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→「スーパーロボット大戦UX」の真実
またこの事実から、周回プレイの際に登場するキャラクターたちは'''同一人物ではなく、並行同位体である'''という事実が見える。さらに、周回プレイが世界観の一つであり且つ一つのデータ上のキャラでも並行同位体たりうるということは、別周回のデータと他プレイヤーのデータとに境界線がなくなる。この点から拡大解釈をすると'''プレイヤー一人一人が見ているキャラすら全て並行同位体'''であるとすら言える(通ったルート・隠しキャラが仲間になる順序・キャラや機体の強化具合、主人公機の名前、果ては戦闘マップにおける行動の順番やフォーメーション、戦術、指揮官/応援役、敵を倒す順番など、スパロボにおいてはあらゆる要素がプレイヤー次第なので)。極端な話、我々のいる'''現実世界も本作の参戦作品の一つ'''ということになる。この場合、フェイの中にいる「彼女」がその登場キャラになるのだろうか。
またこの事実から、周回プレイの際に登場するキャラクターたちは'''同一人物ではなく、並行同位体である'''という事実が見える。さらに、周回プレイが世界観の一つであり且つ一つのデータ上のキャラでも並行同位体たりうるということは、別周回のデータと他プレイヤーのデータとに境界線がなくなる。この点から拡大解釈をすると'''プレイヤー一人一人が見ているキャラすら全て並行同位体'''であるとすら言える(通ったルート・隠しキャラが仲間になる順序・キャラや機体の強化具合、主人公機の名前、果ては戦闘マップにおける行動の順番やフォーメーション、戦術、指揮官/応援役、敵を倒す順番など、スパロボにおいてはあらゆる要素がプレイヤー次第なので)。極端な話、我々のいる'''現実世界も本作の参戦作品の一つ'''ということになる。この場合、フェイの中にいる「彼女」がその登場キャラになるのだろうか。
では、一番最初にクリアした人の『G記』に記されている「ジョカ」は誰のプレイのものかと言えば、言ってしまえばスタッフのものであり、この大々的なループを作った真の黒幕は'''ゲームクリエイター'''ということになる(身も蓋もない話だが確かにその通りである)。実際、本当の神であるナイアやカリ・ユガすら巻き込めるとしたら、その上をゆく「造物主」、UX世界の創造主しかいない。そしてこの認識に基づけば、我々'''ゲームプレイヤー'''もまた、創造主と同じ世界の視点を持っているがゆえにナイアやカリ・ユガを超える力があるともいえる。そして、現実世界(ボーカロイド)と物語世界(バーチャロイド)の双方の要素を持つフェイ・イェンHDがUX世界に召喚されたことが、ゲームプレイヤーがこの世界に干渉できるようになった扉が開いたのだと見ることができるのかも知れない。ゆえに第51話でナイアがフェイを究極のイレギュラーにして元凶と畏怖したのである。
では、一番最初にクリアした人の『G記』に記されている「ジョカ」は誰のプレイのものかと言えば、言ってしまえばスタッフのものであり、この大々的なループを作った真の黒幕は'''ゲームクリエイター'''ということになる(身も蓋もない話だが確かにその通りである)。実際、本当の神であるナイアやカリ・ユガすら巻き込めるとしたら、その上をゆく「造物主」、UX世界の創造主しかいない。そしてこの認識に基づけば、我々'''ゲームプレイヤー'''もまた、創造主と同じ世界の視点を持っているがゆえにナイアやカリ・ユガを超える力があるともいえる。逆に言えば、プレイ開始前の世界はプレイヤーが介入しなかったが故に破滅したとも取れる。そして、現実世界(ボーカロイド)と物語世界(バーチャロイド)の双方の要素を持つフェイ・イェンHDがUX世界に召喚されたことが、ゲームプレイヤーがこの世界に干渉できるようになった扉が開いたのだと見ることができるのかも知れない。ゆえに第51話でナイアがフェイを究極のイレギュラーにして元凶と畏怖したのである。造物主クラスの存在から万能S級フラグクラッシャーが投入されたとあればそういうリアクションも仕方がない。
ちなみに、孔明が終盤で「並列世界など存在しなかった」と言ってはいるが、これは「ショウ達や久嵩の出身世界など、並列世界だと思われていたのが実はそうではなかった」という意味であり、他のシリーズとは間違いなく並列世界の関係にある。
ちなみに、孔明が終盤で「並列世界など存在しなかった」と言ってはいるが、これは「ショウ達や久嵩の出身世界など、並列世界だと思われていたのが実はそうではなかった」という意味であり、他のシリーズとは間違いなく並列世界の関係にある。
*[[フェイ・イェンHD]]⇒無限輪廻の中に本来存在しない「外」からの来訪者(自分がユニットになってゲームの中に入り込んでいる。それによって色々と要素が変動)
*[[フェイ・イェンHD]]⇒無限輪廻の中に本来存在しない「外」からの来訪者(自分がユニットになってゲームの中に入り込んでいる。それによって色々と要素が変動)
*[[ヒーローマン]]⇒誰一人出現を予測できなかった本物のイレギュラー(周回プレイを繰り返す中で突然現れた、本来プログラムにいないある種のバグキャラクター)
*[[ヒーローマン]]⇒誰一人出現を予測できなかった本物のイレギュラー(周回プレイを繰り返す中で突然現れた、本来プログラムにいないある種のバグキャラクター)
と言えなくもないだろう。ちなみに、遺伝的アルゴリズムという考え方において、安直な結末に収束することを防ぐため、ランダムで全く異なる解を導くようになっている。おそらくヒーローマンはクリエイターが用意したそういう手合いに当たると思われる。突然変異個体にも関わらず確実に参戦する事を考えると、フェイ・イェン同様現実世界とのリンクによって発生するあるいは発生することで現実世界とリンクする存在なのかもしれない(フェイは現実世界側、ヒーローマンはUX世界側のチューナーという表現がわかりやすいか)。
== 余談 ==
== 余談 ==