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| :同じく第44話より。その後、息子たちが離れ一人残ったあとの独白。長い戦乱により、多くの家族・友人・仲間たちを失っていった事への自責の念をも感じさせる。 | | :同じく第44話より。その後、息子たちが離れ一人残ったあとの独白。長い戦乱により、多くの家族・友人・仲間たちを失っていった事への自責の念をも感じさせる。 |
| :ちなみに、この場面では「苦悩するフリットが額を寄せるガラスの向こう側に、少年時代の彼の姿が映っている」という演出がなされている。 | | :ちなみに、この場面では「苦悩するフリットが額を寄せるガラスの向こう側に、少年時代の彼の姿が映っている」という演出がなされている。 |
| + | ;「私はこの日の為にやってきたのだ。これで…我々の勝利だ…!」<br />「これでいいのだ…これで、全てが終わる…!」 |
| + | :最終話より。ヴェイガンの移動コロニー「セカンドムーン」へと大量破壊兵器「プラズマダイバーミサイル」を発射させようとする際の台詞。言葉に反し、引き金を引こうとする手は重く、フリットも明らかに逡巡している中、自分自身に言い聞かせるように言葉を漏らしている。 |
| + | :1行目の後半部分は、『BX』で単体版プラズマダイバーミサイルを放つ際の戦闘台詞として採用されている。 |
| ;「じゃあ…どうすればいいんだよ…」<br />「あいつらだって苦しいのは解ってるさ…でも…」<br />「奴らはユリンを…それに…この僕だって君を…」<br />「僕はユリンを守れなかった!」 | | ;「じゃあ…どうすればいいんだよ…」<br />「あいつらだって苦しいのは解ってるさ…でも…」<br />「奴らはユリンを…それに…この僕だって君を…」<br />「僕はユリンを守れなかった!」 |
− | :最終話より。ヴェイガンの移動コロニー「セカンドムーン」へと大量破壊兵器「プラズマダイバーミサイル」を発射させようとするが、キオに静止され[[Xラウンダー]]の能力で精神世界へと誘われる。 | + | :同話より。プラズマダイバーミサイル発射をキオに止められ、キオとアセムと二人がかりの説得の末、フリットはキオの[[Xラウンダー]]の能力で精神世界へと誘われる。 |
| :精神世界の中で少年時代へと若返っていたフリットは、長年抱えていた自責の念を吐露するが、そこへ[[ユリン・ルシェル|ユリン]]を始めとするヴェイガンの攻撃で散っていった大切な人々が現れ、激励を受ける。 | | :精神世界の中で少年時代へと若返っていたフリットは、長年抱えていた自責の念を吐露するが、そこへ[[ユリン・ルシェル|ユリン]]を始めとするヴェイガンの攻撃で散っていった大切な人々が現れ、激励を受ける。 |
| :ちなみに、この場面では挿入歌として1stエンディングテーマ『君の中の英雄』のバラードバージョンが流れる。'''「劇中流れる挿入歌の歌詞が、フリットがこれまで歩んできた人生と重なっていく」'''心憎い演出であると言えよう。 | | :ちなみに、この場面では挿入歌として1stエンディングテーマ『君の中の英雄』のバラードバージョンが流れる。'''「劇中流れる挿入歌の歌詞が、フリットがこれまで歩んできた人生と重なっていく」'''心憎い演出であると言えよう。 |
− | :『BX』では、さらに「救世主」としてやるべき事を間違えていた事も自覚している。というか、「どうすればいいんだよ」と嘆いているように、原作の時点で必ずしも殲滅を是としていたわけではない。和平交渉はまるで通じず、イゼルカントが復讐をも超えた魔王だった結果、それしか選択肢が無かったのである。 | + | :先述のプラズマダイバーミサイル発射を躊躇する描写もそうだが、ここでも「どうすればいいんだよ」と嘆いているように、必ずしも殲滅を是としていたわけではない。和平交渉はまるで通じず、イゼルカントが復讐をも超えた魔王だった結果、それしか選択肢が無かったのである。『BX』では、「救世主」としてやるべき事を間違えていた事も自覚している話が追加されている。 |
| ;「聞こえるか、地球圏と火星圏の全ての戦士達よ!! 私の声が届いている全MSに告ぐ! 戦闘を止めて聞いて欲しい!」<BR/>「このままではヴェイガンの移動コロニー『セカンドムーン』は崩壊し、多くの命が失われる! これを防ぐには誘爆を始めている球体ブロックを切り離すしかない! もはや時間は無い! ''ここにいる全ての者たちの協力がなければ間に合わないのだ!''」<BR/>「''地球連邦軍と、ヴェイガン全ての戦士たちに告ぐ''」<BR/>「''多くの命を救うため……君たちの協力を要請するッ!''」 | | ;「聞こえるか、地球圏と火星圏の全ての戦士達よ!! 私の声が届いている全MSに告ぐ! 戦闘を止めて聞いて欲しい!」<BR/>「このままではヴェイガンの移動コロニー『セカンドムーン』は崩壊し、多くの命が失われる! これを防ぐには誘爆を始めている球体ブロックを切り離すしかない! もはや時間は無い! ''ここにいる全ての者たちの協力がなければ間に合わないのだ!''」<BR/>「''地球連邦軍と、ヴェイガン全ての戦士たちに告ぐ''」<BR/>「''多くの命を救うため……君たちの協力を要請するッ!''」 |
| :同じく最終話より。キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球連邦軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。奇しくもファーデーンでの場面を彷彿とさせるが、かつての様な『敵を倒す為』ではなく、『多くの命を守る為』と対比になっているのもポイント。 | | :同じく最終話より。キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球連邦軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。奇しくもファーデーンでの場面を彷彿とさせるが、かつての様な『敵を倒す為』ではなく、『多くの命を守る為』と対比になっているのもポイント。 |