差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
5行目:
5行目:
− 神をも悪魔をも超える力を持つ巨大ロボット。作中においては正式名称で呼ばれることはなく、関係者からは主に「カイザー」と呼ばれる。+
15行目:
15行目:
− 支援機・[[ウイングル]]の飛行ユニットを装備することで「ウイングクロスモード」となる。飛行能力を獲得するのが最大の特徴だが、もう一つの特徴は内蔵武器の開放。また、漫画版『ヴァーサス』によるとノーマル時は制限されている本体の出力も解放される。これらの武装はデフォルトで装備されているため、裏を返すと'''ノーマルモードでは攻撃能力が半分以下(TCパンチと牙斬刀、ブレストリガーのみ)'''と恐ろしく弱体化していることになる。+
− このモードでは操縦者の交代なしで武装の操作が出来るようになり、全ての武装を速やかに扱うことが可能。<br/>+
− 逆に言えば、全力を出すためにはたとえ地上戦でも常時翼を出す必要がある事になり、地上戦では邪魔な翼を分離あるいは格納して戦闘が出来る歴代マジンガーに劣る点と言えなくもない。+
− この形態になるとサブ側のコントロールも有効になる。+
+
+
− +
32行目:
34行目:
− +
43行目:
45行目:
− +
− +
54行目:
56行目:
− +
61行目:
63行目:
− 以下のものは全てウイングクロス時に開放され、UXでもそれに基づく。+
− +
− +
75行目:
77行目:
− +
83行目:
85行目:
− +
編集の要約なし
*メカニックデザイン:野中剛
*メカニックデザイン:野中剛
神をも悪魔をも超える力を持つ巨大ロボット。作中においては「カイザー」が正式名称で、「マジンカイザー」や「SKL(スカル)」といった呼ばれ方はしてない。
操縦席が前後に並んだ複座式であり、前に出た側のパイロットが操縦を担当する(操縦者側の意思で前後の入れ替えが可能)。複座と言っても連携操縦をするわけではなく、サブ側のコントロールは一切無効。そのため劇中のガラン戦で真上が気を失った際は、サブに回っていた海動が前に乗り出して動かしていた。
操縦席が前後に並んだ複座式であり、前に出た側のパイロットが操縦を担当する(操縦者側の意思で前後の入れ替えが可能)。複座と言っても連携操縦をするわけではなく、サブ側のコントロールは一切無効。そのため劇中のガラン戦で真上が気を失った際は、サブに回っていた海動が前に乗り出して動かしていた。
漫画版『ヴァーサス』では操縦する際に途轍もない負荷がかかり、常人では乗るとあまりの苦痛に発狂してしまうと語られている。この辺りは元祖[[マジンカイザー]]と似ている。
漫画版『ヴァーサス』では操縦する際に途轍もない負荷がかかり、常人では乗るとあまりの苦痛に発狂してしまうと語られている。この辺りは元祖[[マジンカイザー]]と似ている。
支援機[[ウイングル]]の飛行ユニットを装備することで「ウイングクロスモード」となる。飛行能力を獲得するのが最大の特徴だが、もう一つの特徴は内蔵武器の開放。また、漫画版『ヴァーサス』によるとノーマル時は制限されている本体の出力も解放される。これらの武装はデフォルトで装備されているため、裏を返すと'''ノーマルモードでは攻撃能力が半分以下(TCパンチと牙斬刀、ブレストリガーのみ)'''と恐ろしく弱体化していることになる。
このモードでは操縦者の交代なしで武装の操作が出来るようになり、全ての武装を速やかに扱うことが可能(交代自体は可能で、『ヴァーサス』では真上に交代している場面がある)。
逆に言えば、全力を出すためにはたとえ地上戦でも常時翼を出す必要がある事になり、地上戦では邪魔な翼を分離あるいは格納して戦闘が出来る歴代マジンガーに劣る点と言えなくもない。この形態になるとサブ側のコントロールも有効になる。
なお、ウイングクロス前は一貫して武装名を叫ばない(ロケットパンチにあたるトルネードクラッシュパンチも無言で飛ばす)のだが、ウイングクロス後は視聴者の鬱憤を晴らすかのごとく技名を叫びまくる。
スパロボでは毎シナリオごとにウイングクロスが必要だが、OVAの後日談を描いた『ヴァーサス』の最終巻では常時ウイングを装着したままになっている(一時的にウイングに損傷を受けた際は取り外されている。このとき、開放された武装が再度封印されている)。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[スーパーロボット大戦UX]]
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:最大の特徴と言える複座式は[[グレンラガン]]以来の「操縦者交代」で再現。登場はそこそこ早いが、SKLのシナリオ再現が大分間を開けて行われるのでウイングクロスは当分お預けとなる。しかも主武装に空適応がないので、出来るだけ空適応ボーナスを適用できるユニットとパートナーを組みたい。武装の射程がまるで違うが、主兵装の射程は1~2なので、射程がかみ合って空適応も貰える[[ビルバイン]]辺りが適当か。
:最大の特徴と言える複座式は[[グレンラガン]]以来の「操縦者交代」で再現。登場はそこそこ早いが、SKLのシナリオ再現が大分間を開けて行われるのでウイングクロスは当分お預けとなる。しかも主武装に空適応がないので、出来るだけ空適応ボーナスを適用できるユニットとパートナーを組みたい。武装の射程がまるで違うが、主兵装の射程は1~2なので、射程がかみ合って空適応も貰える[[ビルバイン]]辺りが適当か。
:マジンガーの割に脆いが、その代わりマジンガーの割に運動性が高い。ウイングクロス前に大量の雑魚敵を相手取る際は真上に交代し、'''避けるマジンガー'''として扱うと活躍する。逆に従来のマジンガーと同じ感覚で使うとあっさりと落とされてしまうので、運用方法が定まっていなかった発売直後は「過去最弱のマジンガー」扱いされたこともあった。
:マジンガーの割に脆いが、その代わり運動性が高い。特に真上は本作で回避の数値が一部のMSやバルキリー乗りを抑えてのトップクラスなため、ウイングクロス前に大量の雑魚敵を相手取る際は真上に交代し、'''避けるマジンガー'''として扱うと活躍する。逆に従来のマジンガーと同じ感覚で使うとあっさりと落とされてしまうので、運用方法が定まっていなかった発売直後は「過去最弱のマジンガー」扱いされたこともあった。
:ウイングクロス後は高い最大火力に加え、最終的に海動が[[熱血]]、真上が[[覚醒]]を分担して発動できるようになるので非常に優れたボスキラーとなる。また能力も2人のいいとこ取りになるため、自軍ユニットの中でも屈指の総合力を持つことに。ただ、デフォルトだとENを補う手段が特になく、息切れしてしまうこともあるのでEセーブ取得はもちろん、パートナーによるフォローがあるとなお良い。
:ウイングクロス後は高い最大火力に加え、最終的に海動が[[熱血]]、真上が[[覚醒]]を分担して発動できるようになるので非常に優れたボスキラーとなる。また能力も2人のいいとこ取りになるため、自軍ユニットの中でも屈指の総合力を持つことに。ただ、デフォルトだとENを補う手段が特になく、息切れしてしまうこともあるのでEセーブ取得はもちろん、パートナーによるフォローがあるとなお良い。
:31話で原作通りアイアンカイザーとの道連れになりそうになるが、リチャードが割り込んだため最後まで使用可能。ちなみに全く言及されないが、本作のカイザーは[[オデュサイト]]によって加速された「意志」が異世界から呼び寄せた兵器、ということになっている。
:31話で原作通りアイアンカイザーとの道連れになりそうになるが、リチャードが割り込んだため最後まで使用可能。ちなみに全く言及されないが、本作のカイザーは[[オデュサイト]]によって加速された「意志」が異世界から呼び寄せた兵器、ということになっている。
=== 通常時(海動) ===
=== 通常時(海動) ===
;格闘
;格闘
:UXにて海動操縦時の武器として採用。敵につかみかかり、蹴り、殴り、頭突きをかます。射程4と長めだが空適応がない。ウイングクロス時では[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド|この機体]]と同様使えなくなる。
:海動操縦時の武器として採用。敵につかみかかり、蹴り、殴り、頭突きをかます。射程4と長めだが空適応がない。ウイングクロス時では[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]と同様使えなくなる。
;トルネードクラッシャーパンチ
;トルネードクラッシャーパンチ
:SKL版ロケットパンチ。原作中では牙斬刀を持ったまま射出して攻撃したり、地面に刺さった牙斬刀を回収するために射出したりしている(UXではウイングクロス時の演出で牙斬刀回収を再現)。ウイングクロス時も使用可能。
:SKL版ロケットパンチ。原作中では牙斬刀を持ったまま射出して攻撃したり、地面に刺さった牙斬刀を回収するために射出したりしている(UXではウイングクロス時の演出で牙斬刀回収を再現)。ウイングクロス時も使用可能。
::柄の部分を伸ばした形態。投げ槍としても使用する。ウイングクロスの際は地面に投げた薙刀状態の牙斬刀を踏み台にして跳躍を行った。
::柄の部分を伸ばした形態。投げ槍としても使用する。ウイングクロスの際は地面に投げた薙刀状態の牙斬刀を踏み台にして跳躍を行った。
;槍
;槍
:3話のラストで所持していた武器。
:原作のラストシーンで所持していた武器。SRW未登場。
=== 通常時(真上) ===
=== 通常時(真上) ===
;ブレストリガー
;ブレストリガー
:機体胸部に装着された二丁拳銃。いわゆるブレストファイヤー部そのもの。真上が操縦する時の主武装となる。
:機体胸部に装着された二丁拳銃。いわゆるブレストファイヤー部そのもの。真上が操縦する時の主武装となる。
:さまざまなギミックが付いた多機能武器で、インフェルノブラスターの発射板にもなる。マジンガーシリーズ史上、最も多機能なブレストファイヤーである(他は[[グレートマジンガー|ブーメランに使われるくらいしかない]])。
:さまざまなギミックが付いた多機能武器で、インフェルノブラスターの発射板にもなる。マジンガーシリーズ史上、最も多機能なブレストファイヤーである(他は[[グレートマジンガー|ブーメラン])に使われるくらいしかない。
;;ブレストリガー(手斧)
;;ブレストリガー(手斧)
::銃身部分を持ち、マガジン底部の刃で格闘戦を行う。射程1-5のP兵器と非常に取り回しが良いが、これも空適応がない。
::銃身部分を持ち、マガジン底部の刃で格闘戦を行う。射程1-5のP兵器と非常に取り回しが良いが、これも空適応がない。
::二丁で銃撃を行う。
::二丁で銃撃を行う。
;;ブレストリガー(大戦斧)
;;ブレストリガー(大戦斧)
::二丁のブレストリガーを連結させることで長い柄が飛び出して変形した大型の戦斧。劇中ではガラン戦で使用したが見事に外れた。
::二丁のブレストリガーを連結させることで長い柄が飛び出して変形した大型の戦斧。劇中ではガラン戦で使用したが見事に外れた。ちなみに原作では手斧モードもあわせて「ブレストマホーク」という名称がついている。
;;ブレストリガー(乱舞)
;;ブレストリガー(乱舞)
::いわゆるガン=カタ。敵に接近して舞うような動きで銃撃する。事前に前方にマガジンを投げ、刃の重りで地面に立ったマガジンにジャンプしてリロードするという、まさにガン=カタじみた動きもみせる。
::いわゆるガン=カタ。敵に接近して舞うような動きで銃撃する。事前に前方にマガジンを投げ、刃の重りで地面に立ったマガジンにジャンプしてリロードするという、まさにガン=カタじみた動きもみせる。
=== ウイングクロス時 ===
=== ウイングクロス時 ===
以下のものは全てウイングクロス時に開放され、SRWでもそれに基づく。
;ブレストリガー(パルスビームモード)
;ブレストリガー(パルスビームモード)
:ビームを連射できるようになる。UXのウイングクロス時はこの形態のみが使用できるので、基本表記は「ブレストリガー」。恐らく光子力ビームに相当する武装。
:ビームを連射できるようになる。ウイングクロス時はこの形態のみが使用できるので、基本表記は「ブレストリガー」。
:性能は真上時の連射に近い。[[ビーム兵器]]扱いではない上に弾数制。
:性能は真上時の連射に近い。名称に「ビーム」とあるが[[ビーム兵器]]扱いではない上に弾数制。
;ルストストリーム
;ルストストリーム
:SKL版ルストハリケーン。口部から竜巻を放つ。ルストハリケーンのような酸を含むかは作中では不明だが、UXでは射程低下効果あり。真上が発射を担当。
:SKL版ルストハリケーン。口部から竜巻を放つ。ルストハリケーンのような酸を含むかは作中では不明だが、UXでは射程低下効果あり。真上が発射を担当。
:また、真上が発射を担当しているためか、ブレストファイヤー系としては珍しく'''射撃属性扱いである'''(ただしウイングクロス時は[[エレメント|海動と真上のステータスのいいとこどりになる]]ので、海動の射撃値を気にする必要はない)。
:また、真上が発射を担当しているためか、ブレストファイヤー系としては珍しく'''射撃属性扱いである'''(ただしウイングクロス時は[[エレメント|海動と真上のステータスのいいとこどりになる]]ので、海動の射撃値を気にする必要はない)。
;;インフェルノギガブラスター
;;インフェルノギガブラスター
::インフェルノブラスターの強化版。漫画版のみ登場。こちらは海動が発射を担当。
::漫画作品『ヴァーサス』でのみ登場。こちらは海動が発射を担当した。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
:メインパイロットを交代する。見た目は変わらないが変形扱い。
:メインパイロットを交代する。見た目は変わらないが変形扱い。
;[[合体|ウイングクロス]]
;[[合体|ウイングクロス]]
:ウイングルと合体し、ウイングクロス状態になる。気力120以上で実行可能。ウイングユニットを移行するだけなので、ウイングルの本体もそのままユニットとして残る。
:ウイングルと合体し、ウイングクロス状態になる。気力120以上で実行可能。[[合体]]扱いだがウイングユニットを移行するだけなので、ウイングルの本体もそのままユニットとして残る。
=== 移動タイプ ===
=== 移動タイプ ===