19行目: |
19行目: |
| 原作では膠着状態の戦況を打開すべく、[[ロード・ジブリール]]の命令により[[ネオ・ロアノーク]]率いる[[ファントムペイン]]に1機配備され、ステラが搭乗。その火力でヨーロッパ各地の都市に配備された[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。そんな中、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]も現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、偶然目に入ったキラのフリーダムの姿(フリーダムから禍々しいオーラが迸っていた)に錯乱し、再び攻撃しようとする。結局、最後は胸部のスーパースキュラにフリーダムのビームサーベルを突き刺され、行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティングが搭乗していたが、全機が[[デスティニーガンダム|デスティニー]]、[[レジェンドガンダム|レジェンド]]、インパルスに撃破されている。また、[[レクイエム]]攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。<br />他にも、未参戦作品だが『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ⊿アストレイ』にも登場しており、ファンフェルト・リア・リンゼイが乗っているが、ターンデルタの攻撃で撃墜されている。 | | 原作では膠着状態の戦況を打開すべく、[[ロード・ジブリール]]の命令により[[ネオ・ロアノーク]]率いる[[ファントムペイン]]に1機配備され、ステラが搭乗。その火力でヨーロッパ各地の都市に配備された[[ザフト]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。そんな中、[[シン・アスカ|シン]]の[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]も現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、偶然目に入ったキラのフリーダムの姿(フリーダムから禍々しいオーラが迸っていた)に錯乱し、再び攻撃しようとする。結局、最後は胸部のスーパースキュラにフリーダムのビームサーベルを突き刺され、行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティングが搭乗していたが、全機が[[デスティニーガンダム|デスティニー]]、[[レジェンドガンダム|レジェンド]]、インパルスに撃破されている。また、[[レクイエム]]攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。<br />他にも、未参戦作品だが『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ⊿アストレイ』にも登場しており、ファンフェルト・リア・リンゼイが乗っているが、ターンデルタの攻撃で撃墜されている。 |
| | | |
− | モビルスーツ形態は機動性が劣悪かつ接近戦に著しく弱い事から、この機体は基本的にモビルアーマー形態で運用した方が効率が良い。モビルアーマー形態は単独で飛行可能であり、機動性も低いと言えば低いが、ほぼ壁に近いモビルスーツ形態に比べれば遥かに向上している。さらに機体のほぼ全域に陽電子リフレクターを展開できる為、防御面もモビルスーツ形態より高い。ちなみに原作でこの機体が撃墜された場面は殆どがモビルスーツ形態である(巨体と運動性、武装の面から懐に飛び込まれると対処法が殆ど無い点、陽電子リフレクターの展開範囲が狭く、更には機体構造上MA形態よりもコクピット部の装甲が遥かに薄くなる点等が要因と考えられる)。生産コストの面や構造の複雑化による最悪な整備性の問題から考えるにこれほどの機体に可変機構を導入する必要は無い筈だが、[[ザムザザー]]や[[ゲルズゲー]]には無かった可変機構を今更導入した理由は永遠の謎である。作劇上の理由でいえば、この機体に最初に登場するステラが[[Ζガンダム]]のフォウのオマージュであり、デストロイはサイコガンダムのオマージュだからだと思われる。
| + | モビルスーツ形態の外観は圧倒的な威圧感を持つものの、実は機動力も防御力もモビルアーマー形態の方が高く、死角もない。生産コストの面や構造の複雑化による最悪な整備性の問題から考えるにこれほどの機体に可変機構を導入する必要は無い筈だが、[[ザムザザー]]や[[ゲルズゲー]]には無かった可変機構を今更導入した理由は永遠の謎である。作劇上の理由でいえば、この機体に最初に登場するステラが[[Ζガンダム]]のフォウのオマージュであり、デストロイはサイコガンダムのオマージュだからだと思われる。 |
| | | |
− | MS形態は[[サイコガンダム]]、MA形態は[[ビグ・ザム]]に酷似している。 | + | MS形態は[[サイコガンダム]]、MA形態は[[ビグ・ザム]]に酷似している。また劇中では100m近くあるような巨体で描写されているが(バクゥを足で踏み潰す等)、実際には通常のモビルスーツの2倍程度とそこまで大きくない。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
29行目: |
29行目: |
| :今回は[[モビルスーツ|MS]]形態のみで、武装も3つだけ。全方位[[マップ兵器]]のネフェルテムと、[[全体攻撃]]のスーパースキュラが主兵装。ステラとスティング機はHP5万越えとさすがに高い。弱点はマップ兵器のネフェルテムが射程2~6という点。また、攻撃と防御手段がENに依存しているため場合によっては木偶の棒状態に。ステラ絡み([[隠し要素/Z]]参照)イベントでは[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[サイコガンダム]]を先に落としてから、デストロイを[[シン・アスカ|シン]]に倒させることで概ねステラ仲間プラグとザフトポイントが立つ条件となる。第3軍の別動隊に撃墜されないよう注意したい。原作通り量産されているが、原作のように一撃とはいかない。しかし、この頃には単なる雑魚となっているだろう。尚、本作品では[[黒歴史]]の遺産のひとつとなっており、終盤には[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]の手で[[サイコガンダム]]と共に大量に投入される。このデストロイガンダムは[[AI|自律回路]]で動作している。 | | :今回は[[モビルスーツ|MS]]形態のみで、武装も3つだけ。全方位[[マップ兵器]]のネフェルテムと、[[全体攻撃]]のスーパースキュラが主兵装。ステラとスティング機はHP5万越えとさすがに高い。弱点はマップ兵器のネフェルテムが射程2~6という点。また、攻撃と防御手段がENに依存しているため場合によっては木偶の棒状態に。ステラ絡み([[隠し要素/Z]]参照)イベントでは[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の[[サイコガンダム]]を先に落としてから、デストロイを[[シン・アスカ|シン]]に倒させることで概ねステラ仲間プラグとザフトポイントが立つ条件となる。第3軍の別動隊に撃墜されないよう注意したい。原作通り量産されているが、原作のように一撃とはいかない。しかし、この頃には単なる雑魚となっているだろう。尚、本作品では[[黒歴史]]の遺産のひとつとなっており、終盤には[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]の手で[[サイコガンダム]]と共に大量に投入される。このデストロイガンダムは[[AI|自律回路]]で動作している。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :[[アイム・ライアード]]と[[リボンズ・アルマーク]]の暗躍により、第2次Zの世界に持ち込まれ、OZによって「悪魔のガンダム」として運用された(大方、周辺の被害を「ガンダム」のせいにすればいいと思ったのだろう)。今作では他のZ参戦組のガンダムシリーズ敵と同じく、[[モビルドール]]化されて登場する。機体性能は特に高いということもないが、射程が長いので注意が必要。また、今作のモビルドールは歴代最強クラスの強さかつ援護防御持ち、さらにまとめて大量に出てくるうえにそのほとんどがバリア持ちと鬱陶しい事この上ない。なお、「ガンダム」の名を冠しているため、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]の対象となるため、エースボーナス取得済の刹那をぶつければ楽に倒せる。<br />ちなみに、PV第2弾にも登場していた。 | + | :[[アイム・ライアード]]と[[リボンズ・アルマーク]]の暗躍により、第2次Zの世界に持ち込まれ、OZによって「悪魔のガンダム」として運用された(大方、周辺の被害を「ガンダム」のせいにすればいいと思ったのだろう)。今作では他のZ参戦組のガンダムシリーズ敵と同じく、[[モビルドール]]化されて登場する。機体性能は特に高いということもないが、射程が長いので注意が必要。また、今作のモビルドールは歴代最強クラスの強さかつ援護防御持ち、さらにまとめて大量に出てくるうえにそのほとんどがバリア持ちと鬱陶しい事この上ない。なお、「ガンダム」の名を冠しているため、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]の対象となるので、刹那を当てれば非常に楽に倒せる。<br />ちなみに、PV第2弾にも登場していた。 |
| | | |
| === Scramble Commanderシリーズ === | | === Scramble Commanderシリーズ === |
90行目: |
90行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *[[サイコガンダム]]とは違い、プラモ化はされていない。 | + | *[[サイコガンダム]]とは違い、プラモ化はされていない。完成品玩具はある。 |
− | *本編中ではバクゥを足で踏み潰す等、設定上のサイズよりも遥かに大きく演出されているシーンが幾つかある。
| |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
| <amazon>B000P46M0I</amazon> | | <amazon>B000P46M0I</amazon> |