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| :タロットでは「皇帝」のアルカナと関連付けられる。 | | :タロットでは「皇帝」のアルカナと関連付けられる。 |
| :このカードのデザインは「社会的権力の象徴」を、正位置が'''「権威」「安定」「意思」「行動力」'''を意味し、更に逆位置が'''「無責任」「傲慢」「横暴」「傲岸不遜」'''を意味しているので安定した社会的地位に執着して嘘をつき続け、覚醒後は自分の意思で精力的に幾多の世界を渡り歩き、影響を考えずに嘘をまき散らして混乱を巻き起こし、傲慢・横暴・傲岸不遜で慇懃無礼を極めたアイムに相応しいと言える。 | | :このカードのデザインは「社会的権力の象徴」を、正位置が'''「権威」「安定」「意思」「行動力」'''を意味し、更に逆位置が'''「無責任」「傲慢」「横暴」「傲岸不遜」'''を意味しているので安定した社会的地位に執着して嘘をつき続け、覚醒後は自分の意思で精力的に幾多の世界を渡り歩き、影響を考えずに嘘をまき散らして混乱を巻き起こし、傲慢・横暴・傲岸不遜で慇懃無礼を極めたアイムに相応しいと言える。 |
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| + | === 欲深な金牛 === |
| + | リアクターは[[ストラウス]]。[[プレイアデス・タウラ]]によって運用が可能。スフィア・アクトなどの詳細は不明だが、そのネーミングからして「'''欲望'''」によって覚醒・活性化することが推察される。 |
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| + | ;牡牛座(タウラス) |
| + | :星座のモチーフは、ニンフの女性エウロペに恋したゼウス(ギリシャ神話の主神)が変身した白い牡牛。 |
| + | :この牡牛はエウロペを乗せて孤島であるクレタ島へと連れ去り、そこで正体を現して求婚するというなかなか無茶なアクションを起こしている(ゼウスは女性絡みで無茶をすることが多い)。 |
| + | :性格分類においては、「深慮」を司る。 |
| + | :割り振りは女性。 |
| + | :対の星座は蠍座。 |
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| + | ;教皇 |
| + | :タロットでは「教皇」と関連付けられる。 |
| + | :「教皇」の寓意は正位置が'''「慈悲」「連帯」「優しさ」「規律・法の遵守」'''、逆位置が'''「守旧性」「束縛」「独りよがり」「逃避」「おせっかい」'''。 |
| + | :このカードは「悪魔」と真逆の構図で描かれており、デザインには宗教的聖性や霊的象徴の協調などが暗示され、「救済」の寓意を持つカードである。また、法を記した書物を持たず霊性を司る十字架を携えるなど、教皇が人間を超越した法そのものであると暗示している。 |
| + | :No.5のカードであることを強く意識したデザインをしており、2つの柱とその真下に2人の従者(聖職者)、中央に教皇本人というトランプの5のような並びに固定されている。この3人は、教皇の力が精神・魂・肉体全てに及んでいることを示しているという(あくまで主役は教皇本人で対等ではない)。ちなみに、2人の聖職者は左右対称な点を除けば判を押したかのようにそっくりなデザインをしている。 |
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| === いがみ合う双子 === | | === いがみ合う双子 === |
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| :ちなみに、「正義」の正位置は'''「公正」「誠意』(例:借金を全うに返済する意思)'''を意味し、逆位置は'''「不均衡」「被告人」(例:借金を返せない人)'''を意味する。 | | :ちなみに、「正義」の正位置は'''「公正」「誠意』(例:借金を全うに返済する意思)'''を意味し、逆位置は'''「不均衡」「被告人」(例:借金を返せない人)'''を意味する。 |
| :また、天秤は弁護士の象徴である。すなわち、'''片方には罪(例:過ぎた力を求める)、片方には罰(例:借金を負う)'''が乗せられるということである。借金に縛られないと主体性を維持できないクロウが過ぎた自由や力などを求める限り、決して借金から逃げられないということなのだろうか。 | | :また、天秤は弁護士の象徴である。すなわち、'''片方には罪(例:過ぎた力を求める)、片方には罰(例:借金を負う)'''が乗せられるということである。借金に縛られないと主体性を維持できないクロウが過ぎた自由や力などを求める限り、決して借金から逃げられないということなのだろうか。 |
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| + | === 怨嗟の魔蠍 === |
| + | リアクターは[[バルビエル・ザ・ニードル]]。[[アン・アーレス]]によって運用が可能。 |
| + | その名の通り「'''憎悪'''」によって活性化する。スフィア・アクトは他者の心の憎しみを暴走させること。 |
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| + | 覚醒の経緯などは不明。ちなみに「えんさのまかつ」と読む。 |
| + | |
| + | ;蠍座(スコーピオ) |
| + | :星座のモチーフは、狩人オリオンの傲慢に怒った女神の使いで、オリオンを刺し殺した蠍(この蠍、一説では妹・アルテミスがオリオンとゴールインするのを阻止したかったアポロンが、オリオン暗殺計画の要として用意した工作員であるとも)。 |
| + | :星座になった後の話として、自らの父がアポロンだと認めさせるため、太陽の馬車を無理やり運転して黄道を走ったパエトーンがさそり座に差し掛かった際、馬の足を刺したために馬車が制御不能となり、天地の破壊を恐れたゼウスによってパエトーンは殺された、というものがある。 |
| + | :性格分類においては、「探究心と持久力」を司る。 |
| + | :割り振りは女性だが、バルビエルは男性である。 |
| + | |
| + | ;死神 |
| + | :タロットでは「死神」に関連付けられ、このカードは「無名」「静止」を暗に表しているとされる。 |
| + | :「死神」の寓意は正位置が'''「終末」「破滅」「離散」「死の予兆」'''、逆位置が'''「再スタート」「新展開」「挫折からの復帰」'''。 |
| + | :なお、このカードに描かれる死神とは、ウェイト版においては[[アポカリュプシス|黙示録]]に現れる「第四の騎士」であるとされる。 |
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| === 知りたがる山羊 === | | === 知りたがる山羊 === |
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| == 未登場の星座 == | | == 未登場の星座 == |
− | === 牡牛座 ===
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− | ;牡牛座(タウラス)
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− | :星座のモチーフは、ニンフの女性エウロペに恋したゼウス(ギリシャ神話の主神)が変身した白い牡牛。
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− | :この牡牛はエウロペを乗せて孤島であるクレタ島へと連れ去り、そこで正体を現して求婚するというなかなか無茶なアクションを起こしている(ゼウスは女性絡みで無茶をすることが多い)。
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− | :性格分類においては、「深慮」を司る。
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− | :割り振りは女性。
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− | :対の星座は蠍座。
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− | ;教皇
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− | :タロットでは「教皇」と関連付けられる。
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− | :「教皇」の寓意は正位置が'''「慈悲」「連帯」「優しさ」「規律・法の遵守」'''、逆位置が'''「守旧性」「束縛」「独りよがり」「逃避」「おせっかい」'''。
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− | :このカードは「悪魔」と真逆の構図で描かれており、デザインには宗教的聖性や霊的象徴の協調などが暗示され、「救済」の寓意を持つカードである。また、法を記した書物を持たず霊性を司る十字架を携えるなど、教皇が人間を超越した法そのものであると暗示している。
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− | :No.5のカードであることを強く意識したデザインをしており、2つの柱とその真下に2人の従者(聖職者)、中央に教皇本人というトランプの5のような並びに固定されている。この3人は、教皇の力が精神・魂・肉体全てに及んでいることを示しているという(あくまで主役は教皇本人で対等ではない)。ちなみに、2人の聖職者は左右対称な点を除けば判を押したかのようにそっくりなデザインをしている。
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− | === 蠍座 ===
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− | ジェミニスが第3次Zにおける続投組の記憶封印に関して「針」という単語を使っていたことと、蠍座が「他人の財産を奪う」ことを示していることから、このスフィアが記憶を封印する力を持つと考えられている。
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− | ;蠍座(スコーピオ)
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− | :星座のモチーフは、狩人オリオンの傲慢に怒った女神の使いで、オリオンを刺し殺した蠍(この蠍、一説では妹・アルテミスがオリオンとゴールインするのを阻止したかったアポロンが、オリオン暗殺計画の要として用意した工作員であるとも)。
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− | :星座になった後の話として、自らの父がアポロンだと認めさせるため、太陽の馬車を無理やり運転して黄道を走ったパエトーンがさそり座に差し掛かった際、馬の足を刺したために馬車が制御不能となり、天地の破壊を恐れたゼウスによってパエトーンは殺された、というものがある。
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− | :性格分類においては、「探究心と持久力」を司る。
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− | :割り振りは女性。
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− | ;死神
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− | :タロットでは「死神」に関連付けられ、このカードは「無名」「静止」を暗に表しているとされる。
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− | :「死神」の寓意は正位置が'''「終末」「破滅」「離散」「死の予兆」'''、逆位置が'''「再スタート」「新展開」「挫折からの復帰」'''。
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− | :なお、このカードに描かれる死神とは、ウェイト版においては[[アポカリュプシス|黙示録]]に現れる「第四の騎士」であるとされる。
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| === 射手座 === | | === 射手座 === |
| 「相反する感情の衝突」を力とする「いがみ合う双子」の対の位置にある。 | | 「相反する感情の衝突」を力とする「いがみ合う双子」の対の位置にある。 |
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| == 特殊能力「スフィア・アクト」 == | | == 特殊能力「スフィア・アクト」 == |
| 第3次Z時獄篇で初登場した、スフィアの力を表現した特殊能力。再世篇までは主に、パイロット側の[[SP回復]]によって表現されていた。 | | 第3次Z時獄篇で初登場した、スフィアの力を表現した特殊能力。再世篇までは主に、パイロット側の[[SP回復]]によって表現されていた。 |
− | 現時点では、「いがみ合う双子」と「沈黙の巨蟹」の二種類が登場している。「いがみ合う双子」に関しては時獄篇のシナリオ中でも度々登場する。再世篇での「偽りの黒羊」および「知りたがる山羊」もスフィア・アクトと思われる特殊能力を披露しているが、特殊能力としては採用されていない。
| + | 現時点では、「いがみ合う双子」「沈黙の巨蟹」「欲深な金牛」「怨嗟の魔蠍」の二種類が登場している。「いがみ合う双子」に関しては時獄篇のシナリオ中でも度々登場する。再世篇での「偽りの黒羊」および「知りたがる山羊」もスフィア・アクトと思われる特殊能力を披露しているが、特殊能力としては採用されていない。 |
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| ;スフィア・アクト(いがみ合う双子) | | ;スフィア・アクト(いがみ合う双子) |
− | :[[ジェミニア]]の能力。気力130以上で発動し、EP開始時にPC側の全パイロットの気力を-3する。 | + | :時獄篇の[[ジェミニア]]の能力。気力130以上で発動し、EP開始時にPC側の全パイロットの気力を-3する。 |
| ;スフィア・アクト(沈黙の巨蟹) | | ;スフィア・アクト(沈黙の巨蟹) |
| :[[尸逝天]]の能力。気力130以上で発動し、尸逝天から10マス以内に存在するPC側パイロットの、ターン開始時のSP回復値を0にする。[[イノベイター]]、[[SP回復]]も無効。 | | :[[尸逝天]]の能力。気力130以上で発動し、尸逝天から10マス以内に存在するPC側パイロットの、ターン開始時のSP回復値を0にする。[[イノベイター]]、[[SP回復]]も無効。 |
| + | ;スフィア・アクト(欲深な金牛) |
| + | :[[プレイアデス・タウラ]]の能力。気力140以上で発動し、プレイアデス・タウラから10マス以内に存在するPC側ユニットのENをEP開始時に-40する。 |
| + | ;スフィア・アクト(怨嗟の魔蠍) |
| + | :[[アン・アーレス]]の能力。気力140以上で発動し、アン・アーレスから10マス以内に存在するPC側ユニットに装甲ダウンの効果を与える。 |
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| == 人造スフィア == | | == 人造スフィア == |