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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | モデルとなっているのは原作のプログラマーの1人である石畑義文氏。彼の苗字「石畑('''いしはた''')」をもじったものである。PS2版電脳戦機バーチャロンの説明書のコメントによれば、開発当時、石畑氏は'''アファームドによる近接戦闘'''にこだわり、撃破された際は「'''ガッデーム!'''」等の叫び声を上げるなど実に楽しそうなテストプレイ風景が、近接戦闘の実装に懐疑的であったプロデューサーの亙氏をも納得せしめたという逸話がある。
| + | モデルとなっているのは原作のプログラマーの1人である石畑義文氏。「イッシー・ハッター」は彼の苗字「石畑('''いしはた''')」をもじったものである。実は彼に限らず、バーチャロンシリーズの登場人物には開発スタッフの名前をもじった名前を持つキャラクターが多数存在する(例:「ヤズー・モリヤ曹長」→広報用ハイエンドCGやモーション製作、キャラクターモデリング等を主に手がける「森 康浩(もり やすひろ)」氏)。<br/> |
| + | PS2 SEGA AGES版初代「電脳戦機バーチャロン」の説明書のコメントによれば、開発当時、石畑氏は'''アファームドによる近接戦闘'''にこだわり、撃破された際は「'''ガッデーム!'''」等の叫び声を上げるなど実に楽しそうなテストプレイ風景が、近接戦闘の実装に懐疑的であったプロデューサーの亙氏をも納得せしめたという逸話がある。<br/> |
| + | なお、石畑氏は現在'''第一研究開発本部のソフト開発セクションリーダー'''であり、去る2011年にCEDEC2011にて「'''ハッター軍曹のソフト運営改革術'''」というタイトルで公演を行っている(しかもその際のスライドには'''書き下ろしのハイエンドCGまで使用された''')。 |
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− | また、声を当てている光吉猛修氏もセガの開発スタッフで、「レンタヒーローNo.1」の主題歌「君は人のためにレンタヒーローになれるか」をメイン交代で歌った影山ヒロノブ氏より「'''日本一歌のうまいサラリーマン'''」の称号を賜るほど歌唱力にも定評がある。更に余談だが某社の「日本一歌のうまい受付嬢<!--新谷さなえ-->」、「日本一ギターのうまい社員<!--泉睦津彦-->」なんかと揃ってネタにされる事が多い。<br />
| + | また、声を当てている光吉猛修氏もセガの開発スタッフで、同社のフィシャルサウンドユニット「H.」でベースとボーカルを担当。「レンタヒーローNo.1」の主題歌「君は人のためにレンタヒーローになれるか」をメイン交代で歌った影山ヒロノブ氏より「'''日本一歌のうまいサラリーマン'''」の称号を賜るほど歌唱力にも定評がある。しかし声帯はあまり強くないようですぐ喉を枯らしてしまい、「ガラスの声帯の持ち主」とも・・・。<br /> |
| + | 更に余談だが某社の「日本一歌のうまい受付嬢<!--新谷さなえ-->」、「日本一ギターのうまい社員<!--泉睦津彦-->」なんかと揃ってネタにされる事が多い。<br /> |
| + | もちろん単に歌がうまいだけではなく、所属部署はサウンド部門。れっきとしたミュージシャンである。<br /> |
| 同社の対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの影丸の声も当てていたり(初代のみ[[リュウセイ・ダテ|結城晶]]も)、アニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」を歌ったりもし、ついにはハッター軍曹専用ソング「鋼鉄の戦士」が作られ※、それを自ら歌った。<br /> | | 同社の対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの影丸の声も当てていたり(初代のみ[[リュウセイ・ダテ|結城晶]]も)、アニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」を歌ったりもし、ついにはハッター軍曹専用ソング「鋼鉄の戦士」が作られ※、それを自ら歌った。<br /> |
− | ※本来は「電脳戦記バーチャロンフォース」におけるマイザーのステージ曲「Conquista Ciela」の光吉氏ボーカルアレンジ版である。…が、このアレンジ曲が光吉氏と彼の演じるハッター軍曹に非常に似合い過ぎていたため、いつしか「光吉ボーカル版はハッター専用曲」と言われるようになっていったという経緯がある。<br /> | + | ※本来は「電脳戦記バーチャロンフォース」におけるマイザーのステージ曲「Conquista Ciela」の光吉氏ボーカルアレンジ版で、曲タイトルも同様である。…が、このアレンジ曲が光吉氏と彼の演じるハッター軍曹に非常に似合い過ぎていたため、いつしか「光吉ボーカル版はハッター専用曲」と言われるようになっていったという経緯がある。ちなみに歌詞自体は「曲に合うようにその場のノリでつけていったらこうなった」とか。<br /> |
− | しまいにはXBOX360版「フォース」のサウンドモードに「光吉」なるモードが追加され、このモードを選択してプレイするとマイザーステージのBGMがオンボーカル版に差し替えられたりエンディングが「マーズ」でのハッター救出失敗時のブルースに挿し代わったりする。どうしてこうなった。<br />
| + | しまいにはXBOX360版「フォース」のサウンドモードに「'''光吉'''」なるモードが追加され、このモードを選択してプレイするとマイザーステージのBGMがオンボーカル版に挿し替えられたりエンディングが「マーズ」でのハッター救出失敗時のブルースに挿し代わったりする。どうしてこうなった。<br /> |
− | また、「バーチャロンマーズ」開発時の仮音声(ゲームショウ出展版を含む)は全て光吉氏がアテており、これがハッターに非常にマッチしていたため後に正式にハッターの声優として起用された、という逸話もある。<br/> | + | また、「バーチャロンマーズ」開発時の仮音声(ゲームショウ出展版を含む)は全て光吉氏がアテており、これがハッター軍曹のキャラクター性に非常にマッチしていたため後に正式にハッターの声優として起用された、という逸話もある。<br/> |
− | さらにこのときの仮ボイスは「マーズ」のゲームディスクに没データとしてほぼ全てそのまま残っており、中には'''薔薇の三姉妹のボイスまである。'''<br/> | + | さらにこのときの仮ボイスは「マーズ」のゲームディスクに没データとしてほぼ全てそのまま残っており、中には'''薔薇の三姉妹の仮ボイスまである。'''<br/> |
| + | セガの公式同人誌「ハッター軍曹のMARZメモリアルアルバム」によると、「マーズ」開発時にイベントシーンのモーション担当を行っていた森康浩氏は「イベントシーンにどのようなモーションをつけるか」で頭を抱えていたそうなのだが、'''収録現場から上がってきた光吉氏のアツいボイスを聴いた瞬間「後頭部にキック・ザ・ドラマティックを喰らったような衝撃」を受けた'''らしい。これが大きなブレイクスルーとなり、ゲーム中でのイベントモーションがよりダイナミックなものとなった、という逸話まである。<br/> |
| + | このときのことを森氏は「このボイスに磔からモソモソ脱出する軍曹のモーションなんかつけられるわけがない!仮面劇でいいじゃないか!モーションでキャラクター性を表現すべきなんだ!ありがとう軍曹!ありがとう光吉さん!」と語っている。<br/> |
| なお、ハッター軍曹はいわゆるインチキ英語と呼ばれる日本語発音的な英語を喋るが、光吉氏は実際には流暢に英語を操ることができ、アイレムソフトウェア エンジニアリング製作『スペランカー先生 ~フラッシュアニメDVD~』のオープニングテーマ「risk my life」で英語の歌詞を歌唱している。<s>ていうかSEGA社員アイレムで何やってんすか。</s><br /> | | なお、ハッター軍曹はいわゆるインチキ英語と呼ばれる日本語発音的な英語を喋るが、光吉氏は実際には流暢に英語を操ることができ、アイレムソフトウェア エンジニアリング製作『スペランカー先生 ~フラッシュアニメDVD~』のオープニングテーマ「risk my life」で英語の歌詞を歌唱している。<s>ていうかSEGA社員アイレムで何やってんすか。</s><br /> |
| その後デイトナUSAとライバル関係にあったリッジレーサーにも曲を提供、こちらでも完璧なリッジレーサーの皮を被ったデイトナUSAを歌い上げている。<s>ていうかSEGA社員バンナムで何やってんすか。</s> | | その後デイトナUSAとライバル関係にあったリッジレーサーにも曲を提供、こちらでも完璧なリッジレーサーの皮を被ったデイトナUSAを歌い上げている。<s>ていうかSEGA社員バンナムで何やってんすか。</s> |
| + | 過去にも「ストリートファイターⅡ」ステージBGMのボーカルアレンジアルバム「STREET FIGHTER Tribute Album」で「Ryu Stage」をこれまた英語で歌い上げている。<s>だからSEGA社員カプコンで何やってんすか。</s> |
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