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| == テッカマンへの変身 == | | == テッカマンへの変身 == |
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| テッカマンへの変身は「'''テックセット'''」と呼ばれ、クリスタル状のシステムボックスを「'''テックセッター'''」の叫びとともに使用することで、体の表面に強固な外殻が形成される。続いてシステムボックスに内蔵された「光=物質変換機能」によって、最外装のアーマーやバーニアなどの装備が外殻に組み込まれる。なお、このシステムボックスの「光=物質変換機能」はある種の電磁波を利用しており、これに干渉スペクトルを照射することで変身を妨害、あるいは強制解除させることができる。[[Dボゥイ]]に対してテックセットを妨害する手段でも用いられたが、[[ユミ・フランソワ|ユミ]]達が[[ラダム樹]]に捕らえられた人々もその手段で助け出されている。 | | テッカマンへの変身は「'''テックセット'''」と呼ばれ、クリスタル状のシステムボックスを「'''テックセッター'''」の叫びとともに使用することで、体の表面に強固な外殻が形成される。続いてシステムボックスに内蔵された「光=物質変換機能」によって、最外装のアーマーやバーニアなどの装備が外殻に組み込まれる。なお、このシステムボックスの「光=物質変換機能」はある種の電磁波を利用しており、これに干渉スペクトルを照射することで変身を妨害、あるいは強制解除させることができる。[[Dボゥイ]]に対してテックセットを妨害する手段でも用いられたが、[[ユミ・フランソワ|ユミ]]達が[[ラダム樹]]に捕らえられた人々もその手段で助け出されている。 |
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| なお、変身前の服については、クリスタルフィールドの性質からラダムと地球で異なり、ラダムのテックプラントによるテッカマン(エビルやダガーなど)はそのままであるが、ラダム樹に捕獲された素体からフォーマットされた、もしくは地球製テックプラントによるテッカマン(アキやイーベル)は変身解除時に弾け飛んでしまう。これらは『Missing link』『ブレードII』で確立した設定である。 | | なお、変身前の服については、クリスタルフィールドの性質からラダムと地球で異なり、ラダムのテックプラントによるテッカマン(エビルやダガーなど)はそのままであるが、ラダム樹に捕獲された素体からフォーマットされた、もしくは地球製テックプラントによるテッカマン(アキやイーベル)は変身解除時に弾け飛んでしまう。これらは『Missing link』『ブレードII』で確立した設定である。 |
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| + | 母艦と一体化した影響で構成自体が変化したオメガ以外のテッカマンは、フェイス部分のマスクの奥に素顔があるが、目の部分がカメラアイのような無機質なものに変化する。この目は、ラダムの支配を受けているテッカマンは赤に、ブレードやレイピアのようにラダムの支配を脱したか、イーベルなどそもそもラダムが寄生していない地球製のテッカマンは緑に光る。 |
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| == テッカマンの特性 == | | == テッカマンの特性 == |
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| 人間大の大きさでありながら、極超音速を遥か超える機動力(最大で光速域の速度)と核はおろか、フェルミオン=反物質反応弾でもキズが付かない装甲を持っており、斬撃武器の「テックランサー」、反物質砲「ボルテッカ」が標準装備されている。また、装甲を変形させて体をスリム化させ、更に高速域での突撃をする「クラッシュ・イントルード」という技を使うものもいる(ブレード・レイピア・ソード・デッドが主に使用)。更にはワームホール(時間の概念のない空間)を生成し赤色星を呼び出しす事で太陽系を消滅させる程の力を持つ。(ミッシング・リンク) | | 人間大の大きさでありながら、極超音速を遥か超える機動力(最大で光速域の速度)と核はおろか、フェルミオン=反物質反応弾でもキズが付かない装甲を持っており、斬撃武器の「テックランサー」、反物質砲「ボルテッカ」が標準装備されている。また、装甲を変形させて体をスリム化させ、更に高速域での突撃をする「クラッシュ・イントルード」という技を使うものもいる(ブレード・レイピア・ソード・デッドが主に使用)。更にはワームホール(時間の概念のない空間)を生成し赤色星を呼び出しす事で太陽系を消滅させる程の力を持つ。(ミッシング・リンク) |
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| == 装備・能力 == | | == 装備・能力 == |
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| テッカマンの能力は個体ごとに違うが、ある程度共通の武装を持つ(ジュエル除く)。以下の通り。 | | テッカマンの能力は個体ごとに違うが、ある程度共通の武装を持つ(ジュエル除く)。以下の通り。 |
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| ;テックランサー | | ;テックランサー |
− | :接近戦用の武器。「ランサー」と言っても槍とは限らず、個体ごとの違いが一番多く表れており、本来は名称もそれぞれに違う(アックスに至っては文字通り斧)。なお、デッドのものはボルテッカの発射機構を搭載している。 | + | :接近戦用の武器。これはあくまで総称で「ランサー」と言っても槍とは限らず、個体ごとの違いが一番多く表れており、本来は名称もそれぞれに違う(アックスに至っては文字通り斧)。実際に槍なのはブレードとエビルで、地球製は総じて剣。なお、デッドのものはボルテッカの発射機構を搭載している。 |
| ;テックワイヤー | | ;テックワイヤー |
| :投擲したランサーを回収する他、敵を捕縛するための鋼線。劇中ではブレードが使用する他、レイピア、エビル、地球製テッカマンのゾマーも装備している。 | | :投擲したランサーを回収する他、敵を捕縛するための鋼線。劇中ではブレードが使用する他、レイピア、エビル、地球製テッカマンのゾマーも装備している。 |
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| ;ボルテッカランサー | | ;ボルテッカランサー |
| :ブラスター状態のブレードが使用。テックランサーからボルテッカを放つ。 | | :ブラスター状態のブレードが使用。テックランサーからボルテッカを放つ。 |
| + | ;ボルテッカクラッシュイントルード |
| + | :ブレードが「II」で編み出した新技。クラッシュイントルードのスピードにボルテッカのフェルミオンを乗せて突撃する。 |
| ;ラムショルダー | | ;ラムショルダー |
| :エビルが両肩に装備している剣。ランサーを失った場合の予備武器。 | | :エビルが両肩に装備している剣。ランサーを失った場合の予備武器。 |
| ;PSYボルテッカ | | ;PSYボルテッカ |
− | :エビルの固有能力で「サイボルテッカ」と読む。敵の放ったフェルミオンを吸収して威力に上乗せするボルテッカ。当然の如くボルテッカは効かないが、濃度が高すぎると吸収できない。 | + | :エビルの固有能力で「サイボルテッカ」と読む。フェルミオンの軌道をエビルの意志で操り、敵の放ったフェルミオンを吸収して威力に上乗せするボルテッカ。当然の如くボルテッカは効かないが、濃度が高すぎると吸収できない。 |
| ;テッカマンドール | | ;テッカマンドール |
| :オメガの使用する能力。エビル以外のラダムテッカマンの影を呼び出して戦わせる。 | | :オメガの使用する能力。エビル以外のラダムテッカマンの影を呼び出して戦わせる。 |
| ;リアクターボルテッカ | | ;リアクターボルテッカ |
− | :地球の技術で開発された広域殲滅型ボルテッカ。不測の事態によりイーベルが装備。クリスタルフィールドとの併用で、目標のみにボルテッカを集約してピンポイントかつ広範囲に攻撃を行う。 | + | :地球の技術で開発された広域殲滅型ボルテッカ。不測の事態によりイーベルが装備。クリスタルフィールドとの併用で、目標のみにボルテッカを集約してピンポイントかつ広範囲に攻撃を行う。ある意味PSYボルテッカの近縁種。 |
| ;ボルテッカドレイン | | ;ボルテッカドレイン |
| :増加装甲状態のデッドが使用。内容としてはPSYボルテッカの上位互換で、ボルテッカのエネルギーを吸収して使用できる。 | | :増加装甲状態のデッドが使用。内容としてはPSYボルテッカの上位互換で、ボルテッカのエネルギーを吸収して使用できる。 |
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| また、異星人テッカマンの中には、母星の生き物がラダム化したと思しき乗り物に乗っている個体が存在する。 | | また、異星人テッカマンの中には、母星の生き物がラダム化したと思しき乗り物に乗っている個体が存在する。 |
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− | === ラダム・テッカマン === | + | === ラダムテッカマン === |
| 所謂[[ラダム]]に支配された生命体が変身するテッカマン。惑星侵攻初期のため、前述のとおり個体差が大きい。なおテッカマンダガーには「ボルテッカ」が装備されていないが、設定上はオービタルリングの管理・ブレードの追撃のため、一時的に戦闘フォーマットをボルテッカ装備前で中断していたためとされている。また、[[ラダム]]の本能の影響か、その人間の抱えていた性格が攻撃的、かつ極端に増幅されている(シンヤのタカヤに対するコンプレックス、フォンのケンゴに対する愛情など)。 | | 所謂[[ラダム]]に支配された生命体が変身するテッカマン。惑星侵攻初期のため、前述のとおり個体差が大きい。なおテッカマンダガーには「ボルテッカ」が装備されていないが、設定上はオービタルリングの管理・ブレードの追撃のため、一時的に戦闘フォーマットをボルテッカ装備前で中断していたためとされている。また、[[ラダム]]の本能の影響か、その人間の抱えていた性格が攻撃的、かつ極端に増幅されている(シンヤのタカヤに対するコンプレックス、フォンのケンゴに対する愛情など)。 |
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| テッカマンとしての名前には武器の名がつけられている者が多いが、別にその武器を得物としているというわけではないので注意。 | | テッカマンとしての名前には武器の名がつけられている者が多いが、別にその武器を得物としているというわけではないので注意。 |
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− | 第一次ラダム戦役時のラダム・テッカマン及びテッカマンデッドの戦闘フォーマットは惑星を侵略するための実働、精鋭部隊としての役目を担っているため、ラダムが寄生する器としての役割が主体である侵略最終段階のフォーマットの異星人テッカマンらと比べてその戦闘能力は極めて高い。
| + | 第一次ラダム戦役時のラダムテッカマン及びテッカマンデッドの戦闘フォーマットは惑星を侵略するための実働、精鋭部隊としての役目を担っているため、ラダムが寄生する器としての役割が主体である侵略最終段階のフォーマットの異星人テッカマンらと比べてその戦闘能力は極めて高い。 |
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| ;[[フリッツ・フォン・ブラウン]] / 後方支援型 [[テッカマンダガー]] | | ;[[フリッツ・フォン・ブラウン]] / 後方支援型 [[テッカマンダガー]] |
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| ;[[相羽ケンゴ]] / 司令官型 [[テッカマンオメガ]] | | ;[[相羽ケンゴ]] / 司令官型 [[テッカマンオメガ]] |
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− | ;[[Dボゥイ]](相羽タカヤ) / 強襲突撃型 [[テッカマンブレード]]<br />(MISSING LINGにおいて再フォーマットを受けたため、以降はラダムに精神支配されていない完全なラダムテッカマンという存在になる) | + | ;[[Dボゥイ]](相羽タカヤ) / 強襲突撃型 [[テッカマンブレード]] |
− | ;[[相羽ミユキ]]/ 諜報索敵型 [[テッカマンレイピア]]<br />(ただし、後途するように適合が不完全であるため、本来得られるはずの戦闘能力は得られなかった) | + | :MISSING LINGにおいて再フォーマットを受けたため、以降はラダムに精神支配されていない完全なラダムテッカマンという存在になった。 |
− | : | + | ;[[相羽ミユキ]]/ 諜報索敵型 [[テッカマンレイピア]] |
| + | :ただし、後途するように適合が不完全であるため、本来得られるはずの戦闘能力は得られなかった。 |
| ;[[デッド・エンド]] / 対テッカマン型 [[テッカマンデッド]] | | ;[[デッド・エンド]] / 対テッカマン型 [[テッカマンデッド]] |
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| ;[[Dボゥイ]](相羽タカヤ) / [[テッカマンブレード]](TVシリーズのみ) | | ;[[Dボゥイ]](相羽タカヤ) / [[テッカマンブレード]](TVシリーズのみ) |
− | :適合そのものは成功していたが、精神支配が中途半端に終わっている。 | + | :適合そのものは成功していたが、精神支配が中途半端に終わっている。そのため自意識を保っているが、限界時間を超えるとラダムの本能が活性化し、暴走する。 |
| ;[[相羽ミユキ]] / [[テッカマンレイピア]] | | ;[[相羽ミユキ]] / [[テッカマンレイピア]] |
| :適合自体が不完全で、組織崩壊が始まっていた。 | | :適合自体が不完全で、組織崩壊が始まっていた。 |