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:初登場作品。本作ではバード星人と地球人の混血児であり、銀河連邦政府科学アカデミーの科学者。地球で頻発する怪奇現象、深刻な大気汚染の調査任務の捜査員として、地球でETFと戦う任務を帯びた宇宙刑事ギャバンと共に[[地球]]へ訪れたという設定。
 
:初登場作品。本作ではバード星人と地球人の混血児であり、銀河連邦政府科学アカデミーの科学者。地球で頻発する怪奇現象、深刻な大気汚染の調査任務の捜査員として、地球でETFと戦う任務を帯びた宇宙刑事ギャバンと共に[[地球]]へ訪れたという設定。
 
:基本設定はこの作品で完成していたが、死の間際に地球人としての善と悪との葛藤で苦しんでいた事が明らかとなり、完全な悪人となりきれていたわけではないようであった。
 
:基本設定はこの作品で完成していたが、死の間際に地球人としての善と悪との葛藤で苦しんでいた事が明らかとなり、完全な悪人となりきれていたわけではないようであった。
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:なお、CPS開発に当たっては、並行世界から干渉して来た[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]の介入があった。また、この世界は宇宙刑事ギャバンとはなんら関わりのない存在であったユーゼスの因果律操作によって様々な世界がまとめられて生まれた虚構の世界であり、そのことを新西暦195年のユーゼスも知っていたことが最後に明らかとなっている。この世界を作り出したユーゼスの真意については謎。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:本作にて起こった様々な事件を影で仕組んでいた張本人であり、ゼ・バルマリィの艦隊ですらも裏で操っている等、黒幕の中の黒幕として、存在感を見せていた。
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:[[ゼ・バルマリィ帝国]]出身の純然たるバルマー星人で、十二支族の中でも科学分野に秀でるゴッツォ家の一員。帝国監察軍第7艦隊の副司令官という形で[[地球]]へ赴くが、本作にて起こった様々な事件を影で仕組んでいた張本人であり、ゼ・バルマリィの艦隊ですらも裏で操っている等、黒幕の中の黒幕として、存在感を見せていた。
 
:作中では明かされていないが、バルマーの真の霊帝である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]の存在をも突き止めており、最終的にはバルマーそのものに反旗を翻そうとしていたが、実は半ば操られていたも同然であったらしく、その為なのか、数万人のサイキッカー達を脳髄だけの状態にして[[エンジェル・ハイロゥ]]に組み込む等、登場作品の中でも屈指の残虐非道さを見せる様になった。<br/>ちなみに、後述のOG2ndでの有様から「上手くやった」と思われがちなこちらのユーゼス(実際、黒幕としてはこちらのほうが大物)だが、'''シュウを利用する'''という特大の[[死亡フラグ]]を踏んでいる上、境界空間に引きずり込んだがためにロンド・ベルに全力を発揮させて倒されている。
 
:作中では明かされていないが、バルマーの真の霊帝である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]の存在をも突き止めており、最終的にはバルマーそのものに反旗を翻そうとしていたが、実は半ば操られていたも同然であったらしく、その為なのか、数万人のサイキッカー達を脳髄だけの状態にして[[エンジェル・ハイロゥ]]に組み込む等、登場作品の中でも屈指の残虐非道さを見せる様になった。<br/>ちなみに、後述のOG2ndでの有様から「上手くやった」と思われがちなこちらのユーゼス(実際、黒幕としてはこちらのほうが大物)だが、'''シュウを利用する'''という特大の[[死亡フラグ]]を踏んでいる上、境界空間に引きずり込んだがためにロンド・ベルに全力を発揮させて倒されている。
 
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
:本作の黒幕にして真のラスボス(寺田P曰く「本作の裏の主役」)。
 
:本作の黒幕にして真のラスボス(寺田P曰く「本作の裏の主役」)。
:今まで出演していた作品(SHO~α)の記憶を共有しているらしく、因果の鎖から解脱しようと目論んでいたが、今までに比べてそこらかしこに詰めの甘さが散見され、スケールダウンしている。本人にとっては幸いな事に、最大の障害となるイングラムが既に死亡している為、色々と事が進めやすかったのだが肝心な部分が抜け落ちてしまった為に、様々な「代役」で補わざるを得なかった模様。その結果、またしても運命から脱する事は適わず終わった。また、ある場面で「ゼスト」の名を口にする。
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:今まで出演していた作品(SHO~α)の記憶を共有しているらしく、因果の鎖から解脱しようと目論んでいたが、今までに比べてそこらかしこに詰めの甘さが散見され、スケールダウンしている。本人にとっては幸いな事に、最大の障害となるイングラムが既に死亡している為、色々と事が進めやすかったのだが肝心な部分が抜け落ちてしまった為に、様々な「代役」で補わざるを得なかった模様。その結果、またしても運命から脱する事は適わず終わった。その最期も「己の結末を受け入れようとせず、己が絶対者であることを叫びながら散る」というあまりにも無様な物で、SHOのどこか物悲しい結末や、αの最期まで超然とした絶対者たる彼の面影など何処にも存在しなかった。また、ある場面で「ゼスト」の名を口にする。
 
:ポジション的には、『F完結編』のポセイダルルートのラスボスである[[シャピロ・キーツ]]に近いものがある(DCルートのラスボスである[[パプテマス・シロッコ]]の場合は、シャピロの策謀によって生み出されたクローンの為、黒幕としての印象は薄い)。
 
:ポジション的には、『F完結編』のポセイダルルートのラスボスである[[シャピロ・キーツ]]に近いものがある(DCルートのラスボスである[[パプテマス・シロッコ]]の場合は、シャピロの策謀によって生み出されたクローンの為、黒幕としての印象は薄い)。
:なお、本作では素顔を見せているがこの素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザラブ星人に整形される前の顔をリデザインしたものなので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で正体に勘付いたユーザーも多いかもしれない(未プレイでも、ハザルやシヴァーに似ているため第三次αプレイヤーもデジャヴを覚えるかもしれない)。DW視聴済であればプロフィールで確認できるCVから気付いた人もいるだろう。それら全てを差し引いても、戦いの流れを操作しようとするなどの行動が醸し出す雰囲気などからユーゼスであることを察することはできる。
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:なお、本作では素顔を見せているがこの素顔は「スーパーヒーロー作戦」でザラブ星人に整形される前の顔をリデザインしたものなので、SHOのファンの中にはアルテウルの顔を見た時点で正体に勘付いたユーザーも多いかもしれない(未プレイでも、ハザルやシヴァーに似ているため第三次αプレイヤーもデジャヴを覚えるかもしれない)。DW視聴済であればプロフィールで確認できるCVから気付いた人もいるだろう。それら全てを差し引いても、戦いの流れを操作しようとするなどの行動が醸し出す雰囲気などからユーゼスであることを察することはできる。一方、従来のシリーズでは4つあった仮面の眼の内、上半分の2つが欠けた状態になっており、第2次OGのユーゼスが従来と比べて「不完全な存在」である事を暗示している。
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==== OGシリーズにおけるユーゼスについての考察 ====
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基本的にユーゼスの行動は、SHO以前から一貫して'''「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」'''という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。'''破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出す'''という矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければ(極論すればCPSから離れなければ)ユーゼスは破滅から逃れることが出来ないにもかかわらず、同じ行動を幾度も繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えていると思われる。しかも行動の繰り返しはCPSのみならず、そこに至るまでの過程でも同じようなことを繰り返している。
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、何らかの形で「[[虚憶]]」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。<br/>そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、'''今度こそ計画は完璧だから必ず成功する'''という根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
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ただしその受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関してはロンド・ベルが自身の予測以上に強くなった事で霊帝打倒の為の布石を一つ打てたというのもあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。前者は'''「オリジナルのジュデッカ・ゴッツォが存在していた」'''という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
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第2次OGのユーゼスは当初不完全な「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われる。αのイングラムが自分が同じ世界に居るためユーゼスが人を超越するのは不可能と語っていたため、虚億の正体を知るためにアダマトロンへ至るという初期目的だけなら、この目星は正解だったと言える。しかし因果律の鎖を断つというアダマトロンとなったあとに抱いた目的の前では不充分でしかなかった。
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本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ。更に自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えたことで、知らない間にαのイングラムの代役を用意してしまい、挙句にもう一人の代役であるイングはSHOでのイングラム及び、その後継者たるクォヴレーの物語を再現してしまう)。しかも、αとOGの違いは、
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*枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間(動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがない)
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*[[イーグレット・イング|代役の]][[アーマラ・バートン|二人]]がイングラムと違って自身の身代わり人形には使えない事
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だけである。
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加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
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おまけにバラルの園の戦いで(ナシムの念がイルイへと逃げ込んだことで抜け殻となった)ガンエデンに懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンやイングをも取り込こみ、新人祖になるべく鋼龍戦隊と相対した結果、
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*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
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*「[[アウルゲルミル]](アストラナガンを取り込んでいる)」
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*「[[ジュデッカ|ブラック・デスクロス]](CPSを組み込み、さらにユーゼス自身がクロスゲートになる)」
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*「[[ノイ・レジセイア]](人類と世界を滅ぼし、己が新たな世界の新人祖【=生命の源】になろうとしていた)」
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*「ルアフの操る[[ゲベル・ガンエデン]](念を持たない抜け殻のガンエデンを強念で操っている)」
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*「シヴァーの操るゲベル・ガンエデン(ゴッツォの者がマシヤフを利用してガンエデンを操り、自ら作り出した存在と対峙し、討たれた)」
 +
という過去作の大ボスに纏わる「因子」を一挙に再現。これによって本人の意志とは裏腹に過去作における敗北の流れ(='''これらは全てそれぞれの計画が頓挫した際の姿''')を'''統合・完全再現'''してしまった(身も蓋もない話をすると'''過去のボスに因む敗北フラグを片っ端から立てまくっていた'''。また、この中でノイ・レジセイアに至っては'''OG世界でも実際に再現された因果であり、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]にも特殊戦闘台詞で指摘されている''')。ダメ押ししておくと、エア・クリスマスの特攻でイングに脱出され、それによって形勢が逆転したという事象は、[[F完結編]]DCルートで[[バスク・オム|バスク]]がシロッコに特攻したイベントの再現であるが、エア・クリスマスがウルトラマンを意識してデザインされたことを考えると、SHOにおける、ウルトラ兄弟の犠牲によってゼストの力が中和された場面の再現と見ることも出来る。このため[[因果律|因果の鎖]]によって結末が決定され、当然の如くまたも失敗。それも調停者になれず、破滅の運命からも逃げられず、ゴッツォの計画も破れるという散々な結果に終わった。
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逆にCPSの完成に固執せずひたすら裏から手を回していれば、アルテウルとして地球圏を支配することも鋼龍戦隊を接収することもできていただろうし、後々の展開からすれば彼が目的とした霊帝の撃破も叶っていたであろうことを考えると、CPSに手を出したが故に全てを失ってしまったと言える。もしくは初期目的の通り、虚億と因果の源を探るのに専念すればなにか成果を得られた可能性もある。
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MXの[[加持リョウジ|加持]]と[[弐神譲二|弐神]]よろしく演劇に準えてみると、OGのユーゼスは「スーパーヒーロー作戦」「スーパーロボット大戦α」「スーパーロボット大戦α for Dreamcast」における「ユーゼスの物語」の台本を入手し、結末を改変しようと大筋だけ残して改変を加えた上でこれを統合「第2次スーパーロボット大戦OG」という別の劇場で上演。足りない部分は新しい役者(=別作品のオリジナルキャラクター達や新規キャラクター)で代用し、イングラム役に関してはアーマラとイングの二人一役で再現する、という演出をしていたことになる。しかし、手に入れた肝心の台本(=虚憶)は虫食いの穴だらけであり、しかも重要な部分の記述が抜け落ちていたため、残る部分から台本の内容を類推、共通の結末である「ユーゼスの敗北」を覆すべく、色々と台本や配役に裏から手を回していた(=因子の切り替えを試みた)。ところがいざ上演してみると、二人一役の片割れであるイングはアドリブで本来台本にいないはずのクォヴレー役を演じ始め、さらにユーゼス自身が本人役に加え、知らぬ間にシヴァー役を兼任したことで流れが敗北に向かってしまい、結果としてまたも同じ結末で幕を下ろす羽目になった、ということである。
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しかし、もしこれらの因子を完全に切り替え、計画が成功したとしても、それは即ち[[因果律]]改変を意味するため、[[呪われし放浪者|太極の怒りに触れる]]か、[[イングラム・プリスケン|虚空からの]][[クォヴレー・ゴードン|使者]]によって討たれるだろう。あるいは、どこかの世界で計画を成功させたがためにこのような因果に囚われている事も考えられる。さらに言えば、過去作でCPSを使用した際には必ずイングラムが立ちはだかっていた。しかしアダマトロンが出現しても、イングラムの後継であるクォヴレーや彼の他にもいるであろう因果律の番人達が姿を見せなかった(クォヴレーについては下手に派遣すると、逆に身代わり人形として利用されてしまう可能性があったからかもしれないし、因子がまだ足りなかっただけかもしれないが)ことからすると「運命を覆すほどの存在ではない」と宇宙に判断されているも同然であり、鋼龍戦隊に勝利したとしても間違いなく宇宙の意思に挑んで敗北していたと思われる(そもそも、このアダマトロンが作り出されること自体が神に決められた運命だった節がある)。(しかしαで因果律の番人が防ごうとした事態は「全ての宇宙の崩壊」であるため、アダマトロンが目指した通りに新世界を創造できるのならば宇宙はその行為を許すかもしれない)
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しかも、第2次OGでユーゼスがやろうとしたことを読み解いて見ると、「CPSを完成させ、自らにかかわる因果律の持ち主をすべて抹消し、因果律操作で新たな世界を作り出して輪廻から解脱する」というものである。これは、'''スーパーヒーロー作戦で狙ったことと全く同じ'''であった。その上、SHOでは「(恐らくは)自らにかかわる因果律の持ち主をすべて抹消し、因果律操作で造り上げた新たな世界で」解脱の計画を実行していたことを考えると、'''例え計画が成功しても輪廻から逃げられない'''という根本的な読み違いが見えて来る。ただし、成功したユーゼスはさらなるステップアップを目指してウルトラマン世界やメタルヒーロー世界やガンダム世界などより強大な力や科学技術が存在する世界を意図的に集めてSHO世界を構築した可能性もある。
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いずれにせよ、彼の目的を考えると'''どう足掻いても詰んでいる'''と言えなくもない。ただし、これらの事実を裏返すと、「破滅の未来を知っても、下手に動かず静観していれば(='''解脱の計画を実行しなければ''')何事もなく回避できる」という逃げ道の存在が見えて来る(まあ、その場合ロボットものとしては盛り上がりに欠ける展開になるだろうが)。もっとも、平和な日常を送ろうとしても死の因果が事故などの形で発生して、あっけなく死ぬだけかもしれないが。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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:ユーゼスとは似て非なる宿命を背負った者。また、ユーゼスのモチーフとなったキャラクター(イングラムが彼をモチーフにしているので、その分身のユーゼスもギリアムの家系ということになる。)。漫画「Record of ATX」にてイングラムの正体を問いただしたギリアムに対して、イングラムは「お互い様」'''「お前の放浪も終わる」'''と返している。この時のイングラムはユーゼスに乗っ取られている状態だったので、ユーゼスはギリアムの正体をある程度は知っている事になる。一方、ギリアムの方は第2次OGにてユーゼスが破滅から逃れるための因子が揃っていない事を知って(予知して)いた。
 
:ユーゼスとは似て非なる宿命を背負った者。また、ユーゼスのモチーフとなったキャラクター(イングラムが彼をモチーフにしているので、その分身のユーゼスもギリアムの家系ということになる。)。漫画「Record of ATX」にてイングラムの正体を問いただしたギリアムに対して、イングラムは「お互い様」'''「お前の放浪も終わる」'''と返している。この時のイングラムはユーゼスに乗っ取られている状態だったので、ユーゼスはギリアムの正体をある程度は知っている事になる。一方、ギリアムの方は第2次OGにてユーゼスが破滅から逃れるための因子が揃っていない事を知って(予知して)いた。
 
;[[イーグレット・イング]]
 
;[[イーグレット・イング]]
:OGシリーズの世界でナシム・ガンエデンを乗っ取るために生み出した人造マシアフだが、ユーゼスの「イングラムの代役」という思惑を外れ、クォヴレーの物語を演じてしまう。最終決戦では取り込むことに成功するが、カーリーの特攻により脱出を許されてしまう。
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:OGシリーズの世界でナシム・ガンエデンを乗っ取るために生み出した人造マシアフであり、並行世界論におけるSHOのイングラムの代役。だが、徐々にユーゼスの思惑を外れていく。最終決戦では取り込むことに成功するが、カーリーの特攻により脱出を許されてしまう。
 
:なお、当初の想定では'''イングの肉体を乗っ取って真のラスボスとなる'''(その場合イングのレベルで強さが変わる)という構想があったのだが、ガンエデンと似たような展開である上、2周目以降にイングが使われない危険性があったため、見送られた。脱出後の枷も真言も通じないといった会話はその名残ともいえる。
 
:なお、当初の想定では'''イングの肉体を乗っ取って真のラスボスとなる'''(その場合イングのレベルで強さが変わる)という構想があったのだが、ガンエデンと似たような展開である上、2周目以降にイングが使われない危険性があったため、見送られた。脱出後の枷も真言も通じないといった会話はその名残ともいえる。
:並行世界論におけるSHOのイングラムの代役。
   
;[[アーマラ・バートン]]
 
;[[アーマラ・バートン]]
:OGシリーズにおける腹心の部下で、自らの手で創造したバルシェム。片腕として扱っていたが、彼女の台詞からも、どうやら帝国側からユーゼスの監視を言い渡されていたらしい事が推察される。また、ユーゼスにとっても実情はイングの覚醒と成長を促す捨て駒であり、自らの本心について何も知らない彼女を最後は容赦なく葬った。
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:OGシリーズにおける腹心の部下で、自らの手で創造したバルシェム。片腕として扱っていたが、彼女の台詞からも、どうやら帝国側からユーゼスの監視を言い渡されていたらしい事が推察される。また、ユーゼスにとっても実情はイングの覚醒と成長を促す捨て駒であった。
 
;[[ペルフェクティオ]]
 
;[[ペルフェクティオ]]
 
:第2次OGではその存在の危険性を唯一正確に認識していた。
 
:第2次OGではその存在の危険性を唯一正確に認識していた。
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== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
;[[ガルーダ]]
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;[[ガルーダ]][[プリンス・ハイネル]]
:[[α]]ではエアロゲイターの配下となっているキャンベル星人の将軍であり、ユーゼスの命に従う。
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:[[α]]ではエアロゲイターの配下となっている。
;[[プリンス・ハイネル]]
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:[[α]]ではガルーダと同じく、エアロゲイターの配下となっているボアザン星人の司令官。
   
;[[シャピロ・キーツ]]
 
;[[シャピロ・キーツ]]
 
:[[α]]における協力者の一人。彼の研究室を見た事で粛清されたと思われるが、直後のシナリオで狂気に満ちた状態で偽ダンクーガに搭乗し出現する(シャピロのクローンである可能性も否定出来ず、あるいは洗脳処置を施されて正気を失った可能性もある)。
 
:[[α]]における協力者の一人。彼の研究室を見た事で粛清されたと思われるが、直後のシナリオで狂気に満ちた状態で偽ダンクーガに搭乗し出現する(シャピロのクローンである可能性も否定出来ず、あるいは洗脳処置を施されて正気を失った可能性もある)。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;ウルトラマン、およびウルトラ戦士達
 
;ウルトラマン、およびウルトラ戦士達
:「光の巨人」。虚構の世界が崩壊した後も形を変えて執着し続ける、ユーゼスにとってはイングラムやクォヴレーとは別の意味での最大の因縁の存在。[[スーパーヒーロー作戦]]より続く長い因縁だが、第2次OGの時点では既に当初の「存在への憧憬」は残っておらず、その絶対的な力への信奉だけが残っている。
+
:虚構の世界が崩壊した後も形を変えて執着し続ける、ユーゼスにとってはイングラムやクォヴレーとは別の意味での最大の因縁の存在。[[スーパーヒーロー作戦]]より続く長い因縁だが、第2次OGの時点では既に当初の「存在への憧憬」は残っておらず、その絶対的な力への信奉だけが残っている。
 
;宇宙刑事ギャバン(一条寺烈)
 
;宇宙刑事ギャバン(一条寺烈)
 
:[[スーパーヒーロー作戦]]の世界での、かつての相棒。生い立ちも同じ(バード星人と地球人の星間混血児)だが、後に袂を分かつ事となった。
 
:[[スーパーヒーロー作戦]]の世界での、かつての相棒。生い立ちも同じ(バード星人と地球人の星間混血児)だが、後に袂を分かつ事となった。
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=== スーパーヒーロー作戦 ===
 
=== スーパーヒーロー作戦 ===
 
女性主人公を選んでいればイングラムの箇所はヴィレッタになる。
 
女性主人公を選んでいればイングラムの箇所はヴィレッタになる。
   
==== 過去 ====
 
==== 過去 ====
;「君が本当はTDFの軍人でないことはわかっている。なぜなら、正体不明の君のデータを改ざんしたのは私なのだから」<br />「君がこの時代に現れることは予測できたからね」<br />「君こそ、何者なんだ?そして何が目的なんだ?イン石怪獣D…いや、君の機体のデータバンクにはデビルガンダムという名前で登録されていた…」<br />「あれと何か関係があるのか?」<br />「それを話してくれれば、君が必要としているデビルガンダムの情報を提供してもいい。話さないのであれば、今後、君の行動に制限が加わると思いたまえ」
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;「君が本当はTDFの軍人でないことはわかっている。なぜなら、正体不明の君のデータを改ざんしたのは私なのだから」<br />「君がこの時代に現れることは予測できたからね」<br />「君こそ、何者なんだ?そして何が目的なんだ?イン石怪獣D…いや、君の機体のデータバンクにはデビルガンダムという名前で登録されていた…あれと何か関係があるのか?」<br />「それを話してくれれば、君が必要としているデビルガンダムの情報を提供してもいい。話さないのであれば、今後、君の行動に制限が加わると思いたまえ」
 
:未来から来たはずの主人公がTDFから派遣された少尉として認識されていた事の真相を話す。超次元高速機ドルギランなどを有する銀河連邦警察の科学者だったり後にCPSを開発するだけあって、未来から何かが現れることは事前に計測済みだった。
 
:未来から来たはずの主人公がTDFから派遣された少尉として認識されていた事の真相を話す。超次元高速機ドルギランなどを有する銀河連邦警察の科学者だったり後にCPSを開発するだけあって、未来から何かが現れることは事前に計測済みだった。
 
;「私には関係のないことだ。だが、おかげで大気浄化弾を使用する口実が出来た」<br />「地球の自然は大気浄化弾を必要としているのだ」<br />「京浜工業地帯で大気浄化弾を使用する。仮に事故が起きても自然を破壊する工場が消滅するだけだ」<br />「モウリ博士がいない今、この計画の実権は私にある。君に私を止めることは出来ないのだよ」
 
;「私には関係のないことだ。だが、おかげで大気浄化弾を使用する口実が出来た」<br />「地球の自然は大気浄化弾を必要としているのだ」<br />「京浜工業地帯で大気浄化弾を使用する。仮に事故が起きても自然を破壊する工場が消滅するだけだ」<br />「モウリ博士がいない今、この計画の実権は私にある。君に私を止めることは出来ないのだよ」
191行目: 221行目:  
;「壊れてゆく…この美しい自然が…早急に手をうたなければいけなかったんだ…」  
 
;「壊れてゆく…この美しい自然が…早急に手をうたなければいけなかったんだ…」  
 
:独房入りになったことでもはや自然を助けるのは間に合わないと絶望した独り言を繰り返すユーゼス。
 
:独房入りになったことでもはや自然を助けるのは間に合わないと絶望した独り言を繰り返すユーゼス。
;「私にバード星へ戻れだと?」<br />「断る。私にどの面を下げてバード星へ帰れと言うのだ?あそこでも同じ扱いを受けることは自明の理だ」<br />「私は地球に残る。まだ大気の浄化を諦めたわけではない。それにこの星には他にも面白い研究対象があるからね…」<br />「ギャバン、浄化するのは地球の大気だけではないのだよ。浄化の対象には地球人も含まれているのだ…」<br />「地球人の凶暴性、ウルトラマン、そしてデビルガンダム…私の汚名を返上するには最高の素材だ…」<br />「クククク…全宇宙に私の才能を示してやる…」
+
;「私にバード星へ戻れだと?」<br />「断る。私にどの面を下げてバード星へ帰れと言うのだ?あそこでも同じ扱いを受けることは自明の理だ」<br />「私は地球に残る。まだ大気の浄化を諦めたわけではない。それにこの星には他にも面白い研究対象があるからね…ギャバン、浄化するのは地球の大気だけではないのだよ。浄化の対象には地球人も含まれているのだ…地球人の凶暴性、ウルトラマン、そしてデビルガンダム…私の汚名を返上するには最高の素材だ…クククク…全宇宙に私の才能を示してやる…」
 
:撤収命令が下り、転移装置で独房から本星へ帰るように勧める烈に。絶望の中でユーゼスは、ウルトラマンへと至る狂気の道を見つけていた。
 
:撤収命令が下り、転移装置で独房から本星へ帰るように勧める烈に。絶望の中でユーゼスは、ウルトラマンへと至る狂気の道を見つけていた。
 
;「私よりウルトラマンにでも頼んだ方がいいのではないか? 彼は地球の救世主だ。きっとこの事態を何とかしてくれるだろう」<br />「私を責めるのはいいが、地球の大気をここまで汚染した責任はどう取るのかね、地球人の諸君?」
 
;「私よりウルトラマンにでも頼んだ方がいいのではないか? 彼は地球の救世主だ。きっとこの事態を何とかしてくれるだろう」<br />「私を責めるのはいいが、地球の大気をここまで汚染した責任はどう取るのかね、地球人の諸君?」
206行目: 236行目:  
:デビルガンダム回収のため未来からやってきたユーゼスが語る真の目的。超神ゼストよりさらに先には何が待っていたのだろうか。台詞の一部には「α」のユーゼスを示唆するものがちらほら。ここからすると「超える」ことで解脱しようとしたのは、「呪われし未来」へと至る「因果の鎖」だったらしい。「縛られて」いたのはイングラムだけではなかったのだろうか……?
 
:デビルガンダム回収のため未来からやってきたユーゼスが語る真の目的。超神ゼストよりさらに先には何が待っていたのだろうか。台詞の一部には「α」のユーゼスを示唆するものがちらほら。ここからすると「超える」ことで解脱しようとしたのは、「呪われし未来」へと至る「因果の鎖」だったらしい。「縛られて」いたのはイングラムだけではなかったのだろうか……?
 
;「私もかつては敗者だった。だが、敗北は人に屈辱と狂気しか与えない。この私のようにな…」
 
;「私もかつては敗者だった。だが、敗北は人に屈辱と狂気しか与えない。この私のようにな…」
:ユーゼスにとって不要になったネオバディムを自由に任されたトレーズが敗者となることで戦いという行為の解答を導くと言った事にかけた言葉。対してトレーズは、それはユーゼスが純粋すぎるのだと答えている。
+
:ユーゼスにとって不要になったネオバディムを自由に任されたトレーズが敗者となることで戦いという行為の解答を導くと言った事にかけた言葉。
;「イングラムは私が生み出した時空跳躍装置……クロスゲート・パラダイム・システムの仕組みを解明し……私を追って、お前達とここに来た。そんなことが地球人如きに可能な芸当かね」<br/>「さらに、彼は記憶喪失ながらもデビルガンダム……そしてウルトラマンの存在を知っていた。どちらも私に関係のあるものだ」
  −
:イングラムの正体に関する示唆。
   
;「彼らは素晴らしい……悠久の時を生き、裁定者として宇宙に君臨している。さらに、深い慈愛の心と超絶的な破壊力を併せ持ち、生命の謎をも解き明かしている」<br/>「ウルトラマンは神に等しい存在だと言えよう。だが……彼らは神のように遠い存在ではない。ハヤタや郷秀樹のように、人間と一体になることが出来るのだ」<br/>「私はかつて地球で見た光の巨人たちに憧れた。あの素晴らしい力を欲した。私も……ウルトラマンになりたいと思った」<br/>「だが、ウルトラマンは新西暦155年の地球を境として、その姿を見せなくなった。地球を去ってから私は彼らに会うことが出来なかった。もっとも……私のように邪念を持つ存在とウルトラマンが同化しないことはわかっていたがね」
 
;「彼らは素晴らしい……悠久の時を生き、裁定者として宇宙に君臨している。さらに、深い慈愛の心と超絶的な破壊力を併せ持ち、生命の謎をも解き明かしている」<br/>「ウルトラマンは神に等しい存在だと言えよう。だが……彼らは神のように遠い存在ではない。ハヤタや郷秀樹のように、人間と一体になることが出来るのだ」<br/>「私はかつて地球で見た光の巨人たちに憧れた。あの素晴らしい力を欲した。私も……ウルトラマンになりたいと思った」<br/>「だが、ウルトラマンは新西暦155年の地球を境として、その姿を見せなくなった。地球を去ってから私は彼らに会うことが出来なかった。もっとも……私のように邪念を持つ存在とウルトラマンが同化しないことはわかっていたがね」
 
:ウルトラマンについてヒーローに憧れる子供と、現実を知る大人の認識が入り混じった様な複雑な感情を抱いているようだ。<br/>そして、この憧憬は一大劫を経て妄執へと変質していく……。
 
:ウルトラマンについてヒーローに憧れる子供と、現実を知る大人の認識が入り混じった様な複雑な感情を抱いているようだ。<br/>そして、この憧憬は一大劫を経て妄執へと変質していく……。
219行目: 247行目:  
;「私は複製人間にアルティメットガンダムの基礎フレームを託し……ネオジャパンコロニーのライゾウ・カッシュ博士のもとに送り込もうとした。仮にカッシュ博士がアルティメットガンダムの存在に気づいても、私の複製人間が生体ユニットとなれば問題はない」<br/>「複製人間はオリジナル……つまり、私と同じ行動原理を持つ。彼は必ず過去に行き、光の巨人の力を手に入れて帰還するはずだった……」<br/>「誕生した複製人間は私の全人格・記憶をコピーしたにも関わらず……独自の人格を持っていた。私の複製人間は誕生後、ネオバディムからモビルスーツ・トーラスを奪って脱走し、行方不明となった」<br/>「やむを得ず私は直接カッシュ博士に接触し、アルティメットガンダムを完成させた。だが、クロスゲート・パラダイム・システムを組み込んだそのガンダムは、キョウジによって暴走……後の話は君達の方がよく知っているはずだ」
 
;「私は複製人間にアルティメットガンダムの基礎フレームを託し……ネオジャパンコロニーのライゾウ・カッシュ博士のもとに送り込もうとした。仮にカッシュ博士がアルティメットガンダムの存在に気づいても、私の複製人間が生体ユニットとなれば問題はない」<br/>「複製人間はオリジナル……つまり、私と同じ行動原理を持つ。彼は必ず過去に行き、光の巨人の力を手に入れて帰還するはずだった……」<br/>「誕生した複製人間は私の全人格・記憶をコピーしたにも関わらず……独自の人格を持っていた。私の複製人間は誕生後、ネオバディムからモビルスーツ・トーラスを奪って脱走し、行方不明となった」<br/>「やむを得ず私は直接カッシュ博士に接触し、アルティメットガンダムを完成させた。だが、クロスゲート・パラダイム・システムを組み込んだそのガンダムは、キョウジによって暴走……後の話は君達の方がよく知っているはずだ」
 
:デビルガンダム誕生の経緯。ここでいう「基礎フレーム」とは、これ以前にラオデキヤから授けられたジュデッカ、ズフィルードの機体フレームである。
 
:デビルガンダム誕生の経緯。ここでいう「基礎フレーム」とは、これ以前にラオデキヤから授けられたジュデッカ、ズフィルードの機体フレームである。
;「イングラムよ…何故、因果律を操作して自分の存在を消さないのかと聞いたな?」<br />「それは…お前に私の部下と、ガイアセイバーズの始末をさせるためだ」<br />「さあ…回れ! 運命の歯車よ!!」
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;「イングラムよ…何故、因果律を操作して自分の存在を消さないのかと聞いたな?」<br/>「それは…お前に私の部下と、ガイアセイバーズの始末をさせるためだ」<br/>「さあ…回れ!運命の歯車よ!!」
:クロスゲート・パラダイム・システムをもってしても切れない因果の鎖で結ばれたイングラム(ヴィレッタ)を有効利用しようとする。
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:クロスゲート・パラダイム・システムをもってしても切れない因果の鎖で結ばれた主人公を有効利用しようとする。
 
;「これが…クロスゲート・パラダイム・システムと…光の巨人の力を融合した新たなる神の姿…」<br />「自己再生・自己進化・自己修復の機能を備え…時の流れや因果律をも操る!」<br />「それが神をも超えた存在…超神形態なのだよ!!」<br />「くっくっく…この空間では私が絶対者だ。私を倒すことなど不可能なのだよ」<br />「さあ、遊びはここまでだ…今よりクロスゲート・パラダイム・システムで因果律を操作し、お前達の存在を消し去る…」<br />「己の無力さを呪うがいい!!」
 
;「これが…クロスゲート・パラダイム・システムと…光の巨人の力を融合した新たなる神の姿…」<br />「自己再生・自己進化・自己修復の機能を備え…時の流れや因果律をも操る!」<br />「それが神をも超えた存在…超神形態なのだよ!!」<br />「くっくっく…この空間では私が絶対者だ。私を倒すことなど不可能なのだよ」<br />「さあ、遊びはここまでだ…今よりクロスゲート・パラダイム・システムで因果律を操作し、お前達の存在を消し去る…」<br />「己の無力さを呪うがいい!!」
 
:完全破壊されたデビルガンダムを因果律操作で再生させ融合、超神ゼストへと進化する。
 
:完全破壊されたデビルガンダムを因果律操作で再生させ融合、超神ゼストへと進化する。
240行目: 268行目:  
;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」
 
;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」
 
:α第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。αにおけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。
 
:α第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。αにおけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。
;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…)<br />(奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…)
+
;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…)
 
:α第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。
 
:α第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。
;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…」<br />「数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…」<br />「それらを自らの手で制御できていない」<br />「お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある」<br />「そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」
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;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…それらを自らの手で制御できていない」<br />「お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある」<br />「そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」
 
:α第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、αシリーズは地球由来の技術が大半のOGや旧シリーズと異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。
 
:α第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、αシリーズは地球由来の技術が大半のOGや旧シリーズと異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。
 
;「それも私だ」
 
;「それも私だ」
:α最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。:αの作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、プレイヤ-部隊からの「これもお前のせいなのか」という質問攻めに対して「私がやった」「それも私だ」という一言のみで済ませていた。このことがご都合主義かつ強引なシナリオだとα発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。<br />現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。<br />第2次OGでも似たようなやりとりが行われている。
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:α最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。
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:αの作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、この一言のみで済ませていた為、ご都合主義かつ強引なシナリオだとα発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。<br />現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。<br />第2次OGでも似たようなやりとりが行われている。
 
;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」
 
;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」
 
:[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。
 
:[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。
254行目: 283行目:  
;「ふはははは……見事だ!! だがこれで私の計画が終わったわけではない! ふははは!!」
 
;「ふはははは……見事だ!! だがこれで私の計画が終わったわけではない! ふははは!!」
 
:撃墜時の台詞だが、戦闘中の台詞にしてはかなりの長さを誇り、大友氏のボイスもセットでプレイヤーの不安を煽る。更にOGSで追加されたプロローグシーンでユーゼスが登場したため、彼の言葉通り第2次OGで彼の計画は続く事となった。<br />このαシリーズで彼は再登場する事は無かったが、DC版αでは普通に再登場するのでこの台詞も謎ではない扱いに。
 
:撃墜時の台詞だが、戦闘中の台詞にしてはかなりの長さを誇り、大友氏のボイスもセットでプレイヤーの不安を煽る。更にOGSで追加されたプロローグシーンでユーゼスが登場したため、彼の言葉通り第2次OGで彼の計画は続く事となった。<br />このαシリーズで彼は再登場する事は無かったが、DC版αでは普通に再登場するのでこの台詞も謎ではない扱いに。
;「ク、ククク…やはり…この宇宙でも因果の鎖から逃れることはできなかったか…」<br />「だが…私が消滅しても…計画どおりに事が進む…」<br />「そして、私を倒すことにより、お前達はこの銀河系の危険分子として我が帝国に認識されることになる…」<br />「それに、ラオデキヤ艦隊は…ゼ=バルマリィ帝国のほんの一勢力に過ぎん」<br />「我が帝国は…お前達が考えている以上に…強大だ…」<br />「フ、フフフ…どうやらここまでのようだな…」<br />「…お前達が銀河の秩序を破壊する様を…因果地平の彼方から見させてもらうぞ…フ、フフフ…」<br />「フハハハハハ!!」
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;「ク、ククク…やはり…この宇宙でも因果の鎖から逃れることはできなかったか…だが…私が消滅しても…計画どおりに事が進む…」<br />「そして、私を倒すことにより、お前達はこの銀河系の危険分子として我が帝国に認識されることになる…」<br />「それに、ラオデキヤ艦隊は…ゼ=バルマリィ帝国のほんの一勢力に過ぎん」<br />「我が帝国は…お前達が考えている以上に…強大だ…」<br />「フ、フフフ…どうやらここまでのようだな……お前達が銀河の秩序を破壊する様を…因果地平の彼方から見させてもらうぞ…フ、フフフ…フハハハハハ!!」
 
:PS版α最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、第2次OGの動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として[[虚億]]を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、第3次αでは版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。
 
:PS版α最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、第2次OGの動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として[[虚億]]を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、第3次αでは版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。
   260行目: 289行目:  
;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」
 
;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」
 
:ズフィルードを起動させたラオデキヤに驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。
 
:ズフィルードを起動させたラオデキヤに驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。
;「…フ、フフフ……」<br />「こ、この私が…操り人形…」<br />「私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」<br/>「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」
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;「…フ、フフフ……こ、この私が…操り人形…私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」<br/>「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」
 
:DC版αにてオリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。最後の「因子を集める」というのがどういう意味なのか不明だが、直後の展開を見るとどうやら因子が足りなかったようだ。
 
:DC版αにてオリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。最後の「因子を集める」というのがどういう意味なのか不明だが、直後の展開を見るとどうやら因子が足りなかったようだ。
;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!」<br />「…このユーゼス=ゴッツォが…! 地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!」<br />「わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……」<br />「そ…して…今度…こそ…」<br />「今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」
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;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!…このユーゼス=ゴッツォが…!地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……そ…して…今度…こそ…今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」
 
:上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。PS版αの面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。
 
:上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。PS版αの面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。
   289行目: 318行目:  
;「殊勝だな。アウレフの意志を継ぐとはな」<br/>「まだ逆らうか、アウレフのサンプル共よ……」<br/>「アウレフめ、上手く調教したものだ」<br/>「アウレフの怨念が何らかの作用を……!?」<br/>「まさか、アウレフが彼奴等に……!? いや、今の状況でそのようなことはあり得ぬ!」
 
;「殊勝だな。アウレフの意志を継ぐとはな」<br/>「まだ逆らうか、アウレフのサンプル共よ……」<br/>「アウレフめ、上手く調教したものだ」<br/>「アウレフの怨念が何らかの作用を……!?」<br/>「まさか、アウレフが彼奴等に……!? いや、今の状況でそのようなことはあり得ぬ!」
 
:SRXチームからの被弾台詞。αにおいてイングラムが行ったことと言えば……。
 
:SRXチームからの被弾台詞。αにおいてイングラムが行ったことと言えば……。
;「枷からの逸脱が、お前の宿命であるならば……」<br/>「枷なきバルシェムは抹消あるのみ」
  −
:対ヴィレッタ。
  −
;「レビ……この世界で我が下にいなかったことが運の尽きだ」<br/>「レビの人格を甦らせるまでもない。消え失せろ」
  −
:対マイ。
   
;「魔装機神サイバスター……そして、マサキ・アンドー。お前のことも“覚えて”いるぞ」
 
;「魔装機神サイバスター……そして、マサキ・アンドー。お前のことも“覚えて”いるぞ」
 
:対マサキ。しかしシュウとの因縁も含めて覚えていながらラプラスデモンコンピュータのことを思い出せていなかったうえに、それを覚えている理由について追及しなかったのは一つの過ちではないだろうか。
 
:対マサキ。しかしシュウとの因縁も含めて覚えていながらラプラスデモンコンピュータのことを思い出せていなかったうえに、それを覚えている理由について追及しなかったのは一つの過ちではないだろうか。
 
;「シュウ・シラカワ……あの時とは違うようだな」
 
;「シュウ・シラカワ……あの時とは違うようだな」
 
:対シュウ。時間軸の問題で、第2次OGのシュウは[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の呪縛を逃れた状態にある。
 
:対シュウ。時間軸の問題で、第2次OGのシュウは[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の呪縛を逃れた状態にある。
;「あの男……滅ぼさず、取り込むべきか……?」<br/>「お前には我の運命が見えているのか……!?」
  −
:ギリアムからの被弾台詞。
   
;「ギリアム……我と似て非なる宿命を背負った男……」<br/>「今の我にはわかる……お前には欠けているものがある」
 
;「ギリアム……我と似て非なる宿命を背負った男……」<br/>「今の我にはわかる……お前には欠けているものがある」
 
:攻撃時はこちら。「欠けているもの」とはシステムXNか、はたまた……[[スフィア|?]]
 
:攻撃時はこちら。「欠けているもの」とはシステムXNか、はたまた……[[スフィア|?]]
313行目: 336行目:     
==== OGs ====
 
==== OGs ====
;「今、この時に憑依したか……因縁だな……」<br />「だが、今なら取り込めるやも知れぬ……」<br />「お前に枷を与える。今度こそ、我の傀儡となるがいい」<br />「……禁断の地より出でし者がいる。彼らは、自ら結界を破ったのだ」<br />「これで我らはあの星に干渉出来る……」<br />「だが、愚帝や監察官共より先に手を打たねばならぬ。切り札を手に入れるのは、我らゴッツォであらねばならぬ」<br />「任務を遂行せよ、アウレフ・バルシェムよ。我は遠き地より、それを見守ろう……」
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;「今、この時に憑依したか……因縁だな……だが、今なら取り込めるやも知れぬ……」<br />「お前に枷を与える。今度こそ、我の傀儡となるがいい」<br />「……禁断の地より出でし者がいる。彼らは、自ら結界を破ったのだ」<br />「これで我らはあの星に干渉出来る……」<br />「だが、愚帝や監察官共より先に手を打たねばならぬ。切り札を手に入れるのは、我らゴッツォであらねばならぬ」<br />「任務を遂行せよ、アウレフ・バルシェムよ。我は遠き地より、それを見守ろう……」
 
:バルシェム調整チャンバーと思われる機械的な部品が背景に立ち並んでいるネビーイーム内部で、アウレフ・バルシェムに憑依した「何者か」に対して。OGSで追加されたプロローグシーンでの台詞(GBA版OG1にはこのようなシーンはない)。<br />このシーンはOGS第1話よりも前の時間軸であるらしいが、いつ頃なのかははっきりしていない(ただし『Record of ATX』では「彼らは自ら結界を破ったのだ」とユーゼスが発言した次のコマで[[ヒリュウ]]と[[ジガンスクード]]がエアロゲイターと戦闘している様子が描かれているのでその後と思われる)。ヒリュウが太陽系の外、冥王星外宙域へと到達したことが結界を破ることに繋がったということだろうか。この「結界」がどのようなものかは不明。ガンエデン由来のものであれば「破る」ことは出来ないため、念動結界の類ではないと思われる。<br />前半の台詞からすると、憑依したネフェシュはα世界(そしてSHO)の「イングラム・プリスケン」である可能性が高い。<br />「愚帝」は恐らく[[ルアフ・ガンエデン|霊帝]]、「監察官共」は[[アインスト]]か帝国監察軍、もしくは[[インスペクター]]のことだろう。「切り札」が何かは不明だが、[[サイコドライバー]]か[[ガンエデン]]か[[クロスゲート]]辺りと思われる。
 
:バルシェム調整チャンバーと思われる機械的な部品が背景に立ち並んでいるネビーイーム内部で、アウレフ・バルシェムに憑依した「何者か」に対して。OGSで追加されたプロローグシーンでの台詞(GBA版OG1にはこのようなシーンはない)。<br />このシーンはOGS第1話よりも前の時間軸であるらしいが、いつ頃なのかははっきりしていない(ただし『Record of ATX』では「彼らは自ら結界を破ったのだ」とユーゼスが発言した次のコマで[[ヒリュウ]]と[[ジガンスクード]]がエアロゲイターと戦闘している様子が描かれているのでその後と思われる)。ヒリュウが太陽系の外、冥王星外宙域へと到達したことが結界を破ることに繋がったということだろうか。この「結界」がどのようなものかは不明。ガンエデン由来のものであれば「破る」ことは出来ないため、念動結界の類ではないと思われる。<br />前半の台詞からすると、憑依したネフェシュはα世界(そしてSHO)の「イングラム・プリスケン」である可能性が高い。<br />「愚帝」は恐らく[[ルアフ・ガンエデン|霊帝]]、「監察官共」は[[アインスト]]か帝国監察軍、もしくは[[インスペクター]]のことだろう。「切り札」が何かは不明だが、[[サイコドライバー]]か[[ガンエデン]]か[[クロスゲート]]辺りと思われる。
 
;「こ、これはまさか……!?」
 
;「こ、これはまさか……!?」
320行目: 343行目:  
==== 第2次OG ====
 
==== 第2次OG ====
 
;「……失われた記憶の輪が……虚憶の欠片がつながっていく……我のネフェシュが真の姿に……」<br/>「理解した……我が何処より来たか……何者であったか……」<br/>「ゼルファート……[[ズフィルード]]……ゼスト……[[ジュデッカ]]……それらを経て……」<br/>「新たなアダムであり、メタトロン……すなわち、“アダマトロン”が我が真体となる」
 
;「……失われた記憶の輪が……虚憶の欠片がつながっていく……我のネフェシュが真の姿に……」<br/>「理解した……我が何処より来たか……何者であったか……」<br/>「ゼルファート……[[ズフィルード]]……ゼスト……[[ジュデッカ]]……それらを経て……」<br/>「新たなアダムであり、メタトロン……すなわち、“アダマトロン”が我が真体となる」
:[[アダマトロン]]と化した直後。虚憶の欠片を繋いで過去生の記憶の大半を取り戻し、己の縁を理解し、因縁の存在を経て辿りついた究極の姿、それは……。<br />ちなみに最初の「ゼルファート」に関しては詳細不明。諸々の要素を鑑みるに、恐らく今までの世界(語られていない世界含む)において、神となるためにCPSを使用した機体のことらしい。「ゼ」ス「ト」+「ル」シ「ファー」の合成語だという話もある。<br />なお、ユーゼスがズフィルードに搭乗したことは今まで一度もないが、順番からすると「SHO」以前のユーゼスのうちの誰かである可能性が高い。神体ズフィルード(帝国でのガンエデンの呼称)や創世神ズフィルード([[ケイサル・エフェス]]とは異なるゲベルの成れの果て)を指す可能性もある。<br/>ついでに言うとこの現象、SHOで起きたのと同じ。
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:[[アダマトロン]]と化した直後。虚憶の欠片を繋いで過去生の記憶の大半を取り戻し、己の縁を理解し、因縁の存在を経て辿りついた究極の姿、それは……。<br />ちなみに最初の「ゼルファート」に関しては詳細不明。諸々の要素を鑑みるに、恐らく今までの世界(語られていない世界含む)において、神となるためにCPSを使用した機体のことらしい。<br />なお、ユーゼスがズフィルードに搭乗したことは今まで一度もないが、順番からすると「SHO」以前のユーゼスのうちの誰かである可能性が高い。神体ズフィルード(帝国でのガンエデンの呼称)や創世神ズフィルード([[ケイサル・エフェス]]とは異なるゲベルの成れの果て)を指す可能性もある。<br/>ついでに言うとこの現象、SHOで起きたのと同じ。
 
;「我が名はユーゼス……ユーゼス・ゴッツォ」
 
;「我が名はユーゼス……ユーゼス・ゴッツォ」
 
:名乗り。当然の如く、イングラムに縁のあるSRXチームが反応した。
 
:名乗り。当然の如く、イングラムに縁のあるSRXチームが反応した。
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;「我こそはアルファであり、オメガである。我こそは終わりであり、始まりである。我こそは宇であり、宙である」<br/>「もはや、起因など知る必要はない。過去の因果、因縁、虚憶、忌憶に縛られることもない」<br/>「愚帝、監察者、監査者、そして神ですら我を阻止すること能わず」<br/>「我に纏わるもの全てを隠滅させ、我が新たな、数多の世界を造り出し、その規範となる」<br/>「因果、因縁、輪廻すらも我が新たに構築する」<br/>「そして、四劫を超越し、我が新たな人類の祖……新人祖となるのだ」
 
;「我こそはアルファであり、オメガである。我こそは終わりであり、始まりである。我こそは宇であり、宙である」<br/>「もはや、起因など知る必要はない。過去の因果、因縁、虚憶、忌憶に縛られることもない」<br/>「愚帝、監察者、監査者、そして神ですら我を阻止すること能わず」<br/>「我に纏わるもの全てを隠滅させ、我が新たな、数多の世界を造り出し、その規範となる」<br/>「因果、因縁、輪廻すらも我が新たに構築する」<br/>「そして、四劫を超越し、我が新たな人類の祖……新人祖となるのだ」
 
:ヴォルクルスや四凶を呼び出して。行きつく先は結局同じ世迷言……と言いたいが、SHOの「虚構の世界」がこれに待ったをかける。第2次OGのユーゼスは因子も知識も不足していたがために失敗したが、もしかしたら遙か遠い過去の、どこかの世界に存在した別のユーゼスは上手く立ち回り、万事を思い通りに運んで「思い通りに作り上げた世界」を創造していたのかも知れない……。
 
:ヴォルクルスや四凶を呼び出して。行きつく先は結局同じ世迷言……と言いたいが、SHOの「虚構の世界」がこれに待ったをかける。第2次OGのユーゼスは因子も知識も不足していたがために失敗したが、もしかしたら遙か遠い過去の、どこかの世界に存在した別のユーゼスは上手く立ち回り、万事を思い通りに運んで「思い通りに作り上げた世界」を創造していたのかも知れない……。
:ここでいう愚帝はゲベル(愚帝については虚憶を補完する以前まではルアフの事だった)、神は[[アカシックレコード]]か[[太極]]であろう。監察者と監査者については不明。インスペクターやアインストのことだろうか。
+
:ただし、SHOにおいては「思い通りに作り上げた世界」で解脱を試みていたことを考えると、例え成功しても同じことの繰り返しであっただろう。何しろ、'''新世界創造が成功しようと失敗しようと、今に至るまで解脱が一度も成功していない'''のだから。
 +
:なお、ここでいう愚帝はゲベル(愚帝については虚憶を補完する以前まではルアフの事だった)、神は[[アカシックレコード]]か[[太極]]であろう。監察者と監査者については不明。インスペクターやアインストのことだろうか。
 
;「……彼奴らが未だ存在するのは、我が因縁、業の深さゆえか」
 
;「……彼奴らが未だ存在するのは、我が因縁、業の深さゆえか」
 
:しぶとく抵抗する鋼龍戦隊に対して。確かにそれもあるだろうが、何より'''この世界のユーゼスは詰めが甘すぎた'''というのが最も大きな理由だろう。
 
:しぶとく抵抗する鋼龍戦隊に対して。確かにそれもあるだろうが、何より'''この世界のユーゼスは詰めが甘すぎた'''というのが最も大きな理由だろう。
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;シュウ「もう一度聞きます。クロスゲートを作ったのは、何者です? 何が目的なんです?」<br/>ユーゼス「ふはははははははは!!」<br/>「私だ! 私が造ったのだ! そう、あれは! 私が造るはずだったのだよ!!」<br />「クロスゲートもガンエデンも! 新たな世界も、人類も!! ははははは!! そう! 私が全て造るはずだったのだ!!」<br/>「なのに、何を間違った!? 何が原因なのだ!? イルイか!? はははは! そうか! イルイだな!!」
 
;シュウ「もう一度聞きます。クロスゲートを作ったのは、何者です? 何が目的なんです?」<br/>ユーゼス「ふはははははははは!!」<br/>「私だ! 私が造ったのだ! そう、あれは! 私が造るはずだったのだよ!!」<br />「クロスゲートもガンエデンも! 新たな世界も、人類も!! ははははは!! そう! 私が全て造るはずだったのだ!!」<br/>「なのに、何を間違った!? 何が原因なのだ!? イルイか!? はははは! そうか! イルイだな!!」
 
:自軍から敗因を突きつけられた中での一幕。世迷言と言いたいところだが、本作のユーゼスは虚憶によって過去作の記憶を持っており、さらにそもそもの始まりたる「SHO」の「虚構の世界」自体、その世界のユーゼスが造ったものである。これを考えると、'''どこかの世界のユーゼスは、本当に「クロスゲートもガンエデンも、新たな世界も、人類も」創り上げていた'''のかも知れない。ゆえに、このユーゼスもスパロボ作品一つ分の世界を本気で作ろうとしていた……あるいはOGの「古き人祖」とユーゼスは何か関係があるのかも知れない。
 
:自軍から敗因を突きつけられた中での一幕。世迷言と言いたいところだが、本作のユーゼスは虚憶によって過去作の記憶を持っており、さらにそもそもの始まりたる「SHO」の「虚構の世界」自体、その世界のユーゼスが造ったものである。これを考えると、'''どこかの世界のユーゼスは、本当に「クロスゲートもガンエデンも、新たな世界も、人類も」創り上げていた'''のかも知れない。ゆえに、このユーゼスもスパロボ作品一つ分の世界を本気で作ろうとしていた……あるいはOGの「古き人祖」とユーゼスは何か関係があるのかも知れない。
:ただし、SHOにおいては「思い通りに作り上げた世界」で解脱を試みていたことを考えると、例え成功しても同じことの繰り返しであっただろう。何しろ、'''新世界創造が成功しようと失敗しようと、今に至るまで解脱が一度も成功していない'''のだから。
   
;イング「……そのイルイを取り込んでしまったのは誰だ?」<br/>ユーゼス「私! この私だ!!」<br/>イング「僕と言う運命変動因子を作ってしまったのは……誰だ?」<br/>ユーゼス「それも私だぁぁぁぁぁ…………!!」
 
;イング「……そのイルイを取り込んでしまったのは誰だ?」<br/>ユーゼス「私! この私だ!!」<br/>イング「僕と言う運命変動因子を作ってしまったのは……誰だ?」<br/>ユーゼス「それも私だぁぁぁぁぁ…………!!」
 
:死に際。もはやそこには、過去の世界で絶対者として君臨した彼の面影はどこにもなかった……。<br />しかし、断末魔に'''ネット上でネタにされた'''この台詞を持ってくる辺り、スタッフが狙ったとしか思えない。<br/>また、この最後の錯乱ぶりは絶対者のイメージの崩壊とともに、SHOでの大気浄化弾の実験失敗の際のユーゼスを再現しているとも言える(整形前の素顔であることも合わせて)。<br/>かくしてユーゼスは倒れたが、同時に[[ナシム・ガンエデン]]も破壊され、宇宙空間には「真の」クロスゲートが残り、[[ゼ・バルマリィ帝国|彼]][[クォヴレー・ゴードン|ら]]の来訪と[[銀河大戦|次なる戦い]]の為の最後の「因子」がここに揃えられた……。
 
:死に際。もはやそこには、過去の世界で絶対者として君臨した彼の面影はどこにもなかった……。<br />しかし、断末魔に'''ネット上でネタにされた'''この台詞を持ってくる辺り、スタッフが狙ったとしか思えない。<br/>また、この最後の錯乱ぶりは絶対者のイメージの崩壊とともに、SHOでの大気浄化弾の実験失敗の際のユーゼスを再現しているとも言える(整形前の素顔であることも合わせて)。<br/>かくしてユーゼスは倒れたが、同時に[[ナシム・ガンエデン]]も破壊され、宇宙空間には「真の」クロスゲートが残り、[[ゼ・バルマリィ帝国|彼]][[クォヴレー・ゴードン|ら]]の来訪と[[銀河大戦|次なる戦い]]の為の最後の「因子」がここに揃えられた……。
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;[[デビルガンダム]]([[アルティメットガンダム]])
 
;[[デビルガンダム]]([[アルティメットガンダム]])
 
:「[[スーパーヒーロー作戦]]」では新西暦195年のユーゼスが作り出し、過去の新西暦155年に送り込む。そして新西暦155年のユーゼスがデビルガンダムを目撃して、40年後の新西暦195年で自身がそれを参考に作り出すという因果の鎖の連鎖で繋がっている存在であった。
 
:「[[スーパーヒーロー作戦]]」では新西暦195年のユーゼスが作り出し、過去の新西暦155年に送り込む。そして新西暦155年のユーゼスがデビルガンダムを目撃して、40年後の新西暦195年で自身がそれを参考に作り出すという因果の鎖の連鎖で繋がっている存在であった。
 +
;超神ゼスト
 +
CPSが内蔵されているデビルガンダムにカラータイマーの力を満たして融合したことで、超神形態へと進化したユーゼス。<br/>なお本ソフトでは戦闘中に敵の名前が表示されず、セリフでも「超神形態」としか呼称されない為、「ゼスト」という名称は攻略本などを見ないとわからない。
 
;[[アンティノラ]]
 
;[[アンティノラ]]
 
:ジュデッカの試作機。複数機が製造されており、ユーゼスも自身の専用機を持つ。
 
:ジュデッカの試作機。複数機が製造されており、ユーゼスも自身の専用機を持つ。
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:正体不明の謎の機体。過去か、どこかでユーゼスが関わった存在であるという。
 
:正体不明の謎の機体。過去か、どこかでユーゼスが関わった存在であるという。
   −
== 作品毎の設定と考察 ==
+
=== その他 ==
=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===
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ギャバンと共にデータ改竄によりTDFパリ本部に所属、ユーゼスは元の任務通りの超常現象の調査員および地球環境再生計画の一員という肩書きを得ている。数千年ぶりに「光の巨人」が出現したことで2人の任務にその調査が加わり、科特隊日本支部へとやってきた。
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ユーゼスは地球で頻発する怪奇現象は、地球の環境汚染が原因で引き起こされているのではないかと推測。また地球の自然を愛して環境汚染に心を痛め、調査任務に留まらず地球環境再生を自らの手で行なおうとしていた。地球の美しい自然を愛しているものの、それを汚染する地球人については蔑視しており、地球の深刻な大気汚染を憂いて自ら開発した「大気浄化弾」を金星大気でまず実験すべきという声を無視して独断で使用する(元々大気浄化弾は銀河連邦警察の科学者として開発して既に多く星々の大気を浄化してきた実績あるものであるが、大気に合わせた綿密な調整が必要となる。それでもユーゼス強行したのは、地球の自然が日々失われて手遅れになっていく状態に焦っていた為)。しかし、浄化弾は地球の汚染大気とは相性が悪く、実験は失敗に終わり、地球全体に特殊電磁霧が広がって地球防衛レーダー網が機能不全に陥る。この結果、怪獣の大侵攻を招いてしまったことで独房入りを余儀なくされる。
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  −
その後、ETFの侵略作戦により基地は壊滅、死んだとされていた。実際には顔と身体の大部分に傷を負い、瀕死の状態となりながらも、危ういところを敵であるザラブ星人に助け出され生きながらえたものの、彼らに与えられた顔(銀髪のイングラム顔。元の顔は逞しく、第2次OGの[[アルテウル・シュタインベック|アルテウル]]の顔に近い)を嫌い、以後は仮面を被って自身の素顔を隠すようになる(この仮面の状態が、αでも登場するお馴染みの姿である)。
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彼はETFに身を寄せて40年もの月日を費やして「[[クロスゲート・パラダイム・システム]]」を自ら開発。そこに光の巨人・ウルトラ種族の力、更に[[デビルガンダム]]の力を加えて完全なものとし、全ての因果律を操作し時間と空間を自分の思うまま支配できる存在となるべく、[[新西暦]]155年と195年の2つの世界を又にかけて暗躍し続けた。
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アルティメットガンダムの生体コアになれない自分に代わってなるべき自身のコピー・イングラムを作り出したが、自我に目覚めた副作用で記憶を失い逃亡するというアクシデントがあったものの、カッシュ博士にアルティメットガンダムの基礎フレーム(元は[[ジュデッカ]]の機体フレーム)を与え地球再生の構想を提言して開発させた。ユーゼスはテロ組織・ネオバディムのパトロン的な立場にもなっていて、生体コア候補として反TDF組織(テロ組織・ネオバディムに参加)のガンダム乗り(ヒイロ達5人)を選定。そして生体コア候補とアルティメットガンダムが過去に飛ばされるよう反TDF組織によるオペレーション・メテオを計画する(ヒイロ達を操れるようにナノマシンを注入したが[[ドクターJ]]たちに見破られて除去された)。またネオジャパンコロニーの軍とも通じていたが、ユーゼスの計画に気付いたカッシュ博士はDG細胞を封入してクロスゲート・パラダイム・システムを抑制して、デビルガンダム化を招く一因ともなった。
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新西暦155年のユーゼスは、イングラムのアールガンの記録データから隕石怪獣D(過去におけるデビルガンダムの呼び名)の正体を知り、地球大気浄化に最適なデビルガンダムに興味を持って、同じく未来から来たイングラムの身分をデータ改竄で用意するなどした。その後、デビルガンダムが存在する影響で歴史が変わり、新西暦195年のユーゼスはネオバディムの指導者になっている。歴史改変により生じた因果律の乱れにより、簡易機能しかない脳内ナノチップ型クロスゲート・パラダイム・システムでも新西暦155年と新西暦195年を行き来できるようになる(万全に計画が進んだ場合、イングラムが生体ユニットとなったデビルガンダムがウルトラマンからカラータイマーを奪い、新西暦195年に帰ってくるというシンプルな過程で済むはずだったため、これは次善策)。
  −
 
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ドモン・カッシュの力を吸ったデビルガンダムは新西暦195年に帰ってくるが、再び新西暦155年に飛んでしまうというユーゼスにとっても想定外の事態を引き起こす。新西暦195年のユーゼスは、新西暦155年に飛んでバディムの3勢力を統率、ETFにウルトラマンとセブンのカラータイマーを奪わせ、カラータイマーの力を再現できるようフーマに解明させ、デビルガンダムを回収して未来へと帰った。そしてウルベにデビルガンダムを渡し、生体ユニットが得られたことで因果律を直接操る力を手にしたユーゼスは現世に自身を縛る因果の鎖を次々と断ち、最後にガイアセイバーズ達を消すため絶対者「超神ゼスト」となって全ての鎖を断とうとしたが、ガイアセイバーズの猛攻を受け、最期は[[SRX]]の天上天下一撃必殺砲で敗れる。
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なお、CPS開発に当たっては、並行世界から干渉して来た[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]の介入があった。また、この世界は宇宙刑事ギャバンとはなんら関わりのない存在であったユーゼスの因果律操作によって様々な世界がまとめられて生まれた虚構の世界であり、そのことを新西暦195年のユーゼスも知っていたことが最後に明らかとなっている。この世界を作り出したユーゼスの真意については謎。
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==== 超神ゼスト ====
  −
CPSが内蔵されているデビルガンダムにカラータイマーの力を満たして融合したことで、超神形態へと進化したユーゼス。翼が生えているが、翼は戦闘では別ユニット扱いで、翼を破壊しないと本体にダメージを与えられない上、翼は破壊しても数ターン後にムービー挿入で再生する。
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小手調べに一度戦った後、デビルガンダムの特性により即座に再生、CPSの因果律操作でガイアセイバーズを抹消しようとした。
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なお本ソフトでは戦闘中に敵の名前が表示されず、セリフでも「超神形態」としか呼称されない為、、「ゼスト」という名称は攻略本などを見ないとわからない。
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=== [[スーパーロボット大戦α]] ===
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今回は[[ゼ・バルマリィ帝国]]出身の純然たるバルマー星人で、十二支族の中でも科学分野に秀でるゴッツォ家の一員。
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本作での彼の性格は冷酷で、その作戦は残忍非道。自分以外の存在を道具・素材としか見ていない発言を頻繁に繰り返すなど、純然たる悪人としての印象を強く受ける描かれ方になっている。
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帝国監察軍第7艦隊の副司令官という形で[[地球]]へ赴くが、彼の目的の手段となる[[サイコドライバー]]の力を追い求めて暗躍し、また地球人の潜在能力を引き出すことでバルマーに対抗できる力を身につけさせるべく、第7艦隊侵攻以前から、バルマー戦役に至るまで、様々な「仕掛け」を余念なく地球に施し、ほぼ磐石の態勢をとっていた。その例は…
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*[[イングラム・プリスケン]]を地球に送り込み、[[サイコドライバー]]等の探索を行わせた。
  −
*[[ラ・ギアス]]に干渉して[[シュウ・シラカワ]]が地上で行動を起こさせるよう仕向ける。
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*[[ショット・ウェポン]]を[[バイストン・ウェル]]へ導き[[オーラバトラー]]を開発させる。
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*[[ブラックホールエンジン]]に欠陥を与えた上で地球側へと提供する。
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*イングラムを介する形で、[[ネルフ]]の碇指令に、死海文書の解読方法を教えた。
  −
*オーラバトラーが地上世界に出現するよう仕向けるべく、航海中のアーガマを、バイストン・ウェルに強制転移させた。
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これらの過程で、[[碇ゲンドウ]]ら一部の人間にはその存在を知られていたようである。
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バルマーの地球への侵攻が開始された後には、予め地球に潜入させていた[[イングラム・プリスケン]]に行動を起こさせ、[[サイコドライバー]]能力者を誘拐、その能力の覚醒を促した。また、事前に第7艦隊司令の[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]を謀殺して自らの目的に有利な行動を取るよう調整された[[クローン]]のヴァージョンを据え置いた(もともと艦隊司令はゴッツォ家が生み出した[[ハイブリッド・ヒューマン]]であり、挿げ替えは容易であった)。
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後は自分が傍観者としての立場に甘んじていれば上手く事が進むはずであったが、自らが手玉に取っていたはずの[[シュウ・シラカワ|シュウ]]と[[イングラム・プリスケン|イングラム]]によって旗艦[[ヘルモーズ]]ごと閉鎖空間に送り込まれてしまう。しかしこれも想定内であり1人だけ脱出して、ラプラスコンピュータを搭載したサイバスターやサイコドライバーとして覚醒した[[主人公]]が揃った雷王星宙域で対決を仕掛けた。地球人達の返り討ちには遭ったが人工ブラックホールで因果律が乱れた雷王星宙域を利用して自身を特異点と結びつけ、自分自身をクロスゲートと化して、閉鎖空間に主人公たちを送り込み、閉鎖空間という環境とクロスゲート化によって[[クロスゲート・パラダイム・システム]]の力を行使して復活するが、閉鎖空間という宇宙が消滅するような攻撃も問題ない環境が仇となり、予想以上の力を蓄えた[[スーパーロボット]]達の手で葬られた。
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ユーゼスが因果律の番人であるイングラムを利用したのは、真の霊帝[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]の計画通りだったことが第3次αで明らかになる。α全編を通じて全能者の如く振舞った彼も、結局はより大きな存在の掌の上で踊っているに過ぎなかったと言えるであろう。ただ、ユーゼスも黒幕である真の霊帝の存在に気付いていて、因果律すら歪める真の霊帝に彼が対抗するにはクロスゲート・パラダイム・システムが必要になることや、地球人がバルマー星人と同種族で兄弟のようなものであるという重要事実にも辿り着いており、その才覚が非凡であったことに疑いは無い。真の目的である「バルマーへの反逆」に関しても、傀儡に過ぎないルアフではなく、自らを支配下においていた真の霊帝・ケイサル・エフェスの打倒を意味していた可能性も十分にあり得る。死亡する寸前、ユーゼスが余裕の態度を崩さなかったのも、たとえ自らの目的が果たされなくても、[[αナンバーズ|自らを倒した者達]]が、代わってケイサル・エフェスを倒すだろうと予測していたのかもしれない…。
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=== [[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] ===
  −
立ち回りは概ねPS版に準じる。7つの艦隊はバルマー本星から遠く離れて行動するため、いつか必ずはいずれかの艦隊で反乱が起こるだろうと予見されており、各[[ヘルモーズ]]内には反乱がキーとなって覚醒するオリジナルのジュデッカ・ゴッツォが組みこまれていることが明らかになっている。そのため、10年前にゼントラーディ戦で戦死させたのがオリジナルと思っていたユーゼスは本人を目の前にして驚愕している。そして、最後はオリジナルの[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]の手で粛清されるという結末を迎える。
  −
 
  −
=== [[OGシリーズ]] ===
  −
本作でもバルマー星人で、OGSの最序盤・イングラムの目覚めに際してほんのわずかだけ登場(OGSの内部データでは「仮面の男」表記になっている)。仮面のデザインや配色が微妙に変わっておりややこしくなっている。遠隔操作でイングラムに枷を与えて傀儡として利用。本シリーズにおいてエアロゲイターを操って[[L5戦役]]を起こし、後の[[封印戦争]]最大の巨敵となる。
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前述の通り、アウレフ・バルシェムに憑依したネフェシュ(何処かの世界のイングラム・プリスケン)を以前から知っていたかのような台詞がある。ちなみに同じく顔を隠した形で登場したクォヴレーは内部データでは「クォヴレー・ゴードン」名義になっており、登場が確認できる。
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その後は長らく姿を見せなかったが、第2次OGにおいて遂に本格的に登場。「'''アルテウル・シュタインベック'''」を[[偽名|名乗り]]、[[ニブハル・ムブハル|ニブハル]]と組んで暗躍、グライエンに接近して権力と軍事力を得ている。「α」同様、様々な所で裏に手を回し、最終的な総取りを得ようとする手口は健在である(アルテウルとしての詳しい行動は[[アルテウル・シュタインベック|当該項目]]を参照)。
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最終局面で遂に正体を表し、鋼龍戦隊に敗北した[[ナシム・ガンエデン]]を乗っ取り、[[AI1]]と[[ガリルナガン]]、更に[[イーグレット・イング]]と[[エグゼクスバイン]]を取り込み、かつてのクロスゲート・パラダイム・システムに欠けていたアカシック・レコード変容因子を組み込んだ異形の存在・「[[アダマトロン]]」へと変貌、当初の目的を捨て、新たな目的を達成させようとするが、異星人としての正体を現した事で、利用されていたことを知って激昂したカーリーことリーが[[エア・クリスマス]]で特攻。この際イングに脱出された事で形勢が逆転し、鋼龍戦隊の総攻撃を受けて敗北。地球人が極限状態で超絶的な力を発揮することを認識・利用していた割に、それが自分に向けられるとは思っていなかったようである。
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その最期は「己の結末を受け入れようとせず、己が絶対者であることを叫びながら散る」というあまりにも無様な物で、SHOのどこか物悲しい結末や、αの最期まで超然とした絶対者たる彼の面影など何処にも存在しなかった。
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「因果の鎖」についてはイングラムやクォヴレー程の認識がなかったらしく、暗躍の仕方も「偽名を使い素顔のまま行動する」など、αと比べると「黒幕」的な雰囲気が欠けている(最もこれはユーザー視点で見た場合、ユーゼスという正体を最終盤まで秘匿するにあたって、仮面姿よりも素顔のほうが知名度が低いからという都合もあるが)。更に十重二十重とか言っておきながら、どうにも行き当たりばったりな面が目立つために黒幕というにはおこがましい印象である(むしろ1つ1つの確実性が薄いから十重にも二十重にも数撃つ必要があって代用が利かない部分は賭けになってたと見るべきか)が、これはクロスゲートやバラルの園の有無、イングの覚醒など、計画発動時点で未確定・不明瞭な要素を大量に組み込んでいたためと思われる(αシリーズでは本編開始のかなり前の時点で不完全ながらも事象を予測できるCPSを所有しているのに対して、OGではアダマトロン完成で始めてCPSを手にしているという差もある)。
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偽名や[[エア・クリスマス]]のカラー、[[アダマトロン]]の胸部などを見るに、相変わらずウルトラマンへの執着が見られる。ウルトラマンになりたいという願望が機体に強く現れている。…肝心のSHOにおける彼の葛藤などはさっぱり持ち合わせなかったが。
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さらに言うならば、自身の破滅の運命から逃れるために多くの人間を捨て駒にして破滅させており、最期に関して同情の余地さえ無い。ちなみに、レーツェルに指摘されたように、大統領暗殺計画などに穴が多いのはCPSが完成すれば後の地球圏などどうでもいいというのもある。
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イングラムがいなくなった時点で結末を変える可能性は出て来ていたのだが、それを確定するためにCPSに手を出したのが運の尽きであり、結果として、(イングラムに代わる身代わり人形を用意していなかったのもあって)そこかしこに散らばっていた敗北の因果律をCPSによって自身に収束させてしまい、その結果またも破滅することになってしまった(直接的な敗因は、不要になったカーリーとイルイを始末しておかなかった事。この2点を抑えていても因果律が別の形で破滅を与えようとはするだろうが…)。CPSについては恐らく「そういうものがある」くらいにしか認識していなかったと思われる。あくまでアダマトロンを具現化させたのは、自身の虚憶の根本を知るのが第一目的であって、因果からの逸脱のために呪輪廻を完全に断ち切った新世界を創造するというのは多くの忌憶を得たことで思い立った行動である。
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なお、従来のシリーズでは4つあった仮面の眼の内、上半分の2つが欠けた状態になっており、第2次OGのユーゼスが従来と比べて「不完全な存在」である事を暗示している。
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=== 総論 ===
  −
結局のところユーゼスの行動は、SHO以前から一貫して'''「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」'''という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。'''破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出す'''という矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければ(極論すればCPSから離れなければ)ユーゼスは破滅から逃れることが出来ないにもかかわらず、同じ行動を幾度も繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えていると思われる。しかも行動の繰り返しはCPSのみならず、そこに至るまでの過程でも同じようなことを繰り返している。
  −
 
  −
また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、何らかの形で「[[虚憶]]」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。<br/>そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、'''今度こそ計画は完璧だから必ず成功する'''という根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
  −
 
  −
ただしその受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関してはロンド・ベルが自身の予測以上に強くなった事で霊帝打倒の為の布石を一つ打てたというのもあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。前者は'''「オリジナルのジュデッカ・ゴッツォが存在していた」'''という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
  −
 
  −
第2次OGのユーゼスは当初不完全な「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われる。αのイングラムが自分が同じ世界に居るためユーゼスが人を超越するのは不可能と語っていたため、虚億の正体を知るためにアダマトロンへ至るという初期目的だけなら、この目星は正解だったと言える。しかし因果律の鎖を断つというアダマトロンとなったあとに抱いた目的の前では不充分でしかなかった。
  −
 
  −
本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ。更に自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えたことで、知らない間にαのイングラムの代役を用意してしまい、挙句にもう一人の代役であるイングはSHOでのイングラム及び、その後継者たるクォヴレーの物語を再現してしまう)。しかも、αとOGの違いは、
  −
*枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間(動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがない)
  −
*[[イーグレット・イング|代役の]][[アーマラ・バートン|二人]]がイングラムと違って自身の身代わり人形には使えない事
  −
だけである。
  −
加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
  −
 
  −
おまけにバラルの園の戦いで(ナシムの念がイルイへと逃げ込んだことで抜け殻となった)ガンエデンに懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンやイングをも取り込こみ、新人祖になるべく鋼龍戦隊と相対した結果、
  −
*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
  −
*「[[アウルゲルミル]](アストラナガンを取り込んでいる)」
  −
*「[[ジュデッカ|ブラック・デスクロス]](CPSを組み込み、さらにユーゼス自身がクロスゲートになる)」
  −
*「[[ノイ・レジセイア]](人類と世界を滅ぼし、己が新たな世界の新人祖【=生命の源】になろうとしていた)」
  −
*「ルアフの操る[[ゲベル・ガンエデン]](念を持たない抜け殻のガンエデンを強念で操っている)」
  −
*「シヴァーの操るゲベル・ガンエデン(ゴッツォの者がマシヤフを利用してガンエデンを操り、自ら作り出した存在と対峙し、討たれた)」
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という過去作の大ボスに纏わる「因子」を一挙に再現。これによって本人の意志とは裏腹に過去作における敗北の流れ(='''これらは全てそれぞれの計画が頓挫した際の姿''')を'''統合・完全再現'''してしまった(身も蓋もない話をすると'''過去のボスに因む敗北フラグを片っ端から立てまくっていた'''。また、この中でノイ・レジセイアに至っては'''OG世界でも実際に再現された因果であり、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]にも特殊戦闘台詞で指摘されている''')。ダメ押ししておくと、エア・クリスマスの特攻でイングに脱出され、それによって形勢が逆転したという事象は、[[F完結編]]DCルートで[[バスク・オム|バスク]]がシロッコに特攻したイベントの再現であるが、エア・クリスマスがウルトラマンを意識してデザインされたことを考えると、SHOにおける、ウルトラ兄弟の犠牲によってゼストの力が中和された場面の再現と見ることも出来る。このため[[因果律|因果の鎖]]によって結末が決定され、当然の如くまたも失敗。それも調停者になれず、破滅の運命からも逃げられず、ゴッツォの計画も破れるという散々な結果に終わった。
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逆にCPSの完成に固執せずひたすら裏から手を回していれば、アルテウルとして地球圏を支配することも鋼龍戦隊を接収することもできていただろうし、後々の展開からすれば彼が目的とした霊帝の撃破も叶っていたであろうことを考えると、CPSに手を出したが故に全てを失ってしまったと言える。もしくは初期目的の通り、虚億と因果の源を探るのに専念すればなにか成果を得られた可能性もある。
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MXの[[加持リョウジ|加持]]と[[弐神譲二|弐神]]よろしく演劇に準えてみると、OGのユーゼスは「スーパーヒーロー作戦」「スーパーロボット大戦α」「スーパーロボット大戦α for Dreamcast」における「ユーゼスの物語」の台本を入手し、結末を改変しようと大筋だけ残して改変を加えた上でこれを統合「第2次スーパーロボット大戦OG」という別の劇場で上演。足りない部分は新しい役者(=別作品のオリジナルキャラクター達や新規キャラクター)で代用し、イングラム役に関してはアーマラとイングの二人一役で再現する、という演出をしていたことになる。しかし、手に入れた肝心の台本(=虚憶)は虫食いの穴だらけであり、しかも重要な部分の記述が抜け落ちていたため、残る部分から台本の内容を類推、共通の結末である「ユーゼスの敗北」を覆すべく、色々と台本や配役に裏から手を回していた(=因子の切り替えを試みた)。ところがいざ上演してみると、二人一役の片割れであるイングはアドリブで本来台本にいないはずのクォヴレー役を演じ始め、さらにユーゼス自身が本人役に加え、知らぬ間にシヴァー役を兼任したことで流れが敗北に向かってしまい、結果としてまたも同じ結末で幕を下ろす羽目になった、ということである。
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しかし、もしこれらの因子を完全に切り替え、計画が成功したとしても、それは即ち[[因果律]]改変を意味するため、[[呪われし放浪者|太極の怒りに触れる]]か、[[イングラム・プリスケン|虚空からの]][[クォヴレー・ゴードン|使者]]によって討たれるだろう。あるいは、どこかの世界で計画を成功させたがためにこのような因果に囚われている事も考えられる。さらに言えば、過去作でCPSを使用した際には必ずイングラムが立ちはだかっていた。しかしアダマトロンが出現しても、イングラムの後継であるクォヴレーや彼の他にもいるであろう因果律の番人達が姿を見せなかった(クォヴレーについては下手に派遣すると、逆に身代わり人形として利用されてしまう可能性があったからかもしれないし、因子がまだ足りなかっただけかもしれないが)ことからすると「運命を覆すほどの存在ではない」と宇宙に判断されているも同然であり、鋼龍戦隊に勝利したとしても間違いなく宇宙の意思に挑んで敗北していたと思われる(そもそも、このアダマトロンが作り出されること自体が神に決められた運命だった節がある)。(しかしαで因果律の番人が防ごうとした事態は「全ての宇宙の崩壊」であるため、アダマトロンが目指した通りに新世界を創造できるのならば宇宙はその行為を許すかもしれない)
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しかも、第2次OGでユーゼスがやろうとしたことを読み解いて見ると、「CPSを完成させ、自らにかかわる因果律の持ち主をすべて抹消し、因果律操作で新たな世界を作り出して輪廻から解脱する」というものである。これは、'''スーパーヒーロー作戦で狙ったことと全く同じ'''であった。その上、SHOでは「(恐らくは)自らにかかわる因果律の持ち主をすべて抹消し、因果律操作で造り上げた新たな世界で」解脱の計画を実行していたことを考えると、'''例え計画が成功しても輪廻から逃げられない'''という根本的な読み違いが見えて来る。ただし、成功したユーゼスはさらなるステップアップを目指してウルトラマン世界やメタルヒーロー世界やガンダム世界などより強大な力や科学技術が存在する世界を意図的に集めてSHO世界を構築した可能性もある。
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いずれにせよ、彼の目的を考えると'''どう足掻いても詰んでいる'''と言えなくもない。ただし、これらの事実を裏返すと、「破滅の未来を知っても、下手に動かず静観していれば(='''解脱の計画を実行しなければ''')何事もなく回避できる」という逃げ道の存在が見えて来る(まあ、その場合ロボットものとしては盛り上がりに欠ける展開になるだろうが)。もっとも、平和な日常を送ろうとしても死の因果が事故などの形で発生して、あっけなく死ぬだけかもしれないが。
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==== ラオデキヤとユーゼス ====
   
現在までにここまでの事項が挙げられているが、謎が一つ残っている。それは、スーパーヒーロー作戦におけるラオデキヤの行動である。
 
現在までにここまでの事項が挙げられているが、謎が一つ残っている。それは、スーパーヒーロー作戦におけるラオデキヤの行動である。
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当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。第2次OGにおいて多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。現在の推測で有力なのは、「このラオデキヤはαにおける二人目であり、αにおいて自分を造り出させるためにユーゼスのもとに現れた」というもの。平行世界を超えられるジュデッカと言えばαの「ブラック・デスクロス」しかないため、この説には一応の説得力があるが、これが正しい場合、ラオデキヤは自らがαのユーゼスの操り人形であった事実を知っていることになるが、αにおいてはそのような動向は一切見られなかった。
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当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。第2次OGにおいて多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。ちなみに当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。
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当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。
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'''ユーゼス「……お前は?」<br />ラオデキヤ「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />ユーゼス「ゴッツォ……? 私と同じ名……何者だ?」<br />ラオデキヤ「次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者」<br />「余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br/>ユーゼス「運命共同体だと……お前は一体何をしに現れた?」<br />ラオデキヤ「お前へ啓示を与えに」<br />「別次元での余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />ユーゼス「クロスゲート・パラダイム・システムをか!?」<br />ラオデキヤ「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る」<br />「そしてお前の目的を、野望を達成するがいい」<br />「その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」'''
 
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'''ユーゼス「……お前は?」<br />ラオデキヤ「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />ユーゼス「ゴッツォ……? 私と同じ名……何者だ?」<br />ラオデキヤ「次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者」<br />「余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……」<br />「余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br/>ユーゼス「運命共同体だと……お前は一体何をしに現れた?」<br />ラオデキヤ「お前へ啓示を与えに」<br />「別次元での余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />ユーゼス「クロスゲート・パラダイム・システムをか!?」<br />ラオデキヤ「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る」<br />「そしてお前の目的を、野望を達成するがいい」<br />「その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」'''
      
後の展開を加味しつつ字面のままに受け取ればやはり「αにおける自分達の存在を確立する為」という説が濃厚だが、裏を返せば「そうしなければα世界にはユーゼスも(恐らく二人目の)ラオデキヤも存在できなかった」ということである。
 
後の展開を加味しつつ字面のままに受け取ればやはり「αにおける自分達の存在を確立する為」という説が濃厚だが、裏を返せば「そうしなければα世界にはユーゼスも(恐らく二人目の)ラオデキヤも存在できなかった」ということである。
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現在では「このラオデキヤがαとは全く関係ない別の世界の存在ではないか」という説が出ている。「時空移動の出来るジュデッカ」で「ラオデキヤが知っている機体」となると、「[[スーパーロボットスピリッツ]]」に登場したレビ機が存在する。作品の発表時期的に、虚構の世界に現れたラオデキヤはこの作品の黒幕「ジュデッカ・ゴッツォ」ではないか、との見方も存在している。こちらだとラオデキヤが機体フレームを入手した経緯を説明できる。SHOの影響がαを通してOGに及んだように連鎖的に別世界へと影響があるため、無数の影響先の1つと考えることもできるが、そうだとするとこのラオデキヤは「α」における一連の出来事を把握していたことになる。現在の所、やはり真相はいまだ闇の中である。
 
現在では「このラオデキヤがαとは全く関係ない別の世界の存在ではないか」という説が出ている。「時空移動の出来るジュデッカ」で「ラオデキヤが知っている機体」となると、「[[スーパーロボットスピリッツ]]」に登場したレビ機が存在する。作品の発表時期的に、虚構の世界に現れたラオデキヤはこの作品の黒幕「ジュデッカ・ゴッツォ」ではないか、との見方も存在している。こちらだとラオデキヤが機体フレームを入手した経緯を説明できる。SHOの影響がαを通してOGに及んだように連鎖的に別世界へと影響があるため、無数の影響先の1つと考えることもできるが、そうだとするとこのラオデキヤは「α」における一連の出来事を把握していたことになる。現在の所、やはり真相はいまだ闇の中である。
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=== その他 ===
   
第3次αの用語辞典では「CPSの情報をユーゼスに与えたのは、バルマー戦役以前に平行世界から転移して来たイングラムである」と明言されている。どのような状況だったのかは描写が一切ないため不明だが、イングラムの脳にはSHOのユーゼスの記憶と人格を移植したナノマシンとCPSの端末(=簡易機能のみのCPS)が組み込まれていたため、そこから得たのではないかと思われる。
 
第3次αの用語辞典では「CPSの情報をユーゼスに与えたのは、バルマー戦役以前に平行世界から転移して来たイングラムである」と明言されている。どのような状況だったのかは描写が一切ないため不明だが、イングラムの脳にはSHOのユーゼスの記憶と人格を移植したナノマシンとCPSの端末(=簡易機能のみのCPS)が組み込まれていたため、そこから得たのではないかと思われる。
  
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