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| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[ソロモンの悪夢]]
 
| 異名 = [[ソロモンの悪夢]]
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]])
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])
| 性別 = 男
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| 生年 = [[宇宙世紀]]0058年
 
| 生年 = [[宇宙世紀]]0058年
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| 年齢 = [[年齢::25]]歳
 
| 没年月日 = 宇宙世紀0083年11月13日
 
| 没年月日 = 宇宙世紀0083年11月13日
| 年齢 = 25歳
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| 身長 = [[身長::195 cm]]
| 身長 = 195cm
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| 所属 = [[ジオン軍]]宇宙攻撃軍([[一年戦争]]時)<br/>{{所属 (人物)|デラーズ・フリート}}([[デラーズ紛争]]時)
| 所属 = [[ジオン軍]]宇宙攻撃軍([[一年戦争]]時)<br/>[[デラーズ・フリート]]([[デラーズ紛争]]時)
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| 階級 = [[階級::大尉]](一年戦争時)<br/>[[階級::少佐]](デラーズ紛争時)
| 階級 = 大尉(一年戦争時)<br/>少佐(デラーズ紛争時)
   
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
元[[ジオン公国軍]]の[[エース]][[パイロット]]にして、[[デラーズ・フリート]]の指導者[[エギーユ・デラーズ]]の右腕としての立場にある軍人。ジオン軍の兵士の中では比較的に若手であるのだが、[[一年戦争]]における[[ソロモン]]攻防戦での[[無双|獅子奮迅の働き]]から'''「[[ソロモンの悪夢]]」'''という[[異名]]で呼ばれるようになり、ジオンのみならず敵方の連邦軍にとっても、[[シャア・アズナブル]]と同様に、広く知られるネームバリューを持つ存在となった<ref>'''アナベル・ガトーの知名度は、[[地球連邦軍]]の教科書にも彼の名が取り上げられる程'''である。</ref>。
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元[[ジオン公国軍]]の[[エース]][[パイロット]]にして、[[デラーズ・フリート]]の指導者[[エギーユ・デラーズ]]の右腕としての立場にある軍人。ジオン軍の兵士の中では比較的に若手であるのだが、[[一年戦争]]における[[ソロモン]]攻防戦での[[無双|獅子奮迅の働き]]から'''「[[ソロモンの悪夢]]」'''という[[異名]]で呼ばれるようになり、ジオンのみならず敵方の連邦軍にとっても、[[シャア・アズナブル]]と同様に、広く知られるネームバリューを持つ存在となった<ref>[[地球連邦軍]]の教科書にも彼の名が取り上げられるほどである。</ref>。
   −
その生き様は武人そのもので、自らが信じたジオンの[[理想]]を貫き通し、その為のあらゆる汚名を背負う覚悟を秘めた鋼の意志の持ち主。一方で、一年戦争時において汚れ役を担わされていた[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の心中を慮ることがなく、その艦隊の事も一方的に見下すという、自分の美意識に反する者に対しては極めて狭量かつ下劣な人間性の持ち主でもある<ref>『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[小説|小説版]]では特に顕著。ただし、これはシーマ艦隊が連邦だけでなくジオン民間船や残党軍も襲う、ガトーの乗艦に激突しかけるなど彼女らの自己中心的な行動も理由の一つであり、[[カリウス・オットー|カリウス]]ら他のジオン軍人も一種の共通認識化しているという面もある。</ref>。
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その生き様は武人そのもので、自らが信じたジオンの[[理想]]を貫き通し、その為のあらゆる汚名を背負う覚悟を秘めた鋼の意志の持ち主。一方で、一年戦争時において汚れ役を担わされていた[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の心中を慮ることがなく、その艦隊の事も一方的に見下すという、自分の美意識に反する者に対しては極めて狭量かつ下劣な人間性の持ち主でもある<ref>[[小説|小説版]]では特に顕著。ただし、これはシーマ艦隊が連邦だけでなくジオン民間船や残党軍も襲う、ガトーの乗艦に激突しかけるなど彼女らの自己中心的な行動も理由の一つであり、[[カリウス・オットー|カリウス]]ら他のジオン軍人も一種の共通認識化しているという面もある。</ref>。
    
元々のガトーは[[ア・バオア・クー]]での最終戦において、乗機の[[ゲルググ]]が損傷した際に別の機体(デラーズ専用[[リック・ドム]]、詳細不明)に搭乗して継戦しようとするなど、大局を見ずに目の前の戦況に感化されて動く血気盛んな一面もあった(必死に戦っていた他のジオンの同胞達を見捨てられなかったというのも理由の一つであるが)。しかし、デラーズの[[説得]]を受けたことで、この場で無駄に命を散らすよりは大局的な目的のために敢えて戦線を離脱し、生き延びることを受け入れる。
 
元々のガトーは[[ア・バオア・クー]]での最終戦において、乗機の[[ゲルググ]]が損傷した際に別の機体(デラーズ専用[[リック・ドム]]、詳細不明)に搭乗して継戦しようとするなど、大局を見ずに目の前の戦況に感化されて動く血気盛んな一面もあった(必死に戦っていた他のジオンの同胞達を見捨てられなかったというのも理由の一つであるが)。しかし、デラーズの[[説得]]を受けたことで、この場で無駄に命を散らすよりは大局的な目的のために敢えて戦線を離脱し、生き延びることを受け入れる。
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[[ノイエン・ビッター]]少将が司令官となるキンバライト基地の協力を得て、HLVで宇宙へ上がった後は、ソロモンでガンダム試作2号機のアトミックバズーカを用いた核攻撃を実行。連邦艦隊に多大な被害をもたらすも、直後の戦闘ではコウの[[ガンダム試作1号機Fb]]との一騎討ちとなり、相討ちに持ち込まれる。その後、[[アクシズ]]より譲渡された[[ノイエ・ジール]]に乗り換え、星の屑作戦の最終段階である[[コロニー落とし]]作戦に参加。デラーズが連邦側についたシーマによって射殺されるという想定外の事態となるも、多数の[[地球連邦軍]]の戦艦や[[モビルスーツ]]を単機で撃墜し、鬼神の如き強さを見せつけた。その勢いのままにガトーは連邦軍の切り札であった[[ソーラ・システム]]に致命打を与え、更にコロニー内部のコントロールルームに侵入し、軌道修正を自ら行ってコロニー落としの成功を完全なものとする。しかし、同じく[[スペースコロニー|コロニー]]に乗り込んでいたコウの手によって負傷したガトーは、消耗した身体のままで[[ガンダム試作3号機]]に乗り換えたコウと壮絶な最終戦を繰り広げることとなる。再会したニナの介入や味方の犠牲も厭わない[[バスク・オム|バスク]]のソーラーシステムによる攻撃もあって、結局コウとの決着は有耶無耶に終わるものの、心身と機体の消耗は激しく、コロニーが[[地球]]に落下していく様を見届けたガトーは、地球連邦軍艦隊に[[特攻]]。壮絶な最期を遂げた。
 
[[ノイエン・ビッター]]少将が司令官となるキンバライト基地の協力を得て、HLVで宇宙へ上がった後は、ソロモンでガンダム試作2号機のアトミックバズーカを用いた核攻撃を実行。連邦艦隊に多大な被害をもたらすも、直後の戦闘ではコウの[[ガンダム試作1号機Fb]]との一騎討ちとなり、相討ちに持ち込まれる。その後、[[アクシズ]]より譲渡された[[ノイエ・ジール]]に乗り換え、星の屑作戦の最終段階である[[コロニー落とし]]作戦に参加。デラーズが連邦側についたシーマによって射殺されるという想定外の事態となるも、多数の[[地球連邦軍]]の戦艦や[[モビルスーツ]]を単機で撃墜し、鬼神の如き強さを見せつけた。その勢いのままにガトーは連邦軍の切り札であった[[ソーラ・システム]]に致命打を与え、更にコロニー内部のコントロールルームに侵入し、軌道修正を自ら行ってコロニー落としの成功を完全なものとする。しかし、同じく[[スペースコロニー|コロニー]]に乗り込んでいたコウの手によって負傷したガトーは、消耗した身体のままで[[ガンダム試作3号機]]に乗り換えたコウと壮絶な最終戦を繰り広げることとなる。再会したニナの介入や味方の犠牲も厭わない[[バスク・オム|バスク]]のソーラーシステムによる攻撃もあって、結局コウとの決着は有耶無耶に終わるものの、心身と機体の消耗は激しく、コロニーが[[地球]]に落下していく様を見届けたガトーは、地球連邦軍艦隊に[[特攻]]。壮絶な最期を遂げた。
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[[漫画]]『0083 REBELLION』では大筋こそ原作準拠であるが、最終戦ではコウに敗北して投降勧告を受け入れる形で捕虜として生かされた直後にコウ共々大気圏へと落下して消息不明となった。
漫画「0083 REBELLION」では大筋こそ原作準拠であるが、最終戦ではコウに敗北して投降勧告を受け入れる形で捕虜として生かされた直後にコウ共々大気圏へと落下して消息不明となった。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:なお本作では『第3次』で[[メキボス・ボルクェーデ|メキボス]]が[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]に返り討ちにされたルートが正史になっており、その場合ガトーはロンド・ベルに加わらないはずなのだが、「かつて諸君と共に戦ったこともある」と明言している。一応そちらのルートとは別に条件を満たせば味方[[NPC]]として共闘するシナリオがあったことと、また『EX』では無条件で加入してくれるので、それらのことを指しているのだろう。
 
:なお本作では『第3次』で[[メキボス・ボルクェーデ|メキボス]]が[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]に返り討ちにされたルートが正史になっており、その場合ガトーはロンド・ベルに加わらないはずなのだが、「かつて諸君と共に戦ったこともある」と明言している。一応そちらのルートとは別に条件を満たせば味方[[NPC]]として共闘するシナリオがあったことと、また『EX』では無条件で加入してくれるので、それらのことを指しているのだろう。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::声が入った。また担当声優の大塚明夫氏は本作のCMナレーションも担当している。
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::音声初収録。担当声優の大塚明夫氏は当作品にてSRW初参加となる。また、大塚氏は本作のCMナレーションも担当している。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:DC所属。本作も敵として登場し、GP-02Aや[[ノイエ・ジール]]に乗る。性格が超強気なので、無計画に雑魚を倒していると[[気力]]がどんどん上がってしまう。GP-02Aの場合、'''『EX』で封印宣言したはず'''のアトミックバズーカも容赦なく発射してくるので、[[脱力]]や[[挑発]]を使って撃たれる前に倒しておきたい。
 
:DC所属。本作も敵として登場し、GP-02Aや[[ノイエ・ジール]]に乗る。性格が超強気なので、無計画に雑魚を倒していると[[気力]]がどんどん上がってしまう。GP-02Aの場合、'''『EX』で封印宣言したはず'''のアトミックバズーカも容赦なく発射してくるので、[[脱力]]や[[挑発]]を使って撃たれる前に倒しておきたい。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:序盤に原作通り、GP-02Aを奪っていく。その後何度か交戦することになるが、GP-02A搭乗時は[[気力]]が溜まれば相変わらず遠慮なくアトミック・バズーカを撃つので、むしろノイエ・ジールに乗り換えてからの方が戦いやすい。死に際にコウを「己の信念で戦い、自分を倒した」と賞賛し、打倒[[シャドウミラー]]の願いを託す。
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:序盤に原作通り、GP-02Aを奪っていく。その後何度か交戦することになるが、GP-02A搭乗時は[[気力]]が溜まれば相変わらず遠慮なくアトミック・バズーカを撃つので、むしろノイエ・ジールに乗り換えてからの方が戦いやすい。
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:終盤は[[シャドウミラー]]と歩調を合わせていたが、本人としてはジオンに付き従っているだけでシャドウミラーに関しては強い不信感を抱いていた。死に際にコウを「己の信念で戦い、自分を倒した」と賞賛し、その際打倒シャドウミラーの願いを託す。
 
:なお、[[ノイエ・ジール]]の限界反応値が低い為、[[レベル]]によっては極端に弱くなってしまう事も……。
 
:なお、[[ノイエ・ジール]]の限界反応値が低い為、[[レベル]]によっては極端に弱くなってしまう事も……。
 
:ちなみにGP-02A搭乗時に[[気力]]が上がった状態でガトーを取り囲むように味方ユニットを配置すると、'''何とガトー自身を巻き込むようにアトミック・バズーカを撃つことがある。もちろん、GP-02Aの状態によってはそのまま自滅してしまうことに…'''。
 
:ちなみにGP-02A搭乗時に[[気力]]が上がった状態でガトーを取り囲むように味方ユニットを配置すると、'''何とガトー自身を巻き込むようにアトミック・バズーカを撃つことがある。もちろん、GP-02Aの状態によってはそのまま自滅してしまうことに…'''。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン総帥]]の命令によってGP-02Aの[[核ミサイル|核弾頭]]を[[ソロモン]]ではなく[[ア・バオア・クー]]に打ち込むが、それに[[デギン・ソド・ザビ|デギン公王]]を巻き込んでしまう(原作『[[機動戦士ガンダム|1st]]』での[[ソーラ・レイ]]に相当)。
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン総帥]]の命令によってGP-02Aの[[核ミサイル|核弾頭]]を[[ソロモン]]ではなく[[ア・バオア・クー]]に打ち込むが、それに[[デギン・ソド・ザビ|デギン公王]]を巻き込んでしまう(原作『[[機動戦士ガンダム|1st]]』での[[ソーラ・レイ]]に相当)。
:その後、[[バイストン・ウェル]]に転移してからは死に場所を求めるように[[傭兵]]となり、そこで戦死という衝撃の展開を迎える<ref name="bomb">なお、この時の台詞からガトーは[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]が現場にいると知らされずに核攻撃を命令された事がわかる。つまるところ、「ガトーが[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|原作]]における'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]とよく似た立場に追い込まれてしまった'''」というのは因果応報かつ、ある種の皮肉だろうか。</ref>。しかし、「放たれたタマシイ-生まれる混沌-」で[[ノリス・パッカード]]と共に一時的に復活して[[カイルス]]に加勢する。
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:その後、[[バイストン・ウェル]]に転移してからは死に場所を求めるように[[傭兵]]となり、そこで戦死という衝撃の展開を迎える<ref name="bomb">なお、この時の台詞からガトーは[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]が現場にいると知らされずに核攻撃を命令されたことがわかる。つまるところ、「ガトーが原作における'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]とよく似た立場に追い込まれてしまった'''」というのは因果応報かつ、ある種の皮肉だろうか。</ref>。しかし、「放たれたタマシイ-生まれる混沌-」で[[ノリス・パッカード]]と共に一時的に復活して[[カイルス]]に加勢する。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」期間限定参戦。GP02に搭乗。イベント報酬ではボイス付きパイロットパーツも登場。
 
:2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」期間限定参戦。GP02に搭乗。イベント報酬ではボイス付きパイロットパーツも登場。
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:[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にて、モニター越しながら初めて顔を合わせ、補給物資が手元に届いた感謝を彼に伝えた。
 
:[[漫画]]『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にて、モニター越しながら初めて顔を合わせ、補給物資が手元に届いた感謝を彼に伝えた。
 
:ガトー自身はペールギュント艦隊に所属している旨を明かしたが、シャアらアクシズ一行は素性を明かさず「同志」とだけ話した。
 
:ガトー自身はペールギュント艦隊に所属している旨を明かしたが、シャアらアクシズ一行は素性を明かさず「同志」とだけ話した。
:なお『[[スーパーロボット大戦64|64]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』や『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で反乱を起こした時は彼に付き従っている。
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:なお『[[スーパーロボット大戦64|64]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で反乱を起こした時は彼に付き従っている。逆に『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では[[星の屑作戦]]に彼が協力する形で共闘しているが、彼は作戦失敗に乗じてクワトロ・バジーナと名を変え、終盤ガトーと敵対する。
    
=== 地球連邦軍 ===
 
=== 地球連邦軍 ===
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;[[リューネ・ゾルダーク]]
 
;[[リューネ・ゾルダーク]]
 
:[[旧シリーズ]]では、自身が所属する[[ディバイン・クルセイダーズ]]の創設者である[[ビアン・ゾルダーク]]の娘である事から、昔からの顔見知りでもある。また、DC乗っ取りを企む[[ザビ家]]に肩入れする事の是非について対立する事に。
 
:[[旧シリーズ]]では、自身が所属する[[ディバイン・クルセイダーズ]]の創設者である[[ビアン・ゾルダーク]]の娘である事から、昔からの顔見知りでもある。また、DC乗っ取りを企む[[ザビ家]]に肩入れする事の是非について対立する事に。
;[[シャドウミラー]]
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』における協力者であるが強い不信感を抱いており、最期の際にコウにシャドウミラーの打倒を託した。
   
;[[ラミア・ラヴレス]]
 
;[[ラミア・ラヴレス]]
 
:『A』におけるガトーの散り際の言葉を聞いて理屈では理解できないものの、人の心を学んだ彼女は感情論としてはガトーが何を言いたいのかは一定の理解を示していた。
 
:『A』におけるガトーの散り際の言葉を聞いて理屈では理解できないものの、人の心を学んだ彼女は感情論としてはガトーが何を言いたいのかは一定の理解を示していた。
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;「連邦の雑魚どもが!」
 
;「連邦の雑魚どもが!」
 
:第1話冒頭での初台詞。[[ア・バオア・クー]]の激戦で専用カラーの[[ゲルググ]]で[[地球連邦軍|連邦軍]]の[[ジム]]を圧倒しており、ガトーの実力の高さが解る。
 
:第1話冒頭での初台詞。[[ア・バオア・クー]]の激戦で専用カラーの[[ゲルググ]]で[[地球連邦軍|連邦軍]]の[[ジム]]を圧倒しており、ガトーの実力の高さが解る。
;「オービルとかいったな。制服は大尉の物しかなかったのか?」
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;「オービルといったな。制服は大尉の物しかなかったのか?」
 
:[[トリントン基地]]に潜入する為に[[スパイ]]のオービルが調達した連邦軍の制服を着ての感想。この時点でのジオン軍人としての[[軍階級|階級]]は少佐とはいえ、変な所にこだわるガトーの意外な一面。
 
:[[トリントン基地]]に潜入する為に[[スパイ]]のオービルが調達した連邦軍の制服を着ての感想。この時点でのジオン軍人としての[[軍階級|階級]]は少佐とはいえ、変な所にこだわるガトーの意外な一面。
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:もっとも、直後に「私が変わるわけではないがね」とフォローを入れて流している。
 
;「所詮は連邦と言う看板が無ければ何もできん奴らめ!」
 
;「所詮は連邦と言う看板が無ければ何もできん奴らめ!」
 
:[[ガンダム試作2号機]]を奪いトリントン基地から脱出する際に放ったセリフ。
 
:[[ガンダム試作2号機]]を奪いトリントン基地から脱出する際に放ったセリフ。
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:第8話より。観艦式で連邦の正当性を主張し、「ジオンを矮小なる者」と評したワイアット中将の演説を禍々しい物言いと激怒した事に続いての台詞。
 
:第8話より。観艦式で連邦の正当性を主張し、「ジオンを矮小なる者」と評したワイアット中将の演説を禍々しい物言いと激怒した事に続いての台詞。
 
:とはいえ、連邦を演説で「カス」呼ばわりしたギレンを信奉し、連邦の兵士を散々見下しその命を軽じるのも、十分「死者への冒涜」に他ならないだろう。
 
:とはいえ、連邦を演説で「カス」呼ばわりしたギレンを信奉し、連邦の兵士を散々見下しその命を軽じるのも、十分「死者への冒涜」に他ならないだろう。
;「再びジオンの理想を掲げるために…星の屑成就のために…ソロモンよ、私は帰ってきた!」
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;「再びジオンの理想を掲げるために…星の屑成就のために…''ソロモンよ、私は帰ってきた!''」
:0083時、コンペイ島(旧[[ソロモン]])で行われた観艦式にGP02Aで突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて[[核ミサイル|核バズーカ]]を発射した。ガトーを象徴する台詞の一つ。
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:第9話、コンペイ島(旧[[ソロモン]])で行われた観艦式にGP02Aで突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて[[核ミサイル|核バズーカ]]を発射した。ガトーを象徴する台詞の一つ。
 
;「なんと他愛の無い…鎧袖一触とはこのことか」
 
;「なんと他愛の無い…鎧袖一触とはこのことか」
:観艦式に核弾頭を撃ち込んだ後の感想。集結していた連邦軍艦隊の主力のほとんどが見るも無残に消え去り、コンペイ島本体にも壊滅的被害が及んでいる様をこう例えた。
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:第10話、観艦式に核弾頭を撃ち込んだ後の感想。集結していた連邦軍艦隊の主力のほとんどが見るも無残に消え去り、コンペイ島本体にも壊滅的被害が及んでいる様をこう例えた。
 
:しかし、元より戦闘意志の無い艦隊を奇襲した上に大量破壊兵器であるアトミックバズーカによる砲撃を行ったのだから、鎧袖一触もへったくれもあったものではない。
 
:しかし、元より戦闘意志の無い艦隊を奇襲した上に大量破壊兵器であるアトミックバズーカによる砲撃を行ったのだから、鎧袖一触もへったくれもあったものではない。
 
;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」<br />「歯車となって戦う男には解かるまい!!」
 
;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」<br />「歯車となって戦う男には解かるまい!!」
:[[コウ・ウラキ|コウ]]との決定的な価値観の違いを実力を持って圧倒。この台詞は全ての戦いに対する志に共通すると言ってもいいかもしれない。
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:同話、[[コウ・ウラキ|コウ]]との決定的な価値観の違いを実力を持って圧倒。この台詞は全ての戦いに対する志に共通すると言ってもいいかもしれない。
 
:ただ彼の掲げる大義であるジオンの理想は、見方によっては過去の遺物、ひいては前大戦の怨恨に過ぎず、義なんて大層な言葉を付ける様なものではないだろう([[デラーズ・フリート]]側のキャラクターが、どちらかというと格好良く描かれる傾向にあるのが『0083』という作品のカラーでもあるのだが)。
 
:ただ彼の掲げる大義であるジオンの理想は、見方によっては過去の遺物、ひいては前大戦の怨恨に過ぎず、義なんて大層な言葉を付ける様なものではないだろう([[デラーズ・フリート]]側のキャラクターが、どちらかというと格好良く描かれる傾向にあるのが『0083』という作品のカラーでもあるのだが)。
 
:また連邦のパイロット(=法の下でテロリストを取り締まる役目)であるコウのことを「歯車」と愚弄しているが、そんな真っ当な生き方も出来ずにテロ行為に邁進するガトーは「'''歯車にすらなれない男'''」でしかない、とも言える。この発言への一種のアンサーとして[[ダグザ・マックール|「歯車には、歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」]]が存在する。
 
:また連邦のパイロット(=法の下でテロリストを取り締まる役目)であるコウのことを「歯車」と愚弄しているが、そんな真っ当な生き方も出来ずにテロ行為に邁進するガトーは「'''歯車にすらなれない男'''」でしかない、とも言える。この発言への一種のアンサーとして[[ダグザ・マックール|「歯車には、歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」]]が存在する。
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;コウ「な、何!?」
 
;コウ「な、何!?」
 
;「二度と忘れん!」
 
;「二度と忘れん!」
:GP01、GP02の双方が大破し、脱出しようとした際にコウと鉢合わせた際の台詞。
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:同話、死闘の末にGP01、GP02の双方が大破し、脱出した際にコウと鉢合わせた際の台詞。
 
:トリントン基地では歯牙にも掛けていなかったコウを明確に敵と認識した瞬間である。
 
:トリントン基地では歯牙にも掛けていなかったコウを明確に敵と認識した瞬間である。
 
:小説版ではコウ視点から描写されており、かなり激しい殺意と怒気を孕んだ言葉と感じている。
 
:小説版ではコウ視点から描写されており、かなり激しい殺意と怒気を孕んだ言葉と感じている。
 
;「素晴らしいっ! まるでジオンの精神が形になったようだ」
 
;「素晴らしいっ! まるでジオンの精神が形になったようだ」
:[[アクシズ]]艦隊から[[ノイエ・ジール]]受領時に、機体を見て。
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:第11話、[[アクシズ]]艦隊から[[ノイエ・ジール]]受領時に、機体を見て。
 
:ネタにされやすい台詞だが、'''実際[[ノイエ・ジール]]のフォルムは[[ジオン]]のエンブレムを模している'''ので頓珍漢な発言というわけではない。
 
:ネタにされやすい台詞だが、'''実際[[ノイエ・ジール]]のフォルムは[[ジオン]]のエンブレムを模している'''ので頓珍漢な発言というわけではない。
 
;「南無三!!」
 
;「南無三!!」
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:連邦艦隊に囲まれ、既に成すべきことをやり遂げたガトーはこの戦いで散ることを望み、志を次世代へと繋がらせた。
 
:連邦艦隊に囲まれ、既に成すべきことをやり遂げたガトーはこの戦いで散ることを望み、志を次世代へと繋がらせた。
 
:しかし、この時のアクシズ先遣艦隊はユーリー・ハスラー少将の回収作業終了及び撤収命令により連邦艦隊を越えた先には既にいなかった。しかし、決定的な物量差を前に全滅した彼らはそれを知る事もなかった<ref>アクシズ艦隊がガトー達を意図して見捨てたわけではなく、連邦政府に認めさせていた滞在期限が過ぎており、地球連邦軍のコンペイ島追撃艦隊と第一地球静止軌道艦隊からも期限切れ及び即時退去しない場合の攻撃を通告されたためであり、彼らにとっても苦渋の選択であった。</ref>。
 
:しかし、この時のアクシズ先遣艦隊はユーリー・ハスラー少将の回収作業終了及び撤収命令により連邦艦隊を越えた先には既にいなかった。しかし、決定的な物量差を前に全滅した彼らはそれを知る事もなかった<ref>アクシズ艦隊がガトー達を意図して見捨てたわけではなく、連邦政府に認めさせていた滞在期限が過ぎており、地球連邦軍のコンペイ島追撃艦隊と第一地球静止軌道艦隊からも期限切れ及び即時退去しない場合の攻撃を通告されたためであり、彼らにとっても苦渋の選択であった。</ref>。
:結局ジオン残党は一時は盛り返すものの、その後世界の主導権を完全には獲得する事ができないまま、[[ネオ・ジオン|幾つかの戦乱]]を引き起こし、世界を混乱させたまま消滅していくことになる。
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:結局[[ジオン残党軍]]は一時は盛り返すものの、その後世界の主導権を完全には獲得する事ができないまま、[[ネオ・ジオン|幾つかの戦乱]]を引き起こし、世界を混乱させたまま消滅していくことになる。
    
=== [[小説|小説版]] ===
 
=== [[小説|小説版]] ===
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;「連邦の白い悪魔め! 貴様に敗れ 志し半ばで散っていった… 幾百の英霊たちのために… 死を以って 償って貰う!」
 
;「連邦の白い悪魔め! 貴様に敗れ 志し半ばで散っていった… 幾百の英霊たちのために… 死を以って 償って貰う!」
 
:ゲーム『ギレンの野望』シリーズにおいて、アムロと戦わせた際に発生する[[特殊戦闘台詞]]。[[ガンダム]]の[[異名]]である「白い悪魔」の初出とされている。
 
:ゲーム『ギレンの野望』シリーズにおいて、アムロと戦わせた際に発生する[[特殊戦闘台詞]]。[[ガンダム]]の[[異名]]である「白い悪魔」の初出とされている。
;「ワンダースワンとプレイステーションを繋ぐために…、ワンダーウェーブ成就のために…! Gジェネよ! 私は帰って来たあぁぁっ!」
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:元々白い悪魔とは、小説版でのガトーのノイエ・ジールを指した呼び名である。本作の特殊戦闘台詞にはこのような呼び名の対象が原作と入れ替わっている例がいくつか見られる。
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;「[[ワンダースワン]]と[[プレイステーション]]を繋ぐために…、ワンダーウェーブ成就のために…! Gジェネよ! 私は帰って来たあぁぁっ!」
 
:ゲーム『GジェネレーションF』のディスク3をCDプレイヤーで再生した際に聞ける警告メッセージより。GジェネをCDプレイヤーで再生して破壊しようと企むマ・クベとウラガンの前に、これを阻止せんとガトーが現れ、上記の台詞と共にアトミックバズーカを放つ。突如展開される豪華声優陣によるクロスオーバーに加え、まさかのガトー自身による宣伝である。本作の警告メッセージには同様のトンデモ展開が多い。
 
:ゲーム『GジェネレーションF』のディスク3をCDプレイヤーで再生した際に聞ける警告メッセージより。GジェネをCDプレイヤーで再生して破壊しようと企むマ・クベとウラガンの前に、これを阻止せんとガトーが現れ、上記の台詞と共にアトミックバズーカを放つ。突如展開される豪華声優陣によるクロスオーバーに加え、まさかのガトー自身による宣伝である。本作の警告メッセージには同様のトンデモ展開が多い。
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:ちなみに、ワンダーウェーブとはワンダースワン用の周辺機器で、プレイステーション用周辺機器であるポケットステーションと通信を行ってデータをやり取りするためのものであり、ガトーの言う通り、正しくワンダースワンとプレイステーションを繋ぐための架け橋であった。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
=== 旧シリーズ ===
 
=== 旧シリーズ ===
 
;「バスク大佐の救援とは…任務とはいえ気が進まぬ」
 
;「バスク大佐の救援とは…任務とはいえ気が進まぬ」
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;「今回の決起に際し…獅子身中の虫、奸賊[[シーマ・ガラハウ]]の再登用…。唾棄すべき[[ヤザン・ゲーブル|ティターンズ残党]]と[[ゼクス・マーキス|元プリベンター]]の編入…。そして、あの[[木星帝国]]と手を結ぶなどと。彼奴らに我がジオンの大義が理解できるとは思えませぬ…」
 
;「今回の決起に際し…獅子身中の虫、奸賊[[シーマ・ガラハウ]]の再登用…。唾棄すべき[[ヤザン・ゲーブル|ティターンズ残党]]と[[ゼクス・マーキス|元プリベンター]]の編入…。そして、あの[[木星帝国]]と手を結ぶなどと。彼奴らに我がジオンの大義が理解できるとは思えませぬ…」
 
:『第2次α』で、スィート・ウォーター制圧後、シャアが引き入れた面々に関して、ガトーが本人に批判した際の台詞。言ってる事は間違ってないかもしれないが、いくら指揮官とは言え、総帥であるシャアの方針にそこまで口出しする権利など無く(実際、その場にいた[[ナナイ・ミゲル]]からも「無礼」と批判されている)、目の前で聞かされたゼクスも流石に苛立ちを覚えていた。シーマを始めとする他の批判されていた面々も、ガトーには言われたくないかもしれない。
 
:『第2次α』で、スィート・ウォーター制圧後、シャアが引き入れた面々に関して、ガトーが本人に批判した際の台詞。言ってる事は間違ってないかもしれないが、いくら指揮官とは言え、総帥であるシャアの方針にそこまで口出しする権利など無く(実際、その場にいた[[ナナイ・ミゲル]]からも「無礼」と批判されている)、目の前で聞かされたゼクスも流石に苛立ちを覚えていた。シーマを始めとする他の批判されていた面々も、ガトーには言われたくないかもしれない。
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:もっとも、ガトーも無礼は承知であり、シャアからも「少佐の疑念はもっともだ」とフォローされている。そしてシャアから真意を聞かされ、改めて忠誠を誓う。
 
;「その潔さ、見事…。ならば、逆賊ではなく一人の戦士として貴様を討つ!」
 
;「その潔さ、見事…。ならば、逆賊ではなく一人の戦士として貴様を討つ!」
 
:『第2次α』第38話「星の屑、再び」より。[[ネオ・ジオン]]を裏切ったゼクスを当初否定しながらも、ゼクスのその身命を賭した覚悟を見て、彼を戦士と認めた。
 
:『第2次α』第38話「星の屑、再び」より。[[ネオ・ジオン]]を裏切ったゼクスを当初否定しながらも、ゼクスのその身命を賭した覚悟を見て、彼を戦士と認めた。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;「シャドウミラー…! 大佐、この戦いが終われば、シャドウミラーは必ず私が倒します。…だが、私はあくまでジオンの軍人! この場は退けません…!」
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第36話「運命に向かう者たち」or「メン・オブ・デスティニー」にて、クワトロ・バジーナとの戦闘前会話。[[シャドウミラー]]と共に戦うことを非難するクワトロの正体が、[[星の屑作戦]]で行方不明になった筈の[[シャア・アズナブル]]と確信した上での発言。ジオンであることに拘るガトーにシャアの説得は通じなかったが、シャドウミラーが相容れない存在だというのは当のガトーも分かっていた。
 
;「敵に情けなど無用…! だが少尉、貴様は胸を張れ。自分の信念に従って戦い、私に勝ったのだからな…!」
 
;「敵に情けなど無用…! だが少尉、貴様は胸を張れ。自分の信念に従って戦い、私に勝ったのだからな…!」
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第37話「真実の輝き」or「トゥルー・シャイニング」で撃墜された際の台詞。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でも一部アレンジを加えて使用され、[[エギーユ・デラーズ|デラーズ]]の元へ逝く旨を告げて散る。
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:『A』第37話「真実の輝き」or「トゥルー・シャイニング」で撃墜された際の台詞。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でも一部アレンジを加えて使用され、[[エギーユ・デラーズ|デラーズ]]の元へ逝く旨を告げて散る。
 
;「…勘違い…するな。私の心は最後までジオンとともにあった。…少尉、シャドウミラーの考えていることは…私には何のことだかわからん。…だが、この宇宙の海に散華した多くの英霊を踏みにじろうとしていることだけは…わかる…」<br />「もしも…最後に残ったのが…お前たちとシャドウミラーなら…必ず倒せ。これからの…戦士たちのために…!」
 
;「…勘違い…するな。私の心は最後までジオンとともにあった。…少尉、シャドウミラーの考えていることは…私には何のことだかわからん。…だが、この宇宙の海に散華した多くの英霊を踏みにじろうとしていることだけは…わかる…」<br />「もしも…最後に残ったのが…お前たちとシャドウミラーなら…必ず倒せ。これからの…戦士たちのために…!」
:上記の台詞の後、コウに「何故[[シャドウミラー]]と共闘したのか?」と問われて。ガトーに「打倒シャドウミラー」の遺志を託されたコウは[[プレイステーション|PSP版]]においては[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との[[戦闘前会話]]で「約束を果たす」と絶叫する。
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:上記の台詞の後、コウに「何故シャドウミラーと共闘したのか?」と問われて。ガトーに「打倒シャドウミラー」の遺志を託されたコウは[[プレイステーション|PSP版]]においては[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との[[戦闘前会話]]で「約束を果たす」と絶叫する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;「不覚にも異星人の虜囚になっていた我が身を解放していただいたことには、このアナベル・ガトー感謝の言葉もない」
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:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』#72「月は地獄だ!」より。月基地攻略戦で自軍が月基地を攻略して仲間になった際の台詞。'''なんと兵器強奪に失敗して捕まっている。'''原作ではトリントン基地への潜入に成功したのに…。殊勝に礼を言っている割に後で離脱することといい『64』のガトーは妙にシュールである。
 
;(知らぬ事だったとはいえ、私はデギン公王を手にかけた…今の私には卑属の身が、分相応といえよう…)
 
;(知らぬ事だったとはいえ、私はデギン公王を手にかけた…今の私には卑属の身が、分相応といえよう…)
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』第42話「咆哮せし神の戦士」より。[[バイストン・ウェル]]に転移した後に[[アの国]]の[[傭兵]]となっていたガトーの独白<ref name="bomb" />。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』第42話「咆哮せし神の戦士」より。[[バイストン・ウェル]]に転移した後に[[アの国]]の[[傭兵]]となっていたガトーの独白<ref name="bomb" />。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*アナベル・ガトーの名前である「アナベル」は一般には'''女性名'''である(フランスまたはスペイン人名)。その故か、劇中や様々な媒体では苗字「ガトー」の方で呼称されている。
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*名前の「アナベル」は一般には'''女性名'''である(フランスまたはスペイン人名)。そのためか、劇中や様々な媒体では苗字「ガトー」の方で呼称されている。
*[[ガンダムシリーズ]]内でもアナベル・ガトーは「最強の[[オールドタイプ]]」か否かが、ファンの間で問答されている。
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*ガトーは最強の[[オールドタイプ]]か否かが、ファンの間で問答されている。
**ちなみに、対抗馬は[[ニュータイプ]]である[[カミーユ・ビダン]]と互角の戦いをしていた[[ヤザン・ゲーブル]]。[[ブラン・ブルターク]]や[[ラカン・ダカラン]]、映像作品には登場しないが一部ゲームで最高峰の能力を持つジョニー・ライデンの名前が挙がることもある。
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**対抗馬は[[ニュータイプ]]である[[カミーユ・ビダン]]と互角の戦いをしていた[[ヤザン・ゲーブル]]。[[ブラン・ブルターク]]や[[ラカン・ダカラン]]、映像作品には登場しないが一部ゲームで最高峰の能力を持つジョニー・ライデンの名前が挙がることもある。
*アナベル・ガトーは大塚明夫氏の演じたキャラクターの代表例としてしばしば言及される。
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*ガトーは大塚明夫氏の演じたキャラクターの代表例としてしばしば言及される。
 
**また、同様に大塚氏にとっては代表的キャラである『メタルギアソリッド』シリーズの[[主人公]]ソリッド・スネークを演じることになった切っ掛けとして、同作品の小島秀夫監督が'''「ガトーの演技を観たのが理由の一つ」'''と自身のインターネットラジオ番組『HIDECHAN!ラジオ』で明かしている。
 
**また、同様に大塚氏にとっては代表的キャラである『メタルギアソリッド』シリーズの[[主人公]]ソリッド・スネークを演じることになった切っ掛けとして、同作品の小島秀夫監督が'''「ガトーの演技を観たのが理由の一つ」'''と自身のインターネットラジオ番組『HIDECHAN!ラジオ』で明かしている。
 
*『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではガトーの容姿がやや、大塚明夫氏が吹き替えを担当する俳優のスティーヴン・セガール氏っぽい(特に、[[パイロット]]顔グラフィック)。
 
*『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではガトーの容姿がやや、大塚明夫氏が吹き替えを担当する俳優のスティーヴン・セガール氏っぽい(特に、[[パイロット]]顔グラフィック)。
 
*『アウターガンダム』等のガンダム漫画を手掛けた松浦まさふみ氏は、ガトーを「'''おさむらいバカ'''」と評している<ref>[https://twitter.com/matsuurama/status/740967804791181312]</ref>。
 
*『アウターガンダム』等のガンダム漫画を手掛けた松浦まさふみ氏は、ガトーを「'''おさむらいバカ'''」と評している<ref>[https://twitter.com/matsuurama/status/740967804791181312]</ref>。
*『ガンダム0083』のストーリーが展開された当初、'''ジオンの大義に生き、信念に殉じたサムライ'''として、ガトーはその無骨で渋い生き様が多くのファン達から絶賛される存在として扱われており、これは『ガンダム0083』においてガトーだけでなくジオン側が全体的に"かっこいいところ"が描写され、逆に連邦側上層部が腐敗の一図を辿っている形で描写された事も起因としている。この結果、本来SRW世界では基本的に連邦側に位置するプレイヤー勢力とは通常は相容れない、典型的な敵役であるに関わらず、ガトーはスパロボでも異例と言える形で優遇される事になり、[[旧シリーズ]]の時期は毎回説得等によって仲間になる。<br />しかし、[[αシリーズ]]への移行頃を境目に、無差別テロの多発等が現実に起こり、『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』を始めとする各種外伝作品などでジオンの暗部がより明確に描写される傾向になった結果、デラーズ・フリートの行動についての批判意見も徐々に出る状況となり、ガトーに対する評価もまたその本質を付いた批判的なものがかつてより目立つようになった。特に[[核ミサイル|核攻撃]]による大規模攻撃や[[コロニー落とし]]という[[テロリスト|民間人の巻き添えも辞さない行為]]、それらの行動の末に連邦でジオン残党狩りを名目とした[[ティターンズ]]結成の事実上の手助けをしてしまった点は批判されることも多い。ただ不人気になったということはなく、NHK主催の「全ガンダム人気投票」においてはキャラクター部門全体8位、UC世界で言えばシャア、アムロ、カミーユに次ぐ第4位、ジオン陣営でシャアに次ぐ2位、OVA登場キャラでは堂々の1位であった。
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*『ガンダム0083』のストーリーが展開された当初、'''ジオンの大義に生き、信念に殉じたサムライ'''として、ガトーはその無骨で渋い生き様が多くのファンから絶賛される存在として扱われており、これは『ガンダム0083』においてガトーだけでなくジオン側が全体的に"かっこいいところ"が描写され、逆に連邦側上層部が腐敗の一図を辿っている形で描写されたことも起因している。この結果、本来SRW世界では基本的に連邦側に位置するプレイヤー勢力とは通常は相容れない、典型的な敵役であるに関わらず、ガトーはスパロボでも異例と言える形で優遇されることになり、[[旧シリーズ]]の時期は毎回説得等によって仲間になる。
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**しかし、[[αシリーズ]]への移行頃を境目に、無差別テロの多発等が現実に起こり、『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』を始めとする各種外伝作品などでジオンの暗部がより明確に描写される傾向になった結果、デラーズ・フリートの行動についての批判意見も徐々に出る状況となり、ガトーに対する評価もまたその本質を付いた批判的なものがかつてより目立つようになった。特に[[核ミサイル|核攻撃]]による大規模攻撃や[[コロニー落とし]]という[[テロリスト|民間人の巻き添えも辞さない行為]]、それらの行動の末に連邦でジオン残党狩りを名目とした[[ティターンズ]]結成の事実上の手助けをしてしまった点は批判されることも多い。ただ不人気になったということはなく、NHK主催の「全ガンダム人気投票」においてはキャラクター部門全体8位、UC世界で言えばシャア、アムロ、カミーユに次ぐ第4位、ジオン陣営でシャアに次ぐ2位、OVA登場キャラでは堂々の1位であった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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