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| **[[機動警察パトレイバー the Movie]] | | **[[機動警察パトレイバー the Movie]] |
| **その他シリーズ作のほとんどに登場 | | **その他シリーズ作のほとんどに登場 |
− | *分類:警察用[[レイバー]] | + | *分類:[[警察官|警察用]][[レイバー]] |
| *形式番号:AV-98 | | *形式番号:AV-98 |
− | *全高:8.02m | + | *[[全長一覧|全高]]:8.02m |
| *本体重量:6.00t | | *本体重量:6.00t |
| *全備重量:6.62t | | *全備重量:6.62t |
| *装甲材質:繊維強化金属、FRP装甲 | | *装甲材質:繊維強化金属、FRP装甲 |
− | *動力:超伝導モーター、電力供給型内蔵バッテリー | + | *[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:超伝導モーター、電力供給型内蔵バッテリー |
| *所属:警視庁警備部特科車両二課 | | *所属:警視庁警備部特科車両二課 |
| *開発:篠原重工八王子工場 | | *開発:篠原重工八王子工場 |
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| 『パトレイバー』のシリーズを通して主役を務める[[レイバー]]。従来の警察用レイバーでは激化するレイバー犯罪に対抗しきれないと判断した篠原重工八王子工場の打ち出したAV(Advanced Vehicle:次世代車両)計画により開発された次世代型警察用レイバー。 | | 『パトレイバー』のシリーズを通して主役を務める[[レイバー]]。従来の警察用レイバーでは激化するレイバー犯罪に対抗しきれないと判断した篠原重工八王子工場の打ち出したAV(Advanced Vehicle:次世代車両)計画により開発された次世代型警察用レイバー。 |
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− | それまでのレイバーに比べより人間に近い動作、シルエットを実現しており、人間の手を精巧に模したマニピュレーターは豊富な手持ちオプションの使用を可能とし、モーショントレース機能を使用すればロープを蝶結びしたり、あや取りをする事すら出来るようになる。<br /> | + | それまでのレイバーに比べより人間に近い動作、シルエットを実現しており、人間の手を精巧に模したマニピュレーターは豊富な手持ちオプションの使用を可能とし、モーショントレース機能を使用すればロープを蝶結びしたり、あや取りをする事すら出来るようになる。 |
| + | |
| 運用時には現場まで輸送用のレイバーキャリアで運ばれ、運用中は指揮車からの指示を元に動くのが基本となっている(が太田は指揮を無視して動く事がしばしばある)。 | | 運用時には現場まで輸送用のレイバーキャリアで運ばれ、運用中は指揮車からの指示を元に動くのが基本となっている(が太田は指揮を無視して動く事がしばしばある)。 |
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− | 特筆すべきは搭乗者の泉野明や太田功をして「趣味の世界」「趣味的」などと言わしむ外見であり、作業機械の範疇を逸したいわゆる「正義のヒーロー」的な印象を与えるスマートなデザインをしているが、これは一般人や犯罪者に対する「見る者に与える心理的影響」までも考慮して設計された結果である。スタイル重視の結果、居住性は極めて悪くなっている。<br>
| + | 特筆すべきは搭乗者の[[泉野明]]や[[太田功]]をして「趣味の世界」「趣味的」などと言わしむ外見であり、作業機械の範疇を逸したいわゆる「[[正義]]のヒーロー」的な印象を与えるスマートなデザインをしているが、これは一般人や犯罪者に対する「見る者に与える心理的影響」までも考慮して設計された結果である。スタイル重視の結果、居住性は極めて悪くなっている。 |
− | 更に、一見貧弱な印象も与えうる細身のシルエットだが、繊維強化金属とFRP装甲の装甲と各部に搭載された超電導モーターにより、軽量な本体重量による軽快な運動性と、敵レイバーとの格闘戦にも耐える堅牢性とパワーを両立している。ただし、マニピュレーターは前述したような精密な動きを可能とする分繊細で壊れやすく、かつ高価な部品の一つでもあるため基本的に「パンチ」はご法度とされている。<br /> | + | |
− | 基本的に警察官が所持する装備をレイバーサイズにした武装を装備している。また警察官の任務では殺傷が禁じられているため、威力の高い射撃武器は使用を控えられることが多い。
| + | 更に、一見貧弱な印象も与えうる細身のシルエットだが、繊維強化金属とFRP装甲の装甲と各部に搭載された超電導モーターにより、軽量な本体重量による軽快な運動性と、敵レイバーとの格闘戦にも耐える堅牢性とパワーを両立している。ただし、マニピュレーターは前述したような精密な動きを可能とする分繊細で壊れやすく、かつ高価な部品の一つでもあるため基本的に「パンチ」はご法度とされている。 |
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| + | 基本的に[[警察官]]が所持する装備をレイバーサイズにした武装を装備している。また警察官の任務では殺傷が禁じられているため、威力の高い射撃武器は使用を控えられることが多い。 |
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− | 操縦者がいつでもイングラムの首元から顔を出し、現場を自ら目視・観察できるようになっている。だがコクピットの気密性がかなり低いという欠点を孕んでおり、TVアニメ第3話ではうっかり2号機が海に落ち太田が溺れ、心臓マッサージを行うシーンがある
| + | 操縦者がいつでもイングラムの首元から顔を出し、現場を自ら目視・観察できるようになっている。だが、コクピットの気密性がかなり低いという欠点を孕んでおり、TVアニメ第3話ではうっかり2号機が海に落ち太田が溺れ、心臓マッサージを行うシーンがある |
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| 媒体により細部のデザインが微妙に異なる。代表的なのは頭部アンテナ(形状や配色)、バックパックのファンダクト形状(長方形と円形)、肩部パトライトなど。 | | 媒体により細部のデザインが微妙に異なる。代表的なのは頭部アンテナ(形状や配色)、バックパックのファンダクト形状(長方形と円形)、肩部パトライトなど。 |
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| ;イングラム2号機 | | ;イングラム2号機 |
| :[[太田功]]が搭乗する。1号機とは対称的にパワーを活かした、射撃や格闘などで相手を力任せに捻じ伏せる戦い方が目立つ。そのため野明の1号機に比べ圧倒的に損傷が多い。 | | :[[太田功]]が搭乗する。1号機とは対称的にパワーを活かした、射撃や格闘などで相手を力任せに捻じ伏せる戦い方が目立つ。そのため野明の1号機に比べ圧倒的に損傷が多い。 |
− | :アーリーデイズでは後半に右肩を赤くした通称[[レッドショルダー]]と呼ばれる形態となった。それ以外のメディアでは頭部の形状が1号機と異なるが、漫画版では太田が頭部をしばしば破壊して帰ってくる為に純正パーツが足りなくなり、急遽試作型の頭部に換装されたと説明されたが、テレビ版では最初から形状が異なっており、機体を識別する為(もしくは、様々なデータを収集する為)に頭部の形状を変更したと思われる。 | + | :『アーリーデイズ』では後半に右肩を赤くした通称「[[レッドショルダー]]」と呼ばれる形態となった。それ以外のメディアでは頭部の形状が1号機と異なるが、漫画版では太田が頭部をしばしば破壊して帰ってくる為に純正パーツが足りなくなり、急遽試作型の頭部に換装されたと説明されたが、テレビ版では最初から形状が異なっており、機体を識別する為(もしくは、様々なデータを収集する為)に頭部の形状を変更したと思われる。 |
− | :劇場版2作目では頭部を旋回した際アンテナを壁にぶつけてへし折るシーン(つまり戦闘ダメージではなく自損)があり、太田の性格を象徴している。 | + | :劇場版2作目では頭部を旋回した際アンテナを壁にぶつけてへし折るシーン(つまり戦闘ダメージではなく自損)があり、太田の[[性格]]を象徴している。 |
| ;イングラム3号機 | | ;イングラム3号機 |
| :基本的には予備機として保管され、データ収集用などに使われるが、有事には1号機のデータを使って動かされる事が多い。 | | :基本的には予備機として保管され、データ収集用などに使われるが、有事には1号機のデータを使って動かされる事が多い。 |
| :しかしTV版では劇中で電子戦向けの強化が成され、ECM機能やECCM機能等を搭載した頭部に換装された。頭部の形状は2種類あり、テレビ版ではメインとサブのセンサーを統合した一つ目のカメラと巨大化したアンテナが特徴であった。この頭部は[[プレイステーション]]版ゲームの第1話で破壊され、新しい頭部に換装された。新型の頭部は1号機の意匠を受け継いだデザインだが、ECM用のセンサーが各部に取り付けられており、使用時には頭部からセンサーが突き出てくる形状から「メデューサ」と呼ばれる。 | | :しかしTV版では劇中で電子戦向けの強化が成され、ECM機能やECCM機能等を搭載した頭部に換装された。頭部の形状は2種類あり、テレビ版ではメインとサブのセンサーを統合した一つ目のカメラと巨大化したアンテナが特徴であった。この頭部は[[プレイステーション]]版ゲームの第1話で破壊され、新しい頭部に換装された。新型の頭部は1号機の意匠を受け継いだデザインだが、ECM用のセンサーが各部に取り付けられており、使用時には頭部からセンサーが突き出てくる形状から「メデューサ」と呼ばれる。 |
− | :対[[ファントム]]戦時の遊馬、後期OVAの対[[グリフォン]]戦での香貫花、PS版での主人公(プレイヤー)操作機、更に劇場版2では第一小隊隊長の南雲しのぶが搭乗するなど、使用したパイロットが一番多い機体である。 | + | :対[[ファントム]]戦時の遊馬、後期OVAの対[[グリフォン]]戦での香貫花、PS版での主人公(プレイヤー)操作機、更に劇場版2では第一小隊隊長の[[南雲しのぶ]]が搭乗するなど、使用したパイロットが一番多い機体である。 |
| :なお、電子戦機能を強化した結果、機体単価が1号機や2号機より高額になり、おいそれとは使えない機体になってしまう(専任パイロットがPS版主人公の赴任まで居なかった事もあるが)。また、パイロットが頻繁に入れ替わったのでECMの活用以外の戦闘スタイルが定まらなかったが、PS版ではプロレス技をメインに使用している。 | | :なお、電子戦機能を強化した結果、機体単価が1号機や2号機より高額になり、おいそれとは使えない機体になってしまう(専任パイロットがPS版主人公の赴任まで居なかった事もあるが)。また、パイロットが頻繁に入れ替わったのでECMの活用以外の戦闘スタイルが定まらなかったが、PS版ではプロレス技をメインに使用している。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | コックピットに気密性がないことによって(原作での戦闘はほぼ陸上戦のみだったためあまり問題にならなかった)宇宙戦に対応できないことがユーザーに懸念されていたが、難なく宇宙マップに戦闘ユニットとして参戦した。
| + | コックピットに気密性が無いことによって(原作での戦闘はほぼ陸上戦のみだったためあまり問題にならなかった)宇宙戦に対応できないことがユーザーに懸念されていたが、難なく宇宙マップに戦闘ユニットとして参戦した。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]] | | ;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]] |
− | :初登場作品。1号機と2号機が登場。基本的に陸戦兵器なのだが案の定、途中から宇宙戦仕様にも改修される('''特に気密性''')。宇宙構造物の表面など足場があれば問題なく活動できるようになっているが空間戦闘には対応しておらず、足場のない宇宙空間のみのステージでは出撃不可となる。 | + | :初登場作品。1号機と2号機が登場。基本的に陸戦兵器なのだが案の定、途中から宇宙戦仕様にも改修される('''特に気密性''')。ただし、宇宙構造物の表面など足場があれば問題なく活動できるようになっているが空間戦闘には対応しておらず、'''足場の無い宇宙空間のみのステージでは出撃不可'''となる。 |
− | :基本的な攻撃力は低いが、1号機・2号機共に[[特殊能力]]「パトランプ」による気力ダウン効果があり、1号機はさらに様々な[[特殊効果]]武器を持ちサポートに秀でた性能となっている。一方で2号機は武器に「対空」「対大型」が入っているため、相手次第では他ユニットに引けを取らない戦いができる(パイロットの「警察官」技能で攻撃力に補正が入っているのも大きい)。 | + | :基本的な攻撃力は低いが、1号機・2号機共に[[特殊能力]]「パトランプ」による[[気力]]ダウン効果があり、1号機はさらに様々な[[特殊効果]]武器を持ちサポートに秀でた性能となっている。一方で2号機は武器に「対空」「対大型」が入っているため、相手次第では他ユニットに引けを取らない戦いができる(パイロットの「警察官」技能で攻撃力に補正が入っているのも大きい)。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ==== 武装 ==== | | ==== 武装 ==== |
| ;電磁警棒(スタンスティック) | | ;電磁警棒(スタンスティック) |
− | :左腕部に装備したシールドの裏に収納された電磁式警棒。普通の警棒のように打撃武器として使ったり、突き立ててスパークさせる事で敵レイバーの電装系にダメージを与えるなど、用途は幅広い。なお漫画版の前半では先端を尖らせただけの特殊警棒を使用していた。 | + | :左腕部に装備したシールドの裏に収納された電磁式警棒。普通の警棒のように打撃武器として使ったり、突き立ててスパークさせる事で敵レイバーの電装系にダメージを与えるなど、用途は幅広い。なお、[[漫画|漫画版]]の前半では先端を尖らせただけの特殊警棒を使用していた。 |
| :SRWでは「スタンスティック」の名称で登場。名前通りの「スタン」と「ガードアーム」の特殊効果を持つ。 | | :SRWでは「スタンスティック」の名称で登場。名前通りの「スタン」と「ガードアーム」の特殊効果を持つ。 |
− | :SRWOEでは格闘戦が得意な野明の1号機と、射撃戦が得意な太田の2号機とでは挙動が異なり、2号機は一閃するだけだが、1号機は一閃した後にトドメの突きをお見舞いする。 | + | :SRWOEでは格闘戦が得意な野明の1号機と、射撃戦が得意な太田の2号機とでは挙動が異なり、2号機は一閃するだけだが、1号機は一閃した後に[[トドメ演出|トドメ]]の突きをお見舞いする。 |
| ;37mmリボルバーカノン | | ;37mmリボルバーカノン |
| :イングラムの右脚側面に収納されているレイバーサイズのリボルバー式ハンドガン。装弾数6発。 | | :イングラムの右脚側面に収納されているレイバーサイズのリボルバー式ハンドガン。装弾数6発。 |
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| ;ワイヤー | | ;ワイヤー |
| :イングラムの股間部に装備されているウィンチワイヤー。細いながらもイングラムの自重すら支える頑丈さを誇る。野明はTV・漫画版共にこれの扱いに長けている。 | | :イングラムの股間部に装備されているウィンチワイヤー。細いながらもイングラムの自重すら支える頑丈さを誇る。野明はTV・漫画版共にこれの扱いに長けている。 |
− | :OEにて1号機の武装として登場。攻撃力は低いが「捕縛」の特殊効果が非常に強力。105と低めながら気力制限があるものの、命中補正が非常に高いうえに当たれば反撃をキャンセルし、移動後に使用可能な上射程も長めで、さらに1ターンの間ステータスを低下させる効果付き。さらに「曲射」特性もあるので障害物を挟んでの使用もでき、ボス級の敵や回避の高い相手と戦う際に重宝する(ただし[[分身]]は無効化できない)。しかし、[[ガンダムエピオン|ヒート]][[トールギスIII|ロッド]]の前例があるとはいえ、スパロボでは戦艦や[[コーウェン&スティンガー|惑星サイズの敵]]すらもたやすく縛り上げるこのワイヤーの全長と強度はどうなっているのだろうか。 | + | :OEにて1号機の武装として登場。攻撃力は低いが「捕縛」の特殊効果が非常に強力。105と低めながら気力制限があるものの、命中補正が非常に高いうえに当たれば反撃をキャンセルし、移動後に使用可能な上射程も長めで、さらに1ターンの間ステータスを低下させる効果付き。さらに「曲射」特性もあるので障害物を挟んでの使用もでき、ボス級の敵や回避の高い相手と戦う際に重宝する(ただし[[分身]]は無効化できない)。 |
| + | :しかし、[[ガンダムエピオン|ヒート]][[トールギスIII|ロッド]]の前例があるとはいえ、スパロボでは戦艦や[[コーウェン&スティンガー|惑星サイズの敵]]すらもたやすく縛り上げるこのワイヤーの全長と強度はどうなっているのだろうか。 |
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| ==== 特殊装備 ==== | | ==== 特殊装備 ==== |
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| :シールド防御を発動。 | | :シールド防御を発動。 |
| ;[[パトランプ]] | | ;[[パトランプ]] |
− | :パトランプには[[ジオン兵|軍の精鋭]]すら気力を削がれ、[[インベーダー|宇宙]][[ミューカス|生物]]や[[機械化獣|心を持たない機械]]、地球とは別の権力機構にある[[グラドス兵|異]][[バララント兵|星]][[ポセイダル兵|人]]にも効力を発揮する。おそらくは戦場でチカチカされると気を散らされてしまう、ということなのだろう。 | + | :パトランプには[[ジオン兵|軍の精鋭]]すら[[気力]]を削がれ、'''[[インベーダー|宇宙]][[ミューカス|生物]]や[[機械化獣|心を持たない機械]]、[[地球]]とは別の権力機構にある[[グラドス兵|異]][[バララント兵|星]][[ポセイダル兵|人]]にも効力を発揮する'''。 |
| + | :おそらくは戦場でチカチカされると気を散らされてしまう、ということなのだろう。 |
| ;[[グループ (GR)]] | | ;[[グループ (GR)]] |
| :イングラム1号機と2号機と[[零式]]で[[小隊#グループ出撃(OE)|グループ出撃]]が可能。 | | :イングラム1号機と2号機と[[零式]]で[[小隊#グループ出撃(OE)|グループ出撃]]が可能。 |
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| :後継機。劇場版1作目では1号機と接戦になった。 | | :後継機。劇場版1作目では1号機と接戦になった。 |
| ;[[グリフォン]] | | ;[[グリフォン]] |
− | :ライバル機。その因縁は漫画版から始まってTVシリーズに輸入され、後期OVA版・漫画版最終巻まで続いた。 | + | :[[ライバル|ライバル機]]。その因縁は漫画版から始まってTVシリーズに輸入され、後期[[OVA|OVA版]]・[[漫画|漫画版]]最終巻まで続いた。 |
| ;AV-98Tドーファン | | ;AV-98Tドーファン |
| :イングラムの試作機を元にして作られた教習機。漫画版では一般向けにも販売されていた。SRW未登場。 | | :イングラムの試作機を元にして作られた教習機。漫画版では一般向けにも販売されていた。SRW未登場。 |
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| :初期OVA(アーリーデイズ)における試作機で教習用に改修された。性能はイングラムとほぼ同じである。SRW未登場。 | | :初期OVA(アーリーデイズ)における試作機で教習用に改修された。性能はイングラムとほぼ同じである。SRW未登場。 |
| ;イングラマン | | ;イングラマン |
− | :NEW OVAシリーズ15話『星から来た女』にて登場。 | + | :NEW OVAシリーズ第15話『星から来た女』にて登場。 |
− | :AV98星雲人と一体化した泉野明がバイザー型の変身アイテムを身につける事で変身した姿。 | + | :AV98星雲人と一体化した[[泉野明]]がバイザー型の変身アイテムを身につける事で変身した姿。 |
− | :CLAT基地を襲撃するウツミー星人が送り出した怪獣「グリフォン星獣」と果敢に戦うものの、敗北。 | + | :CLAT基地を襲撃する[[内海|ウツミー星人]]が送り出した怪獣「[[グリフォン|グリフォン星獣]]」と果敢に戦うものの、敗北。 |
| :傷ついたイングラマンは母星から来たゼロにより共に故郷へと帰るのであった…。 | | :傷ついたイングラマンは母星から来たゼロにより共に故郷へと帰るのであった…。 |
− | :…ここまで読めば解るだろうが'''[[ユーゼス・ゴッツォ|ウルトラ]][[アダマトロン|マン]]及び[[シヴァー・ゴッツォ|ウルトラセブン]]のパロディである'''(余談だが野明の中の人はウルトラセブンの弟子が活躍する話にレギュラー出演し、怪獣に殺された少女(ウルトラセブンも行方不明に)を演じたことがある)。 | + | :…ここまで読めば解るだろうが'''[[ユーゼス・ゴッツォ|ウルトラ]][[アダマトロン|マン]]及び[[シヴァー・ゴッツォ|ウルトラセブン]]のパロディである'''(余談だが、泉野明の声優である冨永みーな氏はウルトラセブンの弟子が活躍する話にレギュラー出演し、怪獣に殺された少女(ウルトラセブンも行方不明に)を演じたことがある)。 |
− | :ちなみにこの回はTVシリーズ44話に続く夢オチ回であり、全編にわたってウルトラマンのパロディに溢れているため、必見。 | + | :ちなみにこの回はTVシリーズ第44話に続く夢オチ回であり、全編にわたってウルトラマンのパロディに溢れているため、必見。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *[[ガンダムシリーズ]]の「[[ジェガン]]」とはデザイナーが同じ人で、頭部が似ているとネタにされることが多く、プラモデルをイングラム風に改造した画像がネットによく投稿される。 | + | *[[ガンダムシリーズ]]の「[[ジェガン]]」とはメカニックデザイナー(出渕裕氏)が同じ故に、頭部が似ているとネタにされることが多く、プラモデルをイングラム風に[[改造]]した画像がネットによく投稿される。 |
| **[[SDガンダム]]の武者ガンダムの世界では「慈絵丸」というキャラクターがいるが、デザインは元となったジェガンと異なる部分が多く、肩の赤色灯やカラーリングからしてイングラムが元ネタと言っても過言でないものとなっている。 | | **[[SDガンダム]]の武者ガンダムの世界では「慈絵丸」というキャラクターがいるが、デザインは元となったジェガンと異なる部分が多く、肩の赤色灯やカラーリングからしてイングラムが元ネタと言っても過言でないものとなっている。 |
− | **また、劇場版作品『SDガンダムの逆襲』(同時上映は劇場版パトレイバー第1作)には頭に十手を備え提灯を持つ「自衛丸」という岡引風のキャラクターが登場するのだが、こちらもジェガンよりイングラムの方が似ている。 | + | **また、劇場版作品『SDガンダムの逆襲』(同時上映は劇場版パトレイバー第1作)には頭に十手を備え提灯を持つ「自衛丸」という岡っ引き風のキャラクターが登場するのだが、こちらもジェガンよりイングラムの方が似ている。 |
− | | + | *2013年から開始された『[[機動警察パトレイバー]]』の実写化プロジェクトである『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』のために'''[[全長一覧|全高]](8.02m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大AV-98イングラム'''が製作された。 |
| + | **ちなみに、2014年から[[日本]]各地において(本物の)警視庁や[[警察官|地元警察]]の協力の元、実物大AV-98イングラムのデッキアップイベントが複数回行われており、多くの人々の反響を呼んでいる。 |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
| === プラモデル === | | === プラモデル === |