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| 地球統合軍の次期全領域戦闘機([[AVF]])の候補として新星インダストリー社に開発を依頼した機体である。 | | 地球統合軍の次期全領域戦闘機([[AVF]])の候補として新星インダストリー社に開発を依頼した機体である。 |
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− | 乗り手の操縦技術を無視して可能な限り最新のノウハウを注ぎ込んだ結果、原型機である[[VF-11 サンダーボルト]]を超える性能を獲得する事に成功した。<br />
| + | 乗り手の操縦技術を無視して可能な限り最新のノウハウを注ぎ込んだ結果、開発当時の主力機である[[VF-11 サンダーボルト]]を超える性能を獲得する事に成功した。<br /> |
| アクティブステルスをVFシリーズでは本格的に採用、主翼に前進翼を採用しており、その形状から「エクスカリバー」の別名がある。<br /> | | アクティブステルスをVFシリーズでは本格的に採用、主翼に前進翼を採用しており、その形状から「エクスカリバー」の別名がある。<br /> |
| なお、テスト機なので複座式だが、後部座席は補助用としての意味合いが強く、通常はイサムの一人乗り。終盤には主任設計者のヤン・ノイマンが後部差席に乗りサポートを行った。<br /> | | なお、テスト機なので複座式だが、後部座席は補助用としての意味合いが強く、通常はイサムの一人乗り。終盤には主任設計者のヤン・ノイマンが後部差席に乗りサポートを行った。<br /> |
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| 地球の対空防空圏を突破した同機は、ガルドの[[YF-21]]との一騎討ちを経て、電脳バーチャルアイドルの[[シャロン・アップル]]が掌握する[[マクロス]]と対峙する。 | | 地球の対空防空圏を突破した同機は、ガルドの[[YF-21]]との一騎討ちを経て、電脳バーチャルアイドルの[[シャロン・アップル]]が掌握する[[マクロス]]と対峙する。 |
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− | 後に[[VF-19S エクスカリバー]]として制式採用される。様々なオプション兵装が用意されており、ファストパックは腰に装着。フォールドブースターを装着する事で片道限定だが20光年の距離までフォールドが可能になる。
| + | 後にVF-19として制式採用される。様々なオプション兵装が用意されており、ファストパックは肩部および脚部側面に装着。フォールドブースターを装着する事で片道限定だが20光年の距離までフォールドが可能になる。 |
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− | 高性能である反面、あまりにピーキーな性能のため、量産型としては性能をある程度押さえたVF-19Fが主に生産されており、試作機と同等の性能を持つVF-19Aは一部の特殊部隊への配備のみにとどまった。
| + | 高性能である反面、あまりにピーキーな性能のため、量産型としては性能をある程度押さえた[[VF-19F エクスカリバー]]が主に生産されており、試作機と同等の性能を持つVF-19Aは一部の特殊部隊への配備のみにとどまった。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :イサムと共に加入。本来バルキリーは遠距離主体だが、こちらは近接攻撃主体のユニットとなっている。ピンポイントバリアパンチがメインウェポン。2回行動習得が早いので手数で押すタイプ。 | + | :イサムと共に加入。本来バルキリーは遠距離射撃戦主体だが、こちらは近接攻撃主体のユニットとなっている。ピンポイントバリアパンチがメインウェポン。2回行動習得が早いので手数で押すタイプ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| :ファイターのガンポッドが移動後使用不能になり、代わりに射程が増した。どの形態でも全弾発射(PS版での一斉射撃)が使えるようになっているが攻撃力が低下している。 | | :ファイターのガンポッドが移動後使用不能になり、代わりに射程が増した。どの形態でも全弾発射(PS版での一斉射撃)が使えるようになっているが攻撃力が低下している。 |
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| ==== 武装 ==== | | ==== 武装 ==== |
| ;ガトリングガンポッド | | ;ガトリングガンポッド |
− | :既存のガンポッドよりは口径は小さいが、即座の弾倉の交換も可能に。 | + | :既存のガンポッドよりは口径は小さいが、即座の弾倉の交換も可能。予備弾倉はシールド裏面に備える。 |
| ;マイクロミサイル | | ;マイクロミサイル |
| :機体内のウェポンベイとファストパックに装備した小型ミサイルポッド。 | | :機体内のウェポンベイとファストパックに装備した小型ミサイルポッド。 |
| :第3次αでは超高機動マイクロミサイルの代わりとなり、使い勝手が増した。 | | :第3次αでは超高機動マイクロミサイルの代わりとなり、使い勝手が増した。 |
| ;収束エネルギー機銃 | | ;収束エネルギー機銃 |
− | :頭部に装備されたエネルギー機銃。 | + | :頭部に装備されたエネルギー機銃。第3次αでは不採用。 |
− | :第3次αでは不採用。 | + | :可変機構の都合上、本来この武装はファイター・ガウォーク形態では前方に撃てない。 |
| + | ;半固定レーザー砲 |
| + | :主翼付け根、バトロイド時における腰部に装備されたレーザー砲。[[YF-21]]の腕部ビームガンとは異なり、一度もスパロボに採用されたことはない。 |
| + | :ただし、上記の収束エネルギー機銃をファイター・ガウォーク形態で使用する場合、事実上使用しているのはこちらと考えられる。 |
| ;格闘 | | ;格闘 |
| :武装でないが、バトロイド・ガウォーク形態のみ使用可能。 | | :武装でないが、バトロイド・ガウォーク形態のみ使用可能。 |
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| :ファイター、ガウォーク、バトロイド形態に変形。 | | :ファイター、ガウォーク、バトロイド形態に変形。 |
| ;[[ピンポイントバリア]] | | ;[[ピンポイントバリア]] |
− | :
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| === [[サイズ]] === | | === [[サイズ]] === |
| ;S | | ;S |
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| == 機体[[BGM]] == | | == 機体[[BGM]] == |
| ;「DOG FIGHT」 | | ;「DOG FIGHT」 |
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| == 対決・名場面など == | | == 対決・名場面など == |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;VF-19A エクスカリバー | | ;VF-19A エクスカリバー |
− | :正式採用機で、初期型。YF-19とほぼ同等の性能を発揮するが、生産数は極端に少なく、特務部隊を中心に使用される。 | + | :正式採用機で、初期型。形状的にもYF-19とほぼ同じであり、同等の性能を発揮するが、生産数は極端に少なく特務部隊を中心に使用される。 |
| ;[[VF-19S エクスカリバー]] | | ;[[VF-19S エクスカリバー]] |
| :YF-19の正式採用機。先行採用機Aタイプより性能を落としているが、それでも十分な戦闘能力を発揮する。 | | :YF-19の正式採用機。先行採用機Aタイプより性能を落としているが、それでも十分な戦闘能力を発揮する。 |
| + | :可変戦闘機の伝統に則り、専らS型は指揮官機として運用されるが、本型もその例に漏れない。また、VF-1SやVF-17Sと同様、一般機よりも頭部レーザー砲が増設されている。 |
| ;[[VF-19F エクスカリバー]] | | ;[[VF-19F エクスカリバー]] |
− | :Sタイプより更に性能を落としているが、通常のパイロットでも十分扱える性能。 | + | :S型の一般機仕様。更に性能を落としているが、それでもVF-17よりは高性能であり、扱い易さは向上している。 |
| + | :なお、本型とS型については、ブレイザーバルキリーとも称される。 |
| ;[[VF-19改 ファイアーバルキリー]] | | ;[[VF-19改 ファイアーバルキリー]] |
− | :[[マクロス7船団]]によって特別に生産されたAタイプに近い形。 | + | :[[マクロス7船団]]によって特別に生産された機体。外観はA型に近いが、細部については異なる点も多く、操縦システムについては全くの別物となっている。 |
| ;VF-19P | | ;VF-19P |
− | :『[[マクロスダイナマイト7]]』に登場する民間パトロールに配備された機体。 | + | :『[[マクロスダイナマイト7]]』に登場する民間パトロールに配備された機体。肩部に小型の時空共振型スピーカーユニットを備える。 |
| + | :操縦システム自体は通常のVF-19のそれだが、バサラは本機を普通のギターで演奏しながら操縦するという離れ業を見せた。 |
| ;VF-19ADVANCE イサムスペシャル | | ;VF-19ADVANCE イサムスペシャル |
| :『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』に僅かに登場したVF-19のイサム専用機。エンジン等をイサム曰く「カリカリにいじった」そうで、YF-19のピーキーな特性をそのまま再現し、更に[[VF-25 メサイア]]用スーパーパックを強引に装備する事で、現用機を凌駕する性能を獲得している(後に作られた設定ではブースターを含めてVF-25用スーパーパックをベースにYF-19用ファストパックの要素を組み合わせた完全な本機専用品とされている)。AIはかつてのYF-19のものがそのまま転用されている。 | | :『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』に僅かに登場したVF-19のイサム専用機。エンジン等をイサム曰く「カリカリにいじった」そうで、YF-19のピーキーな特性をそのまま再現し、更に[[VF-25 メサイア]]用スーパーパックを強引に装備する事で、現用機を凌駕する性能を獲得している(後に作られた設定ではブースターを含めてVF-25用スーパーパックをベースにYF-19用ファストパックの要素を組み合わせた完全な本機専用品とされている)。AIはかつてのYF-19のものがそのまま転用されている。 |