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− 日本で最も古くから誕生した物語。しかしその物語が成立した年、作者ともに不明。+
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→竹取物語
===竹取物語===
===竹取物語===
日本で最も古くから誕生した物語。しかしその物語が成立した年、作者ともに不明。なお、かぐや姫に5人の求婚者が現れるのだが、'''帰還が遅かったものほど不幸な目に遭っている'''。
;かぐや姫
;かぐや姫
:竹取の最中に翁が光り輝く竹の中から見出され、翁夫婦に育てられた少女。発見時はその大きさも三寸(約9cm)だったが、3ヶ月ほどで妙齢の娘と変わらない体格となったが、作中の文章を見る限り'''絶世の美女'''として描かれており、その美しさに惚れて度々求婚をかけられたりした。実は月からやってきた人間(月人)であり、彼女はその月を見るたびに今まで育ててくれた翁夫婦たちと離れることを恐れてしまったが、最後は迎えにやってきた月人によって天の羽衣を着せられて月へと帰ってしまった。
:竹取の最中に翁が光り輝く竹の中から見出され、翁夫婦に育てられた少女。発見時はその大きさも三寸(約9cm)だったが、3ヶ月ほどで妙齢の娘と変わらない体格となったが、作中の文章を見る限り'''絶世の美女'''として描かれており、その美しさに惚れて度々求婚をかけられたりした。実は月からやってきた人間(月人)であり、彼女はその月を見るたびに今まで育ててくれた翁夫婦たちと離れることを恐れてしまったが、最後は迎えにやってきた月人によって執着心を奪う特性を持つ天の羽衣を着せられて、翁らへの愛情を奪われて月へと帰ってしまった。
:なお、月の住人(=天人)の王いわく、翁の下に現れた理由は「翁が何かしら善行を行った助けに」とのこと。ただし、そこで翁に富をもたらしたことが罪となり、下賤な存在である地上人のもとに居続ける羽目になったと語っている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[楠舞神夜]]」のモチーフとして取り入れられている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では「[[楠舞神夜]]」のモチーフとして取り入れられている。
;仏の御石の鉢
;仏の御石の鉢
:ちなみに「~の甲斐がない」という慣用句の語源はこの逸話。
:ちなみに「~の甲斐がない」という慣用句の語源はこの逸話。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「燕の介」の由来となっている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「燕の介」の由来となっている。
===不思議の国のアリス===
===不思議の国のアリス===
イギリスで誕生した児童小説。実は作者であるルイス・キャロルは数学者であり、その知人の少女のために即効で聞かせた物語が元となっている。<br/>続編として『鏡の国のアリス』が発表されている。
イギリスで誕生した児童小説。実は作者であるルイス・キャロルは数学者であり、その知人の少女のために即効で聞かせた物語が元となっている。<br/>続編として『鏡の国のアリス』が発表されている。