53行目:
53行目:
そして、数千年の時が流れた。大変動を生き延びたわずかな人々の子孫たちは、各地に新たな文明を築き上げていた。
そして、数千年の時が流れた。大変動を生き延びたわずかな人々の子孫たちは、各地に新たな文明を築き上げていた。
−
ミロード村に住む少年[[ルージ・ファミロン]]は惑星Ziの古代兵器「[[ゾイド]]」の発掘を生業とする一家の一員である。ある日、謎の[[バイオゾイド]]軍団が彼の村を襲う。ルージはその直前に発掘したムラサメライガーに乗り込み敵を撃退したが、この戦闘により村の守り神であった大樹が傷ついてしまう。実はこの大樹は周囲の環境を維持する古代の遺産「ジェネレータ」であり、これを直さない限り村はいつか人が住めない場所に変わる。旅人として村に立ち寄っていた[[ラ・カン]]一行からジェネレータを修理できる職人が世界のどこかにいることを聞いたルージは、職人を探すためにラ・カンとともに村から旅立つことを決意した。
+
ミロード村に住む少年[[ルージ・ファミロン]]は惑星Ziの古代兵器「[[ゾイド]]」の発掘を生業とする一家の一員である。ある日、謎の[[バイオゾイド]]軍団が彼の村を襲う。ルージはその直前に発掘したムラサメライガーに乗り込み敵を撃退したが、この戦闘により村の守り神であった大樹が傷ついてしまう。実はこの大樹は周囲の環境を維持する古代の遺産「ジェネレーター」であり、これを直さない限り村はいつか人が住めない場所に変わる。旅人として村に立ち寄っていた[[ラ・カン]]一行からジェネレーターを修理できる職人が世界のどこかにいることを聞いたルージは、職人を探すためにラ・カンとともに村から旅立つことを決意した。
村から出たことになかったルージは長い旅の中で、世界の現状を知る。彼の村を襲ったのは科学技術を駆使して世界征服を狙う「[[ディガルド武国]]」。その脅威を身をもって体験したルージは、いつしか「[[ディガルド討伐軍]]」に深く関わりあうようになる。
村から出たことになかったルージは長い旅の中で、世界の現状を知る。彼の村を襲ったのは科学技術を駆使して世界征服を狙う「[[ディガルド武国]]」。その脅威を身をもって体験したルージは、いつしか「[[ディガルド討伐軍]]」に深く関わりあうようになる。
159行目:
159行目:
;ゾイド適性
;ゾイド適性
:大型ゾイドは誰でも動かせるわけではなく、人によってはコックピットで何をしてもゾイドが反応しないことがある。また、あるゾイドを動かすことが出来ても、別のゾイドは動かせないということもある。言わば「ゾイドが乗り手を選んでいる」かのような面があり、このゾイドを起動させられる能力、もしくは相性のことを「ゾイド適性」と呼ぶ。これはゾイドシリーズの中でも本作のみの設定。
:大型ゾイドは誰でも動かせるわけではなく、人によってはコックピットで何をしてもゾイドが反応しないことがある。また、あるゾイドを動かすことが出来ても、別のゾイドは動かせないということもある。言わば「ゾイドが乗り手を選んでいる」かのような面があり、このゾイドを起動させられる能力、もしくは相性のことを「ゾイド適性」と呼ぶ。これはゾイドシリーズの中でも本作のみの設定。
−
;ジェネレータ
+
;ジェネレーター
−
:周囲の環境を維持する装置で旧文明の遺品。巨大な樹木の形をしている。この時代、惑星Ziの大地や大気は人間の生存には適してないようになっているらしく、人類はジェネレータがある場所の周辺でしか生活ができない。ゆえにどんな小さな村でもそこに人が住む限りはジェネレータがある。
+
:周囲の環境を維持する装置で旧文明の遺品。巨大な樹木の形をしている。この時代、惑星Ziの大地や大気は人間の生存には適してないようになっているらしく、人類はジェネレーターがある場所の周辺でしか生活ができない。ゆえにどんな小さな村でもそこに人が住む限りはジェネレーターがある。
;レッゲル
;レッゲル
−
:ゾイドの燃料(というか食料)。赤いゲル状の物質で、通常はジェネレータから産出されるが、地下に埋まっているものもある。世界の各地にはレッゲルが湧き出る場所があり、そこが野良ゾイドの餌場となっている。
+
:ゾイドの燃料(というか食料)。赤いゲル状の物質で、通常はジェネレーターから産出されるが、地下に埋まっているものもある。世界の各地にはレッゲルが湧き出る場所があり、そこが野良ゾイドの餌場となっている。
;[[ディガルド武国]]
;[[ディガルド武国]]
:他の国よりも数段優れた科学技術を持つ国。近年になって[[バイオゾイド]]を用いた大規模な侵略を開始した。
:他の国よりも数段優れた科学技術を持つ国。近年になって[[バイオゾイド]]を用いた大規模な侵略を開始した。