差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
12行目:
12行目:
− +
− インターフェースも改められ、テキストが一度に三行まで表示されるようになったが、文章が途中で不自然に改行され、一行だけが次のページに跨っている、というケースがゲーム中で散見される。このことから、もともとは前作・前々作同様二行表示だったが、シナリオが上がってから三行表示に変更された可能性が高い。+
− === 新システム ===+
57行目:
57行目:
− === 難易度 ===+
64行目:
64行目:
− +
− === 演出面 ===+
75行目:
75行目:
− === 話題 ===+
− +
109行目:
109行目:
− +
− +
− +
−
−
129行目:
127行目:
− +
− <br />+
−
−
−
141行目:
136行目:
− +
− +
−
−
−
171行目:
163行目:
− +
− +
− 統夜かカルヴィナのうち、いずれか1人を選択。+
−
− パートナー3人はいずれの場合でも登場する。
−
−
193行目:
181行目:
− +
− <br />
−
−
202行目:
187行目:
− +
− <br /><br />+
− +
−
−
−
−
−
編集の要約なし
[[ゲームボーイアドバンス]]、最後のスーパーロボット大戦。GBAの性能限界までを用いたと思われる演出は、GBAで唯一ダメージモーションまでも用意している。
[[ゲームボーイアドバンス]]、最後のスーパーロボット大戦。GBAの性能限界までを用いたと思われる演出は、GBAで唯一ダメージモーションまでも用意している。
[[主人公]]機に3人の女性[[サブパイロット]]が存在し、パートナーごとに異なるイベントやパートナーの出撃回数に応じてエンディングが変化するなど、恋愛シミュレーション的な要素も加味されている。寺田氏がいつかギャルゲーを作りたいと思っているのは有名な話だが、その思いが本作に反映されているかは不明。
[[主人公]]機に3人の女性[[サブパイロット]]が存在し、パートナーごとに異なるイベントやパートナーの出撃回数に応じてエンディングが変化するなど、恋愛シミュレーション的な要素も加味されている。プロデューサーの寺田貴信氏が「いつかギャルゲーを作りたいと思っている」というのは有名な噂だが、それが本作に反映されているかは不明。
発表の時点で既に開発度100%(=マスターアップ)だったという。延期がつきもののスパロボシリーズの中にあって異例のスピードリリースではある。
発表の時点で既に開発度100%(=マスターアップ)だったという。延期がつきもののスパロボシリーズの中にあって異例のスピードリリースではある。
インターフェースも改められ、テキストが一度に三行まで表示されるようになったが、文章が途中で不自然に改行され、一行だけが次のページに跨っている、というケースが散見される。このことから、もともとは二行表示だったが、シナリオが上がってから三行表示に変更された可能性が高い。
他にもオリジナル勢力であるフューリーに関して説明不足の部分があったり、テキスト上で口調に統一感がない(カティアのカルヴィナに対しての呼び方等)、エンディングの後日譚に[[バンプレストオリジナル]]、[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]、[[フルメタル・パニック!]]、[[ミスマル・ユリカ]]、[[マリュー・ラミアス]]以外の面々が登場しない、[[バグ (ゲーム)|バグ]]・[[誤字]]の多さなど、作り込みの偏りが目立っている。特に誤字は歴代最多で、単なる誤変換の数よりもむしろ根本的な設定の間違いの方が多い。
他にもオリジナル勢力であるフューリーに関して説明不足の部分があったり、テキスト上で口調に統一感がない(カティアのカルヴィナに対しての呼び方等)、エンディングの後日譚に[[バンプレストオリジナル]]、[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]、[[フルメタル・パニック!]]、[[ミスマル・ユリカ]]、[[マリュー・ラミアス]]以外の面々が登場しない、[[バグ (ゲーム)|バグ]]・[[誤字]]の多さなど、作り込みの偏りが目立っている。特に誤字は歴代最多で、単なる誤変換の数よりもむしろ根本的な設定の間違いの方が多い。
== 新システム ==
今回は、他作品からのシステムの取り込みや演出面の強化に重点が置かれており、純粋な意味での新システムは少ない。
今回は、他作品からのシステムの取り込みや演出面の強化に重点が置かれており、純粋な意味での新システムは少ない。
;パートナーシステム
;パートナーシステム
:携帯機シリーズでは初めて漢字が使用可能になり、特殊文字等の種類も増えた。
:携帯機シリーズでは初めて漢字が使用可能になり、特殊文字等の種類も増えた。
== 難易度 ==
全体的に味方ユニットやパイロットが強く、難易度は抑えめ。[[熟練度]]も存在しないのでゆっくりプレイできる。一部敵の撤退HPが分かる上、過去シリーズからは考えられないほど撤退基準が緩いので撃墜に困るケースも稀。だが[[増援]]での追加ザコ機数がゲーム全編を通して非常に多いため、高い継戦能力と広範囲への攻撃手段が要求される。自軍・敵軍・第三軍の三つ巴の戦いになるマップが多いことも、敵数の多さに拍車をかけている。
全体的に味方ユニットやパイロットが強く、難易度は抑えめ。[[熟練度]]も存在しないのでゆっくりプレイできる。一部敵の撤退HPが分かる上、過去シリーズからは考えられないほど撤退基準が緩いので撃墜に困るケースも稀。だが[[増援]]での追加ザコ機数がゲーム全編を通して非常に多いため、高い継戦能力と広範囲への攻撃手段が要求される。自軍・敵軍・第三軍の三つ巴の戦いになるマップが多いことも、敵数の多さに拍車をかけている。
また[[ナデシコ]]のような強力な多人数乗りユニットと、指定したユニットのパイロット全員の[[精神ポイント]]を回復する[[精神コマンド]]『[[献身]]』の組み合わせが猛威を振るい、他の強力な精神コマンドと併せて使うことで最強武器の連発を容易としていた。
また[[ナデシコ]]のような強力な多人数乗りユニットと、指定したユニットのパイロット全員の[[精神ポイント]]を回復する[[精神コマンド]]『[[献身]]』の組み合わせが猛威を振るい、他の強力な精神コマンドと併せて使うことで最強武器の連発を容易としていた。
歴代でも、[[分身]]系能力を所持する機体が敵味方問わず極めて多い。しかし本作に[[感応]]は存在しないため、[[必中]]や[[直撃]]の無いパイロットでは手軽な対処ができない。
歴代でも、[[分身]]系能力を所持する機体が敵味方問わず極めて多い。しかし本作には[[感応]]が存在しないため、[[必中]]や[[直撃]]の無いパイロットでは手軽な対処ができない。
== 演出面 ==
GBA最終作と言うこともあって、全体的に演出面の劇的な強化が行われている。グラフィックはほぼ全てDから一新された。OG2から更にアニメパターンが増加し、やられモーションや回避動作も新規に用意された。
GBA最終作と言うこともあって、全体的に演出面の劇的な強化が行われている。グラフィックはほぼ全てDから一新された。OG2から更にアニメパターンが増加し、やられモーションや回避動作も新規に用意された。
また、画面レイアウトが一新され、アイコンのサイズが大きくなるなど、メニュー画面のイメージも大きく変化した。
また、画面レイアウトが一新され、アイコンのサイズが大きくなるなど、メニュー画面のイメージも大きく変化した。
== 話題 ==
*シリーズとしては初めて、いわゆる[[御三家]](マジンガー、ゲッター、ガンダム)が揃わず、ゲッターが出ていない。(『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部 宇宙激震編]]』で初めて1ゲームで不参戦をしていたが完全は本作からである。)また、ロボットアニメではないテッカマンブレードが参戦した。
*シリーズとしては初めて、いわゆる[[御三家]](マジンガー、ゲッター、ガンダム)が揃わず、ゲッターが出ていない(ただし本作以前に発売された、3部構成の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]』では、第2部にゲッターが登場していない)。また、ロボットアニメではないテッカマンブレードが参戦した。
*更には[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]から、着ぐるみの[[ボン太くん]]までも参戦。[[隠し要素]]扱いだったが、非常にコミカルなアニメーションでプレイヤーを魅了した。他作品のボス格と戦闘した時の[[戦闘前会話]]も多数用意されている。
*更には[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]から、着ぐるみの[[ボン太くん]]までも参戦。[[隠し要素]]扱いだったが、非常にコミカルなアニメーションでプレイヤーを魅了した。他作品のボス格と戦闘した時の[[戦闘前会話]]も多数用意されている。
*隠し要素として、[[冥王計画ゼオライマー]]から幻の[[グレートゼオライマー]]が登場した。
*隠し要素として、[[冥王計画ゼオライマー]]から幻の[[グレートゼオライマー]]が登場した。
=== 登場メカ(オリジナル) ===
=== 登場メカ(オリジナル) ===
;'''主人公機'''
;主人公機
:
:下記3機のうち、いずれか1機を選択。
下記3機のうち、いずれか1機を選択。
:{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
|-
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
| [[グランティード・ドラコデウス]] || 本作 || グランティードの後継機<br />ゲーム中では「G・ドラコデウス」
| [[グランティード・ドラコデウス]] || 本作 || グランティードの後継機<br />ゲーム中では「G・ドラコデウス」
|}
|}
:また、条件を満たすと、下記の機体が第4の主人公機として使用可能になる。
:{| class="wikitable"
また、条件を満たすと、下記の機体が第4の主人公機として使用可能になる。
{| class="wikitable"
|-
|-
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
| [[ラフトクランズ]](主人公用) || 本作 || ヴォルレントの後継機<br />サブパイロットにより最強武器が異なる
| [[ラフトクランズ]](主人公用) || 本作 || ヴォルレントの後継機<br />サブパイロットにより最強武器が異なる
|}
|}
;敵勢力機(フューリー)
;'''敵勢力機(フューリー)'''
:{| class="wikitable"
:
{| class="wikitable"
|-
|-
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
=== 登場人物(オリジナル) ===
=== 登場人物(オリジナル) ===
;'''主人公及び関連人物'''
;主人公及び関連人物
:
:統夜かカルヴィナのうち、いずれか1人を選択。パートナー3人はいずれの場合でも登場する。
:{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
|-
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
| フランツ・ツェッペリン || 本作 || 主人公機の設計者
| フランツ・ツェッペリン || 本作 || 主人公機の設計者
|}
|}
:{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
|-
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
| [[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]] || 本作 || フューリーの皇女、非戦派
| [[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]] || 本作 || フューリーの皇女、非戦派
|}
|}
:統夜・カルヴィナはパートナー3人のうち1人をサブパイロットとして同乗させて戦闘するわけだが、この'''サブパイロットとして同乗させた回数'''がゲーム内容に若干影響する。詳しくは[[隠し要素/J]]参照。
;敵勢力(フューリー)
統夜・カルヴィナはパートナー3人のうち1人をサブパイロットとして同乗させて戦闘するわけだが、この'''サブパイロットとして同乗させた回数'''がゲーム内容に若干影響する。詳しくは[[隠し要素/J]]参照。
:{| class="wikitable"
;'''敵勢力(フューリー)'''
:
{| class="wikitable"
|-
|-
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
! 人物名 !! 初登場 !! 備考