差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
231 バイト追加 、 2015年4月20日 (月) 14:09
124行目: 124行目:  
リアクターは[[尸空]]。[[尸逝天]]により運用が可能。ちなみに読み方は「ちんもくのきょかい」。
 
リアクターは[[尸空]]。[[尸逝天]]により運用が可能。ちなみに読み方は「ちんもくのきょかい」。
   −
人の生命の力のさかしまたる力、即ち「死」という概念の体現たる「'''虚無'''」によって活性化する。その特性上、人の死の側に身を置き、生きたまま死を体現する鬼宿の人間にしか使えない。尸空は相手の話を聞き流して対応しない、つまり「沈黙」することによってこれを稼動させている。
+
人の心に存在する「'''虚無'''」によって活性化する。作中明確に語られないため具体的にこれが何なのかは不明だが、「虚無」という概念は「何もないという事実が存在する」状態で、数字で言えば「0」である。真の意味での無はそれを観測できる人間がいないため確定できず、「何もない」という事実を観測した時点で「虚無」の概念が適用される。
 +
 
 +
劇中で尸空が「底なしの暗い穴」と評されていることと、情動が揺らぐと力を使えなくなることからすれば、このスフィアを使うために必要な「虚無」とは、「感情を封じ込め、心を空にして理性のみで動く意志」であろうと考えられる。
    
スフィア・アクトは「'''精神運動の停止'''」。高揚することも低落することもなくなり、死者の如く静かな暗闇に精神が落ちていくことになる。
 
スフィア・アクトは「'''精神運動の停止'''」。高揚することも低落することもなくなり、死者の如く静かな暗闇に精神が落ちていくことになる。
   −
死者は語らず、心を動かさない。ゆえに、リアクターの感情が動くと力が崩壊してしまう。そのため、意志の貫徹によって「生きている」ことを体現する「揺れる天秤」との相性が悪い。尸空自身もそのリアクターであるクロウを相手にすると、どうしても感情が僅かに揺らいでいる。
+
リアクターの感情が動くと力が崩壊してしまう。そのため、対照的に強い意思、言い換えれば強い感情に満ちた心を力とする「揺れる天秤」との相性が悪く、尸空自身もそのリアクターであるクロウを相手にすると、どうしても感情が僅かに揺らいでいる。
    
対の位置にある「知りたがる山羊」が好奇心を力とするのに対し、情動を破壊するこのスフィアの特性は「'''欲求を抑え付ける理性'''」と言える。
 
対の位置にある「知りたがる山羊」が好奇心を力とするのに対し、情動を破壊するこのスフィアの特性は「'''欲求を抑え付ける理性'''」と言える。
195行目: 197行目:     
=== 揺れる天秤 ===
 
=== 揺れる天秤 ===
リアクターは[[クロウ・ブルースト]]。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。存在していた世界は正確には不明だが、恐らく西暦か『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』の世界だと思われる。
+
リアクターは[[クロウ・ブルースト]]。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。存在していた世界は西暦世界。
    
'''「折れることのない強い意志」'''によって覚醒及び活性化(クロウの場合は「借金を返済する意志」)する。サード・ステージへの移行にはそれに加えて「'''己を『折らない』意志'''」が必要。
 
'''「折れることのない強い意志」'''によって覚醒及び活性化(クロウの場合は「借金を返済する意志」)する。サード・ステージへの移行にはそれに加えて「'''己を『折らない』意志'''」が必要。
3,538

回編集

案内メニュー