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| 実際のところ、ニュータイプとは'''正確な定義自体が無い曖昧な概念'''であり、'''劇中の登場人物どころか視聴者の間でも明確なイメージを持って語られている場面が少ない'''言葉でもある。そのため、単に「認識力や感覚に非常に優れた(パイロット適正も高い)超人」というような物から「誤解なしに通じ合えて余計な争いをしなくて済むような人々」のような概念的な物まで様々な扱いがされている。 | | 実際のところ、ニュータイプとは'''正確な定義自体が無い曖昧な概念'''であり、'''劇中の登場人物どころか視聴者の間でも明確なイメージを持って語られている場面が少ない'''言葉でもある。そのため、単に「認識力や感覚に非常に優れた(パイロット適正も高い)超人」というような物から「誤解なしに通じ合えて余計な争いをしなくて済むような人々」のような概念的な物まで様々な扱いがされている。 |
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− | さらに、誰がニュータイプかニュータイプではないかという点では、境界が曖昧な部分がある。劇中でニュータイプとしての描写がないキャラクターでも広範囲に強い思念が広がってる一種の奇跡のような場面ではビジョンや声を知覚したり、逆にオールドタイプであると思われる人物が出す強いプレッシャーをニュータイプが感じ取るということも起きている。(「[[機動戦士ガンダム]]」最終回でアムロの声が[[ホワイトベース]]の乗員達を導く場面、「[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]」の終盤における[[アクシズ]]に駆けつける敵味方の兵士達、「[[機動戦士Vガンダム]]」で[[ドゥカー・イク]]戦死後など)。スパロボでは[[エマ・シーン]]や[[レコア・ロンド]]はオールドタイプとして扱われるが、原作ではニュータイプ的に気配を察知する場面もある。[[ナナイ・ミゲル]]もニュータイプ扱いされていないが、彼女の思惟が戦闘中のシャアに届いたり「大佐の命が吸われていきます」と彼の状態を感知していた。逆に、ジュドー以外のシャングリラ・チルドレンや[[ルー・ルカ]]、[[ファ・ユイリィ]]はスパロボではニュータイプとされているが、ゲーム作品によってはニュータイプとして扱われないこともある。
| + | さらに、誰がニュータイプかニュータイプではないかという点では、境界が曖昧な部分がある。劇中でニュータイプとしての描写がないキャラクターでも広範囲に強い思念が広がってる一種の[[奇跡]]のような場面ではビジョンや声を知覚したり、逆にオールドタイプであると思われる人物が出す強いプレッシャーをニュータイプが感じ取るということも起きている(「[[機動戦士ガンダム]]」最終回でアムロの声が[[ホワイトベース]]の乗員達を導く場面、「[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]」の終盤における[[アクシズ]]に駆けつける敵味方の兵士達、「[[機動戦士Vガンダム]]」で[[ドゥカー・イク]]戦死後など)。スパロボでは[[エマ・シーン]]や[[レコア・ロンド]]はオールドタイプとして扱われるが、原作ではニュータイプ的に気配を察知する場面もある。[[ナナイ・ミゲル]]もニュータイプ扱いされていないが、彼女の思惟が戦闘中のシャアに届いたり「大佐の命が吸われていきます」と彼の状態を感知していた。逆に、ジュドー以外のシャングリラ・チルドレンや[[ルー・ルカ]]、[[ファ・ユイリィ]]はスパロボではニュータイプとされているが、ゲーム作品によってはニュータイプとして扱われないこともある。 |
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| === スパロボシリーズにおいて === | | === スパロボシリーズにおいて === |
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| == 主なパイロット == | | == 主なパイロット == |
| ;[[アムロ・レイ]] | | ;[[アムロ・レイ]] |
− | :『[[機動戦士ガンダム]]』主人公。SRWにおいては能力・NT能力ともバランスよく高くなる。 | + | :『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。SRWにおいては、能力・NT能力共にバランス良く高くなる。 |
| ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) | | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
− | :ニュータイプを最初に提唱したジオン・ズム・ダイクンの実子(本名:キャスバル・レム・ダイクン)で、「[[赤い彗星]]」の[[異名]]を持つエースパイロット。ただし、近年のSRWではNT能力自体は標準よりやや高い程度で、パイロットとしての技量の高さの方に重きが置かれている傾向にある。 | + | :ニュータイプを最初に提唱したジオン・ズム・ダイクンの実子(本名:キャスバル・レム・ダイクン)で、「[[赤い彗星]]」の[[異名]]を持つエースパイロット。 |
| + | :ただし、近年のSRWではNT能力自体は標準よりやや高い程度で、パイロットとしての[[技量]]の高さの方に重きが置かれている傾向にある。 |
| ;[[ララァ・スン]] | | ;[[ララァ・スン]] |
| :ジオンのニュータイプ研究機関フラナガン機関のパイロット。乗機[[エルメス]]のサイコミュ兵器ビットやアムロとの交流においてニュータイプの神秘性を印象づけた。その死後も魂は地球圏をさまよっていると言われたり、[[機動戦士ガンダムΖΖ]]に霊体が登場してジュドーに力を貸すなど彼女の影響力はなかなかのもの。 | | :ジオンのニュータイプ研究機関フラナガン機関のパイロット。乗機[[エルメス]]のサイコミュ兵器ビットやアムロとの交流においてニュータイプの神秘性を印象づけた。その死後も魂は地球圏をさまよっていると言われたり、[[機動戦士ガンダムΖΖ]]に霊体が登場してジュドーに力を貸すなど彼女の影響力はなかなかのもの。 |
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| :初めて物語中で明確にニュータイプと定義されたキャラ。元祖木星帰り。 | | :初めて物語中で明確にニュータイプと定義されたキャラ。元祖木星帰り。 |
| ;[[カミーユ・ビダン]] | | ;[[カミーユ・ビダン]] |
− | :設定上は全登場人物中最高のニュータイプ能力を有すとされる。SRWでも最も早く(または唯一)最高レベルに達する場合が多い。ただし、その鋭敏すぎる能力は徐々に彼の精神を蝕んでゆくことになる。 | + | :設定上は全登場人物中最高のニュータイプ能力を有するとされる。SRWでも最も早く(または唯一)最高レベルに達する場合が多い。ただし、その鋭敏すぎる能力は徐々に彼の精神を蝕んでゆくことになる。 |
| ;[[パプテマス・シロッコ]] | | ;[[パプテマス・シロッコ]] |
| :シャリアに続く[[木星]]帰りのニュータイプということで、より木星の環境とニュータイプ能力の[[覚醒]]を関連したものとして印象づけた。ハマーンとの戦いでは初見でファンネルを撃ち落とす、カミーユの精神崩壊に止めを刺すなどニュータイプ能力を使いこなした。 | | :シャリアに続く[[木星]]帰りのニュータイプということで、より木星の環境とニュータイプ能力の[[覚醒]]を関連したものとして印象づけた。ハマーンとの戦いでは初見でファンネルを撃ち落とす、カミーユの精神崩壊に止めを刺すなどニュータイプ能力を使いこなした。 |
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| :一部のスパロボではカミーユやアムロよりニュータイプ技能が上位の場合がある。 | | :一部のスパロボではカミーユやアムロよりニュータイプ技能が上位の場合がある。 |
| ;[[エルピー・プル]] | | ;[[エルピー・プル]] |
− | :[[プルシリーズ]]がニュータイプか[[強化人間]]であるかは意見が分かれるが、スパロボではプルはニュータイプとされている。 | + | :[[プルクローン]]がニュータイプか[[強化人間]]であるかは意見が分かれるが、スパロボではプルはニュータイプとされている。 |
| ;[[シーブック・アノー]]([[キンケドゥ・ナウ]]) | | ;[[シーブック・アノー]]([[キンケドゥ・ナウ]]) |
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