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[[マクロス・ギャラクシー船団]]に所属する最新型[[バルキリー]]「[[VF-27γ ルシファー]]」のパイロット。
 
[[マクロス・ギャラクシー船団]]に所属する最新型[[バルキリー]]「[[VF-27γ ルシファー]]」のパイロット。
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身体全身を[[インプラント]][[サイボーグ|化]]しており、仕込みナイフ等並みの人間を超越する身体能力を誇る。[[グレイス・オコナー]]の直属の部下であるが、彼女とは別行動を行うことが多い。
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生まれは[[ゼントラーディ]]のクォーター(ただし後述する『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではボカされている)で、身体全身を[[インプラント]][[サイボーグ|化]]しており、仕込みナイフ等並みの人間を超越する身体能力を誇る。[[グレイス・オコナー]]の直属の部下であるが、彼女とは別行動を行うことが多い。
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
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その後は、[[マクロス・フロンティア船団]]によるギャラクシーの工作員の殲滅作戦を回避し[[電脳貴族]]と共に表舞台から一旦姿を消し、[[アルカトラズ刑務所]]にてシェリル抹殺のために姿を見せ実行し<ref>実際には[[オズマ・リー|オズマ]]と[[あい君]]に助けられて失敗に終わっている。</ref>、[[バジュラ本星]]にフロンティア船団が降下した際の土壇場で[[バトル・フロンティア]]を乗っ取る為に再び表舞台に姿を現す。そして、[[クイーン・フロンティア]]に向かって飛ぶアルトの[[YF-29 デュランダル]]を迎撃するために愛機にスーパーパックを搭載して発進。壮絶な空中戦を行うもアルトの呼びかけによって自我を取り戻し、自ら脳に繋がっている[[インプラント]]を引きちぎり被弾しながらもクイーン・フロンティアに[[特攻]]して死亡した。
 
その後は、[[マクロス・フロンティア船団]]によるギャラクシーの工作員の殲滅作戦を回避し[[電脳貴族]]と共に表舞台から一旦姿を消し、[[アルカトラズ刑務所]]にてシェリル抹殺のために姿を見せ実行し<ref>実際には[[オズマ・リー|オズマ]]と[[あい君]]に助けられて失敗に終わっている。</ref>、[[バジュラ本星]]にフロンティア船団が降下した際の土壇場で[[バトル・フロンティア]]を乗っ取る為に再び表舞台に姿を現す。そして、[[クイーン・フロンティア]]に向かって飛ぶアルトの[[YF-29 デュランダル]]を迎撃するために愛機にスーパーパックを搭載して発進。壮絶な空中戦を行うもアルトの呼びかけによって自我を取り戻し、自ら脳に繋がっている[[インプラント]]を引きちぎり被弾しながらもクイーン・フロンティアに[[特攻]]して死亡した。
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=== 漫画 『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』===
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原作は劇場版だが終始シェリルとは敵対しており、'''指からレーザーを発射して狙撃する'''という劇場版とは真逆の行動に出ている。終盤でスルト(本作オリジナルキャラでギャラクシー元老院の長)に埋め込まれたインプラントが破壊され、自我を取り戻す。最後はスルトの死と共に発動した、V型ウイルスを満載したギャラクシー6の地球降下作戦を阻止するべく、アルトと共にギャラクシー6を破壊して絶命する。
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その後、[[バジュラクイーン]]によりアルトと共に回収され蘇生されるも、「[[愛]]」の感情を危険視した彼女によりアルト共々記憶を奪われる。しかし、ランカ及びシェリルと再会し、彼女たちの献身により全ての記憶を取り戻した。
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また同作では『マクロスF』におけるブレラの出自の根幹にかかわる重大な設定が(明言こそされていないが)仄めかされている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:互いにバルキリーパイロットとしての間柄。当初は[[ライバル|立場上いがみ合っていた]]が、よくアルトにアドバイスを送ったりと、赤の他人とも思えない信頼関係を築いていった。
 
:互いにバルキリーパイロットとしての間柄。当初は[[ライバル|立場上いがみ合っていた]]が、よくアルトにアドバイスを送ったりと、赤の他人とも思えない信頼関係を築いていった。
 
;[[オズマ・リー]]
 
;[[オズマ・リー]]
:ランカの義兄。ブレラもオズマに何かを託したような発言をしている。スパロボでは明確にオズマを紛れもないもう1人の「ランカの兄」として認めており『L』ではブレラの存在を知って「お役御免」と思ってやや落ち込んでいたオズマを励ましている。
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:ランカの義兄。ブレラもオズマに何かを託したような発言をしている。
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:スパロボでは明確にオズマを紛れもないもう1人の「ランカの兄」として認めており『L』ではブレラの存在を知って「お役御免」と思ってやや落ち込んでいたオズマを励ましている。
 
;[[グレイス・オコナー]]
 
;[[グレイス・オコナー]]
 
:彼女の直属の部下。TV版では実質的には操り人形同然だったが、最後には反旗を翻した。
 
:彼女の直属の部下。TV版では実質的には操り人形同然だったが、最後には反旗を翻した。
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:漫画『キス・イン・ザ・ギャラクシー』では徹頭徹尾敵対しており、全く接点が無い。
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
:劇場版では彼女の護衛を務める。ブレラが任務を最優先に行動する為、いまいち反りが合わない。
 
:劇場版では彼女の護衛を務める。ブレラが任務を最優先に行動する為、いまいち反りが合わない。
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:一方、劇場版を原作とした『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではギャラクシー政府の密命により彼女の命を狙う。洗脳が解かれた後は非道を詫び、和解した。
 
;[[電脳貴族]]
 
;[[電脳貴族]]
:劇場版では彼等を道連れに死亡する。
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:劇場版ではグレイスに変わって黒幕となるが、土壇場で自我を取り戻し[[特攻|彼等を道連れに死亡する]]。
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;[[ハワード・グラス]]、[[レオン・三島]]
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:劇場版では彼らを皆殺しにする。
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;スルト
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:『キス・イン・ザ・ギャラクシー』における黒幕で同作のラスボス。洗脳が解かれたことで彼女からランカとシェリルを庇い、結果的に引導を渡す結果となった。
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;[[バジュラクイーン]]
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:『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではギャラクシー6への[[特攻]]で息絶えた所を彼女により甦生される。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも電脳貴族への突撃後、彼女により救助された。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*TV版では'''やたらと露出度が高い私服'''を着用しており、雑誌『月刊ニュータイプ』2009年2月号掲載のイラストではシェリルがその服を着こなしている。
 
*『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第23話「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」において、[[飛影]]と揃って[[ランカ・リー|妹]]を殺そうとする迷走っぷりから、同じく妹を平気で攻撃して殺してしまう事で有名な『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクターであるマチスになぞらえて'''「バカ兄貴」'''と呼ばれることがある。<ref>ただし、マチスは攻撃範囲に入ってくると妹だろうが攻撃する(つまり、マチスに近づけなければ安全である。しかし、マチスを[[説得]]したい場合は、彼に近付かなければならない)だけであるのに対し、'''ブレラは自ら積極的に[[ランカ・リー|妹]]を殺しにやって来る'''ので尚更性質が悪い。また、『UX』発売と同時期に流行していたWeb[[小説]]『ニンジャスレイヤー』になぞらえて、[[飛影]]共々'''「ランカスレイヤー=サン」'''と呼ばれる場合もある。</ref>
 
*『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第23話「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」において、[[飛影]]と揃って[[ランカ・リー|妹]]を殺そうとする迷走っぷりから、同じく妹を平気で攻撃して殺してしまう事で有名な『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクターであるマチスになぞらえて'''「バカ兄貴」'''と呼ばれることがある。<ref>ただし、マチスは攻撃範囲に入ってくると妹だろうが攻撃する(つまり、マチスに近づけなければ安全である。しかし、マチスを[[説得]]したい場合は、彼に近付かなければならない)だけであるのに対し、'''ブレラは自ら積極的に[[ランカ・リー|妹]]を殺しにやって来る'''ので尚更性質が悪い。また、『UX』発売と同時期に流行していたWeb[[小説]]『ニンジャスレイヤー』になぞらえて、[[飛影]]共々'''「ランカスレイヤー=サン」'''と呼ばれる場合もある。</ref>
 
**補足すると、『UX』のCPUの基本的な行動ルーチンが「最も[[HP]]が高いユニットを優先的に狙う」ものなので、上述のステージにおいて一番HPが高い(ランカをさらった)[[ハウンドバジュラ]]に真っ先に接近する思考になっている。つまり、[[アルティメット・クロス|自軍]]がわざわざ削りに行かなくても勝手にやってくれるのである。一見便利に見えるが、[[エネミーフェイズ|EP]]でもハウンドバジュラはHPが高いユニットを優先的に狙うので、任せっきりにしていると「[[プレイヤーフェイズ|PP]]でブレラが削りを入れる→EPでHP4万越えのブレラにハウンドバジュラが攻撃→ブレラの反撃で[[クリティカル]]が出て撃墜」という流れも有り得てしまうのである。
 
**補足すると、『UX』のCPUの基本的な行動ルーチンが「最も[[HP]]が高いユニットを優先的に狙う」ものなので、上述のステージにおいて一番HPが高い(ランカをさらった)[[ハウンドバジュラ]]に真っ先に接近する思考になっている。つまり、[[アルティメット・クロス|自軍]]がわざわざ削りに行かなくても勝手にやってくれるのである。一見便利に見えるが、[[エネミーフェイズ|EP]]でもハウンドバジュラはHPが高いユニットを優先的に狙うので、任せっきりにしていると「[[プレイヤーフェイズ|PP]]でブレラが削りを入れる→EPでHP4万越えのブレラにハウンドバジュラが攻撃→ブレラの反撃で[[クリティカル]]が出て撃墜」という流れも有り得てしまうのである。
 
***[[キラ・ヤマト|同じ声の某准将]]ならば、[[NPC]]になっていようが[[てかげん]]してくれただろうに…。
 
***[[キラ・ヤマト|同じ声の某准将]]ならば、[[NPC]]になっていようが[[てかげん]]してくれただろうに…。
 
**飛影の方は、HPが条件なので登場すらさせない事ができるのに対し、ブレラの方は'''確実に登場する'''事が拍車を掛けている。なお、射程内にハウンドバジュラ以外の[[バジュラ]]がいる場合はそちらを優先して攻撃する上にヒット&アウェイは持っていないので、ブレラの進路上のバジュラを残しておくことで足止めは可能。
 
**飛影の方は、HPが条件なので登場すらさせない事ができるのに対し、ブレラの方は'''確実に登場する'''事が拍車を掛けている。なお、射程内にハウンドバジュラ以外の[[バジュラ]]がいる場合はそちらを優先して攻撃する上にヒット&アウェイは持っていないので、ブレラの進路上のバジュラを残しておくことで足止めは可能。
*漫画『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』では劇場版原作にも拘らず終始シェリルとは敵対しており'''指からレーザーを発射して狙撃する'''という劇場版とは真逆の行動に出ているほか、終盤で黒幕(本作オリジナルの人物)に埋め込まれたインプラントが破壊され、自我を取り戻すまではほぼ接点が無い。
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**また同作では『マクロスF』におけるブレラの出自の根幹にかかわる重大な設定が(明言こそされていないが)仄めかされている。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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