8行目: |
8行目: |
| *[[年齢]]:ファーストシーズン時で稼動年齢は推定2才以上~5才以下 | | *[[年齢]]:ファーストシーズン時で稼動年齢は推定2才以上~5才以下 |
| *外見年齢:16歳で固定 | | *外見年齢:16歳で固定 |
− | *誕生日:なし(12月9日は公式で誤記と明言されている) | + | *誕生日:無し(12月9日は公式で誤記と明言されている) |
| *身長:177cm | | *身長:177cm |
| *体重:61kg | | *体重:61kg |
25行目: |
25行目: |
| ノベライズではトライアルシステムを持つ審判機体[[ガンダムナドレ]]が「人間には任せられないために、敢えて人間ではない専用パイロットの自分が造られた」という事実認識としてティエリアのアイデンティティを支えるものでもあったと明かされている。ナドレはヴェーダとのリンクが断たれるまで肉体を使わずに運用している。2期の序盤まで自身が敵と同じイノベイドである事を知らなかったために、ごく一部の書籍で「人間だと思っていた」と書かれる事があるが、ティエリアは「自身が人間に任せられない計画のために造られたヒトならざるモノである事を自認」しており、小説では自らで語っている。 | | ノベライズではトライアルシステムを持つ審判機体[[ガンダムナドレ]]が「人間には任せられないために、敢えて人間ではない専用パイロットの自分が造られた」という事実認識としてティエリアのアイデンティティを支えるものでもあったと明かされている。ナドレはヴェーダとのリンクが断たれるまで肉体を使わずに運用している。2期の序盤まで自身が敵と同じイノベイドである事を知らなかったために、ごく一部の書籍で「人間だと思っていた」と書かれる事があるが、ティエリアは「自身が人間に任せられない計画のために造られたヒトならざるモノである事を自認」しており、小説では自らで語っている。 |
| | | |
− | 「ヒトならざる存在」であるため「ヒトが判らない」が故に、当初は人間性の希薄な冷徹な人形のような存在であり、それが故に他のガンダムマイスター達といざこざを起こす事が多かった(特に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と)。しかし彼らと共に戦っていくうちに徐々に絆を深めていくことになり、クールでありながらも仲間の心情を理解して行動できる、ソレスタルビーイングにとって欠かせない存在へと成長していった。 | + | 「ヒトならざる存在」であるため「ヒトが判らない」が故に、当初は人間性の希薄な冷徹な人形のような存在であり、それが故に他のガンダムマイスター達といざこざを起こす事が多かった(特に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と)。しかし、彼らと共に戦っていくうちに徐々に絆を深めていくことになり、クールでありながらも仲間の心情を理解して行動できる、ソレスタルビーイングにとって欠かせない存在へと成長していった。 |
| | | |
| 2ndシーズンでは、壊滅したCBにおいて仲間の生存を信じており、最も早く組織建て直しに動いた人物である。各ガンダム及び艦船の開発に従事したとされる。2ndで散見する仲間への労りの行動について「人間は弱さを助け合って生きていける種族」「[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の示した人間の良さを自分が正しいと証明したい」との認識による行動だと解説されている。また、イベント映像では過去の自分を受け止めており「一緒に戦う人を仲間と呼んでいる」と語るシーンが登場している。[[計画]]と自身の立場に悩む事もあったが、[[メメントモリ]]によるスイール消滅において非道な[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]達のやりかたに生理的に付いていけない事を確信。自分の信じた道を歩み人間側に立つことを宣言した。後にヴェーダを奪還してそのホスト権限を掌握、リボンズも見られなかった全ての秘匿領域を見る事となり劇場版に繋がる。 | | 2ndシーズンでは、壊滅したCBにおいて仲間の生存を信じており、最も早く組織建て直しに動いた人物である。各ガンダム及び艦船の開発に従事したとされる。2ndで散見する仲間への労りの行動について「人間は弱さを助け合って生きていける種族」「[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の示した人間の良さを自分が正しいと証明したい」との認識による行動だと解説されている。また、イベント映像では過去の自分を受け止めており「一緒に戦う人を仲間と呼んでいる」と語るシーンが登場している。[[計画]]と自身の立場に悩む事もあったが、[[メメントモリ]]によるスイール消滅において非道な[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]達のやりかたに生理的に付いていけない事を確信。自分の信じた道を歩み人間側に立つことを宣言した。後にヴェーダを奪還してそのホスト権限を掌握、リボンズも見られなかった全ての秘匿領域を見る事となり劇場版に繋がる。 |
| | | |
− | なお、番組当初より「表向きを少年と装い活動する性別不明」と公開されていた戦闘型イノベイドであり、強いマイスターであろうと男装している。また語られている範囲では任務で2度ほど明確な[[女装]]をした事がある。これについて公式監修である小説版では、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の提案に「わずかばかり芽生えた困惑と羞恥心の念を使命感で押し殺した」とあるため、まれに[[女装]]に抵抗があると誤解される事があるが、精神にも偏った性別はない。公式により「人間に肌を見せるのが大嫌い」「ドレスの方向性は自分で選んだ」等が明かされており(前出の小説でも女装の肌に触れられる事を嫌悪している)ティエリアが男女装という概念それ自体に抵抗を持つ制作意図は存在しない。なお、特徴的なカーディガンについては「形が気に入っている」ピンク色については「ティエリアなりの好みです」と監督。 | + | なお、番組当初より「表向きを少年と装い活動する性別不明」と公開されていた戦闘型イノベイドであり、強いマイスターであろうと男装している。また語られている範囲では任務で2度ほど明確な[[女装]]をした事がある。これについて公式監修である[[小説|小説版]]では、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の提案に「わずかばかり芽生えた困惑と羞恥心の念を使命感で押し殺した」とあるため、まれに[[女装]]に抵抗があると誤解される事があるが、精神にも偏った性別はない。公式により「人間に肌を見せるのが大嫌い」「ドレスの方向性は自分で選んだ」等が明かされており(前出の小説でも女装の肌に触れられる事を嫌悪している)ティエリアが男女装という概念それ自体に抵抗を持つ制作意図は存在しない。なお、特徴的なカーディガンについては「形が気に入っている」ピンク色については「ティエリアなりの好みです」と監督。 |
| | | |
| もし性別を男性とする媒体があれば、それは誤記でありサンライズのチェックミスである製作見解が前置かれている。実際の肉体・精神についてあらかじめ「男か女かと言うなら、どちらとも言えない」との言及がされていた。「今後も公式でティエリアの性別が男性になる事は絶対にない」と水島精二監督により解説されている。 | | もし性別を男性とする媒体があれば、それは誤記でありサンライズのチェックミスである製作見解が前置かれている。実際の肉体・精神についてあらかじめ「男か女かと言うなら、どちらとも言えない」との言及がされていた。「今後も公式でティエリアの性別が男性になる事は絶対にない」と水島精二監督により解説されている。 |
36行目: |
36行目: |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初登場作。担当声優の神谷浩史氏も本作がスパロボ初参加となる。序盤は二言目には「[[ヴェーダ]]云々」という発言が多く、「なにかにつけ反対意見を出す」→「『ヴェーダの承認』で渋々従う」のパターンが多い。後半、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]に助けられるイベントが発生してからは味方を信頼するようになり、戦闘時の台詞も変化する。<br />[[援護防御]]を最初から持っており、[[ガンダムヴァーチェ]]も[[GNフィールド]]があるので壁役として活躍するのだが、ティエリア自身の[[防御]]は実は[[ガンダムマイスター]]どころか00勢の中でも最下位である。出来れば[[ガード]]が欲しいところ。<br />なお、同じ声の[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになるのに、ティエリアは眼鏡を外したアイコンが用意されていない。 | + | :初登場作。担当声優の神谷浩史氏も本作がスパロボ初参加となる。序盤は二言目には「[[ヴェーダ]]云々」という発言が多く、「なにかにつけ反対意見を出す」→「『ヴェーダの承認』で渋々従う」のパターンが多い。後半、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]に助けられるイベントが発生してからは味方を信頼するようになり、戦闘時の台詞も変化する。 |
| + | :[[援護防御]]を最初から持っており、[[ガンダムヴァーチェ]]も[[GNフィールド]]があるので壁役として活躍するのだが、ティエリア自身の[[防御]]は実は[[ガンダムマイスター]]どころか00勢の中でも最下位である。出来れば[[ガード]]が欲しいところ。 |
| + | :なお、同じ声の[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになるのに、ティエリアは眼鏡を外したアイコンが用意されていない。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :『2nd』の設定込みで参戦。今回は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになっている。性格が丸くなった事については[[ZEXIS]]メンバーからは再会時に驚かれていた。終盤で原作通り[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に撃たれそうになるが、[[エルガン・ローディック|エルガン]]に助けられるので最後まで使える。 | | :『2nd』の設定込みで参戦。今回は戦闘中は眼鏡を外したアイコンになっている。性格が丸くなった事については[[ZEXIS]]メンバーからは再会時に驚かれていた。終盤で原作通り[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に撃たれそうになるが、[[エルガン・ローディック|エルガン]]に助けられるので最後まで使える。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :肉体が健在なので、外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号のラボにこもってヴェーダの奥のプロテクトを解析する傍ら[[ラファエルガンダム]]を開発し、後半のミスリルルートで参入する。シナリオ的には[[相良宗介|宗介]]に[[アル]]との対話を勧める場面が印象深い。ラファエルガンダムの性能が今ひとつで、[[熱血]]を失った上に乗機にP武器がないのでサブ向き。メインパートナーで運用する場合には[[ヒット&アウェイ]]・[[集束攻撃|マルチターゲット]]・[[援護攻撃]]等を養成しよう。サブパートナーでは[[援護防御]]で打たれ弱いメインを守ることに適している。攻撃役としては今ひとつだが、サポートとしては優秀で、[[エースボーナス]]『気力130以上で、戦闘した相手チームに次の自軍フェイズ開始時まで「[[分析]]」が掛かる』が強力。積極的に撃墜数を上げておきたい。 | + | :肉体が健在なので、外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号のラボにこもってヴェーダの奥のプロテクトを解析する傍ら[[ラファエルガンダム]]を開発し、後半のミスリルルートで参入する。シナリオ的には[[相良宗介|宗介]]に[[アル]]との対話を勧める場面が印象深い。 |
| + | :ラファエルガンダムの性能が今ひとつで、[[熱血]]を失った上に乗機にP武器がないのでサブ向き。メインパートナーで運用する場合には[[ヒット&アウェイ]]・[[集束攻撃|マルチターゲット]]・[[援護攻撃]]等を養成しよう。サブパートナーでは[[援護防御]]で打たれ弱いメインを守ることに適している。攻撃役としては今ひとつだが、サポートとしては優秀で、[[エースボーナス]]『気力130以上で、戦闘した相手チームに次の自軍フェイズ開始時まで「[[分析]]」が掛かる』が強力。積極的に撃墜数を上げておきたい。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
49行目: |
52行目: |
| ===単独作品=== | | ===単独作品=== |
| ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
− | : | + | :第19話「舞い降りる剣」では、[[アラスカ基地]]に仕掛けてある大量破壊兵器[[サイクロプス]]の存在を[[カイルス|自軍部隊]]である[[アークエンジェル隊]]に知らせ、[[ラクス・クライン|ラクス]]から託された[[フリーダムガンダム]]を[[キラ・ヤマト|キラ]]に届けるという見せ場がある。 |
| | | |
| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
92行目: |
95行目: |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :チームメイト。当初関係は険悪な物であったが、共通の敵である[[チームトリニティ]]の出現や、刹那の過去とその心情を知った事で徐々に彼と打ち解けていく。<br />2ndシーズンにおいては互いの信念を認め合った最高の戦友の1人である。 | + | :チームメイト。当初関係は険悪な物であったが、共通の敵である[[チームトリニティ]]の出現や、刹那の過去とその心情を知った事で徐々に彼と打ち解けていく。 |
| + | :2ndシーズンにおいては互いの信念を認め合った最高の戦友の1人である。 |
| ;[[ロックオン・ストラトス]] | | ;[[ロックオン・ストラトス]] |
| :チームメイト。当初より彼に対してのみ[[ガンダムマイスター]]としての力量自体は認めていた。しかし、刹那達同様に関係は芳しくなかった。彼に命を救われると同時に「存在」を肯定された事が孤独なティエリアを劇的に変えていく。 | | :チームメイト。当初より彼に対してのみ[[ガンダムマイスター]]としての力量自体は認めていた。しかし、刹那達同様に関係は芳しくなかった。彼に命を救われると同時に「存在」を肯定された事が孤独なティエリアを劇的に変えていく。 |
120行目: |
124行目: |
| ;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]] | | ;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]] |
| :第2次Z 破界篇では、彼らとの対話で「思いを言葉にして伝える」事の重要性を学ぶ。 | | :第2次Z 破界篇では、彼らとの対話で「思いを言葉にして伝える」事の重要性を学ぶ。 |
− | :[[CC]]では戦いに迷いを抱くキラに厳しい姿勢をとるが、徐々にその覚悟を認め、ラクスから託したフリーダムガンダムを彼に送り届けるに至った。 | + | :[[CC]]では戦いに迷いを抱くキラに対して厳しい姿勢を取るが、徐々にその覚悟を認め、[[ラクス・クライン|ラクス]]から託された[[フリーダムガンダム]]を彼に送り届けるに至った。 |
| | | |
| === [[マクロスシリーズ]] === | | === [[マクロスシリーズ]] === |
132行目: |
136行目: |
| ;[[ゲイナー・サンガ]] | | ;[[ゲイナー・サンガ]] |
| :第2次Zでは女装経験仲間(?)。黒の騎士団ルートEDではティエリアの[[女装]]の事で経験者である彼にもコメントされてしまうことに。 | | :第2次Zでは女装経験仲間(?)。黒の騎士団ルートEDではティエリアの[[女装]]の事で経験者である彼にもコメントされてしまうことに。 |
− | ;ファフナーのパイロット達 | + | ;[[ファフナー]]のパイロット達 |
− | :UXにおいて、ティエリアはヴェーダでミールからの情報を解析させる機転を利かせており、[[スーパーロボット大戦K|情報を解析できなかった世界]]や『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)における一騎の現状を考えると、ある意味彼らの命の恩人である。 | + | :UXにおいて、ティエリアは[[ヴェーダ]]で[[ミール]]からの情報を解析させる機転を利かせており、[[スーパーロボット大戦K|情報を解析できなかった世界]]や『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)における[[真壁一騎|一騎]]の現状を考えると、ある意味彼らの命の恩人である。 |
| ;[[アル]] | | ;[[アル]] |
− | :時獄篇では彼と宗介の対話を仲立ちした。 | + | :時獄篇では彼と[[相良宗介|宗介]]の対話を仲立ちした。 |
| | | |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
144行目: |
148行目: |
| :再世篇では、ティエリアの精神的な成長が、間接的にではあるが同じ過ちに走りそうになった竜馬を止める事になり、彼から感謝される。 | | :再世篇では、ティエリアの精神的な成長が、間接的にではあるが同じ過ちに走りそうになった竜馬を止める事になり、彼から感謝される。 |
| ;[[中原千秋]]、[[赤木駿介]] | | ;[[中原千秋]]、[[赤木駿介]] |
− | :第2次Z 破界篇序盤では[[ソレスタルビーイング|CB]]と行動を共にする事で、自分達も世間からテロリスト視されるのではと不安を抱く中原ら[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]の面々に不快感を抱き、仲裁に入った赤木とも一触即発の状況となる。 | + | :第2次Z 破界篇序盤では[[ソレスタルビーイング|CB]]と行動を共にする事で、自分達も世間から[[テロリスト]]視されるのではと不安を抱く中原ら[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]の面々に不快感を抱き、仲裁に入った赤木とも一触即発の状況となる。 |
| ;[[カミナ]] | | ;[[カミナ]] |
| :破界篇序盤で[[グレン]]の初起動に手間取っていた彼へ「戦う気があるのなら前へ出ろ」と叱責するが、中盤での彼の死に対しては、後述のセリフで哀悼の意を述べた。 | | :破界篇序盤で[[グレン]]の初起動に手間取っていた彼へ「戦う気があるのなら前へ出ろ」と叱責するが、中盤での彼の死に対しては、後述のセリフで哀悼の意を述べた。 |
156行目: |
160行目: |
| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
| ;[[クロウ・ブルースト]] | | ;[[クロウ・ブルースト]] |
− | :第2次Z破界篇序盤でCBへの加入を口にする彼へ、「裏切った際には死を以って償え」と釘を刺しつつ、真っ先に参加を認める。尤も、[[ブラスタ]]のデータに興味を抱いた故の事だが。ストーリーが進むにつれ彼への二人称も「貴様」→「お前」→「あなた」へと変化していった。再世篇では[[スフィア]]の反作用で暴走し[[ランド・トラビス|ランド]]に撃墜された彼の無事を一早く確認している。 | + | :第2次Z破界篇序盤でCBへの加入を口にする彼へ、「裏切った際には死を以って償え」と釘を刺しつつ、真っ先に参加を認める。 |
| + | :もっとも、[[ブラスタ]]のデータに興味を抱いた故の事だが。ストーリーが進むにつれ彼への二人称も「貴様」→「お前」→「あなた」へと変化していった。再世篇では[[スフィア]]の反作用で暴走し[[ランド・トラビス|ランド]]に撃墜された彼の無事を一早く確認している。 |
| ;[[セツコ・オハラ]] | | ;[[セツコ・オハラ]] |
| :再世篇序盤、[[ZONE]]を封じるために自ら進んでその身を犠牲にした彼女の行動とその精神に、大きな感銘を受ける。 | | :再世篇序盤、[[ZONE]]を封じるために自ら進んでその身を犠牲にした彼女の行動とその精神に、大きな感銘を受ける。 |
174行目: |
179行目: |
| ;「君(達)はガンダムマイスターに相応しくない」 | | ;「君(達)はガンダムマイスターに相応しくない」 |
| :ヴェーダの計画を優先するあまり、[[チームトリニティ]]だけでなく刹那や[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]も彼にこの台詞を言われている。 | | :ヴェーダの計画を優先するあまり、[[チームトリニティ]]だけでなく刹那や[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]も彼にこの台詞を言われている。 |
− | ;「万死に値する!」 | + | ;「''万死に値する!''」 |
− | :上記の台詞の直後にこのセリフが続く。ティエリア役の神谷氏は1st season終了後のイベントで「このセリフが番組スタッフの間で流行った」と語っていた。また、[[声優ネタ]]として他作品でも使われている。 | + | :上記の台詞の直後にこのセリフが続く。 |
| + | :なお、ティエリア役の神谷氏は1st season終了後のイベントで'''「この台詞が番組スタッフの間で流行った」'''と語っている。また、[[声優ネタ]]として他作品でも使われている。 |
| ;「初めて意見が合ったな」 | | ;「初めて意見が合ったな」 |
| :第17話にて。[[チームトリニティ]]に不快感を抱いていた刹那に対して。その後、刹那は「何がだ?」とティエリアに問うたが、ティエリアは「口にしなくてもわかる!」と返すのであった。 | | :第17話にて。[[チームトリニティ]]に不快感を抱いていた刹那に対して。その後、刹那は「何がだ?」とティエリアに問うたが、ティエリアは「口にしなくてもわかる!」と返すのであった。 |
185行目: |
191行目: |
| ;「…これでいける…あなたの元へ…ロックオン…」 | | ;「…これでいける…あなたの元へ…ロックオン…」 |
| :最終話にて、大破したナドレから[[GNドライヴ|太陽炉]]を射出した直後、こう呟いた。2ndでの生存を絶望視するファンもいたが、実際には真っ先に登場することに。 | | :最終話にて、大破したナドレから[[GNドライヴ|太陽炉]]を射出した直後、こう呟いた。2ndでの生存を絶望視するファンもいたが、実際には真っ先に登場することに。 |
− | :なお、劇場公開前に書かれた黒田洋介氏のティエリア小説では、改めてロックオンとの死後の再会を望むティエリアのささやかな独白が聞ける。 | + | :なお、劇場公開前に書かれた黒田洋介氏のティエリア[[小説]]では、改めてロックオンとの死後の再会を望むティエリアのささやかな独白が聞ける。 |
| | | |
| === 2nd === | | === 2nd === |
204行目: |
210行目: |
| :1stの際の[[ガンダムナドレ]]起動の際の取り乱しっぷりから見ていると、ティエリアの確かな成長を感じさせてくれる。 | | :1stの際の[[ガンダムナドレ]]起動の際の取り乱しっぷりから見ていると、ティエリアの確かな成長を感じさせてくれる。 |
| ;「違う! 僕は人間だ!!」 | | ;「違う! 僕は人間だ!!」 |
− | :同胞だと迫るブリングに対して言い放ったセリフ。小説版ではロックオンを想起し「それに、あの人が言ってくれた!」との言葉の後にこれが続く。この台詞が表すように、彼は人間としてイノベイター(イノベイド)と戦うことを選んだ。 | + | :同胞だと迫るブリングに対して言い放った台詞。小説版ではロックオンを想起し「それに、あの人が言ってくれた!」との言葉の後にこれが続く。この台詞が表すように、彼は人間としてイノベイター(イノベイド)と戦うことを選んだ。 |
| ;「違う!」<br />「人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る」<br />「それが僕達[[イノベイド]]のあるべき道だ…!」 | | ;「違う!」<br />「人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る」<br />「それが僕達[[イノベイド]]のあるべき道だ…!」 |
| :最終話にて。刹那と[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との最終決戦の激闘の最中に、リボンズに対して[[説得]]を試みる。 | | :最終話にて。刹那と[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との最終決戦の激闘の最中に、リボンズに対して[[説得]]を試みる。 |
248行目: |
254行目: |
| ;「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」<br />「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 | | ;「あの男が連邦代表に就任して2週間…。粛清された政治家、官僚、企業は枚挙に暇ない」<br />「そのどれもが自らの職務を忘れ、陰で非合法な手を使い、私腹を肥やしていた者達だ」 |
| :ゼロレクイエムルートより。[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。 | | :ゼロレクイエムルートより。[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]皇帝に即位した後に行なった活動について語っていた。 |
− | ;(それでも見つけてみせる…! みんなを守るために!) | + | ;(それでも見つけてみせる…! みんなを守るために!) |
| :再世篇[[黒の騎士団]]ルート第58話「革新」より。[[セラヴィーガンダム]]が破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接[[ヴェーダ]]から敵を止めるため[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]によって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。<br />そしてその直後、仲間のために足掻こうとする[[ヒイロ・ユイ|もう一人の人物]]が現れる。 | | :再世篇[[黒の騎士団]]ルート第58話「革新」より。[[セラヴィーガンダム]]が破壊されトライアルフィールドが使用不能となった後、直接[[ヴェーダ]]から敵を止めるため[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]によって掛けられたプロテクトへ挑む際の台詞。窮地に追い込まれてなお仲間のために足掻く姿からは、当初の冷徹さは微塵も感じられない。<br />そしてその直後、仲間のために足掻こうとする[[ヒイロ・ユイ|もう一人の人物]]が現れる。 |
− | ;(ヒイロ! お前を信じるぞ!) | + | ;(ヒイロ! お前を信じるぞ!) |
| :上記の台詞の直後、「[[ヴェーダ]]と[[ゼロシステム]]を直結する」ことを提案してきた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に対して。 | | :上記の台詞の直後、「[[ヴェーダ]]と[[ゼロシステム]]を直結する」ことを提案してきた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に対して。 |
| :そんなことをすればヴェーダの莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]や[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]は反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。 | | :そんなことをすればヴェーダの莫大な情報が脳内に直接叩き込まれる事となりどう考えても自殺行為(実際、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]や[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]は反対した)だが、ティエリアはヒイロの強い意志に答える形でその要求に答える。自らの仲間の力を信じているがゆえに。 |
| ;(ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)<br />(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) | | ;(ヴェーダとつながったことで僕はイオリア計画の全てを知ることが出来た)<br />(そして、わかった。…ヒイロ・ユイ…。君は刹那と同じくイオリアが臨んだ人類だ) |
| :上記の後、ヴェーダからの情報の奔流に耐えきった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に対して。[[ヴェーダ]]と直結したことで[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]計画の真実を知り、この作品ではイオリアの遺産であった[[ゼロシステム]]を使いこなしたヒイロを刹那と並ぶ「もう一人の革新者」として認め、賞賛の言葉を送った。 | | :上記の後、ヴェーダからの情報の奔流に耐えきった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に対して。[[ヴェーダ]]と直結したことで[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]計画の真実を知り、この作品ではイオリアの遺産であった[[ゼロシステム]]を使いこなしたヒイロを刹那と並ぶ「もう一人の革新者」として認め、賞賛の言葉を送った。 |
− | ;「互いを理解しようとするのに対話は最も有効な手段だ」<br />宗介「互いを?」<br />「そうだ。アーバレストの事を理解したいのなら、自分自身の事を相手に伝える事も必要だ」<br />宗介「彼…? アルはただのコンピュータだ。人間ではない」<br />「人間ではないのは、僕も同じだ」<br />宗介「イノベイド…」<br />「その通りだ。僕とアル…どこに違いがある?」 | + | ;「互いを理解しようとするのに対話は最も有効な手段だ」<br />宗介「互いを?」<br />「そうだ。アーバレストの事を理解したいのなら、自分自身の事を相手に伝える事も必要だ」<br />宗介「彼…? アルはただのコンピュータだ。人間ではない」<br />「人間ではないのは、僕も同じだ」<br />宗介「イノベイド…」<br />「その通りだ。僕とアル…どこに違いがある?」 |
− | :時獄篇ミスリルルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」より、宗介とアルの会話に立ち会って。 | + | :[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]][[ミスリル]]ルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」より、[[相良宗介|宗介]]と[[アル]]の会話に立ち会って。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;「自分の意見に従わない人間は、全て異端扱いというわけか」 | | ;「自分の意見に従わない人間は、全て異端扱いというわけか」 |
| :[[UX]]第29話にて、異種との対話と共存を望む[[アルティメット・クロス|UX]]の考えを「呆れた考え」と一笑に付した[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]の暴言を受けて、[[ショウ・ザマ|ショウ]]に続けてミツヒロに痛烈に皮肉を見舞う。 | | :[[UX]]第29話にて、異種との対話と共存を望む[[アルティメット・クロス|UX]]の考えを「呆れた考え」と一笑に付した[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]の暴言を受けて、[[ショウ・ザマ|ショウ]]に続けてミツヒロに痛烈に皮肉を見舞う。 |
− | :頑迷とも言えるミツヒロの態度に、かつて[[ソレスタルビーイング]]に忠実であるあまり自分の信じるもの以外を受け入れようとしなかった頃の自分と重ねていたのかもしれない(尤も、当時のティエリアは組織に愚直なまでに忠実だっただけで、ミツヒロのような下衆なエゴイストではなかったが)。 | + | :頑迷とも言えるミツヒロの態度に、かつて[[ソレスタルビーイング]]に忠実であるあまり自分の信じるもの以外を受け入れようとしなかった頃の自分と重ねていたのかもしれない(もっとも、当時のティエリアは組織に愚直なまでに忠実だっただけで、ミツヒロのような下衆なエゴイストではなかったが)。 |
| ;「ヴェーダの方でも解析をサポートする! こちらに転送してくれ!」 | | ;「ヴェーダの方でも解析をサポートする! こちらに転送してくれ!」 |
− | :UX第39話にて、[[ミール]]からのデータのあまりの情報量に[[レイチェル・キャルヴィン|レイチェル]]達が驚いている中、即座に助け舟を出して。[[スーパーロボット大戦K|情報量が多すぎて解析できなかった世界]]もあるので、ティエリアの機転に安心したプレイヤーもいたかもしれない。 | + | :UX第39話にて、[[ミール]]からのデータのあまりの情報量に[[レイチェル・キャルヴィン|レイチェル]]達が驚いている中、即座に助け舟を出して。 |
| + | :[[スーパーロボット大戦K|情報量が多すぎて解析できなかった世界]]もあるので、ティエリアの機転に安心したプレイヤーもいたかもしれない。 |
| :なお、UXではわずか3か月で[[真壁一騎|一騎]]と[[要咲良|咲良]]が[[同化]]現象からある程度回復し、EDでは咲良は完全に回復しているが、ヴェーダが情報を解析してくれたためではないかと推察するユーザーもいる。 | | :なお、UXではわずか3か月で[[真壁一騎|一騎]]と[[要咲良|咲良]]が[[同化]]現象からある程度回復し、EDでは咲良は完全に回復しているが、ヴェーダが情報を解析してくれたためではないかと推察するユーザーもいる。 |
| ;「外宇宙は、我々にとっては未知の世界だ。 [[ELS]]の助けを借りることもあるだろう」<br/>ロックオン「なんだ? ELSと融合して、金属生命体にでもなるってか?」<br/>「場合によっては、そういうこともあり得る」 | | ;「外宇宙は、我々にとっては未知の世界だ。 [[ELS]]の助けを借りることもあるだろう」<br/>ロックオン「なんだ? ELSと融合して、金属生命体にでもなるってか?」<br/>「場合によっては、そういうこともあり得る」 |
269行目: |
276行目: |
| | | |
| ===単独作品=== | | ===単独作品=== |
− | ;「全く、手が焼けるな君は」<br/>「キラ・ヤマト! 君にプレゼントを持ってきた」 | + | ;「全く、手が焼けるな君は」<br/>「''キラ・ヤマト! 君にプレゼントを持ってきた''」 |
− | :[[CC]]にて、アラスカで[[デビルガンダム]]の攻撃を妨害した直後、キラに[[フリーダムガンダム]]を渡すときの台詞。結構、ノリが良い。 | + | :[[CC]]にて、[[アラスカ基地]]で[[デビルガンダム]]の攻撃を妨害した直後、キラに[[フリーダムガンダム]]を渡すときの台詞。結構、ノリが良い。 |
| + | :余談だが、ティエリアと中の人が同じ[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]もまた上記の台詞と似た趣旨の台詞を言っていたりする(詳しくは『[[マクロスF]]』第12話を参照)。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
304行目: |
312行目: |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *初期案では「重装甲ガンダムに乗る男装の美少女」で企画が進められていた。 | | *初期案では「重装甲ガンダムに乗る男装の美少女」で企画が進められていた。 |
− | *[[セラヴィーガンダム]]の背中に背負わせたガンダムフェイスはCBの象徴であり、2ndのティエリアに背負わせた事が黒田氏のインタビューで語られている。 | + | *[[セラヴィーガンダム]]の背中に背負わせたガンダムフェイスは[[ソレスタルビーイング|CB]]の象徴であり、2ndシーズンのティエリアに背負わせた事が黒田氏のインタビューで語られている。 |
− | *漫画『さよなら絶望先生』がアニメ化された際に、ティエリア役の神谷氏が同作品の主人公「糸色望」を演じた事から、二次創作関連や神谷氏がパーソナリティーを務めるWebラジオ『さよなら絶望放送』などでネタにされていた事がある(同じメガネキャラ繋がりでもある)。なお、同番組では神谷氏の誕生日プレゼントとしてティエリアとお揃いの'''ピンクのカーディガン'''が贈られ、氏を絶望させた経緯がある。 | + | *[[漫画]]『さよなら絶望先生』がアニメ化された際に、ティエリア役の神谷氏が同作品の主人公「糸色望」を演じた事から、二次創作関連や神谷氏がパーソナリティーを務めるWebラジオ『さよなら絶望放送』などでネタにされていた事がある(同じメガネキャラ繋がりでもある)。なお、同番組では神谷氏の誕生日プレゼントとしてティエリアとお揃いの'''ピンクのカーディガン'''が贈られ、氏を絶望させた経緯がある。 |
− | *演じた神谷氏は『SDガンダムフォース』(未参戦)でキャプテンガンダムを演じており、'''「[[刹那・F・セイエイ|刹那]]より先にガンダムになっていた」'''とネタにされることがある。 | + | *ティエリアを演じた神谷氏は『SDガンダムフォース』(SRW未参戦)でキャプテンガンダムを演じており、'''「[[刹那・F・セイエイ|刹那]]より先にガンダムになっていた」'''とネタにされることがある。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |