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− 賛同者が多数いた理由の一つに、熱血クーデターで強引な力押し同然で草壁や他の古い型の軍人を完全に無視し強引かつ早急に物事を進めたことが挙げられる。本来はじっくり時間を掛けて話し合わなければならない工程を一気に無視した結果でもある事から、火星の後継者の結成は必然とも言える。その証拠に意見を完全に無視された他の旧木連幹部たちも彼のやり方に賛同を示している。ただし彼等も草壁のやり方全てに賛同を示している訳では無い。+
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→概要
=== TV版から劇場版までの間 ===
=== TV版から劇場版までの間 ===
熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。そのリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。
熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。その表向きかつ扇動役のリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。
賛同者が多数いた理由の一つに、熱血クーデターで強引な力押し同然で草壁や他の古い型の軍人を完全に無視し強引かつ早急に物事を進めたことが挙げられる。本来はじっくり時間を掛けて話し合わなければならない工程を一気に無視した結果でもある事から、火星の後継者の結成は必然とも言える。その証拠に意見を完全に無視された他の旧木連幹部たちも彼のやり方に賛同を示している。彼等、旧木連の幹部達は草壁を使い捨ての効く自分達の操り人形程度に考えておらず彼等こそが本当の首魁。草壁が捕まったとしても替えが効くように計画していた。
宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。
宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。
[[蜥蜴戦争]]から3年の月日を経て、回収した[[ナデシコ|ナデシコA]]と共に演算ユニットが隠されていたコロニー「ヒサゴプラン」を、アキトの襲撃に乗じて占拠。『火星の後継者』のリーダーとして再び表舞台に現れる。
[[蜥蜴戦争]]から3年の月日を経て、回収した[[ナデシコ|ナデシコA]]と共に演算ユニットが隠されていたコロニー「ヒサゴプラン」を、アキトの襲撃に乗じて占拠。『火星の後継者』のリーダーとして再び表舞台に現れる。
演算ユニットを奪取した後、火星に向かった草壁率いる火星の後継者は、木連軍人も多く所属していた統合軍の一部を味方につけ、磐石の態勢で本格的な活動を開始。ボソンジャンプを利用した奇襲戦術を展開する事で、重要拠点を次々と制圧していくが、月臣の説得によって前線で戦っていた奇襲部隊が次々と投降し、更には[[ホシノ・ルリ]]率いる[[ナデシコC]]部隊によって火星の全システムを掌握された結果、まともな抵抗も出来なくなる。ルリから降伏勧告を受けた草壁は最後、部下の安全を保証して貰う事を条件に、潔く投降の道を選んだ<ref>……といっても、草壁は連合軍から見れば'''ただのテロリストの親分'''に過ぎず、本来ならば投降と引き換えとはいえど連合軍に何かを要求できる立場ではないので、この期に及んで'''未だに自分に酔っている'''とも言える。</ref>。
演算ユニットを奪取した後、火星に向かった草壁率いる火星の後継者は、木連軍人も多く所属していた統合軍の一部を味方につけ、磐石の態勢で本格的な活動を開始。ボソンジャンプを利用した奇襲戦術を展開する事で、重要拠点を次々と制圧していくが、月臣の説得によって前線で戦っていた奇襲部隊が次々と投降し、更には[[ホシノ・ルリ]]率いる[[ナデシコC]]部隊によって火星の全システムを掌握された結果、まともな抵抗も出来なくなる。ルリから降伏勧告を受けた草壁は最後、部下の安全を保証して貰う事を条件に、投降の道を選んだ<ref>……といっても、草壁は連合軍から見れば'''ただのテロリストの親分'''に過ぎず、本来ならば投降と引き換えとはいえど連合軍に何かを要求できる立場ではないので、この期に及んで'''未だに自分に酔っている'''とも言える。</ref>。旧木連の幹部達は草壁を使い捨ての効く自分達の操り人形程度に考えており捕まったとしても替えが効くように計画していた。だからこその潔い投降でドリームキャストソフト『NADESICO THE MISSION』では新たに組織のナンバー3だった南雲義政が逃亡後に残党を引き連れ新たな[[火星の後継者]]のリーダーとして着任している。つまり[[ミスマル・ユリカ]]誘拐事件後に彼女を地上の内勤任務に戻した[[ミスマル・コウイチロウ]]の思惑は単なる親馬鹿ではなく、そう言ったまだ去りきっていない危険の対策のためでもある。
実は、草壁が再度の決起を起こした真の理由は、ボソンジャンプの危険性について地球側に証明する為であり、劇中の様子からも、その目的は果たされている。
実は、草壁が再度の決起を起こした真の理由は、ボソンジャンプの危険性について地球側に証明する為であり、劇中の様子からも、その目的は果たされている。