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| *メカニックデザイン:海老川兼武 | | *メカニックデザイン:海老川兼武 |
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− | [[東京]]での決戦で大破した[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]に代わり、[[相良宗介|宗介]]の乗機となった[[ラムダ・ドライバ]]搭載の[[アーム・スレイブ|AS]]。[[M9 ガーンズバック|ガーンズバック]]やアーバレスト、または[[Zy-98 シャドウ|シャドウ]]や[[プラン1058 コダールi|コダールi]]といった標準の第三世代ASやその派生機が比較的細身のシルエットなのに対し、マッシブなシルエットを持つ。赤と白を基調にした、[[アル]]と宗介の静かな怒りを表すかのような色合いと姿をした機体。<br/> | + | [[東京]]での決戦で大破した[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]に代わり、[[相良宗介|宗介]]の乗機となった[[ラムダ・ドライバ]]搭載の[[アーム・スレイブ|AS]]。 |
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| + | 標準の第三世代ASやその派生機が比較的細身のシルエットなのに対し、マッシブなシルエットを持つ。赤と白を基調にした、[[アル]]と宗介の静かな怒りを表すかのような色合いと姿をした機体。 |
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| 名の由来は、北欧神話に登場する魔剣レーバテインより。本来はレーヴァテイン等「ヴァ」表記が読みに近いが、ARXシリーズのARX-6ハル'''バ'''ード([[M6 ブッシュネル|ブッシュネル]]をベースにした実験機)、ARX-7アー'''バ'''レストの記載的特徴を引き継がせたとの事。 | | 名の由来は、北欧神話に登場する魔剣レーバテインより。本来はレーヴァテイン等「ヴァ」表記が読みに近いが、ARXシリーズのARX-6ハル'''バ'''ード([[M6 ブッシュネル|ブッシュネル]]をベースにした実験機)、ARX-7アー'''バ'''レストの記載的特徴を引き継がせたとの事。 |
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− | ARXシリーズには本来存在しない機体で、[[ミスリル]]壊滅後の建造のため正式にはミスリル所属でも無い。建造に協力したギャビン・ハンターが機体番号を付け、機体名はアルの自称である。<br/> | + | ARXシリーズには本来存在しない機体で、[[ミスリル]]壊滅後の建造のため正式にはミスリル所属でも無い。建造に協力したギャビン・ハンターが機体番号を付け、機体名はアルの自称である。東京での戦いで破壊されたアーバレストの残骸は[[日本]]政府に接収されたが、元ミスリル情報部の[[レイス]]並びハンターが共謀してAIアルのコアユニットを持ち去った後、[[ウィスパード]]のクダン・ミラの協力によりコアユニットを再起動させることに成功。機体設計はAIアル自身が行い、ミラとハンターが開発に協力した。当然ながら搭載AIはアル。 |
− | 東京での戦いで破壊されたアーバレストの残骸は[[日本]]政府に接収されたが、元ミスリル情報部の[[レイス]]並びハンターが共謀してAIアルのコアユニットを持ち去った後、[[ウィスパード]]のクダン・ミラの協力によりコアユニットを再起動させることに成功。機体設計はAIアル自身が行い、ミラとハンターが開発に協力した。当然ながら搭載AIはアル。
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| + | 宗介とアルが敗北した相手、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]の乗るウィスパード専用ASベリアルに対抗するための攻撃能力を追求しており、大型戦闘機や戦闘艦船並の出力を持つロス&ハンプルトン社の試作パラジウム・リアクター「PRX3000」を搭載。ガーンズバック以上のジェネレータ出力を、パワー重視の駆動系でフル稼働させる事によって、既存ASの常識を遥かに超えたパワーを叩きだす。 |
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− | 宗介とアルが敗北した相手、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]の乗るウィスパード専用ASベリアルに対抗するための攻撃能力を追求しており、大型戦闘機や戦闘艦船並の出力を持つロス&ハンプルトン社の試作パラジウム・リアクター「PRX3000」を搭載。ガーンズバック以上のジェネレータ出力を、パワー重視の駆動系でフル稼働させる事によって、既存ASの常識を遥かに超えたパワーを叩きだす。<br/>
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| ジェネレーターの常軌を逸した大出力により膨大な熱が発生するため、後頭部よりポニーテール状の放熱柵(コダールタイプと同じもの)が飛び出し、機体冷却をカバーする。この時、莫大な余剰エネルギーの余波から、放熱索に白い光の粒子が発生する。 | | ジェネレーターの常軌を逸した大出力により膨大な熱が発生するため、後頭部よりポニーテール状の放熱柵(コダールタイプと同じもの)が飛び出し、機体冷却をカバーする。この時、莫大な余剰エネルギーの余波から、放熱索に白い光の粒子が発生する。 |
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− | M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体ではあり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無い。<br /> | + | M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体ではあり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無い。 |
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| しかしその戦闘能力はラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力や、払いだけで敵ASが一回転させ、敵ラムダドライバ搭載ASを素手で破壊してしまうパワーやアルによって操作される2本の補助腕など、機体性能や搭載兵装に関しては従来の第三世代ASを大きく凌駕する。初陣では3機の[[ベヘモス]]と3機の[[コダール]]を6分足らずで撃破した。 | | しかしその戦闘能力はラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力や、払いだけで敵ASが一回転させ、敵ラムダドライバ搭載ASを素手で破壊してしまうパワーやアルによって操作される2本の補助腕など、機体性能や搭載兵装に関しては従来の第三世代ASを大きく凌駕する。初陣では3機の[[ベヘモス]]と3機の[[コダール]]を6分足らずで撃破した。 |
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− | 反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている。最大作戦行動時間がM9の5分の1(約30時間)と極端に短く、[[ECS]]を搭載しておらず、その他の電子兵装も最低限(アル曰く「[[Rk-92 サベージ|サベージ]]よりはマシな程度」)となっている。<br /> | + | 反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている。最大作戦行動時間がM9の5分の1(約30時間)と極端に短く、[[ECS]]を搭載しておらず、その他の電子兵装も最低限(アル曰く「[[Rk-92 サベージ|サベージ]]よりはマシな程度」)となっている。これらの欠点を補うためにはデータリンク等、電子兵装を備えた僚機との連携が不可欠で、「世界で二番目に強い機体」と称されるほどの絶大な攻撃能力を誇りながらも行動が制限されてしまっている。 |
− | これらの欠点を補うためにはデータリンク等、電子兵装を備えた僚機との連携が不可欠で、「世界で二番目に強い機体」と称されるほどの絶大な攻撃能力を誇りながらも行動が制限されてしまっている。
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| また、この圧倒的戦闘力に対する敵の警戒も当然相当に高いものとなる為、まず正面から堂々とぶつかってくる相手も居ないという問題もある(実際、初陣でそのあまりの戦闘力を見た'''ベヘモス'''1機が逃走するほど)。その為、劇中ではECS未搭載や稼働時間の問題もあってECS搭載のヘリに待機させておき、僚機で敵戦力のあぶり出し、および削りを行った後の最後の詰め的に投入される運用がなされていた。 | | また、この圧倒的戦闘力に対する敵の警戒も当然相当に高いものとなる為、まず正面から堂々とぶつかってくる相手も居ないという問題もある(実際、初陣でそのあまりの戦闘力を見た'''ベヘモス'''1機が逃走するほど)。その為、劇中ではECS未搭載や稼働時間の問題もあってECS搭載のヘリに待機させておき、僚機で敵戦力のあぶり出し、および削りを行った後の最後の詰め的に投入される運用がなされていた。 |
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