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| [[ダブルオーライザー]]の後継機として開発された機体。名称の「クアンタ」は「Quantum(量子)」の複数形であり、型式番号の「T」は「Twin」の頭文字で[[ツインドライヴシステム]]搭載機を表している。 | | [[ダブルオーライザー]]の後継機として開発された機体。名称の「クアンタ」は「Quantum(量子)」の複数形であり、型式番号の「T」は「Twin」の頭文字で[[ツインドライヴシステム]]搭載機を表している。 |
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− | 本機の[[GNドライヴ]]はこのために[[木星]]で新規に製造された(劇場版の時点では、技術革新と[[トランザム]]による移動時間の短縮によりGNドライヴの製造期間は大幅に短縮されている)ものであり、当初からツインドライヴシステムを想定して調整されたそれは従来型を上回る性能を発揮する。 | + | 本機の[[GNドライヴ]]はこのために[[木星]]で新規に製造された(劇場版の時点では、技術革新と[[トランザム]]による移動時間の短縮によりGNドライヴの製造期間が大幅に短縮されている)ものであり、当初からツインドライヴシステムを想定して調整されたそれは従来型を上回る性能を発揮する。 |
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| 機体の基本フレームは、[[ソレスタルビーイング]]の資金難と基本設計の完成度から[[ダブルオーライザー]]のものがそのまま流用されているが、パイロットである[[刹那・F・セイエイ]]が[[イノベイター]]に変革したため、機体のインターフェイスなどの各種機能はイノベイター専用のものとしてブラッシュアップがなされている。 | | 機体の基本フレームは、[[ソレスタルビーイング]]の資金難と基本設計の完成度から[[ダブルオーライザー]]のものがそのまま流用されているが、パイロットである[[刹那・F・セイエイ]]が[[イノベイター]]に変革したため、機体のインターフェイスなどの各種機能はイノベイター専用のものとしてブラッシュアップがなされている。 |
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| ダブルオーライザーは「対話の準備のための機体」だったが、本機はそれをさらに推し進めた'''「対話のための機体」'''でありトランザムバーストを上回る「クアンタムバースト」を駆使しての対話が主目的であり、武装はあくまで自衛が目的である。 | | ダブルオーライザーは「対話の準備のための機体」だったが、本機はそれをさらに推し進めた'''「対話のための機体」'''でありトランザムバーストを上回る「クアンタムバースト」を駆使しての対話が主目的であり、武装はあくまで自衛が目的である。 |
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− | ライザーの時にはあくまで偶発的な事象だった「量子化テレポート」を制御できるよう設計されており、50年後にやっと外宇宙航行が可能になるという「[[機動戦士ガンダム00|00]]」の世界観において、'''単機で星間転移が出来る'''という常識はずれの性能を持つ。 | + | ライザーの時にはあくまで偶発的な事象だった「量子化テレポート」を制御できるよう設計されており、50年後にやっと外宇宙航行が可能になるという「[[機動戦士ガンダム00|00]]」の世界観において、'''単機で星間転移が出来る'''という常識外れの性能を持つ。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :前作で[[ダブルオーライザー]]が撃墜されなかったため、[[GNドライヴ]]をそのまま移植しているスパロボオリジナル仕様。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|前作]]において[[ダブルオーライザー]]が撃墜されなかったため、その機体の[[GNドライヴ]]をそのまま移植しているというスパロボオリジナル仕様。 |
| :また、参戦はするが劇中で未完成と言われているが故か、バスターライフルとライザーソードが使えない。改造引継ぎがあるのでダブルオーライザーをしっかり強化しておこう。 | | :また、参戦はするが劇中で未完成と言われているが故か、バスターライフルとライザーソードが使えない。改造引継ぎがあるのでダブルオーライザーをしっかり強化しておこう。 |
| :UXとは違い、移動後攻撃が強力なためダブルオーライザーと同じく切り込み型の運用法に向く。 | | :UXとは違い、移動後攻撃が強力なためダブルオーライザーと同じく切り込み型の運用法に向く。 |
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| :機体性能は豊富な特殊能力を持つ高性能機。全体的にEN消費が多いが、[[GNドライヴ]]の回復量も多く、最大攻撃力はリアル系トップクラス。[[気力]]が上がるまで移動後攻撃が貧弱だが、長射程の高威力武器が増えており、刹那に[[ヒット&アウェイ]]を習得させるという選択肢もある。 | | :機体性能は豊富な特殊能力を持つ高性能機。全体的にEN消費が多いが、[[GNドライヴ]]の回復量も多く、最大攻撃力はリアル系トップクラス。[[気力]]が上がるまで移動後攻撃が貧弱だが、長射程の高威力武器が増えており、刹那に[[ヒット&アウェイ]]を習得させるという選択肢もある。 |
| :[[ガンダムハルート]]とは武装がかみ合い、ボーナスで運動性やENを強化できるので相性がいい。 | | :[[ガンダムハルート]]とは武装がかみ合い、ボーナスで運動性やENを強化できるので相性がいい。 |
− | :本作では43話において、クアンタムバーストにより[[加藤久嵩]]に[[城崎天児]]の真意を理解させるというクロスオーバーが存在('''序に加藤の記憶をその場にいた[[アルティメット・クロス|自部隊構成員]]全員が共有する事になる''')。真面目に見てみると、ELSとの対話のための試金石とも言える。 | + | :本作では第43話において、クアンタムバーストにより[[加藤久嵩]]に[[城崎天児]]の真意を理解させるというクロスオーバーが存在('''序に加藤の記憶をその場にいた[[アルティメット・クロス|自部隊構成員]]全員が共有する事になる''')。真面目に見てみると、ELSとの対話のための試金石とも言える。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| :左肩のGNシールドにマウントされている誘導兵器。それぞれ形状が異なるA、B、Cビットが各2基用意されている。GNソードVに合体できる他、手に持って使用することも可能であり、ビット系としては汎用性がかなり高い。 | | :左肩のGNシールドにマウントされている誘導兵器。それぞれ形状が異なるA、B、Cビットが各2基用意されている。GNソードVに合体できる他、手に持って使用することも可能であり、ビット系としては汎用性がかなり高い。 |
| :制御は脳量子波で行われる。[[イノベイター]]用の調整がなされているため操作は格段に難しいが、その分総合的な性能が非常に高い。 | | :制御は脳量子波で行われる。[[イノベイター]]用の調整がなされているため操作は格段に難しいが、その分総合的な性能が非常に高い。 |
− | :UXと時獄篇では性能が大きく異なり、UXでは'''移動後に撃てないが射程の長いEN消費の武装'''、時獄篇では'''移動後に撃てるGNビームガンより少し射程の長い弾数消費の武装'''になっている。 | + | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]と[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では性能が大きく異なり、UXでは'''移動後に撃てないが射程の長いEN消費の武装'''、時獄篇では'''移動後に撃てるGNビームガンより少し射程の長い弾数消費の武装'''になっている。 |
| ;;[[GNフィールド]] | | ;;[[GNフィールド]] |
| ::GNソードビットをリング状に展開する事で使用可能な[[GN粒子]]の[[バリア]]。ビットそのもので攻撃を防ぐ訳ではない為、GNシールドビットやGNホルスタービット等と比べて破壊される確率が非常に低く、また出力も高い。 | | ::GNソードビットをリング状に展開する事で使用可能な[[GN粒子]]の[[バリア]]。ビットそのもので攻撃を防ぐ訳ではない為、GNシールドビットやGNホルスタービット等と比べて破壊される確率が非常に低く、また出力も高い。 |
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| :劇中ではソードビットによるバリアを解除した後、一瞬だが'''ELSの放った粒子ビームを素の状態のシールド表面で跳ね返していた。''' | | :劇中ではソードビットによるバリアを解除した後、一瞬だが'''ELSの放った粒子ビームを素の状態のシールド表面で跳ね返していた。''' |
| ;;GNビームガン | | ;;GNビームガン |
− | ::GNシールドの上部に設置されている。主にミサイルの迎撃用として使用されるが、[[GNドライヴ]]と直結しているので高い威力を持つ。 | + | ::GNシールドの上部に設置されている。主にミサイルの迎撃用として使用されるが、GNドライヴと直結しているので高い威力を持つ。 |
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| ==== 合体武器 ==== | | ==== 合体武器 ==== |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;セブンソード・コンビネーション | | ;セブンソード・コンビネーション |
− | :天獄篇で追加された技。量子ワープを行い背後に回った後、GNソードビットとGNソードVを使い連撃、最後にエクシアを思わせる動きでGNビットをトンファーのように使いトドメ。 | + | :[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で追加された技。量子ワープを行い背後に回った後、GNソードビットとGNソードVを使い連撃、最後に[[ガンダムエクシア]]を思わせる動きでGNビットをトンファーのように使いトドメ。 |
| :なお、このGNビットをトンファーのように扱えるのはホビーオリジナルで、Cビットのビーム同様本編では使用していない。 | | :なお、このGNビットをトンファーのように扱えるのはホビーオリジナルで、Cビットのビーム同様本編では使用していない。 |
| ;トランザム発動 | | ;トランザム発動 |
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| ;[[分身 #分身と同じ効果|量子テレポート]] | | ;[[分身 #分身と同じ効果|量子テレポート]] |
| :GNソードビットをリング状に展開して量子ゲートを形成し、そこに飛び込む事で空間跳躍を行う。トランザムライザーではごく短距離かつ偶発的な跳躍しかできなかったのに対し、本機では長距離跳躍が可能であり、その距離は恒星間にも及ぶ。また、トランザムを起動せずにパイロットの任意でテレポートが可能。 | | :GNソードビットをリング状に展開して量子ゲートを形成し、そこに飛び込む事で空間跳躍を行う。トランザムライザーではごく短距離かつ偶発的な跳躍しかできなかったのに対し、本機では長距離跳躍が可能であり、その距離は恒星間にも及ぶ。また、トランザムを起動せずにパイロットの任意でテレポートが可能。 |
− | :UXでは特殊回避能力として実装された。気力130以上で発動し、敵の攻撃を最大40%の確率で完全回避する。[[イノベイター]]による補正効果もかかるため発動しやすくなっている。 | + | :UXでは特殊回避能力として実装された。気力130以上で発動し、敵の攻撃を最大40%の確率で完全回避する。[[イノベイター]]による補正効果もかかるため発動しやすくなっている。 |
| ;[[トランザム]] | | ;[[トランザム]] |
| :[[ソレスタルビーイング]]のガンダムに備わっているオーバーブースト機能。ダブルオーライザー以上の完成度を誇るツインドライブシステムによる桁違いの粒子放出量が特徴。 | | :[[ソレスタルビーイング]]のガンダムに備わっているオーバーブースト機能。ダブルオーライザー以上の完成度を誇るツインドライブシステムによる桁違いの粒子放出量が特徴。 |
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| :2500以下の全ダメージを無効化する。[[EN]]消費10。 | | :2500以下の全ダメージを無効化する。[[EN]]消費10。 |
| ;量子ジャンプ | | ;量子ジャンプ |
− | :気力130以上で発動し、敵の攻撃を最大40%の確率で完全回避。 | + | :気力130以上で発動し、敵の攻撃を最大40%の確率で完全回避。 |
| ;GNドライヴTD | | ;GNドライヴTD |
− | :ENが自軍の行動開始前に全体ENの25%回復する。 | + | :ENが自軍の行動開始前に全体ENの25%回復する。 |
| ;トランザム | | ;トランザム |
| :UXで実装。[[気力]]130以上で[[移動力]]+1。 | | :UXで実装。[[気力]]130以上で[[移動力]]+1。 |
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| :途中、ELSの膨大な知識の奔流に呑みこまれそうになるが、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]と[[ヴェーダ]]の助力と、刹那の[[イノベイター]]としての力、何よりもELSの思いを知りたいという彼の熱意によって、ELSとの対話に成功する。 | | :途中、ELSの膨大な知識の奔流に呑みこまれそうになるが、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]と[[ヴェーダ]]の助力と、刹那の[[イノベイター]]としての力、何よりもELSの思いを知りたいという彼の熱意によって、ELSとの対話に成功する。 |
| ;ELSの母星へ | | ;ELSの母星へ |
− | :[[ELS]]との対話により彼等の真意を知った[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は、クアンタのGNソードビットを環状に展開させて作った量子ゲートをくぐり、[[地球]]より遥か向こうの外宇宙にあるELSの母星へと旅立つ(なお、この時に刹那は、手持ちの武器であるGNソードVを放棄している)。 | + | :[[ELS]]との対話により彼等の真意を知った刹那は、クアンタのGNソードビットを環状に展開させて作った量子ゲートをくぐり、[[地球]]より遥か向こうの外宇宙にあるELSの母星へと旅立つ(なお、この時に刹那は、手持ちの武器であるGNソードVを放棄している)。 |
| :また、刹那と対話して彼の思いを理解したELSは行動を停止させ、戦闘は終結する。こうして地球および人類は、存亡の危機を乗り越えることができたのであった。 | | :また、刹那と対話して彼の思いを理解したELSは行動を停止させ、戦闘は終結する。こうして地球および人類は、存亡の危機を乗り越えることができたのであった。 |
| ;DAYBREAK'S BELL | | ;DAYBREAK'S BELL |
− | :ELSとの対話から50年後…刹那はELSクアンタに姿を変えた愛機と共に長い時を経て地球に、故郷に帰還し、マリナと再会を果たす。そして花畑に鎮座したクアンタもまた、平和な未来を象徴するかのように花々に彩られていくのであった… | + | :ELSとの対話から50年後…刹那はELSクアンタに姿を変えた愛機と共に長い時を経て地球に、故郷に帰還し、[[マリナ・イスマイール|マリナ]]と再会を果たす。そして花畑に鎮座したクアンタもまた、平和な未来を象徴するかのように花々に彩られていくのであった… |
| :『'''澄み渡る未来が来たなら、草花も兵器に宿るだろう'''』 | | :『'''澄み渡る未来が来たなら、草花も兵器に宿るだろう'''』 |
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| == スパロボシリーズの名場面 == | | == スパロボシリーズの名場面 == |
| ;Trailblazers | | ;Trailblazers |
− | :第3次Z天獄篇50話「星の向こうに」。[[ELS]]との対話に挑むべく、ダブルオークアンタ駆る刹那が核に向かう。ティエリアは言う。来るべき対話のためには、GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイターの力が必要になると。そこでもう一人の名前があげられた。刹那の最大の友にして、もう一人の「ガンダムを超えた者」――ヒイロ・ユイ。二人の革新者によって、来るべき対話は初めて試みることができるのだった。中枢に向かった刹那とヒイロは、それぞれのシステムを使って、ELSとの対話を敢行した。刹那はクアンタムバーストを。そしてヒイロはヴェーダとリンクしたゼロシステムで膨大な情報をさばく。本来、二機のガンダムは一つであるはずだった。しかし、曲折を経て二つに別れた。その最大の理由は、この時のためにあったのかもしれない。時を経て、一つとなったシステム。いがみ合いながらも、切磋琢磨してきた刹那とヒイロ。結実した二人の友情が届いたかのように、ELSは巨大な花へと形を変えたのだった。刹那の平和への祈りを形として―― | + | :[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]第50話「星の向こうに」。ELSとの対話に挑むべく、ダブルオークアンタ駆る刹那がELSの中枢部に向かう。ティエリアは言う。来るべき対話のためには、GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイターの力が必要になると。そこでもう一人の名前があげられた。刹那の最大の友にして、もう一人の「ガンダムを超えた者」――[[ヒイロ・ユイ]]。二人の革新者によって、来るべき対話は初めて試みることができるのだった。 |
| + | :ELSの中枢部に向かった刹那とヒイロは、それぞれのシステムを使って、ELSとの対話を敢行した。刹那はクアンタムバーストを。そしてヒイロはヴェーダとリンクした[[ゼロシステム]]で膨大な情報をさばく。 |
| + | :本来、二機のガンダムは一つであるはずだった。しかし、曲折を経て二つに別れた。その最大の理由は、この時のためにあったのかもしれない。時を経て、一つとなったシステム。いがみ合いながらも、切磋琢磨してきた刹那とヒイロ。結実した二人の友情が届いたかのように、ELSは巨大な花へと形を変えたのだった。刹那の平和への祈りを形として―― |
| ;PROUD | | ;PROUD |
− | :UX第43話竜宮島ルート「特異点」。[[竜宮島]]に攻めてきた[[加藤機関]]との最終決戦、[[早瀬浩一]]と彼の駆る[[ラインバレル]]は、全力の激突の末、加藤機関の首領・[[加藤久嵩]]の膝をつかせるコトに成功。しかし、自分の師である[[城崎天児]]が一介の「普通の」少年にラインバレルを受け継がせ、正義の味方となるコトと未来を託したコトに納得がいかないうえ、自分こそが城崎天児博士の遺志を継ぐ者と自負し、動いていた加藤は、自身が天児と直接会っていないのもあって、浩一の言葉を頑なに受け入れようとしない。 | + | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]第43話[[竜宮島]]ルート「特異点」。[[竜宮島]]に攻めてきた[[加藤機関]]との最終決戦、[[早瀬浩一]]と彼の駆る[[ラインバレル]]は、全力の激突の末、加藤機関の首領・[[加藤久嵩]]の膝をつかせるコトに成功。しかし、自分の師である[[城崎天児]]が一介の「普通の」少年にラインバレルを受け継がせ、正義の味方となるコトと未来を託したコトに納得がいかないうえ、自分こそが城崎天児博士の遺志を継ぐ者と自負し、動いていた加藤は、自身が天児と直接会っていないのもあって、浩一の言葉を頑なに受け入れようとしない。 |
− | :これを見ていた、対話によって道を切り開かんとする革新者・刹那は、[[イアン・ヴァスティ|イアン]]や[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]から調整不足の為発動を止められていたにもかかわらず、加藤と天児の対話を実現させるべく、クアンタムバーストを発動。GN粒子が満ちていく意識共有領域の中で、ついに加藤は師であり、自分が手を下すという悲しい形で別れるコトとなった天児と再会。短い対話であったが、そこで師の本当の願いを知った加藤は、自分のしてきたコトへの感情の整理がつかず、その場を去る。それを見たアルティメット・クロスの面々は「想いが通じなかったのか」と落胆するが、浩一や[[矢島英明|矢島]]、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]は「気持ちの整理をつけるのに時間がかかるだけで、思いは分かってくれている」と確信していた。その後、これが一因となり、自分のすべきコトを考えた加藤は[[ヒトマキナ]]との決戦でアルティメット・クロスに合流。刹那は対話により見事、加藤の妄執を打ち破ったのだった。 | + | :これを見ていた、対話によって道を切り開かんとする革新者・刹那は、[[イアン・ヴァスティ|イアン]]やティエリアから調整不足の為発動を止められていたにもかかわらず、加藤と天児の対話を実現させるべく、クアンタムバーストを発動。[[GN粒子]]が満ちていく意識共有領域の中で、ついに加藤は師であり、自分が手を下すという悲しい形で別れるコトとなった天児と再会。短い対話であったが、そこで師の本当の願いを知った加藤は、自分のしてきたコトへの感情の整理がつかず、その場を去る。 |
| + | :それを見た[[アルティメット・クロス]]の面々は「想いが通じなかったのか」と落胆するが、浩一や[[矢島英明|矢島]]、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]は「気持ちの整理をつけるのに時間がかかるだけで、思いは分かってくれている」と確信していた。その後、これが一因となり、自分のすべきコトを考えた加藤は[[ヒトマキナ]]との決戦でアルティメット・クロスに合流。刹那は対話により見事、加藤の妄執を打ち破ったのだった。 |
| + | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| === 強化型・バリエーション機 === | | === 強化型・バリエーション機 === |
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| === スパロボシリーズでの関連機体 === | | === スパロボシリーズでの関連機体 === |
| ;[[ウイングガンダムゼロ]]/[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]] | | ;[[ウイングガンダムゼロ]]/[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]] |
− | :本機の前世代機である、ダブルオーガンダムのZシリーズにおける事実上の兄弟機。当機に搭載されてるゼロシステムは、本来対話のためのガンダムである本機に搭載されるはずだったが、コロニーの五博士が計画から離脱した際に奪取され、本機には搭載されなかった。 | + | :本機の前世代機であるダブルオーガンダムの[[Zシリーズ]]における事実上の兄弟機。 |
| + | :当機に搭載されてる[[ゼロシステム]]は本来対話のためのガンダムである本機に搭載されるはずだったが、[[ドクターJ|コロ]][[プロフェッサーG|ニー]][[ドクトルS|の]][[H教授|五]][[老師O|博士]]が計画から離脱した際に奪取され、本機には搭載されなかった。 |
| ;[[YF-29 デュランダル]] | | ;[[YF-29 デュランダル]] |
− | :別作品の機体だが、本機同様の「対話を行うための機体」。メタ的には『ガンダム』から派生していった多くのリアルロボットの中で、同じ結論へと至った腹違いの兄弟機とも言えなくはない。 | + | :別作品の機体だが、本機同様の「対話を行うための機体」。 |
| + | :メタ的には『ガンダム』から派生していった多くのリアルロボットの中で、同じ結論へと至った腹違いの兄弟機とも言えなくはない。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の初期PVに登場したダブルオークアンタは劇場版本編のものとデザインが異なっている(具体的に挙げると、機体色が青味がかっている、胸部の形状やGNソードビットの配列が異なる等)。 | | *[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の初期PVに登場したダブルオークアンタは劇場版本編のものとデザインが異なっている(具体的に挙げると、機体色が青味がかっている、胸部の形状やGNソードビットの配列が異なる等)。 |
− | **また、劇場版上映前ではダブルオークアンタは型式番号に「Τ」があることや、初期PVにてダブルオークアンタがGNソードビットを飛ばすことによって火花が飛び散る場面があったことを根拠にして視聴者の間では「ダブルオークアンタは[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を搭載している」との推測までなされていた(結局のところ、新造の純正[[GNドライヴ]]2基による[[ツインドライヴシステム]]搭載機であったが)。 | + | **また、劇場版上映前ではダブルオークアンタは型式番号に「Τ」があることや、初期PVにてダブルオークアンタがGNソードビットを飛ばすことによって橙色の粒子らしきものが飛び散る場面があったことを根拠にして視聴者の間では「ダブルオークアンタは[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を搭載している」との推測までなされていた(結局のところ、新造の純正[[GNドライヴ]]2基による[[ツインドライヴシステム]]搭載機であったが)。 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |