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*生命体の進化に何らかの関わりを持つ。
 
*生命体の進化に何らかの関わりを持つ。
 
*それぞれ固有の因果を持っている。スフィア同士が接触した時、相性が悪い場合は一方が一方の力を打ち消すが、相性がいい場合は互いに力を高め合い、源理の力を導くことも可能。逆に因果の干渉が起こらない場合は当然何も起こらない。
 
*それぞれ固有の因果を持っている。スフィア同士が接触した時、相性が悪い場合は一方が一方の力を打ち消すが、相性がいい場合は互いに力を高め合い、源理の力を導くことも可能。逆に因果の干渉が起こらない場合は当然何も起こらない。
**確認されているのは、以下の3つ。
+
**確認されているのは、以下。
 
**#「知りたがる山羊」はその好奇心で「偽りの黒羊」の嘘を暴く
 
**#「知りたがる山羊」はその好奇心で「偽りの黒羊」の嘘を暴く
 
**#「偽りの黒羊」はその嘘により「いがみ合う双子」の相反する感情を意思で自在に操り無効化する
 
**#「偽りの黒羊」はその嘘により「いがみ合う双子」の相反する感情を意思で自在に操り無効化する
 
**#「揺れる天秤」の折れない意志は「尽きぬ水瓶」の他者への慈愛をより大きなものとする
 
**#「揺れる天秤」の折れない意志は「尽きぬ水瓶」の他者への慈愛をより大きなものとする
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**#「揺れる天秤」の折れない意志は「沈黙の巨蟹」の虚無をかき乱す
 +
**#「悲しみの乙女」は「怨嗟の魔蠍」の憎しみに共感することで癒し、無力化する
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**#「欲深な金牛」と「傷だらけの獅子」は「力を奪う」ことと「奪われる痛みに耐える」ことで互いに活性化する
 
*スフィアが完全に目覚めていない、ファースト・ステージの状態で所持者を殺害した場合、スフィアはその人物から抜け落ち、別の宿主のところへ流れ着く。この場合、再度平行世界を巡り所持者を探し当てなければならない。またその際、前の所持者が非常に強い意志を持っていた場合、スフィア自体にその意志が影響を及ぼすこともある。
 
*スフィアが完全に目覚めていない、ファースト・ステージの状態で所持者を殺害した場合、スフィアはその人物から抜け落ち、別の宿主のところへ流れ着く。この場合、再度平行世界を巡り所持者を探し当てなければならない。またその際、前の所持者が非常に強い意志を持っていた場合、スフィア自体にその意志が影響を及ぼすこともある。
 
*反作用は最初に共鳴したスフィアのものであり、奪取したスフィアは含まれない。
 
*反作用は最初に共鳴したスフィアのものであり、奪取したスフィアは含まれない。
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リアクターは[[アイム・ライアード]]。[[アリエティス]]により運用が可能。'''「現実から逃避する意志」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「嘘」'''によって活性化する。スフィアが存在していた世界は不明。再世戦争後期にユーサーが奪取した。
 
リアクターは[[アイム・ライアード]]。[[アリエティス]]により運用が可能。'''「現実から逃避する意志」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「嘘」'''によって活性化する。スフィアが存在していた世界は不明。再世戦争後期にユーサーが奪取した。
   −
同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って意味のある事が喋れなくなり、サード・ステージに入ると'''単語としてすら成立しなくなる'''。このためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きない、'''つまり感情の平静を保つこと自体が反作用対策になる'''ため。)。もっとも、最終的に誰も彼に見向きもしなくなれば「嘘」という概念自体が成立しなくなってしまうが。更に同調が進むと「'''真偽の境界の歪曲'''」が可能となり、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得ていた(明言されてはいないが恐らくサード・ステージにおけるスフィア・アクトだと思われる)。また、自らの嘘を嘘と認識させなくする力を持つようで、アイムの虚言は機械的な検査では嘘と見做されず、ユーサーも「尽きぬ水瓶」の同調条件からかけ離れた言動を行いつつもそれを嘘だと周囲に認識されていなかった。
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同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って意味のある事が喋れなくなり、サード・ステージに入ると'''単語としてすら成立しなくなる'''。このためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きない、'''つまり感情の平静を保つこと自体が反作用対策になる'''ため。)。もっとも、最終的に誰も彼に見向きもしなくなれば「嘘」という概念自体が成立しなくなってしまうが。
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スフィア・アクトは「'''真偽の境界の歪曲'''」。アイムはこの力で物理的な分身を可能にした。さらにこの力はセカンド・ステージの時点でもその片鱗を見せ、アイムの虚言は機械的な検査では嘘と見做されず、ユーサーも「尽きぬ水瓶」の同調条件からかけ離れた言動を行いつつもそれを嘘だと周囲に認識されていなかった。
    
'''機動兵器に搭載されていなくとも条件を満たした者が近くにいれば覚醒し、同調の度合いが低くても覚醒者を自分の意に添うように動かす'''など危険な方向で確固たる意思と力を持っており、アリエティス自体もこのスフィアがアイムと名乗る前の彼をコントロールして作らせた。そのため、決して肉体的ダメージがないからと言って本当に安全なスフィアというわけではない。むしろアイムを見てわかるように、嘘で塗り固められた人生を送り続ける事で、「嘘付き」と見做されて誰からも信用されなくなる為、ある意味では危険なスフィアとも言える。いくら一番安全といっても上記のようにあくまでも'''反作用でリアクターが受ける被害が一番軽いから'''に過ぎない。当のアイムは完全に開き直っていたのか全く気にしていない様子ではあったが。しかし上記のように同調が進めば死を偽れるようになる='''リアクターが自分の意思で文字通りの不死身になれる'''ため、生存性もスフィアの中では現状一番高い。
 
'''機動兵器に搭載されていなくとも条件を満たした者が近くにいれば覚醒し、同調の度合いが低くても覚醒者を自分の意に添うように動かす'''など危険な方向で確固たる意思と力を持っており、アリエティス自体もこのスフィアがアイムと名乗る前の彼をコントロールして作らせた。そのため、決して肉体的ダメージがないからと言って本当に安全なスフィアというわけではない。むしろアイムを見てわかるように、嘘で塗り固められた人生を送り続ける事で、「嘘付き」と見做されて誰からも信用されなくなる為、ある意味では危険なスフィアとも言える。いくら一番安全といっても上記のようにあくまでも'''反作用でリアクターが受ける被害が一番軽いから'''に過ぎない。当のアイムは完全に開き直っていたのか全く気にしていない様子ではあったが。しかし上記のように同調が進めば死を偽れるようになる='''リアクターが自分の意思で文字通りの不死身になれる'''ため、生存性もスフィアの中では現状一番高い。
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=== 欲深な金牛 ===
 
=== 欲深な金牛 ===
リアクターは[[エルーナルーナ・バーンストラウス|ストラウス]]。[[プレイアデス・タウラ]]によって運用が可能。スフィア・アクトなどの詳細は不明だが、そのネーミングからして「'''欲望'''」によって覚醒・活性化することが推察される。
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リアクターは[[エルーナルーナ・バーンストラウス|ストラウス]]。[[プレイアデス・タウラ]]によって運用が可能。詳細は不明だが、そのネーミングからして「'''欲望'''」によって覚醒・活性化することが推察される。
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スフィア・アクトは機体の特殊能力から推察して、「'''他者の力を奪い取る'''」ことだと思われる。
    
;牡牛座(タウラス)
 
;牡牛座(タウラス)
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人の生命の力のさかしまたる力、即ち「死」という概念の体現たる「'''虚無'''」によって活性化する。その特性上、人の死の側に身を置き、生きたまま死を体現する鬼宿の人間にしか使えない。尸空は相手の話を聞き流して対応しない、つまり「沈黙」することによってこれを稼動させている。
 
人の生命の力のさかしまたる力、即ち「死」という概念の体現たる「'''虚無'''」によって活性化する。その特性上、人の死の側に身を置き、生きたまま死を体現する鬼宿の人間にしか使えない。尸空は相手の話を聞き流して対応しない、つまり「沈黙」することによってこれを稼動させている。
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スフィア・アクトは精神運動の停止。高揚することも低落することもなくなり、死者の如く静かな暗闇に精神が落ちていくことになる。
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スフィア・アクトは「'''精神運動の停止'''」。高揚することも低落することもなくなり、死者の如く静かな暗闇に精神が落ちていくことになる。
    
死者は語らず、心を動かさない。ゆえに、リアクターの感情が動くと力が崩壊してしまう。そのため、意志の貫徹によって「生きている」ことを体現する「揺れる天秤」との相性が悪い。尸空自身もそのリアクターであるクロウを相手にすると、どうしても感情が僅かに揺らいでいる。
 
死者は語らず、心を動かさない。ゆえに、リアクターの感情が動くと力が崩壊してしまう。そのため、意志の貫徹によって「生きている」ことを体現する「揺れる天秤」との相性が悪い。尸空自身もそのリアクターであるクロウを相手にすると、どうしても感情が僅かに揺らいでいる。
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リアクターは[[ランド・トラビス]]。[[ガンレオン]]により運用が可能。存在していたのは『[[戦闘メカ ザブングル]]』『[[オーバーマン キングゲイナー]]」『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の世界観を包括した「荒廃世界」。
 
リアクターは[[ランド・トラビス]]。[[ガンレオン]]により運用が可能。存在していたのは『[[戦闘メカ ザブングル]]』『[[オーバーマン キングゲイナー]]」『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の世界観を包括した「荒廃世界」。
   −
'''「心身問わず痛みに伴う叫び」'''によって覚醒し、'''「痛みに耐える意志(要は根性)」'''によって活性化する。
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'''「心身問わず痛みに伴う叫び」'''によって覚醒し、'''「痛みに耐える意志(要は根性)」'''によって活性化する。サード・ステージに至るにはその上で、「'''痛みを耐え抜き、乗り越える意志'''」が必要となる。
    
対となる「尽きぬ水瓶」は己を省みない慈愛を力とするが、それに対応するこちらの特性は、'''「痛みに抵抗する力」'''と言える。
 
対となる「尽きぬ水瓶」は己を省みない慈愛を力とするが、それに対応するこちらの特性は、'''「痛みに抵抗する力」'''と言える。
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スフィア・アクトは「'''生命力の活性化'''」。この力を受けると、心身の痛みに耐える力を励起される。
    
同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用としてリアクターに激痛を伴う負荷がかかるが、一過性のものでアイムやセツコ、ユーサーのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がつくものの現在判明しているスフィアの中では「偽りの黒羊」の次に安全である。
 
同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用としてリアクターに激痛を伴う負荷がかかるが、一過性のものでアイムやセツコ、ユーサーのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がつくものの現在判明しているスフィアの中では「偽りの黒羊」の次に安全である。
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ただ、「偽りの黒羊」と違い反作用の発生によって戦闘に支障をきたす危険性はこちらの方がずっと高く、その負荷も'''ランド自身の強靭な肉体と精神で何とかしのげている'''のであって、常人には耐えられない程の凄まじさであるため、やはり安全なスフィアというわけではない(そもそもスフィア自体が等しく危険物であるのだが)。というよりも、スルーされがちだが'''このスフィアはある意味「揺れる天秤」より危険'''。というのは、同調条件が「痛みに耐える」ことであるため、屈して悲鳴を上げると同調が解けるだけでなく、暴走したオリジン・ローが無差別に放射されて時空振動を起こしてしまう。実際、「Z」の本編前にシエロがこれに巻き込まれてADWに飛ばされてしまっている。
 
ただ、「偽りの黒羊」と違い反作用の発生によって戦闘に支障をきたす危険性はこちらの方がずっと高く、その負荷も'''ランド自身の強靭な肉体と精神で何とかしのげている'''のであって、常人には耐えられない程の凄まじさであるため、やはり安全なスフィアというわけではない(そもそもスフィア自体が等しく危険物であるのだが)。というよりも、スルーされがちだが'''このスフィアはある意味「揺れる天秤」より危険'''。というのは、同調条件が「痛みに耐える」ことであるため、屈して悲鳴を上げると同調が解けるだけでなく、暴走したオリジン・ローが無差別に放射されて時空振動を起こしてしまう。実際、「Z」の本編前にシエロがこれに巻き込まれてADWに飛ばされてしまっている。
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なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できない。
+
なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できなかった。
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これは、メールが蘇生した際にスフィアの存在が分割され、メールの肉体とガンレオン本体の二つに分かれていたため。多元戦争終結に伴い、ランドのリアクター化によりガンレオンの方に統合され、以降は彼自身の意志で起動可能になっている。
   −
ちなみに、このスフィアは現在登場しているスフィアの中では覚醒度が一番低い。ガンレオンの動力は明言されていないが、「燃料だってタダじゃない」というメールの戦闘台詞と、ランドの出身世界が「ザブングル」の世界観であることからして'''ウォーカーマシン同様のガソリンである可能性が高い'''。そうでなくとも、Z序盤の大時空震動の後、スフィアと同化したメールを欠いたまま戦闘に参加している=スフィアがなくても動き、戦える。つまり、このスフィアは他のスフィアと異なり'''[[リアクト・マシン]]の動力として機能していない'''のである(「悲しみの乙女」はガナリー・カーバーの動力として機能している)。再世篇における[[ZONE]]突入により進行してはいるが、それでもセカンド・ステージ止まりの模様。
+
ちなみに、他のマシンと異なり、動力としてはマグナモードの時のみ機能し、ノーマルモードでは停止している(ノーマルモードの時の燃料は不明だが'''ガソリンの可能性が高い''')。
    
;獅子座(レオ)
 
;獅子座(レオ)
166行目: 176行目:  
リアクターは[[セツコ・オハラ]]。[[バルゴラ・グローリー]]が所持している武装「ガナリー・カーバー」により運用が可能。存在していたのは「宇宙世紀」の世界。
 
リアクターは[[セツコ・オハラ]]。[[バルゴラ・グローリー]]が所持している武装「ガナリー・カーバー」により運用が可能。存在していたのは「宇宙世紀」の世界。
   −
'''「絶望に伴う慟哭」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「悲哀の感情」'''によって活性化する。
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'''「絶望に伴う慟哭」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「悲哀の感情」'''によって活性化する。サード・ステージに至るためには、それに加えて「'''悲しみを乗り越える強い意思'''」が必要とされる。
    
同調が進むとリアクターの五感が失われていく。ただし他と異なり、機動兵器に搭乗していない時に起きる。戦闘中の感覚消失はそのまま死に直結する(=スフィアが目覚められない)ためと思われる。このスフィアに関してはバルゴラ製造時に何処かから持ち込まれたものと思われるが、由来は不明。
 
同調が進むとリアクターの五感が失われていく。ただし他と異なり、機動兵器に搭乗していない時に起きる。戦闘中の感覚消失はそのまま死に直結する(=スフィアが目覚められない)ためと思われる。このスフィアに関してはバルゴラ製造時に何処かから持ち込まれたものと思われるが、由来は不明。
   −
登場したスフィアの中では真っ先にサード・ステージの兆候を見せており、再世篇のセツコは反作用を受けている描写がないほか、スフィア・アクトの片鱗と思しき「'''他者の悲しみを感知する'''」能力を見せている。
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スフィア・アクトは「'''他者の感情への同調'''」。味方へリンクすればその感覚を研ぎ澄まし、敵へリンクすればその闘争心を押さえ込んでしまう。そのため、憎しみを力とする「怨嗟の魔蠍」を無力化することが可能。
    
;乙女座(ヴァルゴ)
 
;乙女座(ヴァルゴ)
187行目: 197行目:  
リアクターは[[クロウ・ブルースト]]。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。存在していた世界は正確には不明だが、恐らく西暦か『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』の世界だと思われる。
 
リアクターは[[クロウ・ブルースト]]。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。存在していた世界は正確には不明だが、恐らく西暦か『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』の世界だと思われる。
   −
'''「折れることのない強い意志」'''によって覚醒及び活性化(クロウの場合は「借金を返済する意志」)する。
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'''「折れることのない強い意志」'''によって覚醒及び活性化(クロウの場合は「借金を返済する意志」)する。サード・ステージへの移行にはそれに加えて「'''己を『折らない』意志'''」が必要。
 +
 
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スフィア・アクトは「'''意志力の伝播'''」。主に集中力が高められる。
    
同調が進むとリアクターは次元力行使の際、思考が固定されて正常な判断が出来なくなる。さらに、意志の遂行を阻む者は味方だろうと排除すると推測されている。この際、暴走したキャラを止める際の鉄板である「仲間の呼び掛け」は一切効果がなかった。ただしクロウの場合、金に対する執着がそのまま残るため、同調率が上がると小銭の落ちる音を鳴らす「CDS(コイン・ドロップ・システム)」で自意識を保っている。
 
同調が進むとリアクターは次元力行使の際、思考が固定されて正常な判断が出来なくなる。さらに、意志の遂行を阻む者は味方だろうと排除すると推測されている。この際、暴走したキャラを止める際の鉄板である「仲間の呼び掛け」は一切効果がなかった。ただしクロウの場合、金に対する執着がそのまま残るため、同調率が上がると小銭の落ちる音を鳴らす「CDS(コイン・ドロップ・システム)」で自意識を保っている。
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=== 怨嗟の魔蠍 ===
 
=== 怨嗟の魔蠍 ===
リアクターは[[バルビエル・ザ・ニードル]]。[[アン・アーレス]]によって運用が可能。
+
リアクターは[[バルビエル・ザ・ニードル]]。[[アン・アーレス]]によって運用が可能。「えんさのまかつ」と読む。
その名の通り「'''憎悪'''」によって活性化する。スフィア・アクトは他者の心の憎しみを暴走させること。
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その名の通り「'''憎悪'''」によって活性化する。
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スフィア・アクトは「'''憎悪の励起'''」。これを受けると憎しみに心が飲まれ、理性を失って暴走するが、「悲しみの乙女」の力で無力化される。バルビエルはこの力に加え、アン・アーレスに搭載されたナノマシンを併用することで大規模かつ強力な精神誘導を行う。
   −
覚醒の経緯などは不明。ちなみに「えんさのまかつ」と読む。
+
覚醒の経緯などは不明。
    
;蠍座(スコーピオ)
 
;蠍座(スコーピオ)
255行目: 269行目:  
リアクターは[[ユーサー・インサラウム]]。[[聖王機ジ・インサー]]によって運用が可能。存在していた世界はインサラウム。再世戦争末期にアサキムが奪取した。
 
リアクターは[[ユーサー・インサラウム]]。[[聖王機ジ・インサー]]によって運用が可能。存在していた世界はインサラウム。再世戦争末期にアサキムが奪取した。
   −
'''「深く大きな慈愛と、それに伴う何らかの強い感情」'''によって覚醒し、'''「自己犠牲の意志」'''によって活性化する。
+
'''「深く大きな慈愛と、それに伴う何らかの強い感情」'''によって覚醒し、'''「自己犠牲の意志」'''によって活性化する。スフィア・アクトは不明。
    
同調が進むとリアクターは意識を保つのも難しいほどの痛みとともに肉体が崩壊していく。この性質上、「悲しみの乙女(人間性喪失)」や「傷だらけの獅子(痛み)」と同時に因子を高める可能性が考えられるが'''覚醒者に襲い掛かる反作用の危険度はこちらの方が遥かに高い(反作用が慢性的である上に制御できない)'''。その対価なのか、スフィアの中でも飛びぬけて強い次元力を発揮できる。最後にはアサキムにユーサーが討たれたことで、「偽りの黒羊」ともどもその手に渡った(黒の騎士団ルートでは失敗)。その性質上、[[火星]]でユーサーが演じた姿…… すなわち'''民を顧みない暴君には決して力を引き出すことができない。'''
 
同調が進むとリアクターは意識を保つのも難しいほどの痛みとともに肉体が崩壊していく。この性質上、「悲しみの乙女(人間性喪失)」や「傷だらけの獅子(痛み)」と同時に因子を高める可能性が考えられるが'''覚醒者に襲い掛かる反作用の危険度はこちらの方が遥かに高い(反作用が慢性的である上に制御できない)'''。その対価なのか、スフィアの中でも飛びぬけて強い次元力を発揮できる。最後にはアサキムにユーサーが討たれたことで、「偽りの黒羊」ともどもその手に渡った(黒の騎士団ルートでは失敗)。その性質上、[[火星]]でユーサーが演じた姿…… すなわち'''民を顧みない暴君には決して力を引き出すことができない。'''
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== 特殊能力「スフィア・アクト」 ==
 
== 特殊能力「スフィア・アクト」 ==
 
第3次Z時獄篇で初登場した、スフィアの力を表現した特殊能力。再世篇までは主に、パイロット側の[[SP回復]]によって表現されていた。
 
第3次Z時獄篇で初登場した、スフィアの力を表現した特殊能力。再世篇までは主に、パイロット側の[[SP回復]]によって表現されていた。
現時点では、「いがみ合う双子」「沈黙の巨蟹」「欲深な金牛」「怨嗟の魔蠍」の二種類が登場している。「いがみ合う双子」に関しては時獄篇のシナリオ中でも度々登場する。再世篇での「偽りの黒羊」および「知りたがる山羊」もスフィア・アクトと思われる特殊能力を披露しているが、特殊能力としては採用されていない。
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「いがみ合う双子」「怨嗟の魔蠍」に関してはシナリオ中でも度々登場する。再世篇での「偽りの黒羊」および「知りたがる山羊」もスフィア・アクトと思われる特殊能力を披露しているが、特殊能力としては採用されていない。
    
;スフィア・アクト(いがみ合う双子)
 
;スフィア・アクト(いがみ合う双子)
320行目: 334行目:  
;スフィア・アクト(怨嗟の魔蠍)
 
;スフィア・アクト(怨嗟の魔蠍)
 
:[[アン・アーレス]]の能力。気力140以上で発動し、アン・アーレスから10マス以内に存在するPC側ユニットに装甲ダウンの効果を与える。
 
:[[アン・アーレス]]の能力。気力140以上で発動し、アン・アーレスから10マス以内に存在するPC側ユニットに装甲ダウンの効果を与える。
 +
;スフィア・アクト(傷だらけの獅子)
 +
:[[ガンレオン]]の能力。気力150以上で発動し、PC側パイロットの防御を+10する。
 +
;スフィア・アクト(悲しみの乙女)
 +
:[[バルゴラ・グローリーS]]の能力。気力150以上で発動し、PC側パイロットの回避を+10する。
 +
;スフィア・アクト(揺れる天秤)
 +
:[[リ・ブラスタT]]の能力。気力150以上で発動し、PC側パイロットの命中を+10する。
    
== 人造スフィア ==
 
== 人造スフィア ==
336行目: 356行目:  
;TS-DEMON
 
;TS-DEMON
 
:[[ジェニオン]]の動力。「いがみ合う双子」を模したイミテーションであるが、属性をもコピーしており僅かながらオリジナルの持つ「表面化する感情の反転」を備える。ただし、あくまで「いがみ合う双子のスフィアから次元力を抽出する」ための機関であったため、単独の出力はかなり低くジェ二オンのフルスペックを発揮できなかった。後に「いがみ合う双子」を奪取し、スフィアの制御機関としての機能を発揮するようになる。
 
:[[ジェニオン]]の動力。「いがみ合う双子」を模したイミテーションであるが、属性をもコピーしており僅かながらオリジナルの持つ「表面化する感情の反転」を備える。ただし、あくまで「いがみ合う双子のスフィアから次元力を抽出する」ための機関であったため、単独の出力はかなり低くジェ二オンのフルスペックを発揮できなかった。後に「いがみ合う双子」を奪取し、スフィアの制御機関としての機能を発揮するようになる。
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== メモ ==
 
== メモ ==
*スフィアを目覚めさせた人物を「[[スフィア・リアクター]]」と呼ぶ。スフィアによっては所持する者と力を引き出す者が違う場合もある。
+
*スフィアを目覚めさせた人物を「[[スフィア・リアクター]]」と呼ぶ。
 
**完全に目覚めたスフィアの所持者を機動兵器ごと殺害することにより、殺害した者はそのスフィアを所持することが出来る。また殺されずに天命を全うした場合、器の機動兵器ごとその場に残って眠りにつき、次なるリアクターを待ち続ける。
 
**完全に目覚めたスフィアの所持者を機動兵器ごと殺害することにより、殺害した者はそのスフィアを所持することが出来る。また殺されずに天命を全うした場合、器の機動兵器ごとその場に残って眠りにつき、次なるリアクターを待ち続ける。
 
**スフィアの移動はセカンド・ステージ以降のリアクター間でしか起こらない。ただし例外的な事象として、資格者が複数同時に存在し、かつリアクターがスフィアを制御できなくなり、その場に別の資格者が存在し、その資格者がセカンド・ステージのリアクターと同等の条件を備え、さらに搭乗機同士が似た特質を持っているなど、いくつかの条件が整った場合、リアクターが生存したままスフィアが奪われる場合もある(「いがみ合う双子」でこの現象が確認されている)。
 
**スフィアの移動はセカンド・ステージ以降のリアクター間でしか起こらない。ただし例外的な事象として、資格者が複数同時に存在し、かつリアクターがスフィアを制御できなくなり、その場に別の資格者が存在し、その資格者がセカンド・ステージのリアクターと同等の条件を備え、さらに搭乗機同士が似た特質を持っているなど、いくつかの条件が整った場合、リアクターが生存したままスフィアが奪われる場合もある(「いがみ合う双子」でこの現象が確認されている)。
346行目: 364行目:  
*バルゴラ一号機以降のセツコの機体及びアリエティス、尸逝天が撃墜された際には「機体が爆散した後光る球体が何処かに飛び去る」というアニメーションになる。
 
*バルゴラ一号機以降のセツコの機体及びアリエティス、尸逝天が撃墜された際には「機体が爆散した後光る球体が何処かに飛び去る」というアニメーションになる。
 
*ガナリー・カーバー(グローリー)は、コアとなっているスフィア部分がカーバーを取り込み、元来の機能に近い状態に再構成したものである。またアリエティスは全身が結晶体で覆われている他、コアである「偽りの黒羊のスフィア」はアイムを乗っ取る形で機体を作らせた。さらにシュロウガが現在の姿になったのは、スフィアに過度に関わったためとされている。ここからすると、スフィアとは本来「生命体」だったのかも知れない。それを証明するかのように、「傷だらけの獅子のスフィア」の器として造られたガンレオンは、自意識と魂を宿すほか、明らかに生命体と思しき行動を取っている。
 
*ガナリー・カーバー(グローリー)は、コアとなっているスフィア部分がカーバーを取り込み、元来の機能に近い状態に再構成したものである。またアリエティスは全身が結晶体で覆われている他、コアである「偽りの黒羊のスフィア」はアイムを乗っ取る形で機体を作らせた。さらにシュロウガが現在の姿になったのは、スフィアに過度に関わったためとされている。ここからすると、スフィアとは本来「生命体」だったのかも知れない。それを証明するかのように、「傷だらけの獅子のスフィア」の器として造られたガンレオンは、自意識と魂を宿すほか、明らかに生命体と思しき行動を取っている。
*ガイオウの台詞に「12の鍵、ソルの記憶…! 全て俺が喰らう!」というものがある。12の鍵=ソルの記憶という意味での発言だとすればスフィアの集合体を指す言葉の一つという事になり、「記憶=意思=心」と解釈すれば「ソル=太極」と考えられる。[[アイム・ライアード]]の台詞「御使いはソルの心を集めて、全ての宇宙を!」にある「ソルの心」も「ソルの記憶」と同じ意味と思われる。なおソルとは[[ラテン語]]で「太陽」を意味し、すなわち「黄道十二星座を統べる存在」であることは考えやすい。また、時獄篇で登場した[[アスクレプス]]は否応なしに、黄道十二星座にあわせて13番目の星座とされることもある「蛇遣い座」を想起させる上、専用曲が「THE SON OF '''SUN'''」と思わせぶりなネーミングである。
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*ガイオウの台詞に「12の鍵、ソルの記憶…! 全て俺が喰らう!」というものがある。12の鍵=ソルの記憶という意味での発言だとすればスフィアの集合体を指す言葉の一つという事になり、「記憶=意思=心」と解釈すれば「ソル=太極」と考えられる。[[アイム・ライアード]]の台詞「御使いはソルの心を集めて、全ての宇宙を!」にある「ソルの心」も「ソルの記憶」と同じ意味と思われる。なおソルとは[[ラテン語]]で「太陽」を意味し、すなわち「黄道十二星座を統べる存在」であることは考えやすい。
**さらに、その乗り手であるアドヴェントは自らを「忘れ去られた最後の一人」と称しており、ますます13番目のスフィアの存在を匂わせている。
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**余談であるが、太極の代名詞たるタロットカードの「太陽」のアルカナにおいて、太陽は生命全体、果ては宇宙全体に対して恒常的に生と死の影響を及ぼす存在として描かれる。そして、このアルカナは最終真理たる「世界」に至るまでに人間が接触しうる最後のカードとされる。また、太陽はあらゆる対立する力を結合させる、究極存在であるという。そして、マルセイユ版ではこの加護を受ける人間は、最終章の主人公であるヒビキが持つスフィアと同じく双子、しかも同性ではなく男女であるとされる。ウェイト版では一人だけであるが下半身が隠されており、太陽の暗示を踏まえると「結合して男女を超越した存在」とも取れる。ちなみに、両性具有者は半'''[[太極|陰陽]]'''と呼ばれる他、天使や悪魔も両性具有とされる。すなわち、両性具有者は人間として神に最も近い姿である。
   
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
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;[[ダークブレイン]]
 
;[[ダークブレイン]]
 
:「至高天」を目指して[[OGシリーズ|OG世界]]にその姿を現す。
 
:「至高天」を目指して[[OGシリーズ|OG世界]]にその姿を現す。
   
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
 
;[[太極]]
 
;[[太極]]
:スフィアの根源たる概念。万物全ての始まりにして終わりの真理。
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:スフィアの根源たる概念。万物全ての始まりにして終わりの真理。「ソル」とも呼ばれる。
 
;[[次元力]]
 
;[[次元力]]
 
:スフィアによって引き出される「次元を越える、あるいは越えた力」。恒星を起源とし、星座などの概念から物質まで、あらゆるものに宿る「存在の力」。アークセイバーの機動兵器やシュロウガはこれを動力に稼働している。
 
:スフィアによって引き出される「次元を越える、あるいは越えた力」。恒星を起源とし、星座などの概念から物質まで、あらゆるものに宿る「存在の力」。アークセイバーの機動兵器やシュロウガはこれを動力に稼働している。
 
;[[無限力]]
 
;[[無限力]]
:[[Zシリーズ]]の前シリーズである第2の王道シリーズの旧[[αシリーズ]]の根幹をなす概念。次元力と似た性質を持ち、太極同様「正」と「負」に分かれている。
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:[[Zシリーズ]]の前シリーズである第2の王道シリーズ・[[αシリーズ]]の根幹をなす概念。次元力と似た性質を持ち、こちらは「正」と「負」に完全に分かれている。
 
;[[スフィア・リアクター]]
 
;[[スフィア・リアクター]]
:スフィアを所持し、その力を扱う人物のこと。クロウ、セツコ、ランド/メール、アイム、ユーサー、アサキム、さらにガドライト→ヒビキ、尸空が該当する。
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:スフィアを所持し、その力を扱う人物のこと。クロウ、セツコ、ランド/メール、アイム、ユーサー、アサキム、さらにガドライト→ヒビキ、尸空、ストラウス、バルビエルが該当する。
 
;[[カオス・レムレース]]
 
;[[カオス・レムレース]]
:[[ジ・エーデル・ベルナル]]の機体。「人の手による鍵」「人造のスフィアのようなもの」と称される。
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:[[ジ・エーデル・ベルナル]]の機体。「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」のデータを元にしており、「人の手による鍵」「人造のスフィアのようなもの」と称される。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*アークセイバーシリーズはその全てがジ・インサーを源流としたコピー機の側面を持ち、限定的ながら次元力制御を可能としている。後に、アークセイバーの機体は搭乗者の意思に反応して出力を高める疑似スフィアとでもいうべきDエクストラクターを搭載し、さながら量産型スフィア搭載機になっている。ちなみにアークセイバーシリーズは[[黄道十二星座|誕生月の星座]]と関連がある誕生石をモチーフにしてある。
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*アークセイバーシリーズはその全てがジ・インサーを源流としたコピー機の側面を持ち、限定的ながら次元力制御を可能としている。後に、アークセイバーの機体は搭乗者の意思に反応して出力を高める疑似スフィアとでもいうべきDエクストラクターを搭載し、さながら量産型スフィア搭載機になっている。ちなみにアークセイバーシリーズは[[黄道十二星座|誕生月の星座]]と関連がある誕生石をモチーフにしている。
*シリーズ第1作のZ発売前に、「今回のロボットには何か路線があるのか?」などといった記者の質問を受けた際、寺田Pより「主人公機の武器は聖闘士星矢のような昔のジャンプのノリ」という回答があったが、ノリどころかそのまんまである(特に[[尸逝天]])。加えて言うなら、黄金聖闘士らの立ち位置なども割と似ている(例を挙げると、双子座は聖人と讃えられたが闇に堕ちた男と悪党だったが正義に目覚めた男、天秤座は使い手・聖衣ともに苦労性、乙女座は五感閉鎖に関する技などを持つ)。
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*シリーズ第1作のZ発売前に、「今回のロボットには何か路線があるのか?」などといった記者の質問を受けた際、寺田Pより「主人公機の武器は聖闘士星矢のような昔のジャンプのノリ」という回答があったが、ノリどころかそのまんまである(特に[[尸逝天]])。加えて言うなら、黄金聖闘士らの立ち位置やその力なども割と似ている(例を挙げると、双子座は聖人と讃えられたが闇に堕ちた男と悪党だったが正義に目覚めた男、天秤座は使い手・聖衣ともに苦労性、乙女座は五感閉鎖に関する技などを持つ)。
 
**シリーズ開始時、αにおける「クロスゲート」「サイコドライバー」のポジションとして考案されたもの。人間の場合そのキャラクターが死ねばそこまで、ということで、「大きな力の源であり個人でない何か→狙ったり狙われたりする『物体』が望ましい」として考案された。形状は球が完全な形であることと、デザインとして組み込みやすいために「スフィア」となった。その上で、キャラクターやマシンのモチーフにも引っ張れる、という理由から十二星座がモチーフとされた経緯がある。
 
**シリーズ開始時、αにおける「クロスゲート」「サイコドライバー」のポジションとして考案されたもの。人間の場合そのキャラクターが死ねばそこまで、ということで、「大きな力の源であり個人でない何か→狙ったり狙われたりする『物体』が望ましい」として考案された。形状は球が完全な形であることと、デザインとして組み込みやすいために「スフィア」となった。その上で、キャラクターやマシンのモチーフにも引っ張れる、という理由から十二星座がモチーフとされた経緯がある。
 
*12基+1基からなり、超常の領域から無尽蔵にエネルギーを引き出し全てが機能し揃うことで宇宙全体の命運を握るアイテムで、適合するパイロット&機動兵器と融合することで効果を発揮、機体を変質させて生物的な意匠をもたらすという設定は、『ゼノギアス』(SRW未参戦)のアニマの器と良く似ているといわれる。
 
*12基+1基からなり、超常の領域から無尽蔵にエネルギーを引き出し全てが機能し揃うことで宇宙全体の命運を握るアイテムで、適合するパイロット&機動兵器と融合することで効果を発揮、機体を変質させて生物的な意匠をもたらすという設定は、『ゼノギアス』(SRW未参戦)のアニマの器と良く似ているといわれる。
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