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300 バイト追加 、 2015年2月19日 (木) 20:09
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大抵モニターの範囲内を一瞬掠める程度しか見えない端末を捕らえるのは難しく、[[回避]]はおろか[[防御]]すら困難な事から有効な攻撃方法として認知された。
 
大抵モニターの範囲内を一瞬掠める程度しか見えない端末を捕らえるのは難しく、[[回避]]はおろか[[防御]]すら困難な事から有効な攻撃方法として認知された。
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弱点を挙げれば、端末の操作と機体の操縦を同時に行う行為はパイロットに大きな負担を強いる事である。当然ながら操作が忙しくなり、サイコミュ操作の負担も受けるため、本体の操縦が疎かになる。現に[[エルメス]]のパイロットを務めた[[ララァ・スン]]は、敵の攻撃でビットを正確にコントロールができなくなっている。
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弱点を挙げれば、端末の操作と機体の操縦を同時に行う行為はパイロットに大きな負担を強いる事である。当然ながら操作が忙しくなり、[[サイコミュ]]兵器操作の負担も受けるため、本体の操縦が疎かになる。現に[[エルメス]]のパイロットを務めた[[ララァ・スン]]は、敵の攻撃でビットを正確にコントロールができなくなっている。
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技術が発展していき、端末の操作もある程度はコンピュータにより補佐されるようになったため、操縦の負担は軽減されていった。それでも扱えるパイロットは極端に少ないことやコストの増大、さらに小型化以降は特にMS自体の機動力の上昇も著しくなったことから、主力兵器の座を獲得することはなかった。
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技術が発展していき、端末の操作もある程度はコンピューターにより補佐されるようになったため、操縦の負担は軽減されていった。それでも扱えるパイロットは極端に少ないことやコストの増大、さらに小型化以降は特に[[モビルスーツ]]自体の機動力の上昇も著しくなったことから、主力兵器の座を獲得することはなかった。
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[[ガンダムシリーズ]]では作品によって名称が異なる。[[宇宙世紀]]では「ビット」、「[[ファンネル]]」、「インコム」などが登場しており、それぞれ性能や駆動方式が異なる。また、[[機動戦士ガンダムSEED|SEEDシリーズ]]では「ドラグーン・システム」、[[機動戦士ガンダム00|00]]ではCB側のガンダムタイプはGN○○ビット、それ以外の敵方機体は「ファング」、と呼ばれている。
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[[ガンダムシリーズ]]では作品によって名称が異なる。[[宇宙世紀]]では「ビット」、「[[ファンネル]]」、「インコム」などが登場しており、それぞれ性能や駆動方式が異なる。また、[[機動戦士ガンダムSEED|SEEDシリーズ]]では「ドラグーン・システム」、[[機動戦士ガンダム00|00]]では[[ソレスタルビーイング|CB]]側のガンダムタイプはGN○○ビット、それ以外の敵方機体は「ファング」と呼ばれている。
    
==スーパーロボット大戦におけるオールレンジ攻撃==
 
==スーパーロボット大戦におけるオールレンジ攻撃==
 
後述する「ビット」、「[[ファンネル]]」、「インコム」、「ドラグーン・システム」が代表的。ガンダム作品以外にも類似のものが稀に登場する。
 
後述する「ビット」、「[[ファンネル]]」、「インコム」、「ドラグーン・システム」が代表的。ガンダム作品以外にも類似のものが稀に登場する。
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当初は[[Iフィールド]]などを無力化してダメージを与えるため、実弾兵器に設定されていたが、実弾を防ぐ[[PS装甲|フェイズシフト装甲]]でダメージが軽減されるなど矛盾が出てきたため、『[[スーパーロボット大戦Z]]』からは「[[バリア]]貫通」のビーム兵器に設定を改定した。
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当初は[[Iフィールド]]などを無力化してダメージを与えるため、実弾兵器に設定されていたが、実弾を防ぐ[[PS装甲|フェイズシフト装甲]]でダメージが軽減されるなど矛盾が出てきたため、『[[スーパーロボット大戦Z]]』からは「[[バリア貫通]]」の[[ビーム兵器]]に設定を改定した。
    
また、初期シリーズから伝統的に[[切り払い]]で([[R]]以降の任天堂携帯機では[[撃ち落とし]]でも)防ぐことができる。
 
また、初期シリーズから伝統的に[[切り払い]]で([[R]]以降の任天堂携帯機では[[撃ち落とし]]でも)防ぐことができる。
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:両前腕が有線式ビーム砲となっている。
 
:両前腕が有線式ビーム砲となっている。
 
;[[ノイエ・ジール]]
 
;[[ノイエ・ジール]]
:[[ジオング]]同様両腕が有線式だが、こちらは操作システム上はインコムに近い。
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:ジオング同様両腕が有線式だが、こちらは操作システム上はインコムに近い。
 
;[[Sガンダム]]
 
;[[Sガンダム]]
 
:頭部にインコムと呼ばれる武器を装備。コンピュータで擬似的に操作する。
 
:頭部にインコムと呼ばれる武器を装備。コンピュータで擬似的に操作する。
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:マザーファンネルから更にファンネルを射出する所謂親子式。
 
:マザーファンネルから更にファンネルを射出する所謂親子式。
 
;[[νガンダム]]
 
;[[νガンダム]]
:フィン・ファンネルはビームバリアの展開もできる。[[アカツキ]]の元ネタのひとつ。
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:フィン・ファンネルは[[バリア #対ビーム属性|ビームバリア]]の展開もできる。[[アカツキ]]の元ネタのひとつ。
 
;[[リグ・コンティオ]]
 
;[[リグ・コンティオ]]
 
:無線式ショット・クローを1個装備。
 
:無線式ショット・クローを1個装備。
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:マルチプル・ビームランチャーを搭載したバックエンジンユニットを、無線で操作できる。
 
:マルチプル・ビームランチャーを搭載したバックエンジンユニットを、無線で操作できる。
 
;[[ガンダムローズ]]
 
;[[ガンダムローズ]]
:薔薇状のローゼスビットを使用する。普通にビームを発射するだけでなく、ローゼスクリーマーやローゼスハリケーンといった必殺技にも用いる。
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:薔薇状のローゼスビットを使用する。普通にビームを発射するだけでなく、ローゼスクリーマーやローゼスハリケーンといった[[必殺武器|必殺技]]にも用いる。
 
;[[ラスヴェート]]
 
;[[ラスヴェート]]
 
:アフターウォーの世界ではビットはファンネルの様な攻撃端末群と、本体に近いスペックをもった無人モビルスーツ([[Gビット|ビットモビルスーツ]])の二種類がある。
 
:アフターウォーの世界ではビットはファンネルの様な攻撃端末群と、本体に近いスペックをもった無人モビルスーツ([[Gビット|ビットモビルスーツ]])の二種類がある。
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:ビットを装備。エルメスとキュベレイのオマージュ。
 
:ビットを装備。エルメスとキュベレイのオマージュ。
 
;[[ターンX]]
 
;[[ターンX]]
:機体パーツを分離させて、パーツから攻撃。機体全体が攻撃端末になる特殊な例。全身が攻撃端末になるという設定は[[ジオング]]の初期案。
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:機体パーツを分離させて、パーツから攻撃。機体全体が攻撃端末になる特殊な例。全身が攻撃端末になるという設定は、実は[[ジオング]]の初期案。
 
;[[プロヴィデンスガンダム]]
 
;[[プロヴィデンスガンダム]]
 
:[[ザフト]]開発の無線ビット兵器「ドラグーン・システム」を搭載。クルーゼが搭乗して[[ストライクガンダム|ストライク]]を大破させ、[[バスターガンダム|バスター]]を戦闘不能に追い込んでいる。
 
:[[ザフト]]開発の無線ビット兵器「ドラグーン・システム」を搭載。クルーゼが搭乗して[[ストライクガンダム|ストライク]]を大破させ、[[バスターガンダム|バスター]]を戦闘不能に追い込んでいる。
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:背部に大型の、腰部とシールドに小型のGNフィンファングを装備。それまでのGNファングとは桁違いの機動性を誇る。
 
:背部に大型の、腰部とシールドに小型のGNフィンファングを装備。それまでのGNファングとは桁違いの機動性を誇る。
 
;[[ダブルオークアンタ]]
 
;[[ダブルオークアンタ]]
:GNソードビットを搭載。形状の異なるA、B、Cがあり、GNソードⅤと合体させてバスターソードとしても使用可能。
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:GNソードビットを搭載。形状の異なるA、B、Cビットがあり、GNソードⅤと[[合体]]させてGNバスターソードになる。さらに、環状に展開させたGNソードビットをくぐることによって、超長距離にわたる[[分身|量子ジャンプ]]までも可能である。
 
;[[ガンダムサバーニャ]]
 
;[[ガンダムサバーニャ]]
:ケルディムの後継機。GNピストルビット、GNライフルビット、GNホルスタービットとケルディムの比ではない数のビットを装備し、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の得意な「乱れ撃ち」の技能を存分に発揮する。
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:ケルディムの後継機。GNピストルビット、GNライフルビット、GNホルスタービットとケルディムの比ではない数のビットを搭載し、[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の得意な「乱れ撃ち」の技能を存分に発揮する。
 
;[[ガンダムハルート]]
 
;[[ガンダムハルート]]
:コンテナ部にGNシザービットを内蔵している。先端部をハサミ状に展開させ、目にも止まらぬ速さで目標を切り裂く。
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:コンテナ部にGNシザービットを搭載している。先端部をハサミ状に展開させ、目にも止まらぬ速さで目標を切り裂く。
 
;[[ラファエルガンダム]]
 
;[[ラファエルガンダム]]
 
:[[セラヴィーガンダムII|肩部ユニット]]の両サイドに遠隔操作が可能なGNビッグキャノンを搭載。また、GNビッグキャノンはGNビッグクローという格闘形態にも[[変形]]が可能である。
 
:[[セラヴィーガンダムII|肩部ユニット]]の両サイドに遠隔操作が可能なGNビッグキャノンを搭載。また、GNビッグキャノンはGNビッグクローという格闘形態にも[[変形]]が可能である。
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====ガンダムシリーズ以外====
 
====ガンダムシリーズ以外====
ファンネルのイメージが強いためか、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメではあまり見られない。反面バンプレストオリジナルでは採用率が高い。
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ファンネルのイメージが強いためか、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメではあまり見られない。反面、バンプレストオリジナルでは採用率が高い。
    
;[[ニルヴァーシュ type ZERO spec-V]]
 
;[[ニルヴァーシュ type ZERO spec-V]]
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:αシリーズ以降、ワーム・スマッシャーがビームそのものを空間転移させてオールレンジ攻撃を行う武器として描かれている。
 
:αシリーズ以降、ワーム・スマッシャーがビームそのものを空間転移させてオールレンジ攻撃を行う武器として描かれている。
 
;[[デュラクシール]]
 
;[[デュラクシール]]
:両肩のアーマーを飛ばして攻撃を仕掛けるタオーステイルを搭載(LOEのみ)。νガンダムのフィンファンネルに近い。
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:両肩のアーマーを飛ばして攻撃を仕掛けるタオーステイルを搭載(LOEのみ)。νガンダムのフィン・ファンネルに近い。
 
;[[R-3]]
 
;[[R-3]]
 
:直接攻撃を行うストライクシールドを搭載。
 
:直接攻撃を行うストライクシールドを搭載。
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