差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
20行目:
20行目:
− +
− 背部には革新的な推進システム「[[ミノフスキードライブ]]」を搭載されており、従来のモビルスーツを大きく上回る加速力を誇る。この装備は元々、Vガンダムのオプション装備として開発が進められていたが、後にVガンダムには搭載できない事が判明したため、急遽[[ミノフスキードライブ]]が搭載可能な新設計機として本機が開発された。ミノフスキードライブの出力を上げると「光の翼」と呼ばれる余剰エネルギーの放出現象が発生するが、この余剰エネルギーはビームとほとんど変わらないため、ビームサーベルやビームシールドとして使う事も出来る。
− Vガンダムと同様にファイター、ハンガー、ブーツに分離して戦うことも可能で、胴体部分にあたるハンガーのマニピュレーターを遠隔操作してビームサーベルやビームライフルを扱い奇襲をかける戦術を使うことが出来る。<br />+
− ハンガーやブーツを射出する攻撃も引き続き可能ではあるがVガンダムより高価な機体である事からコスト面で折り合わず頻度は大幅に減り、人型形態を維持したまま戦闘することの方が多かった。
− 本機の出力には余裕が持たされており、[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]や[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]といったオプション装備を取り付ける事で火力や防御力を向上させる事も可能である。<br />+
− [[サイコミュ]]兵器こそ搭載されていないが、パイロットである[[ウッソ・エヴィン]]の技量やその性能の高さ、さらにアサルトパーツやバスターパーツを装備する事によって高い火力と防御力を持たせられるところも相まって、[[宇宙世紀]]0150年代最強のモビルスーツとも言われている。ただし、原作ではアサルト・バスターともほとんど使用されていない。
− [[Vガンダム]]と違って量産は考慮されていないため、製造費がとんでもなく高いとされる。実際、これのコアファイターの値段は[[戦艦]]1隻分とも言われている。<br />+
− ウッソ機とオリファー機の2機が存在していたが、オリファー機はモトラッド艦に[[特攻]]して失われている。その後は実質的にウッソ専用機として運用され、最後まで戦い抜いた。
− +
− Vガンダムと共に、地球・宇宙・月を転戦して終戦を無事地球で迎えた演出が為された、初の主役機ガンダムであった。
− スパロボではウッソの機体しか登場しない(もし出てきても、他のパイロットに乗り回されるか特攻イベントで失われる運命なのだろうが……)。映像化されたU.C.系ガンダムで最も後期ガンダムな為、機体性能は高く、特に[[運動性]]は[[νガンダム]]や[[F91]]よりも高く、[[移動力]]もモビルスーツトップクラス。<br />+
− +
− +
− 換装パーツを付けると例外なく運動性が落ちるが、付けないと光の翼以外は大したことのない打撃力を欠いたモビルスーツなので、どうしても付けることになる。
50行目:
44行目:
− +
90行目:
84行目:
−
− ==== 防御兵装 ====
− +
138行目:
130行目:
− ;ザンスパイン+
− :『SDガンダム Gジェネレーションシリーズ』に登場。[[ザンスカール帝国]]が開発したミノフスキードライブ搭載MSで「ザンスカール製V2ガンダム」と呼べる機体。パイロットには[[ファラ・グリフォン]]が想定されていたが、開発責任者である[[タシロ・ヴァゴ]]とファラが戦死したため前線に出ることは無かった。SRW未登場。
− ;試験型V2ガンダム
− :長谷川裕一氏による外伝漫画『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』に登場する青いV2ガンダム。合体変形機構の試験機にあたりミノフスキードライブは搭載されていない。[[シャクティ・カリン]]に瓜二つの少女カムイ・ギアンが乗り込む。なお、コミックス新装版のメカ解説によると本機体のカラーリングは目視しやすくする目的のほか、テストパイロットを務めた[[ハリソン・マディン|『青い稲妻』と呼ばれた連邦の退役軍人]]のパーソナルカラーに準じたものらしい。SRW未登場。
−
−
− *ゲーム『SDガンダム Gジェネレーションシリーズ』の一部作品ではV2ガンダムのビームサーベル使用時の戦闘アニメでボンボン漫画版に登場したビームサーベルによる[[ボルテスV|Vの字斬り]]「真・V字斬」を放っている事が多い。
− **しかし、元ネタの漫画版では「真・V字斬」は'''V字とは名ばかりの一文字斬り'''だったりする。ただし、[[Vガンダム]]の方の「ヴィクトリー斬り」はちゃんとVの字斬りになっているため、混同した可能性がある。
− *富野由悠季監督が本機のデザインを気に入らなかったため、小説版では本機の代わりに'''セカンドV'''が登場している。
156行目:
140行目:
− +
+
関連機体・余談をガンダムWikiに移動
[[リガ・ミリティア]]が新たに開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[Vガンダム]]の後継機であり、正式名称は「ヴィクトリー2(ツー)ガンダム」。
[[リガ・ミリティア]]が新たに開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[Vガンダム]]の後継機であり、正式名称は「ヴィクトリー2(ツー)ガンダム」。
基本構造はVガンダムと同様に、[[コアファイター (V2)|コアファイター]]、トップリム(ハンガー)、ボトムリム(ブーツ)で構成されている。<br />
基本構造はVガンダムと同様に、[[コアファイター (V2)|コアファイター]]、トップリム(ハンガー)、ボトムリム(ブーツ)で構成されている。背部には革新的な推進システム「[[ミノフスキードライブ]]」を搭載されており、従来のモビルスーツを大きく上回る加速力を誇る。この装備は元々、Vガンダムのオプション装備として開発が進められていたが、後にVガンダムには搭載できない事が判明したため、急遽ミノフスキードライブが搭載可能な新設計機として本機が開発された。ミノフスキードライブの出力を上げると「光の翼」と呼ばれる余剰エネルギーの放出現象が発生するが、この余剰エネルギーはビームとほとんど変わらないため、[[ビームサーベル]]や[[ビームシールド]]として使う事も出来る。
本機の出力には余裕が持たされており、[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]や[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]といったオプション装備を取り付ける事で火力や防御力を向上させる事も可能である。[[サイコミュ]]兵器こそ搭載されていないが、パイロットである[[ウッソ・エヴィン]]の技量も相まって、[[宇宙世紀]]0150年代最強のモビルスーツとも言われている。ただし、原作ではアサルト・バスターともほとんど使用されていない。
Vガンダムと同様にファイター、ハンガー、ブーツに分離して戦うことも可能で、胴体部分にあたるハンガーのマニピュレーターを遠隔操作してビームサーベルやビームライフルを扱い奇襲をかける戦術を使うことが出来る。ハンガーやブーツを射出する攻撃も引き続き可能ではあるがVガンダムより高価な機体である事からコスト面で折り合わず頻度は大幅に減り、人型形態を維持したまま戦闘することの方が多かった。
Vガンダムと違って量産は考慮されていないため、製造費がとんでもなく高いとされる。実際、これのコアファイターの値段は[[戦艦]]1隻分とも言われている。ウッソ機とオリファー機の2機が存在していたが、オリファー機はモトラッド艦に[[特攻]]して失われている。その後は実質的にウッソ専用機として運用され、最後まで戦い抜いた。
戦争が終結した後は[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に[[Vガンダム]]と共に放棄されている。<br />
戦争が終結した後は[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に[[Vガンダム]]と共に放棄されている。Vガンダムと共に、地球・宇宙・月を転戦して終戦を無事地球で迎えた演出が為された、初の主役機ガンダムであった。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
スパロボではウッソの機体しか登場しない(もし出てきても、他のパイロットに乗り回されるか特攻イベントで失われる運命なのだろうが……)。映像化された[[U.C.]]系ガンダムで最も後期ガンダムな為、機体性能は高く、特に[[運動性]]は[[νガンダム]]や[[F91]]よりも高く、[[移動力]]もモビルスーツトップクラス。<br />
漫画版の影響なのか、V2は[[特殊能力]]に[[分身]]を所有している。代名詞の光の翼は基本的に武器として扱われ、その性能は作品でまちまちだが、通常兵器版・MAP兵器版の双方の存在はほぼ固定されている。
漫画版の影響なのか、V2は[[特殊能力]]に[[分身]]を所有している。代名詞の光の翼は基本的に武器として扱われ、その性能は作品でまちまちだが、通常兵器版・[[MAP兵器]]版の双方の存在はほぼ固定されている。
[[エステバリス]]や[[ストライクガンダム]]と同様に[[換装]]システムがあるのも特徴だが、それらと違って戦闘中の換装はできない(漫画版のみ、戦闘中にアサルトパーツの換装を行っている)。<br />
[[エステバリス]]や[[ストライクガンダム]]と同様に[[換装]]システムがあるのも特徴だが、それらと違って戦闘中の換装はできない(漫画版のみ、戦闘中にアサルトパーツの換装を行っている)。換装パーツを付けると例外なく運動性が落ちるが、付けないと光の翼以外は大したことのない打撃力を欠いたモビルスーツなので、どうしても付けることになる。
なお、原作で使用されたブーツアタック系の攻撃は、スパロボでは使えない(『Gジェネレーションシリーズ』などのゲームでは再現されている)。代わりのパーツがないのか、もしくは一度使用すると上半身だけになり、別ユニット扱いになることの問題と推測される。
なお、原作で使用されたブーツアタック系の攻撃は、スパロボでは使えない(『Gジェネレーションシリーズ』などのゲームでは再現されている)。代わりのパーツがないのか、もしくは一度使用すると上半身だけになり、別ユニット扱いになることの問題と推測される。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
;[[スーパーロボット大戦α]]
:序盤戦最後に入手。換装パーツを入手できるまでの期間が長い。運動性に至っては、[[νガンダム]](隠しユニットのνガンダムHWSは除く)や[[ガンダムF91]]よりも高く、[[移動力]]も非常に高い。ただ武装の方は攻撃力が弱く、光の翼は[[格闘]]武器なためウッソの格闘値では生かせない。しかし今回の[[マップ兵器]]版光の翼は方向指定型でその範囲が異常に広いため、しっかり改造すれば使いどころはある。
:序盤戦最後に入手。換装パーツを入手できるまでの期間が長い。運動性に至っては、[[νガンダム]](隠しユニットの[[νガンダムHWS装備型|νガンダムHWS装着型]]は除く)や[[ガンダムF91]]よりも高く、[[移動力]]も非常に高い。ただ武装の方は攻撃力が弱く、光の翼は[[格闘]]武器なためウッソの格闘値では生かせない。しかし今回の[[マップ兵器]]版光の翼は方向指定型でその範囲が異常に広いため、しっかり改造すれば使いどころはある。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:今回はウッソの[[格闘]]が高いため、有用であるが消費[[EN]]が多くなってしまい連発は不可能。やはり活躍するのはパーツを装備してからになる。
:今回はウッソの[[格闘]]が高いため、有用であるが消費[[EN]]が多くなってしまい連発は不可能。やはり活躍するのはパーツを装備してからになる。
:しかし、SRWでは防御には使用できない。
:しかし、SRWでは防御には使用できない。
:大抵の作品ではMAP兵器版も存在する。選択したマスに移動し、その周囲を攻撃するタイプであったり、攻撃範囲が広い方向指定タイプであったりとシリーズによって扱いは異なる。
:大抵の作品ではMAP兵器版も存在する。選択したマスに移動し、その周囲を攻撃するタイプであったり、攻撃範囲が広い方向指定タイプであったりとシリーズによって扱いは異なる。
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
:両腕に装備している。
:両腕に装備している。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
;剣装備、盾装備、銃装備
;[[剣装備]]、[[盾装備]]、[[銃装備]]
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動する。
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動する。
;[[Iフィールド]]
;[[Iフィールド]]
;F99 レコードブレイカー
;F99 レコードブレイカー
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人]]』に登場するミノフスキードライブを搭載した試作機。SRW未登場。
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人]]』に登場するミノフスキードライブを搭載した試作機。SRW未登場。
<!-- == 余談 == -->
== 余談 ==
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==
{{ガンダムシリーズ}}
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:V2かんたむ}}
{{DEFAULTSORT:V2かんたむ}}
[[category:登場メカ英数字・記号]]
[[Category:登場メカ英数字・記号]]
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
[[Category:機動戦士Vガンダム]]