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− 天獄篇で登場したシュロウガの新たなる姿。アサキムが四つのスフィア(知りたがる山羊、夢見る双魚、偽りの黒羊、尽きぬ水瓶)のリアクターになる事により、全身にクリスタルが散りばめられ、より人間に近い姿となっている。また、主力武器ディスキャリバーも以前のショートソードから大振りなバスタードソードへと変貌している。+
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=== シュロウガ・シン ===
=== シュロウガ・シン ===
天獄篇で登場したシュロウガの新たなる姿。アサキムが四つのスフィア(知りたがる山羊、夢見る双魚、偽りの黒羊、尽きぬ水瓶)のリアクターになる事により、全身にクリスタルが散りばめ、より人間に近い姿となっている。また、主力武器ディスキャリバーも以前のショートソードから大振りなバスタードソードへと変貌している。
変貌前に比べると角の配置が変わって額になっており、ウイングにもクリスタル状のスラスターが追加され、さらにフェイスカバーがなくなって素顔を露出しているなど、より悪魔じみた姿をしている。
変貌前に比べると角の配置が変わって額になっており、ウイングにもクリスタル状のスラスターが追加され、さらにフェイスカバーがなくなって素顔を露出しているなど、より悪魔じみた姿をしている。
=== 正体 ===
=== 正体 ===
その正体は因果律を制御するシステムにして、'''至高神ソルの並行存在'''。別の世界で生み出された至高神ソルに相当する存在である。トラジック・ジェノサイダーの射出口にあたる部分は両肩と腰の4つだが、ここには3つずつ球状のパーツが存在。これは、12のスフィアを封入するためのパーツであるが、Z世界のスフィアは至高神ソルの欠片であるため、シュロウガが何を封入していたのかは不明。
その正体は因果律を制御するシステムにして、'''至高神ソルの並行存在'''。別の世界で生み出された至高神ソルに相当する存在である。トラジック・ジェノサイダーの射出口にあたる部分は両肩と腰の4つだが、ここには3つずつ球状のパーツが存在。これは、12のスフィアを封入するためのパーツであるが、Z世界のスフィアは至高神ソルの欠片であるため、シュロウガが何を封入していたのかは不明。なお、ロボット大図鑑の解説によると、シンになる事で因果律を操るシステムとしての本来の力をほぼ取り戻しているとあり、以前までは何らかの理由で力を完全に発揮できていなかった事が伺える。
因果律をゆがめることによって、並行同位体が重なって存在している。そういう意味では、ジ・エーデルの集合体である[[AG]]と似たような存在である。元々はこのような姿ではなく、幾多の破界と再世を経て受け継がれる知的生命体の情報のうち、特別な因子を持った者の思念・記憶・霊力を吸収・変換することで少しずつ変貌を遂げていった。
因果律をゆがめることによって、並行同位体が重なって存在している。そういう意味では、ジ・エーデルの集合体である[[AG]]と似たような存在である。元々はこのような姿ではなく、幾多の破界と再世を経て受け継がれる知的生命体の情報のうち、特別な因子を持った者の思念・記憶・霊力を吸収・変換することで少しずつ変貌を遂げていった。
[[サイバスター]]をオマージュした武装がほとんど。
[[サイバスター]]をオマージュした武装がほとんど。
;ラスター・エッジ
;ラスター・エッジ
:「邪眼の光」。額のクリスタルから光線を放つ。牽制用の武器として運用出来る。ZSPDではトライチャージ版と専用の台詞が追加されたが、本編で使う機会はない。オマージュ元のサイバスターには存在しない唯一の武装。この武装のお陰で継戦能力・中遠距離戦はサイバスターよりも格段に強くなっている。
:「邪眼の光」。額のクリスタルから光線を放つ。牽制用の武器として運用出来る。ZSPDではトライチャージ版と専用の台詞が追加されたが、本編で使う機会はない。オマージュ元のサイバスターには存在しない唯一の武装。あえて似ている機体を上げるなら、グランゾンのグランビームが近いか。この武装のお陰で継戦能力・中遠距離戦はサイバスターよりも格段に強くなっている。
;ディスキャリバー
;ディスキャリバー
:正確には「魔王剣・ディスキャリバー」。相手を両断する。腕を媒体に魔力を解放し、ランブリング・ディスキャリバーやレイ・バスターなど強力な技を発動させる役目も補っている。語感も含めて、サイバスターの「魔法剣・ディスカッター」に似ている。ちなみに戦闘デモは、旧「LOE」の[[ギオラスト]]の技「だるま落とし」とほとんど同じ。
:正確には「魔王剣・ディスキャリバー」。相手を両断する。腕を媒体に魔力を解放し、ランブリング・ディスキャリバーやレイ・バスターなど強力な技を発動させる役目も補っている。語感も含めて、サイバスターの「魔法剣・ディスカッター」に似ている。ちなみに戦闘デモは、旧「LOE」の[[ギオラスト]]の技「だるま落とし」とほとんど同じ。
:魔法陣の形状は「巨大な二重円の内側の円に載る形で8つの小円が重なりながら並んでいる」というもの。中央部は辺が曲線になった八角形で、その中には向きの違う正方形がふたつ重なり、中央にはやはり円がある。なお、この魔法陣は「レイ・バスター」における変形時にも使用される。
:魔法陣の形状は「巨大な二重円の内側の円に載る形で8つの小円が重なりながら並んでいる」というもの。中央部は辺が曲線になった八角形で、その中には向きの違う正方形がふたつ重なり、中央にはやはり円がある。なお、この魔法陣は「レイ・バスター」における変形時にも使用される。
;レイ・バスター
;レイ・バスター
:空間に魔法陣を描き、そこに突撃して機体を鳥型の高速巡航モードに変形(転神。この時、魔法陣が中央から押し出されるように伸び、機体に纏われる)、相手に突貫して虚数空間に引きずり込んで破壊する[[全体攻撃]]([[トドメ演出]]では空間から人型形態に戻ったシュロウガが飛び出す)。サイバスターの「アカシックバスター」のオマージュにあたる必殺攻撃。<br />なお、この技の演出時にアサキムの過去と思しき映像が映し出される。ちなみに表示される映像は次の通り。
:空間に魔法陣を描き、そこに突撃して機体を鳥型の高速巡航モードに変形(転神。この時、魔法陣が中央から押し出されるように伸び、機体に纏われる)、相手に突貫して虚数空間に引きずり込んで破壊する[[全体攻撃]]([[トドメ演出]]では空間から人型形態に戻ったシュロウガが飛び出す)。サイバスターの「アカシックバスター」のオマージュにあたる必殺攻撃。<br />なお、この技の演出時にアサキムの過去と思しき映像が映し出される(天獄篇で明かされた正体からするとシュロウガの記憶の可能性が高い)。ちなみに表示される映像は次の通り。
*「左脚を損傷した状態で攻撃を放つ[[グランゾン]](ポーズからすると恐らく「ディストリオンブレイク」か「試作型縮退砲」。なぜか手の部分がブレるように4つ描かれているほか、脚部がノーマルともネオとも一致しない)」
*「左脚を損傷した状態で攻撃を放つ[[グランゾン]](ポーズからすると恐らく「ディストリオンブレイク」か「試作型縮退砲」。なぜか手の部分がブレるように4つ描かれているほか、脚部がノーマルともネオとも一致しない)」
*「攻撃らしき光を受け、右腕を失って吹き飛ぶ本家サイバスター(と思われる。逆光のように全身が真っ黒)」
*「攻撃らしき光を受け、右腕を失って吹き飛ぶ本家サイバスター(と思われる。逆光のように全身が真っ黒)」
:シン化前と同じMAP兵器の「獄炎の抱擁」。変異前と同じくP属性が消滅し、4発しか撃てなくなったので弾切れに追い込むのは容易。
:シン化前と同じMAP兵器の「獄炎の抱擁」。変異前と同じくP属性が消滅し、4発しか撃てなくなったので弾切れに追い込むのは容易。
;インテグラル・ディスキャリバー
;インテグラル・ディスキャリバー
:ディスキャリバーのシン化バージョンの「罪深き魔王の剣」。右手に召喚したディスキャリバーを抜き取ると同時に大剣型に変貌させ、真向から袈裟切り、トドメ演出は斬り裂いた際に敵機体の上半身を掴みそのまま下半身に投げつけると言うもの。名称、形状ともに、[[レイブレード]]の「インテグラルキャリバー」に似ている。ちなみに斬りかかる前の構えが見事なサンライズパース。
:ディスキャリバーのシン化バージョンの「罪深き魔王の剣」。右手に召喚したディスキャリバーを抜き取ると同時に大剣型に変貌させ、真向から袈裟切り、トドメ演出は斬り裂いた際に敵機体の上半身を掴みそのまま下半身に投げつけると言うもの。名称、形状ともに、[[レイブレード]]の「インテグラルキャリバー」に似ており、手持ちの剣を大剣に変化させるという点はサイバスターのバニティ・リッパーにも近い。ちなみに斬りかかる前の構えが見事なサンライズパース。
:「インテグラル」とは「不可欠の」「完全な」という意味。
:「インテグラル」とは「不可欠の」「完全な」という意味。
;トラジック・カーネイジャー
;トラジック・カーネイジャー
:「トラジック・ジェノサイダー」のシン化バージョンの「黒天の獄鳥」。敵の周囲に二つの魔方陣を展開し、無数のトラジック・ジェノサイダーを呼び寄せ収束させる[[全体攻撃]]。モチーフはワームスマッシャーを収束用にアレンジした「ディストリオンブレイク」と思われる。
:「トラジック・ジェノサイダー」のシン化バージョンの「黒天の獄鳥」。敵の周囲に二つの魔方陣を展開し、無数のトラジック・ジェノサイダーを呼び寄せ収束させる[[全体攻撃]]。更に上下にも魔方陣を展開する事で逃げ場の無くなった敵を爆際して〆る。モチーフはワームスマッシャーを収束用にアレンジした「ディストリオンブレイク」と思われる。
:「カーネイジャー」は「無差別大量殺戮者」のこと。ジェノサイダー(大量虐殺者)と違い、思想も目的も関係ないのが違い。
:「カーネイジャー」は「無差別大量殺戮者」のこと。ジェノサイダー(大量虐殺者)と違い、思想も目的も関係ないのが違い。
;ジェノシック・ノヴァ
;ジェノシック・ノヴァ