34行目:
34行目:
=== 機体概要 ===
=== 機体概要 ===
−
当初は[[ビグ・ザム]]のコンセプトを受け継ぐ大型のモビルアーマーになる予定であったのだが、開発中にネオ・ジオンが地球圏に宣戦布告し、戦況が予想以上に悪化した事により、「未完成であっても戦力になればすぐにでも前線に投入せよ」という無茶な支持が下された結果、本機は仮設の腕部や脚部を取り付けた急造品として完成。本来の部分はボディのみとなっている<ref>『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』に本来の姿で登場させる予定もあったが、没になったとのこと。</ref>。一応、[[モビルスーツ]]形態に変形可能となっており、腕部に備わったビーム砲の出力調整を行えば、ビームサーベルとして運用し、近接戦闘も可能になるが、本機はどちらかと言えばモビルアーマーとしての運用が重視されていると言える。
+
当初は[[ビグ・ザム]]のコンセプトを受け継ぐ大型のモビルアーマーになる予定であったのだが、開発中にネオ・ジオンが地球圏に宣戦布告し、戦況が予想以上に悪化した事により、「未完成であっても戦力になればすぐにでも前線に投入せよ」という無茶な支持が下された結果、本機は仮設の腕部や脚部を取り付けた急造品として完成。本来の部分はボディのみとなっている<ref>『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』に本来の姿で登場させる予定もあったが、没になったとのこと。</ref>。
−
不恰好な機体と思われるが、決して馬鹿に出来ない性能であり、[[モビルアーマー]]形態の機動性は驚異的で、火力も並のモビルアーマー以上に高く、最大の攻撃手段となるハイ・メガキャノンは、センサーの有効範囲の限界に当たる場所から、戦艦を一撃で撃沈出来る程の威力を備えている。また、追加装備のメガ・ブースターを装着する事で、より機動性と火力が向上する。更に惑星間航行用の大型[[ブースター]]も用意されている等、急造品のモビルアーマーとしては破格レベルの拡張性を秘めた、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]に投入された機動兵器の中では、隠れた名機とも言える。
+
一応、[[モビルスーツ]]形態に変形可能となっており、腕部に備わったビーム砲の出力調整を行えば、ビームサーベルとして運用し、近接戦闘も可能になるが、本機はどちらかと言えばモビルアーマーとしての運用が重視されていると言える。
+
+
不恰好な機体と思われるが、決して馬鹿に出来ない性能であり、[[モビルアーマー]]形態の機動性は驚異的で、火力も並のモビルアーマー以上に高く、最大の攻撃手段となるハイ・メガキャノンは、センサーの有効範囲の限界に当たる場所から、戦艦を一撃で撃沈出来る程の威力を備えている。
+
+
また、追加装備のメガ・ブースターを装着する事で、より機動性と火力が向上する。更に惑星間航行用の大型[[ブースター]]も用意されている等、急造品のモビルアーマーとしては破格レベルの拡張性を秘めた、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]に投入された機動兵器の中では、隠れた名機とも言える。
==== MS形態 ====
==== MS形態 ====
手足を仮設で取り付けたため、人型とは言えない形状となっている。無理矢理完成させた事が災いしてか、モビルスーツとしての機能は難があり、その上にエネルギー供給関連と思われるコードやチューブ等が露出してしまっており、弱点を敵に晒してしまう危険性が生じている。
手足を仮設で取り付けたため、人型とは言えない形状となっている。無理矢理完成させた事が災いしてか、モビルスーツとしての機能は難があり、その上にエネルギー供給関連と思われるコードやチューブ等が露出してしまっており、弱点を敵に晒してしまう危険性が生じている。
+
+
=== 強化装備形態 ===
+
;メガ・ブースター装備形態
+
:メガ・ブースターを追加装備させた形態。機動性とハイメガキャノンの性能が向上する。
+
:原作ではダニー機のブースターが破損し、コンビネーションを維持するためか他の2機も再出撃時にブースターを外している。
+
:;ビッグ・ブースター装備形態
+
::メガ・ブースターを装備した状態で更に惑星間航行用の大型ブースターを装備した形態。木星重力圏での運用を考えられており、本機の数十倍の大きさを誇る。
=== 本編での活躍 ===
=== 本編での活躍 ===
50行目:
61行目:
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
メガ・ブースターを装備した状態は未登場。
メガ・ブースターを装備した状態は未登場。
+
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
66行目:
78行目:
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;2連装ミサイルランチャー
;2連装ミサイルランチャー
−
:
+
:両肩に装備。
;ビーム砲
;ビーム砲
−
:腕部に内蔵。
+
:両掌部に内蔵。出力調整によりビームサーベルとしても使用可能。
;ハイメガキャノン
;ハイメガキャノン
−
:機体中央部に内蔵されている高出力ビーム砲。
+
:機体中央部に内蔵されている高出力ビーム砲。センサーの有効範囲の限界に当たる場所から、戦艦を一撃で撃沈出来る程の威力を備えている。
:原作ではやたらめったら連射しており、それでかつ掠った[[百式]]の足が一瞬で千切れるなどとんでもない性能をしていた。
:原作ではやたらめったら連射しており、それでかつ掠った[[百式]]の足が一瞬で千切れるなどとんでもない性能をしていた。
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では[[ΖΖガンダム]]のハイメガキャノンを意識しているのか、一発でENが底をついてしまう。また射程1に対応している武器はこれだけなので、使わせてしまえば接近戦が死角に。
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では[[ΖΖガンダム]]のハイメガキャノンを意識しているのか、一発でENが底をついてしまう。また射程1に対応している武器はこれだけなので、使わせてしまえば接近戦が死角に。
−
−
==== オプション装備 ====
−
;メガ・ブースター
−
:機動性とハイメガキャノンの性能が向上する追加装備。原作ではダニー機のブースターが破損し、コンビネーションを維持するためか他の2機も再出撃時にブースターを外している。
−
;ビッグ・ブースター
−
:メガ・ブースターを装備した状態で更に装備する惑星間航行用の大型ブースター。木星重力圏での運用を考えられており、本機の数十倍の大きさを誇る。
=== [[合体攻撃]] ===
=== [[合体攻撃]] ===