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、 2012年8月10日 (金) 22:30
== ボアザン星人(Boasanian) ==
『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』において[[地球]]に侵略してきた[[異星人]]。星の名前の元ネタはフランス語で隣人を意味する単語(Voisin)だが、スペルには反映されていない。
[[ボアザン星]]に本拠を持ち皇帝を頂点とした帝制(ボアザン帝国)で、角があるかないかで貴族と労奴に区別され、角のない労奴は苦境の生活を送っていた。更なる資源と労働力を欲し、「'''角のない異星人は労奴にも劣る下等生物だから、角のあるボアザン貴族の指導下におくべきである'''」との大義名分を掲げて、[[宇宙]]に植民地を広げている。
上述の価値観ゆえ、[[プリンス・ハイネル]]率いる地球征服軍は、地球人を「それなりの科学力を持つ'''哺乳類'''」と見なしていた。故に、[[ド・ズール]](スパロボではカザリーンが代役することもある)が「地球人には愛情の概念がある」と報告した際、「犬や猫と同レベルの地球人にそんな概念があるわけがない」と幹部総出で爆笑した。
最終的に、ボルテスチームがボアザン本星に乗り込んだのを契機に、労奴たちが一斉蜂起し、貴族たちを拘束する。以後は、[[剛健太郎|ラ・ゴール]]が中心になって再建に着手することとなった。
== 登場作品 ==
原作のようにボアザン本星まで殴り込みをかけるのは[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみで、それ以外の作品では[[地底城]]攻略で決着をつけている。
元々「星間国家」という設定ゆえか、'''他作品の星間国家'''をより強大に見せるべく、帝国がまるまる支配下に置かれている場合が目立つ。
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:ゼ・バルマリィ帝国([[エアロゲイター]])の支配下。<br />「角のない異星人」であるバルマー人に屈服したためか、他のスパロボよりかは地球人への偏見が薄れている。そのため、[[ド・ズール]]の「地球人には愛情の概念がある」という報告も、「考えられぬ話ではない」と、すんなり受け入れていた。<br />身分制度については言及されるのだが、本作中のボアザン貴族たちは「ゼ・バルマリィ帝国に酷使される人々」という印象が強く、原作ほど傲慢には見えない。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:ゼ・バルマリィ帝国の支配下から脱し、ハイネル曰く「皇帝[[ズ・ザンバジル]]により腐敗しきった」とのこと。[[暗黒ホラー軍団]]と手を組み、[[ド・ベルガン]]率いる軍勢を地球に派遣し、[[バーム星人|小バーム]]の[[オルバン大元帥]]を支援した。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を組み、[[星間連合]]を形成した。本作で初めてボアザン本星と皇帝ズ・ザンバジルが登場し、ボアザン星の解放が再現された。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[ベガ星連合軍]]に従属する。角を持つもの同士で、[[百鬼帝国]]と提携する。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:[[ミケーネ帝国]]、[[恐竜帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を結ぶ。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:原作の貴族意識を反映してか、他の勢力とは手を結ばず基本的には単独の勢力。また、[[グラドス軍]]と交戦したこともある。
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の支配下。身分制度関係への言及はあまりない。[[グラドス軍]]に比べると扱いが悪いが、[[暗黒ホラー軍団]]よりは優遇されている印象。
== 人物 ==
;[[ズ・ザンバジル]]
:[[ボアザン帝国]]皇帝。
;[[剛健太郎|ラ・ゴール]]
:剛三兄弟の父である[[剛健太郎]]の正体。
;[[プリンス・ハイネル]]
:ラ・ゴールこと剛健太郎の子で、地球侵攻軍の司令官。
;[[グルル]]
:皇帝から重用される将軍。
;[[ド・ズール]]
:
;[[ド・ベルガン]]
:
;[[リー・カザリーン]]
:
;[[ルイ・ジャンギャル]]
:
;[[ダンゲ]]
:
== 関連する用語 ==
;[[獣士]]
:
;[[鎧獣士]]
:
;[[マキシンガル合金]]
:
== 他作品の関連人物・組織 ==
;[[キャンベル星人]]
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[ゼ・バルマリィ帝国]]、[[スーパーロボット大戦A|A]]ではベガ星連合軍と、そろって他国の支配下に置かれる。<br />[[スーパーロボット大戦R|R]]では同盟を結ぶ。
;[[バーム星人]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では結託する。<br />[[スーパーロボット大戦A|A]]では、同じく[[ベガ星連合軍]]の支配下に置かれる。
;[[妖魔帝国]]
:[[新]]では同じくバルマー帝国傘下ではあるが、地球の一部しか領有していない、この国と同列に扱われていた。
;[[暗黒ホラー軍団]]
:[[新]]ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。<br />[[スーパーロボット大戦α|α]]シリーズでは結託する。
;[[グラドス軍]]
:[[新]]ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。<br />[[スーパーロボット大戦J|J]]では敵対する。
;[[ベガ星連合軍]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では、キャンベル星人、バーム星人とともに支配下に置かれる。
;バルマー帝国
:[[新]]では、この帝国の辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。新参者ゆえ「暗黒ホラー軍団以上、妖魔帝国並、グラドス軍以下」の待遇を受ける。
;[[ゼ・バルマリィ帝国]]
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では、この帝国に占領され、[[新]]以上に酷使される。
=== 余談 ===
「ボルテスVの続編」として描かれた漫画作品『第41話 逆襲する貴族』(長谷川裕一:作)では、殖民星の貴族が評議会を結成し本国奪還を目論んでいること、労奴改め市民と貴族の争いが深刻化していることが言及されている。
この作品は非公式だが、後に長谷川氏が手掛けた漫画『超電磁対戦ビクトリーファイブ』にて一部設定が流用されている。
<!-- == 話題まとめ == -->
<!-- == 資料リンク == -->
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[[Category:超電磁マシーン ボルテスV]]