差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
12 バイト追加 、 2024年11月6日 (水)
編集の要約なし
8行目: 8行目:  
[[第1次連合・プラント大戦]]終結後、正式に独立が認められて'''P'''eoples '''L'''iberation '''A'''cting '''N'''ation of '''T'''echnology(=テクノロジーによる人民解放国)と改称。いずれも、略称はP.L.A.N.T.(プラント)である。
 
[[第1次連合・プラント大戦]]終結後、正式に独立が認められて'''P'''eoples '''L'''iberation '''A'''cting '''N'''ation of '''T'''echnology(=テクノロジーによる人民解放国)と改称。いずれも、略称はP.L.A.N.T.(プラント)である。
   −
プラントの首長たる議長を頂点とした12人の議員から成る「プラント最高評議会」が最高意思決定機関である。また、軍事組織として[[ザフト]]が存在し、事実上の国軍となっている。<ref>[[第2次連合・プラント大戦]]後、ザフトは正式にプラントの国軍と定められ、それに伴う階級制度の導入等の組織再編が行われた。</ref>なお、第1次連合・プラント大戦終結後、[[パトリック・ザラ]]が最高評議会議長とザフトのトップたる国防委員長を兼任したためにプラント全体が戦争に邁進してしまったことへの反省のため、これら両ポストの兼任ができないよう、規約が改訂されている。
+
プラントの首長たる議長を頂点とした12人の議員から成る「プラント最高評議会」が最高意思決定機関である。また、軍事組織として[[ザフト]]が存在し、事実上の国軍となっている<ref>[[第2次連合・プラント大戦]]後、ザフトは正式にプラントの国軍と定められ、それに伴う階級制度の導入等の組織再編が行われた。</ref>。なお、第1次連合・プラント大戦終結後、[[パトリック・ザラ]]が最高評議会議長とザフトのトップたる国防委員長を兼任したためにプラント全体が戦争に邁進してしまったことへの反省のため、これら両ポストの兼任ができないよう、規約が改訂されている。
    
=== 設立経緯 ===
 
=== 設立経緯 ===
前身はジョージ・グレンが宇宙クジラ「エヴィデンス01」の研究のために設立したコロニー「Zdiac」。これが拡大化したことから[[大西洋連邦]]・[[ユーラシア連邦]]・[[東アジア共和国]](プラント理事国)に資金提供を依頼し、それらが作る「プラント運営会議」の支配下で大規模コロニーへと発展する。理事国は出資の見返りとして工業生産コロニーと化すことでプラントを運営したが、同地の食料生産を禁じこれを背景とした不平等貿易と植民地政策を敢行したために市民内で不満が発生。同時に地球での迫害に耐えかねたコーディネイターたちが安住の地を求めてプラントに移住した事から、開発事業に従事する者の殆どを占めるようになる。結果、コーディネイターは次第にプラントそのものを自分達の国のような捉え方に変えていった。プラント理事国を含む地球各国側は「プラント=主権国家」とは認めていなかった為、軍事的な威嚇やブルーコスモスによる各種テロリズムの発生などの度重なる強圧に耐えかねて独立運動が盛んになっていく。幾度となく会談の場が設けられたがことごとくが決裂し、地球国家でも大洋州連合と[[アフリカ共同体]]、南アメリカ合衆国はプラント擁護の立場を取るなど、地球国家側も対立を深めていく。最後の交渉のチャンスとして国連事務総長などの呼びかけにより月面都市コペルニクスで開催された会談がテロで爆破され、国連首脳陣が全滅して国連が崩壊(コペルニクスの悲劇)。犯人は不明だったが、プラント議長[[シーゲル・クライン]]がシャトルの故障で唯一難を逃れるという状況から理事国側は「'''プラントによるテロで、地球とナチュラル全体への宣戦布告'''」と断定し、[[地球連合]]の設立を宣言(アラスカ宣言)。即座に宣戦布告し、プラント近傍宙域での戦闘でユニウス・セブンに核ミサイルを撃ち込んだ[[血のバレンタイン]]が発生<ref>この核攻撃は地球連合の軍需産業複合体を牛耳るアズラエルやその部下のブルーコスモス将校の独断による所が大きく、連合での主流派の行動では無かった</ref>。
+
前身はジョージ・グレンが宇宙クジラ「エヴィデンス01」の研究のために設立したコロニー「Zdiac」。これが拡大化したことから[[大西洋連邦]]・[[ユーラシア連邦]]・[[東アジア共和国]](プラント理事国)に資金提供を依頼し、それらが作る「プラント運営会議」の支配下で大規模コロニーへと発展する。理事国は出資の見返りとして工業生産コロニーと化すことでプラントを運営したが、同地の食料生産を禁じこれを背景とした不平等貿易と植民地政策を敢行したために市民内で不満が発生。同時に地球での迫害に耐えかねたコーディネイターたちが安住の地を求めてプラントに移住した事から、開発事業に従事する者の殆どを占めるようになる。結果、コーディネイターは次第にプラントそのものを自分達の国のような捉え方に変えていった。プラント理事国を含む地球各国側は「プラント=主権国家」とは認めていなかった為、軍事的な威嚇やブルーコスモスによる各種テロリズムの発生などの度重なる強圧に耐えかねて独立運動が盛んになっていく。幾度となく会談の場が設けられたがことごとくが決裂し、地球国家でも大洋州連合と[[アフリカ共同体]]、南アメリカ合衆国はプラント擁護の立場を取るなど、地球国家側も対立を深めていく。最後の交渉のチャンスとして国連事務総長などの呼びかけにより月面都市コペルニクスで開催された会談がテロで爆破され、国連首脳陣が全滅して国連が崩壊(コペルニクスの悲劇)。犯人は不明だったが、プラント議長[[シーゲル・クライン]]がシャトルの故障で唯一難を逃れるという状況から理事国側は「'''プラントによるテロで、地球とナチュラル全体への宣戦布告'''」と断定し、[[地球連合]]の設立を宣言(アラスカ宣言)。即座に宣戦布告し、プラント近傍宙域での戦闘でユニウス・セブンに核ミサイルを撃ち込んだ[[血のバレンタイン]]が発生<ref>この核攻撃は地球連合の軍需産業複合体を牛耳るアズラエルやその部下のブルーコスモス将校の独断による所が大きく、連合での主流派の行動では無かった</ref>。
 
プラント議会はC.E.70年2月18日に独立宣言と徹底抗戦を明言し、理事国側の宇宙軍を排除してプラントを奪取。同時に地球連合非参加国に優先的に物資提供を行う事を表明し、大洋州連合と南アメリカ合衆国がこれを受諾。1年半にも及ぶ[[第1次連合・プラント大戦]]が開始される。
 
プラント議会はC.E.70年2月18日に独立宣言と徹底抗戦を明言し、理事国側の宇宙軍を排除してプラントを奪取。同時に地球連合非参加国に優先的に物資提供を行う事を表明し、大洋州連合と南アメリカ合衆国がこれを受諾。1年半にも及ぶ[[第1次連合・プラント大戦]]が開始される。
  
5,516

回編集

案内メニュー