イシュトリ
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『ラーゼフォン』に登場する用語で、同作のキーパーソン。
「奏者」の資格を持ち、その中でも「オリン」と呼ばれる者の前に幻影同然の状態で現れ、神の心臓「ヨロテオトル」へ至るための導き手として行動する。
姿は様々だが、奏者の最も強く求める人物(最も愛する者とは限らない)の姿を取るのが特徴。作中では、綾人の前に現れたイシュトリは美嶋玲香(学生時代の遥の姿)、久遠の前に現れたものは綾人の姿を取っていた。
その本質は、「器」たるラーゼフォンの「心」が形を取ったもの。この二つに、「魂」に当たる「オリン」が合一することで、真聖ラーゼフォンに至る。
作中の表現に従って音楽に準えるならば、ゼフォンは楽器、オリンは演奏者、イシュトリは指揮者。 そして、一体となって初めて奏でられる音楽が真聖ラーゼフォン、といった具合になる。
なお、「イシュトリ」とはアステカ神話に由来する言葉で、「顔」を意味する。作中では西メキシコ・ナワ人の伝承とされている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 漫画版では設定そのものが違い、15000年前にラーゼフォンの奏者となるはずだった玲香個人を指す言葉となっている。