281行目: |
281行目: |
| :第8話より。観艦式で連邦の正当性を主張し、「ジオンを矮小なる者」と評したワイアット中将の演説を禍々しい物言いと激怒した事に続いての台詞。 | | :第8話より。観艦式で連邦の正当性を主張し、「ジオンを矮小なる者」と評したワイアット中将の演説を禍々しい物言いと激怒した事に続いての台詞。 |
| :とはいえ、連邦を演説で「カス」呼ばわりしたギレンを信奉し、連邦の兵士を散々見下しその命を軽じるのも、十分「死者への冒涜」に他ならないだろう。 | | :とはいえ、連邦を演説で「カス」呼ばわりしたギレンを信奉し、連邦の兵士を散々見下しその命を軽じるのも、十分「死者への冒涜」に他ならないだろう。 |
− | ;「再びジオンの理想を掲げるために…星の屑成就のために…ソロモンよ、私は帰ってきた!」 | + | ;「再びジオンの理想を掲げるために…星の屑成就のために…''ソロモンよ、私は帰ってきた!''」 |
− | :0083時、コンペイ島(旧[[ソロモン]])で行われた観艦式にGP02Aで突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて[[核ミサイル|核バズーカ]]を発射した。ガトーを象徴する台詞の一つ。 | + | :第9話、コンペイ島(旧[[ソロモン]])で行われた観艦式にGP02Aで突入した時の台詞。この直後に艦隊に向けて[[核ミサイル|核バズーカ]]を発射した。ガトーを象徴する台詞の一つ。 |
| ;「なんと他愛の無い…鎧袖一触とはこのことか」 | | ;「なんと他愛の無い…鎧袖一触とはこのことか」 |
− | :観艦式に核弾頭を撃ち込んだ後の感想。集結していた連邦軍艦隊の主力のほとんどが見るも無残に消え去り、コンペイ島本体にも壊滅的被害が及んでいる様をこう例えた。 | + | :第10話、観艦式に核弾頭を撃ち込んだ後の感想。集結していた連邦軍艦隊の主力のほとんどが見るも無残に消え去り、コンペイ島本体にも壊滅的被害が及んでいる様をこう例えた。 |
| :しかし、元より戦闘意志の無い艦隊を奇襲した上に大量破壊兵器であるアトミックバズーカによる砲撃を行ったのだから、鎧袖一触もへったくれもあったものではない。 | | :しかし、元より戦闘意志の無い艦隊を奇襲した上に大量破壊兵器であるアトミックバズーカによる砲撃を行ったのだから、鎧袖一触もへったくれもあったものではない。 |
| ;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」<br />「歯車となって戦う男には解かるまい!!」 | | ;「しかし、怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」<br />「歯車となって戦う男には解かるまい!!」 |
− | :[[コウ・ウラキ|コウ]]との決定的な価値観の違いを実力を持って圧倒。この台詞は全ての戦いに対する志に共通すると言ってもいいかもしれない。 | + | :同話、[[コウ・ウラキ|コウ]]との決定的な価値観の違いを実力を持って圧倒。この台詞は全ての戦いに対する志に共通すると言ってもいいかもしれない。 |
| :ただ彼の掲げる大義であるジオンの理想は、見方によっては過去の遺物、ひいては前大戦の怨恨に過ぎず、義なんて大層な言葉を付ける様なものではないだろう([[デラーズ・フリート]]側のキャラクターが、どちらかというと格好良く描かれる傾向にあるのが『0083』という作品のカラーでもあるのだが)。 | | :ただ彼の掲げる大義であるジオンの理想は、見方によっては過去の遺物、ひいては前大戦の怨恨に過ぎず、義なんて大層な言葉を付ける様なものではないだろう([[デラーズ・フリート]]側のキャラクターが、どちらかというと格好良く描かれる傾向にあるのが『0083』という作品のカラーでもあるのだが)。 |
| :また連邦のパイロット(=法の下でテロリストを取り締まる役目)であるコウのことを「歯車」と愚弄しているが、そんな真っ当な生き方も出来ずにテロ行為に邁進するガトーは「'''歯車にすらなれない男'''」でしかない、とも言える。この発言への一種のアンサーとして[[ダグザ・マックール|「歯車には、歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」]]が存在する。 | | :また連邦のパイロット(=法の下でテロリストを取り締まる役目)であるコウのことを「歯車」と愚弄しているが、そんな真っ当な生き方も出来ずにテロ行為に邁進するガトーは「'''歯車にすらなれない男'''」でしかない、とも言える。この発言への一種のアンサーとして[[ダグザ・マックール|「歯車には、歯車の意地がある。お前もお前の役割を果たせ」]]が存在する。 |
293行目: |
293行目: |
| ;コウ「な、何!?」 | | ;コウ「な、何!?」 |
| ;「二度と忘れん!」 | | ;「二度と忘れん!」 |
− | :GP01、GP02の双方が大破し、脱出しようとした際にコウと鉢合わせた際の台詞。 | + | :同話、死闘の末にGP01、GP02の双方が大破し、脱出した際にコウと鉢合わせた際の台詞。 |
| :トリントン基地では歯牙にも掛けていなかったコウを明確に敵と認識した瞬間である。 | | :トリントン基地では歯牙にも掛けていなかったコウを明確に敵と認識した瞬間である。 |
| :小説版ではコウ視点から描写されており、かなり激しい殺意と怒気を孕んだ言葉と感じている。 | | :小説版ではコウ視点から描写されており、かなり激しい殺意と怒気を孕んだ言葉と感じている。 |
310行目: |
310行目: |
| :連邦艦隊に囲まれ、既に成すべきことをやり遂げたガトーはこの戦いで散ることを望み、志を次世代へと繋がらせた。 | | :連邦艦隊に囲まれ、既に成すべきことをやり遂げたガトーはこの戦いで散ることを望み、志を次世代へと繋がらせた。 |
| :しかし、この時のアクシズ先遣艦隊はユーリー・ハスラー少将の回収作業終了及び撤収命令により連邦艦隊を越えた先には既にいなかった。しかし、決定的な物量差を前に全滅した彼らはそれを知る事もなかった<ref>アクシズ艦隊がガトー達を意図して見捨てたわけではなく、連邦政府に認めさせていた滞在期限が過ぎており、地球連邦軍のコンペイ島追撃艦隊と第一地球静止軌道艦隊からも期限切れ及び即時退去しない場合の攻撃を通告されたためであり、彼らにとっても苦渋の選択であった。</ref>。 | | :しかし、この時のアクシズ先遣艦隊はユーリー・ハスラー少将の回収作業終了及び撤収命令により連邦艦隊を越えた先には既にいなかった。しかし、決定的な物量差を前に全滅した彼らはそれを知る事もなかった<ref>アクシズ艦隊がガトー達を意図して見捨てたわけではなく、連邦政府に認めさせていた滞在期限が過ぎており、地球連邦軍のコンペイ島追撃艦隊と第一地球静止軌道艦隊からも期限切れ及び即時退去しない場合の攻撃を通告されたためであり、彼らにとっても苦渋の選択であった。</ref>。 |
− | :結局ジオン残党は一時は盛り返すものの、その後世界の主導権を完全には獲得する事ができないまま、[[ネオ・ジオン|幾つかの戦乱]]を引き起こし、世界を混乱させたまま消滅していくことになる。 | + | :結局[[ジオン残党軍]]は一時は盛り返すものの、その後世界の主導権を完全には獲得する事ができないまま、[[ネオ・ジオン|幾つかの戦乱]]を引き起こし、世界を混乱させたまま消滅していくことになる。 |
| | | |
| === [[小説|小説版]] === | | === [[小説|小説版]] === |