差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
26行目:
26行目:
− 面長顔と無精ひげが特徴。平日は仕事に追われ、休日になると家でぐうたらする事が多いなど、どこにでもいる普通のお父さん。しかし家族の危機を始め、いざという時には活躍をする事が多く、特に劇場版では主役級の活躍を与えられており、その活躍ぶりもあってか多くのファンから「'''世界最強の[[サラリーマン]]'''」と評されている。+
− 息子のしんのすけに遺伝する程の女好きであり<ref>さらに言えば、自身の父・銀の介譲り。ついでに言うと太眉も遺伝されている。</ref>、鼻の下を伸ばす度に、妻の[[野原みさえ]]に嫉妬されるが<ref>誤解なども加わり、離婚寸前にまで行った事もある。</ref>、根はみさえ一筋。+
36行目:
36行目:
− +
42行目:
42行目:
− +
− +
56行目:
56行目:
− +
62行目:
62行目:
− +
− +
− +
− +
78行目:
78行目:
− +
− +
85行目:
85行目:
− +
− +
+
93行目:
94行目:
− +
104行目:
105行目:
− 決める時はしっかり決めてくれるが、普段の生活は周りの家族に振り回されることが多い。そういう気苦労の多さもまたファンの心を掴んで離さない…の、かもしれない。+
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
+
− +
− +
− +
− +
− +
− +
− +
+
+
149行目:
153行目:
− +
175行目:
179行目:
− +
− +
編集の要約なし
[[野原しんのすけ]]の父親で野原一家の大黒柱。秋田県出身で、ふたば商事(原作ではアクション商事)営業課の係長。
[[野原しんのすけ]]の父親で野原一家の大黒柱。秋田県出身で、ふたば商事(原作ではアクション商事)営業課の係長。
面長顔と濃いヒゲが特徴。平日は仕事に追われ、休日になると家でぐうたらする事が多いなど、どこにでもいる普通のお父さん。しかし家族の危機を始め、いざという時には活躍をする事が多く、特に劇場版では主役級の活躍を与えられており、その活躍ぶりもあってか多くのファンから「'''世界最強の[[サラリーマン]]'''」と評されている。
壮絶なまでの足の臭さと髭剃りの刃を直ぐダメにするほどの硬いヒゲが悩みの種で、劇場版を初めとした特別編では武器として大活躍。
壮絶なまでの足の臭さと髭剃りの刃を直ぐダメにするほどの硬いヒゲが悩みの種で、劇場版を初めとした特別編では武器として大活躍。
息子のしんのすけにも遺伝するほどの女好きであり<ref>さらに言えば、自身の父・銀の介譲り。ついでに言うと太眉も遺伝されている。</ref>、鼻の下を伸ばす度に妻の[[野原みさえ|みさえ]]に嫉妬されるが<ref>誤解なども加わり、離婚寸前にまで行った事もある。</ref>、根はみさえ一筋。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。
:初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。
:しんのすけを戦いに巻き込んだとして[[カンタム・ロボ|カンタム]]を叱責する場面があるなど、家族思いの父親としての姿は本作でも健在。
:しんのすけを戦いに巻き込んだ事について[[カンタム・ロボ|カンタム]]を叱責する場面があるなど、家族思いの父親としての姿は本作でも健在。
:ただし顔グラが通常時・驚いた顔・キリッとした顔の3つだけと極端に少ないせいでカンタムを責める際に'''微笑みながら激昂する'''というシュールな絵面になってしまうのが難点。
:ただし顔グラが通常時・驚いた顔・キリッとした顔の3つだけと極端に少ないせいでカンタムを責める際に'''微笑みながら激昂する'''というシュールな絵面になってしまうのが難点。
=== 家族 ===
=== 家族 ===
;[[野原しんのすけ]]
;[[野原しんのすけ]]
:息子。しんのすけからは「おバカでエッチで軽いノリの父ちゃん」とも思われている。
:息子。しんのすけからは「おバカでエッチで軽いノリの父ちゃん」と若干侮られているところもあるが、親子仲は良好。
;[[野原みさえ]]
;[[野原みさえ]]
:妻。尻に敷かれたり、金や家族全員で一緒に行く予定の変更などで夫婦喧嘩する事が多いが、互いに愛し合っている。
:妻。尻に敷かれたり、浮気の誤解や家族全員で一緒に行く予定の変更などで夫婦喧嘩する事が多いが、互いに愛し合っている。
;[[野原ひまわり]]
;[[野原ひまわり]]
:娘。
:娘。
:母。豪快な性格の持ち主。
:母。豪快な性格の持ち主。
;野原せまし
;野原せまし
:実家を継いでいる兄。大らかな弟とは対照的に、頑固で融通の利かない性格。みさえ曰く「名前の通り心の狭い男」。
:実家を継いでいる兄。大らかなひろしとは対照的に、頑固で融通の利かない性格。みさえ曰く「名前の通り心の狭い男」。
;野原育菜
;野原育菜
:「新クレヨンしんちゃん」にてせましと結婚したせましの妻。ひろしにとって義理の妹に当たる。<br>せましと同様にドケチで倹約家。
:「新クレヨンしんちゃん」にてせましと結婚したせましの妻。ひろしにとって義理の妹に当たる。<br>せましと同様にドケチで倹約家。
:育菜の連れ子。ひろしにとっては甥と姪に当たる。
:育菜の連れ子。ひろしにとっては甥と姪に当たる。
;桜チル子
;桜チル子
:アニメ133話にて登場したひろしの姪っ子。「ひろしの姉の娘」らしいが上記の通りひろしの兄弟姉妹はせまししかおらず、せましは育菜と結婚するまで未婚である為矛盾している。'''''彼女はいったい何者なのだろうか?'''''
:アニメ133話にて登場したひろしの姪っ子。「ひろしの姉の娘」らしいが上記の通りひろしの兄弟姉妹はせまししかおらず、せましは育菜と結婚するまで未婚であるため矛盾している。'''''彼女はいったい何者なのだろうか?'''''
=== みさえの家族 ===
=== みさえの家族 ===
;小山よし治
;小山よし治
:義父。カタブツで真面目な性格な為時に怒られることもあるが信頼はされている。
:義父。冗談が一切通じない堅物のため、内心恐れているが、彼からは信頼を得ている。
;小山ひさえ
;小山ひさえ
:義母。
:義母。
;小山まさえ
;小山まさえ
:義姉。元国語教師で、言葉遣いにうるさい為か苦手としている。
:義姉。元国語教師で、言葉遣いにうるさいためか苦手としている。
;小山むさえ
;小山むさえ
:義妹。居候初日で風呂上がりの彼女をみさえと間違えて後ろから抱きついたせいで彼女からビンタをくらう。その後の関係は良好でありむさえの夢をみさえと同様に応援している。
:義妹。居候初日で風呂上がりの彼女をみさえと間違えて後ろから抱きついたせいで彼女からビンタを喰らう。その後の関係は良好で、むさえの夢を家族と同様に応援している。
=== 会社 ===
=== 会社 ===
:仲の良い部下であり、互いに理解者。
:仲の良い部下であり、互いに理解者。
;草加ユミ、朝霞リエ
;草加ユミ、朝霞リエ
:部下の若い女性社員。彼女らからも仕事振りや人柄を信頼されているが、女性に弱い性分のためかよく彼女らと浮気する夢を見たり、会社での浮気を密かに疑われる原因にもなっている。
:部下の若い女性社員。彼女らからも仕事ぶりや人柄を信頼されているが、女性に弱い性分のためかよく彼女らと浮気する夢を見たり、会社での浮気を密かに疑われる原因にもなっている。
:特にユミとは彼女の死んだペットの愛猿ゴンザレスと顔が瓜二つなためか好意を寄せられ、手編みのセーターをプレゼントするなどされていい感じになっている<ref>ひろし本人もユミに対して満更でもなく思っていたところがあるようで、[[映画]]「暗黒タマタマ大追跡」ではひろしの心を読んでユミとの関係を知ったヘクソンに、「古女房より若い娘か」と言われてみさえに問い詰められ、大いに焦っている。</ref>。しかし、ひろしが妻子持ちであることは知らなかったようで、後に自身の行為が最悪不倫にも繋がり兼ねない愚挙だと知って野原家を訪れ、謝罪・和解して元の良き上司・部下の関係に戻っている。
:特にユミとは彼女の死んだペットの愛猿ゴンザレスと顔が瓜二つなためか好意を寄せられ、手編みのセーターをプレゼントするなどされていい感じになっている<ref>ひろし本人もユミに対して満更でもなく思っていたところがあるようで、[[映画]]『暗黒タマタマ大追跡』ではひろしの心を読んでユミとの関係を知ったヘクソンに、「古女房より若い娘か」と言われてみさえに問い詰められ、大いに焦っている。</ref>。しかし、ひろしが妻子持ちであることは知らなかったようで、後に自身の行為が不倫にも繋がりかねない愚挙だと知って野原家を訪れ、謝罪・和解して元の良き上司・部下の関係に戻っている。
;部長
;部長
:上司。部下思いではあるが、仕事に厳しいことから叱られることも少なくない。
:上司。部下思いではあるが、仕事に厳しいことから叱られることも少なくない。
=== その他 ===
=== その他 ===
;吉永みどり
;吉永みどり
:しんのすけのクラスの担任。家庭訪問の際、しんのすけに誤って酒を飲まされて酔っ払った彼女に、恋人の石坂純一と勘違いされて抱き付かれるなど不倫になりかけた(しかも、本人も顔を赤くするなど満更でもなさそうにしていた)たり、髭面がお気に召されなかったことで「顔面大根おろし」の刑を受けるなど酷い目に遭わされた。
:しんのすけのクラスの担任。家庭訪問の際、しんのすけに誤って酒を飲まされて酔っ払った彼女に、恋人の石坂純一と勘違いされて抱き付かれ(しかも、ひろしも顔を赤くするなど満更でもなさそうにしていた)たと思ったら、ヒゲ面がお気に召されなかったことで「顔面大根おろし」の刑を受けるなど酷い目に遭わされた。
;鳩ヶ谷ヨシりん、鳩ヶ谷ミッチー
;鳩ヶ谷ヨシりん、鳩ヶ谷ミッチー
:野原家の近所に住む新婚夫妻。かなり自己中心的な性格のバカップルであり、みさえ共々この二人の奇行にウンザリしている。原作漫画ではさらにヨシりんが'''部下になる'''羽目に…。
:野原家の近所に住む新婚夫妻。かなり自己中心的な性格のバカップルであり、みさえ以上に迷惑を被ることが多い。
:原作漫画ではさらにヨシりんが'''部下になる'''羽目に……。
;スーザン小雪
;スーザン小雪
:またずれ荘で知り合ったニューハーフ。特に気に入られている。彼に限らずひろしは何故かオカマにモテる。
:またずれ荘で知り合ったニューハーフ。特に気に入られている。彼に限らずひろしは何故かオカマにモテる。
:ひろしが偶然助けた女子高生。この一件以来惚れられてしまうが、彼女の事を思ってひろしはあえて突き放した。
:ひろしが偶然助けた女子高生。この一件以来惚れられてしまうが、彼女の事を思ってひろしはあえて突き放した。
;門呂マリ
;門呂マリ
:原作漫画のみ登場する野原家の近所に住む女性。彼女の色気に釣られあったせいで、最後はみさえにこっぴどく怒られるなど悲惨な目にあう。息子のオサムがおり、母の色気に釣られるひろしをバカにしている。
:原作漫画のみ登場する野原家の近所に住む女性。彼女の色気に釣られていいところを見せようとするせいで、逆に散々な目に遭い、最後にはみさえにこっぴどく怒られるのが定番。息子のオサムがおり、母の色気にすぐ釣られるひろしをバカにしている。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
== 名(迷)台詞 ==
== 名(迷)台詞 ==
決める時はしっかり決めてくれるが、普段の生活は家族や隣人に振り回されることが多い。そういう気苦労の多さもまたファンの心を掴んで離さない……の、かもしれない。
=== 原作・アニメ ===
=== 原作・アニメ ===
;「野原一家、ファイヤー!」
;「野原一家、ファイヤー!!」
:映画などで奮起する際の合言葉。
:映画などで奮起する際の合言葉。
;「きっと…最後の力を振り絞って、しんのすけにお礼が言いたかったんだよ…」
;「きっと最後の力を振り絞って、しんのすけにお礼が言いたかったんだよ」
:「かわいそうなスズメだゾ」(アニメ版サブタイトル)より。しんのすけが保護した傷だらけのスズメを野原家で世話するが'''スピルバーグ'''と名付けた(しんのすけ命名)スズメは一向に良くならなかった。ある朝、スピルバーグは元気に飛ぶ姿を見せるが力尽きて絶命。ひろしはしんのすけに上記の台詞をかけ、アニメ版ではしんのすけはスピルバーグの名を呼び、空に浮かぶ雲はスピルバーグの姿になって、幕引きとなる。
:「かわいそうなスズメだゾ」(アニメ版サブタイトル)より。しんのすけが保護し、'''スピルバーグ'''と名付けた傷だらけのスズメを野原家で世話するが、スピルバーグは一向に良くならなかった。ある朝、スピルバーグは元気に飛ぶ姿を見せるが直後に力尽きて絶命。ひろしはしんのすけに上記の台詞をかけて慰めた。
:尚、スズメをスピルバーグと呼んでいたのはしんのすけだけでみさえは'''チッチ'''、ひろしは'''ひとみ'''と呼んでいた。
:アニメ版ではしんのすけがスピルバーグの名を呼び、空に浮かぶ雲がスピルバーグの姿になって、幕引きとなる。
;「俺の靴下はジャスミンの香り」
;「俺の靴下はジャスミンの香り~♪」
:酔ってフザけて歌った歌。しかし彼の靴下はジャスミンどころか家族から危険物扱いされるほどの刺激臭である。一方で劇場版『モーレツ!オトナ帝国の逆襲!!』では、洗脳されたひろしとみさえを正気に戻す重要な役割を果たしている。
:酔ってフザけて歌った歌。しかし彼の靴下はジャスミンどころか家族から危険物扱いされるほどの刺激臭である。一方で劇場版『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、洗脳されたひろしとみさえを正気に戻す重要な役割を果たしている。
;リョーコちゃんへ<br />オレは君が思ってるようなカッコイイおじさんなんかじゃない。<br />あの時オレのカバンがグーゼンちかんにぶつかっただけだ。<br />だからオレのことはわすれなさい。オレもほんとうに勇気あるおじさんにがんばるから君も勉強ガンバレ!!!<br />家族を愛する普通のおじさんより。
;リョーコちゃんへ<br />オレは 君が思っているようなカッコイイおじさんなんかじゃない<br />あの時オレのカバンがグーゼンちかんに ぶつかっただけだ<br />だから オレの事は わすれなさい<br />オレ ほんとに勇気あるおじさんになるようにガンバルから君も勉強ガンバレ!!<br />家族を愛するふつうのおじさんより
:29巻にて、偶然満員電車で痴漢から女子高生を救ったことから彼女にデートに誘われたひろし。当初はすっかり浮かれ切ってしまっていたが、こんな偶然でこれ以上女の子を騙しちゃいけない。何よりこんな浮気同然の関係をこれ以上続けてはいけないとあえて彼女を突き放した際のメールの全文。その後リョーコは泣いていた為恐らくひろしに惚れていたのだと思われる。そして……。
:「父ちゃんのヒミツのメル友だゾ」(アニメ版サブタイトル)より。偶然、満員電車で痴漢から女子高生を救ったことから彼女にデートに誘われたひろし。当初はすっかり浮かれきってしまっていたが、こんな偶然でこれ以上女の子を騙しちゃいけない、何よりこんな浮気同然の関係をこれ以上続けてはいけないとあえて彼女を突き放した際のメールの全文。これを見たリョーコは泣いていたため、恐らく本気でひろしに惚れていたのだと思われる。そして……。
;「おっとゴメンよ」
;「おっと、ゴメンよ」
:同エピソード終盤、再び痴漢現場に遭遇したひろしは今度は本当に「勇気あるおじさん」となる為に痴漢を偶然を装って成敗した。文面ではアクセントマーク等は無いがこの時のひろしの表情は憤怒の表情となっており、彼の精神的な成長が垣間見れるシーンとなっている。
:同エピソード終盤、再び痴漢現場に遭遇したひろしは今度は本当に「勇気あるおじさん」となるため、痴漢を偶然を装って成敗した。文面ではアクセントマークなどはないがこの時のひろしの表情は憤怒の表情となっており、彼の精神的な成長が垣間見れるシーンとなっている。
;「家ってこんな簡単に壊れちゃうんですね」<br>「もう何もない…何も…」<br>「結婚してしんのすけが生まれて…この家を買って…ひまわりが生まれて」<br>「少しずつ家族の思い出が出来てきて…」<br>「そりゃああっという間、本当にあっという間…」<br>「ここに玄関があって…ここには階段」<br>「疲れて帰ってきて子供一緒に風呂入って。一緒に飯食って…一緒に寝て…」<br>「一緒に遊んだあの家が!!!!…ここにあったのに!!!」
;「家ってこんな簡単に壊れちゃうんですね」<br>「もう何もない…何も…」<br>「結婚してしんのすけが生まれて…この家を買って…ひまわりが生まれて」<br>「少しずつ家族の思い出が出来てきて…」<br>「そりゃああっという間、本当にあっという間…」<br>「ここに玄関があって…ここには階段」<br>「疲れて帰ってきて子供と一緒に風呂入って…一緒に飯食って…一緒に寝て…」<br>「一緒に遊んだあの家が!! …ここにあったのに!!!」
:アニメオリジナルエピソード「オラの家がなくなったゾ」にて、原作同様にガス爆発で倒壊した野原家の跡地で絶望する様子。心配しておにぎりを持ってきてくれた北本さん相手に人目もはばからずに家があった当たり前の幸せ、そしてなくなってしまった絶望を淡々と語る様は多くの視聴者の涙を誘った。奇しくも[[赤木駿介|某平和を守るサラリーマン]]が言っていた家がある当たり前の幸せが壊されるとどうなるのかを身をもって世に教える結果となった。
:アニメオリジナルエピソード「オラの家がなくなったゾ」にて、原作同様にガス爆発で倒壊した野原家の跡地で絶望する様子。心配しておにぎりを持ってきてくれた北本さん相手に人目もはばからず家があった当たり前の幸せ、そしてなくなってしまった絶望を淡々と語る様は多くの視聴者の涙を誘った。奇しくも[[赤木駿介|某平和を守るサラリーマン]]が語った「当たり前の幸せが壊されるとどうなるのか」を身をもって世に教える結果となった。
:この時倒壊した家は、火災保険が降りたことで無事に再建され、一家は再建までの一時的なアパート生活を経て元の生活を取り戻している。
:この時倒壊した家は、火災保険が降りたことで無事に再建され、一家は再建までの一時的なアパート生活を経て元の生活を取り戻している。
;「ありがとよ。でも花にストレスを与えてどうする、花は愛でてやるもんだ」
;「ありがとよ。でも花にストレスを与えてどうする、花は愛でてやるもんだ」
:同上、旅行から帰ってきて野原家の現状を知った鳩ケ谷夫妻が土産にサボテンを持ってきた際の返答。絶望の淵に立たされたひろしの他人に八つ当たりをしない人格者っぷりもさながら、'''普段は登場する度に野原家に迷惑しかかけてこなかった鳩ケ谷夫妻が明確に気遣った'''とても貴重な場面でもある。
:同上、旅行から帰ってきて野原家の現状を知った鳩ヶ谷夫妻が土産にサボテンを持ってきた際の返答。絶望の淵に立たされたにもかかわらず他人に八つ当たりをしないひろしの人格者っぷりもさながら、'''普段は登場する度に野原家に迷惑しかかけてこなかった鳩ヶ谷夫妻が明確に気遣った'''とても貴重な場面でもある。
;「いいよ! お前はそれでいい! 一人の女をずっと愛せるなんてかっこいいじゃねぇか!それを悪く言う奴なんて気にするな!!!」
;「いいよ!! おまえはそれでいいよ!! ひとりの女をずーっと愛せるなんてカッコイイじゃねぇか!! それをバカにするヤツらなんか気にするな!!」
:原作後半、自分と同じ会社に勤めたはいいがミッチーを忘れられず仕事に手がつかないヨシりんへの激励。美女に目移りしつつもみさえ一筋で愛し続けている彼だからこそ言える熱い台詞である。この後ヨシりんはひろしの言葉を糧にミッチーに早く会う為に仕事を頑張った結果ひろしと同じ部署に配属されることになる。
:ひろしと同じ会社に転職したはいいが、ミッチーを忘れられず仕事に手がつかないヨシりん。ひろしとしんのすけは、ミッチーを気にせず仕事ができるようにするため[[特訓]]を施すが、結局ヨシりんは「ミッチーを忘れる事なんてできない」と涙ながらに語る。
;「気楽にやってるだと!? サラリーマンだって大変なんだぞ! 結婚してない兄貴にわかるかよ!!」
:その涙を見たひろしの激励がこれ。普段美女に目移りしつつもみさえをひたむきに愛し続けている彼だからこそ言える熱い言葉である。この後ヨシりんはひろしの言葉を糧にミッチーの待つ家に帰りたい一心で仕事を頑張った結果、ひろしと同じ部署に配属されることになる。
:田舎に帰省した際、思想の違いから兄弟喧嘩に発展した際にせましを責めた際の台詞。独身だが実家の農家を継いだせまし。上京し自分の家族を持ったひろしという其々種類が違う辛さがぶつかり合い仲たがいしてしまう。その後せましのエピソードを介して二人は仲直りをした。
;「気楽にやってるだと!? サラリーマンだって大変なんだぞ!! 結婚してない兄貴にわかるかよ!!」
;「死んでもはなさねぇぞくそぉぉぉっ」
:田舎に帰省した際、思想の違いから兄弟喧嘩に発展した際にせましを責めた際の台詞。独身だが実家の農家を継いだせましと、上京し家庭を持ったひろしの種類の異なる辛さがぶつかり合い仲たがいしてしまう。その後せましのエピソードを介して二人は仲直りをした。
:40巻にて。退勤時に偶然出会ったスーパーマンに強さの源・スーパーネクタイを貰いその気になって悪漢を止めにかかるが間違えて普通のネクタイをつけて出勤してしまった為吹きとばされてしまう。しかしスーパーマンであろうとなかろうと目の前の悪を野放しに出来なかった彼は悪漢にタックルし掴みかかった。そして…
;「死んでもはなさねぇぞ くそぉぉぉっ」
;「これ返すよ。オレやっぱりスーパーマンに向いてないよ」<br />「それに腕力が無くても正義の味方になれるってわかったし」
:40巻収録「スーパーサラリーマン HIROSHI」にて。退勤時に偶然出会ったスーパーマンに強さの源・スーパーネクタイを貰い、その気になって悪漢を止めにかかるが間違えて普通のネクタイを巻いて出勤してしまったため返り討ちに。しかしスーパーマンであろうとなかろうと目の前の悪を野放しにできなかった彼は悪漢にタックルし掴みかかった。そして……。
:事件後の夜、スーパーマンにスーパーネクタイを返した際に自身の体験をこう評して返した。普段スケベで苦労人な部分が目立つひろしだが正義感に満ち溢れた男らしい部分もあるというひろしの魅力が垣間見れる台詞。以前リョーコを助けた経験も生きているものだと思われる。
;「これ返すよ。オレ、やっぱりスーパーマンに向いてないよ」<br />「それに、腕力がなくても正義の味方になれるってわかったし」
:事件後の夜、スーパーマンにスーパーネクタイを返した際に自身の体験をこう評して返した。スケベで苦労性な部分が目立つが正義感に満ち溢れた男らしい部分もあるというひろしの魅力が垣間見れる台詞。以前リョーコを助けた経験も生きているものだと思われる。
=== 映画 ===
=== 映画 ===
;しんのすけ「ABBA<RUBY><RB>AB</RB><RT>・・</RT></RUBY>→→←!」<br />ひろし&みさえ「ABBA''<RUBY><RB>BA</RB><RT>・・</RT></RUBY>''→→←!」<br />しんのすけ「うわぁ失敗!」
;しんのすけ「ABBA<RUBY><RB>AB</RB><RT>・・</RT></RUBY>→→←!」<br />ひろし&みさえ「ABBA''<RUBY><RB>BA</RB><RT>・・</RT></RUBY>''→→←!」<br />しんのすけ「うわぁ失敗!」
:映画『雲黒斎の野望』より。しんのすけの深層心理が具現化した[[カンタム・ロボ]]に一家揃って搭乗し戦う中、必殺技のアクションビームガンを発動する際の台詞。発動にはゲーム機のコントローラーでコマンド入力を成功させる必要があるが、息子が成功する中、夫婦揃って入力に失敗し、砲口から桜の木が飛び出すという、数あるロボット戦闘の中でも特にシュールな光景。
:映画『雲黒斎の野望』より。しんのすけの深層心理が具現化した[[カンタム・ロボ]]に一家揃って搭乗し戦う中、必殺技のアクションビームガンを発動する際の台詞。発動にはゲーム機のコントローラーでコマンド入力を成功させる必要があるが、息子が成功する中、夫婦揃って入力に失敗し、砲口から桜の木が飛び出すという、数あるロボット戦闘の中でも特にシュールな光景。
;ひろし「愛してるぜみさえ!」<br />みさえ「知ってるわ!」
;ひろし「愛してるぜ、みさえ!!」<br />みさえ「知ってるわー!!」
:同上。上述のミスで後がなくなった上でもう一度アクションビームガンの発動を試み、無事に発動させた際の台詞。不退転の状況で照れもなくさらっと出てくる夫婦愛の台詞が、とても二人らしい台詞である。
:同上。上述のミスで後がなくなった上でもう一度アクションビームガンの発動を試み、無事に発動させた際の台詞。不退転の状況で照れもなくさらっと出てくる夫婦愛の台詞が、とても2人らしい台詞である。
;「しょうがねぇだろ、ひまわりはまだ小さいんだから。誰かが守ってやんなきゃな。しんのすけだっていろんな人に守られて大きくなったんだぞ。とーちゃんもな」<br />しんのすけ「ほぉ~」<br />「ま、とーちゃんに言わせりゃ自分一人でデカくなった気でいる奴はデカくなる資格がない」<br />しんのすけ「おぉ〜わかったようなこと言うねとーちゃん」<br />「しんのすけ、とーちゃんに何かあったらひまわりのこと守ってやってくれよ」<br />しんのすけ「ん~考えとく」<br />「頼んだぜ、お兄ちゃん」
;「なぁ、しんのすけ。最後は、オレたちがひまわりを守ろうな」<br />しんのすけ「もー、みんなひまわりの事ばっかり心配してる。……オラ、グレちゃうゾ」<br />「しょうがねぇだろ、ひまわりはまだ小さいんだから……誰かが守ってやんなきゃな。しんのすけだって、いろんな人に守られて大きくなったんだぞ?……父ちゃんもな」<br />しんのすけ「ほぉ~」<br />「ま、父ちゃんに言わせりゃ……自分1人でデカくなった気でいる奴は、デカくなる資格がない!」<br />しんのすけ「おお、わかったような事言うね、父ちゃん」<br />「しんのすけ……父ちゃんに何かあったら、ひまわりの事を守ってやってくれよ」<br />しんのすけ「ん~……考えとく」<br />「頼んだぜ?お兄ちゃん」
:映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、ひまわりばかりにかまける周りに対して不満を漏らしたしんのすけに向けて、優しく諭す。一家の父親らしさに溢れた本映画屈指の名場面。
:映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、自分を見てくれない周囲に対して不満を漏らしたしんのすけに向けて、優しく諭す。父親らしさに溢れた本映画屈指の名場面。
;「知るかー!!」
;「ぬいぐるみですよ!! ぬいぐるみ!! うちではぬいぐるみを家族同様に旅行させるんですよ、それが何か!?」
:同映画にて、青森から敵の本拠地へと急いで向かっている最中に「全日本心の演歌カラオケ大会」の予選会場を尋ねに来た'''原作者・臼井儀人氏'''に向けて、この台詞と共に殴り飛ばした。
:同映画にて、青森から敵の本拠地へと急行する最中、[[グリーンレイカー|200系新幹線]]の車内にシロを連れ込んだ事を指摘されてキレ返した際のセリフ。その後、シロは新幹線に置き去りにされ、'''東京駅から春日部まで歩いて帰る'''羽目になった……。
:この時、緊急事態だった事もあってか作画が劇画タッチになっており、本映画の中でも人気の高いギャグシーンでもある。
;「知るかぁ!!!」
:そして新幹線からモノレールを経て敵の本拠地のある臨海副都心へ向かうも、「全日本心の演歌カラオケ大会」の予選会場を尋ねに来た'''原作者・臼井儀人氏'''に道を遮られ、この台詞と共に殴り飛ばした。
:この一連のシーンは、緊急事態だった事もあってか作画が劇画タッチになっており、映画クレしんシリーズでは特に人気の高いギャグシーンでもある。
=== その他 ===
=== その他 ===
;「そろそろこの家売るか!」
;「そろそろこの家売るか!」
:不動産売買サイト「センチュリー21」とのコラボCMで発した大迷言。
:不動産売買サイト「センチュリー21」とのコラボCMで発した大迷言。
:セリフだけならば普通なのだが、'''そもそも野原家は32年ローンが残っている為売る余裕などなく、家自体もしんのすけが少し成長してから引っ越してきた為2~3年しか経っておらず、原作29巻の爆発事故の末に建て直した家なので更に費用がかさんでおり、極めつけにはアニメオリジナルシーンでその爆発事故の際にひろしが上記のように絶望し慟哭するシーンがあるほど思い入れがある家'''なので明らかに原作と矛盾している。それでいいのかひろしよ…。
:セリフだけならば普通なのだが、'''そもそも野原家は32年ローンが残っているため売る余裕などなく、家自体もしんのすけが少し成長してから引っ越してきたので2~3年しか経っておらず、爆発事故の末に建て直した家なのでさらに費用がかさんでおり、極めつけにはアニメオリジナルシーンでその爆発事故の際にひろしが上記のように絶望し慟哭するシーンがあるほど思い入れがある家'''なので明らかに原作と矛盾している。それでいいのかひろしよ。
== スパロボシリーズでの名(迷)台詞 ==
== スパロボシリーズでの名(迷)台詞 ==
*2016年からは、ひろしを主人公としたスピンオフ作品『野原ひろし 昼メシの流儀』の連載が開始されている。
*2016年からは、ひろしを主人公としたスピンオフ作品『野原ひろし 昼メシの流儀』の連載が開始されている。
**ただし「ひろしは常に愛妻弁当で外食等しないはず」など原作の設定から乖離しているという批判もある<ref>ただし、原作初期では部下の川口から「今日は愛妻弁当ですか?」といった台詞があったため、日によっては弁当がない日があるという解釈もできる。</ref>。
**ただし「ひろしは常に愛妻弁当で外食等しないはず」など原作の設定から乖離しているという批判もある<ref>ただし、原作初期では部下の川口から「今日は愛妻弁当ですか?」といった台詞があったため、日によっては弁当がない日があるという解釈もできる。</ref>。
**なお、作中にみさえやしんのすけは直接登場はせず、台詞やメールでのやり取りのみになっている。
**なお、作中にみさえ・しんのすけ・ひまわりは直接登場はせず、出ても首から下または足元だけと徹底されている。
*ひろしは手取り月給30万<ref>アニメ1994年4月25日放送分「ひさんな給料日だゾ」作中描写より。ひまわりの生まれる前である。</ref>ながら家族から「安月給」などと扱き下ろされることがあったが、ボーナスを給与の2カ月分とした場合年収は600万円程。放送開始年である1994年(平成6年)の日本の平均給与は約456万円程<ref>[https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2000/menu/03.htm 平均給与|国税庁ホームページ]より。</ref>であり、実は当時から既に結構裕福な方である。
*手取り月給30万<ref>アニメ1994年4月25日放送分「ひさんな給料日だゾ」作中描写より。ひまわりの生まれる前である。</ref>ながら家族から「安月給」などと扱き下ろされているが、ボーナスを給与の2カ月分とした場合年収は600万円程。放送開始年である1994年(平成6年)の日本の平均給与は約456万円程<ref>[https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2000/menu/03.htm 平均給与|国税庁ホームページ]より。</ref>であり、実は当時から割と裕福な方であった。
== 関連商品 ==
== 関連商品 ==