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[[地球]]を狙い戦争を仕掛けてきた[[異星人]]の軍団、そして、その異星人の一人が地球に寝返って地球のために戦ってくれる……という、スーパーロボットものの古典的なプロットを踏襲する作品であるが、その王道ヒーロー路線と大きくかけ離れた[[トラウマイベント|バッドエンド作品]]としても知られている。
 
[[地球]]を狙い戦争を仕掛けてきた[[異星人]]の軍団、そして、その異星人の一人が地球に寝返って地球のために戦ってくれる……という、スーパーロボットものの古典的なプロットを踏襲する作品であるが、その王道ヒーロー路線と大きくかけ離れた[[トラウマイベント|バッドエンド作品]]としても知られている。
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OPで「明日を救え」と歌われているのに、最終回で敵の作戦を防げず、OPの「激しい波が重なって[[海]]のブルーになるんです」という言葉通り、30億人が大津波で死亡し、'''全く明日を救えぬまま「完」となった'''衝撃作。これはいわゆる[[打ち切り]]エンドであったため、後に完全版を求める声から劇場版が公開された。TV版では未解決だった[[伏線]]が解消され、物語は一応の結末を見たが、劇場版でも大洪水を防ぐことができなかったばかりか、その後に続いた戦争によって地球が核汚染されるというさらに酷い状況が描かれ、やはり'''全く明日を救えぬまま「完」となった'''。もっとも、未放映分が収録されている『TV版宇宙戦士バルディオス大百科』によれば、打ち切りにならなかった場合は劇場版よりも更に悲惨な結末が待っていたようだが……。
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OPで「明日を救え」と歌われているのに、最終回で敵の作戦を防げず、OPの「激しい波が重なって[[海]]のブルーになるんです」という言葉通り、30億人が大津波で死亡し、'''全く明日を救えぬまま「完」となった'''衝撃作。これはいわゆる[[打ち切り]]エンドであったため、後に完全版を求める声から[[映画|劇場版]]が公開された。TV版では未解決だった[[伏線]]が解消され、物語は一応の結末を見たが、劇場版でも大洪水を防ぐことができなかったばかりか、その後に続いた戦争によって地球が核汚染されるというさらに酷い状況が描かれ、やはり'''全く明日を救えぬまま「完」となった'''。もっとも、未放映分が収録されている『TV版宇宙戦士バルディオス大百科』によれば、打ち切りにならなかった場合は劇場版よりも更に悲惨な結末が待っていたようだが……。
    
なお、劇場版に関してはスタッフとキャストが大幅に入れ替えられ、TV版のファンからは戸惑いの声が上がった。他にも色々な要素である意味『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』の先駆けとも言える存在。
 
なお、劇場版に関してはスタッフとキャストが大幅に入れ替えられ、TV版のファンからは戸惑いの声が上がった。他にも色々な要素である意味『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』の先駆けとも言える存在。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*元ネタは[[映画]]『猿の惑星』である。終盤明らかとなる[[地球]]と[[S-1星]]の関係に、それが垣間見える。
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*元ネタは映画『猿の惑星』である。終盤明らかとなる[[地球]]と[[S-1星]]の関係に、それが垣間見える。
 
*『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』を制作した庵野秀明監督の妻である安野モヨコ氏は、自身の[[漫画]]『監督不行届』にて、「[[南極]]で何かが起きて氷が融解、多くの被害を出して[[地球]]の地形が変わってしまうというバルディオスの衝撃的な結末は、エヴァンゲリオンの[[セカンドインパクト]]の元ネタになった」と明かしている。
 
*『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』を制作した庵野秀明監督の妻である安野モヨコ氏は、自身の[[漫画]]『監督不行届』にて、「[[南極]]で何かが起きて氷が融解、多くの被害を出して[[地球]]の地形が変わってしまうというバルディオスの衝撃的な結末は、エヴァンゲリオンの[[セカンドインパクト]]の元ネタになった」と明かしている。
 
*バラエティ番組『決定!これが日本のベスト100』(2002年5月26日放送)のアニメ特集の際に、爆笑問題の太田光氏担当のミニコーナー「これが太田のベスト2」で紹介され、その唖然とする結末は番組のスタジオのレギュラー・ゲスト陣と全国のお茶の間の視聴者に衝撃と失笑を与えた。
 
*バラエティ番組『決定!これが日本のベスト100』(2002年5月26日放送)のアニメ特集の際に、爆笑問題の太田光氏担当のミニコーナー「これが太田のベスト2」で紹介され、その唖然とする結末は番組のスタジオのレギュラー・ゲスト陣と全国のお茶の間の視聴者に衝撃と失笑を与えた。
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