝く赤い宝玉がどこかに消え失せており、頭部も含めて更なる高速移動に対応するべく流線形化を果たすようだ。
風の精霊王[[サイフィス]]と完全な同調を果たしたサイバスターの姿。全高、重量、全備重量はかわりなし。既存の魔装機の常識を覆す性能を誇る。防御力を高めるため各部にアストラル装甲を追加、機動性を高めるためにスラスターの噴出口も1箇所から3箇所に増加している。変形時のサイバードからは額に輝く赤い宝玉がどこかに消え失せており、頭部も含めて更なる高速移動に対応するべく流線形化を果たすようだ。
腕部には「コスモノヴァリアクター」が、脚部と肩部には「アストラルシンクロナイザー」と呼ばれるエネルギー装置が存在する。これらの装置は最強武器『アカシックノヴァ』の使用で解放される。
腕部には「コスモノヴァリアクター」が、脚部と肩部には「アストラルシンクロナイザー」と呼ばれるエネルギー装置が存在する。これらの装置は最強武器『アカシックノヴァ』の使用で解放される。
:魔装機神シリーズの完結作では、剣→二刀→剣技と二段階のランクアップを用意されている。演出構成は強化版2本を一新。
:魔装機神シリーズの完結作では、剣→二刀→剣技と二段階のランクアップを用意されている。演出構成は強化版2本を一新。
:;ディスカッター彊(きょう)
:;ディスカッター彊(きょう)
::ポゼッション発動後に用いる形状変化を果たした「ディスカッター」の名称。切れ味が増しているらしく、マサキは「受け太刀はやめとけよ!」と敵に忠告している。刀身に彫られた謎の文字は、精霊サイフィスの力が具象的に記号化されたもの。ラングランで現在使われている文字の形でもないという。
::精霊憑依の力で変異した「ディスカッター」の姿。切れ味が増しているらしく、マサキは「受け太刀はやめとけよ!」と敵に忠告している。刀身部に浮かぶ文字状の紋様は、精霊サイフィスの力が具象化した記号。現代のラ・ギアスで使われている文字ではないらしい。
;バニティリッパー / バニティリッパー・虚空斬波
;バニティリッパー / バニティリッパー・虚空斬波
:「ディスカッター」の強化型(ランクアップ武器)。プラモキットの解説によれば「虚の空間を使って物質を断ち切る剣」とのこと。演出がマサキの兄弟子[[ファング・ザン・ビシアス|ファング]]の必殺技「虚空斬」と全く同じであり、マサキ自身も『第2次』では「バニティリッパー虚空斬波」と叫んでいたため、長らく「バニティリッパー=マサキ版虚空斬」と思われていた。近年、「ディスカッター」とは別の剣という設定が明かされ、DSリメイクで長らく不明であったその実体が明らかにされた。その形状は一刀の大剣が二刀の剣に分割するというもの。なお、『魔装機神II』では「ディスカッター」から「バニティリッパー」に変形する表現があるため、現状の設定では完全に別の武器とも言い切れない。
:「ディスカッター」の強化型(ランクアップ武器)。プラモキットの解説によれば「虚の空間を使って物質を断ち切る剣」とのこと。演出がマサキの兄弟子[[ファング・ザン・ビシアス|ファング]]の必殺技「虚空斬」と全く同じであり、マサキ自身も『第2次』では「バニティリッパー虚空斬波」と叫んでいたため、長らく「バニティリッパー=マサキ版虚空斬」と思われていた。近年、「ディスカッター」とは別の剣という設定が明かされ、DSリメイクで長らく不明であったその実体が明らかにされた。その形状は一刀の大剣が二刀の剣に分割するというもの。なお、『魔装機神II』では「ディスカッター」から「バニティリッパー」に変形する表現があるため、現状の設定では完全に別の武器とも言い切れない。
:*'''初代(HDリメイク版)''':魔法陣から虹色の火の鳥を召喚して、敵に突撃する(サイバードに変形する様子は描かれないが、召喚と同時にサイバスターの姿が消えるので突撃しているのは間違いないと思われる)。『第4次』とランクアップ版の折衷という珍しい演出。
:*'''初代(HDリメイク版)''':魔法陣から虹色の火の鳥を召喚して、敵に突撃する(サイバードに変形する様子は描かれないが、召喚と同時にサイバスターの姿が消えるので突撃しているのは間違いないと思われる)。『第4次』とランクアップ版の折衷という珍しい演出。
;コスモノヴァ
;コスモノヴァ
:サイバスター最強の必殺武器。両腕に4つの光球を集束して放ち、標的を爆発させる。地底世界最強級の威力を誇る。多くの作品で1発限りの弾数制。これ自体は莫大なエネルギーの消費で連発が難しいことを表現しているもので、必ずしも専用の弾丸が用意されているといえるものではない。クルセイドのカードにも「搭乗者のプラーナを大量に消費するため、再使用が非常に難しい」とある。マサキもコスモノヴァを切り札と考えているようで、ゲーム外の作品では上記の通りアカシックバスターを決め技として多用し、コスモノヴァは滅多な事では使わない(端的に言えば、'''最終話付近でやっと使用する''')。
:両腕に4つの光球を集束して放ち、標的を爆発させるサイバスター最強の必殺武器。不調が多い不安定な兵装であるため、マサキの荒っぽい使い方で故障する事がある。多くの作品で1発限りの弾数制。これ自体は莫大なエネルギーの消費で連発が難しいことを表現しているもので、専用の弾丸が用意されているわけではない。クルセイドのカードにも「搭乗者のプラーナを大量に消費するため、再使用が非常に難しい」とある。マサキもコスモノヴァを切り札と考えているようで、ゲーム外の作品では上記の通りアカシックバスターを決め技として多用し、コスモノヴァは滅多な事では使わない(端的に言えば、'''最終話付近でやっと使用する''')。シロの発言「全自動追尾セット」は魔術を利用した射出・誘導システムを指す。
:『α』では「乱舞の太刀」習得後になぜか弾数が増えるが、これにはプレイヤーからクレームが来たとのこと。また、サイバスターの登場作品では『α外伝』と『OG2nd』を除いて武器が個別改造なのが災いし、資金引継ぎのないゲームでは[[改造]]しづらい。
:『α』では「乱舞の太刀」習得後になぜか弾数が増えるが、これにはプレイヤーからクレームが来たとのこと。また、サイバスターの登場作品では『α外伝』と『OG2nd』を除いて武器が個別改造なのが災いし、資金引継ぎのないゲームでは[[改造]]しづらい。また、'''作品が変わる度に演出が大きく変化する'''のが特徴。
:*'''LOE''':第一章では使用不可。この背景事情を説明する公式解答はいまだない。第二章でもサイバスターの開発者であるウェンディが「コスモノヴァ」を修理するまで使用できない。この時は「あ、コスモノヴァが故障してたんだ」とクロが説明するシナリオが存在する。旧シリーズでは『第4次』終結後、OGシリーズでは早くとも「[[封印戦争]]」終結後に故障したため、この武器を使用できない時期があったと判断できる。DSリメイク以降、六角に各種元素の象徴が配置された六芒星魔法陣を四層展開する描写で固定された。余談ながら、「封印戦争」を描いたOG2ndではカスタムボーナスと「Bセーブ」で弾数増加できたため、元々1発限りという印象が強いだけにそれが原因で故障したのではないかとよくネタにされる。コスモノヴァは専用の弾丸を発射する武器ではないため、別に弾数増加が原因で故障したわけではないはずだが、調整修理したウェンディが「相変わらず荒っぽい使い方してるわね」と指摘しており、カスタムボーナスと「Bセーブ」で無理矢理コスモノヴァを連発した事を「荒っぽい使い方」と考えると意味が通ってしまう。
:*'''LOE''':第一章では使用不可。この背景事情を説明する公式解答はいまだない。第二章でもサイバスターの開発者であるウェンディが「コスモノヴァ」を修理するまで使用できない。この時は「あ、コスモノヴァが故障してたんだ」とクロが説明するシナリオが存在する。旧シリーズでは『第4次』終結後、OGシリーズでは早くとも「[[封印戦争]]」終結後に故障したため、この武器を使用できない時期があったと判断できる。DSリメイク以降、六角に各種元素の象徴が配置された六芒星魔法陣を四層展開する描写で固定された。余談ながら、「封印戦争」を描いたOG2ndではカスタムボーナスと「Bセーブ」で弾数増加できたため、元々1発限りという印象が強いだけにそれが原因で故障したのではないかとよくネタにされる。コスモノヴァは専用の弾丸を発射する武器ではないため、別に弾数増加が原因で故障したわけではないはずだが、調整修理したウェンディが「相変わらず荒っぽい使い方してるわね」と指摘しており、カスタムボーナスと「Bセーブ」で無理矢理コスモノヴァを連発した事を「荒っぽい使い方」と考えると意味が通ってしまう。
:*'''ROE''':第1話から使用可能。数値上は'''全武器中最も攻撃力が高い兵器'''(補正の問題で最終攻撃力は真伝・乱舞の太刀の方が上)。プラーナおよびMG消費となり、プレイヤーに衝撃を与えた。最も、乱舞の太刀よりもプラーナ消費量が高いため、中盤まではプラーナが足りず放てないのだが……。
:*'''ROE''':第1話から使用可能。数値上は'''全武器中最も攻撃力が高い兵器'''(補正の問題で最終攻撃力は真伝・乱舞の太刀の方が上)。プラーナおよびMG消費となり、プレイヤーに衝撃を与えた。最も、乱舞の太刀よりもプラーナ消費量が高いため、中盤まではプラーナが足りず放てないのだが……。
:「精霊憑依」状態の最強武器。演出の構成は「コスモノヴァ+アカシックバスター」。
:「精霊憑依」状態の最強武器。演出の構成は「コスモノヴァ+アカシックバスター」。
:「ラプラスデモンモード」と呼ぶ発射形態から腕部のリアクターを解放して六個の六芒星魔法陣を形成。複数の魔法陣を重ねた積層型立体魔法陣の球体を弾き光の螺旋を敵機に放射、六条に絡み合う光の奔流の着弾後、サイバードチェンジで突貫する。三対の翼を広げ六本の尾羽を靡かせた巨大な鳥として滑空する止め時の演出、魔法陣の球体を両手に抱えるサイフィスのカットインなど美麗さは秀逸。
:「ラプラスデモンモード」と呼ぶ発射形態から腕部のリアクターを解放して六個の六芒星魔法陣を形成。複数の魔法陣を重ねた積層型立体魔法陣の球体を弾き光の螺旋を敵機に放射、六条に絡み合う光の奔流の着弾後、サイバードチェンジで突貫する。三対の翼を広げ六本の尾羽を靡かせた巨大な鳥として滑空する止め時の演出、魔法陣の球体を両手に抱えるサイフィスのカットインなど美麗さは秀逸。
:「シュテドニアス南北戦争」の時から、ポゼッションによる全エネルギーを解放した「コスモノヴァ」を単独で発動することは可能だったという。ただし、どれほどの悪影響に見舞われるのか不明であったため使用を控えていた。完結作でサイフィスが行った出力面と制御面の双方への干渉で、解放した全エネルギーを機体に纏わせて突撃する「アカシックノヴァ」に昇華した。
:繊細な
==== 剣技 ====
==== 剣技 ====
;乱舞の太刀(ディスカッター・乱舞の太刀) / バニティリッパー・乱舞の太刀
;乱舞の太刀(ディスカッター・乱舞の太刀) / バニティリッパー・乱舞の太刀
:あらゆる事象を予測するために搭載されたメインコンピュータ。その予測の的中率は極めて高いが、パイロットに高い魔力が伴っていなければ発動しない(尚、初出の第2次スーパーロボット大戦でマサキが窮地に陥った自軍の脱出経路を調べるのに発動させている)。[[因果律]]すら歪めてしまう可能性も秘めており、[[特異点]]を持つ[[グランゾン]]との接触は危険を伴う。…まぁ、それを言ったらラングラン製魔装機はみんなそうだが。理論上はマサキの方向音痴はこのコンピューターで回避できるはずだが、マサキは毎回のようにナビゲーターを壊して道に迷う。原因は強すぎるマサキのプラーナがナビゲータを乱すためと解説されている(III)<br />ラ・ギアスと地上世界を自由に行き来できるサイバスターの特性上、αシリーズでは因果律の操作を目論む[[ユーゼス・ゴッツォ]]に狙われることに。サイバスターが地上世界に現れる理由となる魔力弾事件は、αシリーズでは同じく地上世界を行き来する[[シュウ・シラカワ]]にユーゼスが干渉したため、ということになっている。
:あらゆる事象を予測するために搭載されたメインコンピュータ。その予測の的中率は極めて高いが、パイロットに高い魔力が伴っていなければ発動しない(尚、初出の第2次スーパーロボット大戦でマサキが窮地に陥った自軍の脱出経路を調べるのに発動させている)。[[因果律]]すら歪めてしまう可能性も秘めており、[[特異点]]を持つ[[グランゾン]]との接触は危険を伴う。…まぁ、それを言ったらラングラン製魔装機はみんなそうだが。理論上はマサキの方向音痴はこのコンピューターで回避できるはずだが、マサキは毎回のようにナビゲーターを壊して道に迷う。原因は強すぎるマサキのプラーナがナビゲータを乱すためと解説されている(III)<br />ラ・ギアスと地上世界を自由に行き来できるサイバスターの特性上、αシリーズでは因果律の操作を目論む[[ユーゼス・ゴッツォ]]に狙われることに。サイバスターが地上世界に現れる理由となる魔力弾事件は、αシリーズでは同じく地上世界を行き来する[[シュウ・シラカワ]]にユーゼスが干渉したため、ということになっている。
;アストラル装甲
;アストラル装甲
:アストラル界から流入したエネルギーが固着化したもの。魔装機の強度をポゼッション稼働段階までひきあげる。
:アストラル界から流入したエネルギーが固着化したもの。精霊憑依現象を想定されていなかったサイバスターのためにサイフィスが各部に追加した装甲。魔装機の強度をポゼッション稼働段階までひきあげる。
;コスモノヴァリアクター
:サイバスターの全エネルギーを圧縮して放つ必殺武器の発射機構。
;アストラルシンクロナイザー
;アストラルシンクロナイザー
:「アストラルフラグメント」と呼ばれる断片の集合体。アストラル(精霊)界から流入する力の増幅と制御を担当する蒼い結晶体(脚部と肩部)。
:「アストラルフラグメント」と呼ばれる断片の集合体。アストラル(精霊)界から流入する力の増幅と制御を担当する蒼い結晶体(脚部と肩部)。