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− | [[A-アダプター]]の上位互換パーツで、用途は全く同じ。当然、装備させるべきユニットも同じ。しかし、効果が強力であるものの数が少ない貴重な[[強化パーツ]]なので、装備させるユニットは厳選しなくてはならない。 | + | '''S-アダプター'''は、[[強化パーツ]]のひとつ。 |
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| + | == 概要 == |
| + | 「装備したユニットの地形適応および武器適応を全てSにする」という効果を持つ[[強化パーツ]]で[[A-アダプター]]の上位互換に位置する。A-アダプター同様移動タイプは変わらない。 |
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| 移動タイプに「[[海]](水)」があるが、適応がBのユニットに装備させたり、攻撃力の高い武器を持っているのに武器の[[地形適応]]がA止まりのユニットに装備させるなど、A-アダプター以上に使い方の幅が広い。例えば、地形適応をSまで引き上げるので、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』等の一部作品を除いて、パイロットの地形適応がAであっても、「S+A=S」に出来る(パイロット側の適応設定が無い任天堂携帯機シリーズ等では、全適応Sになる)。もちろん、『Z』でもパイロットの地形適応をSに引き上げておけば、「S+S=S」に出来る。 | | 移動タイプに「[[海]](水)」があるが、適応がBのユニットに装備させたり、攻撃力の高い武器を持っているのに武器の[[地形適応]]がA止まりのユニットに装備させるなど、A-アダプター以上に使い方の幅が広い。例えば、地形適応をSまで引き上げるので、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』等の一部作品を除いて、パイロットの地形適応がAであっても、「S+A=S」に出来る(パイロット側の適応設定が無い任天堂携帯機シリーズ等では、全適応Sになる)。もちろん、『Z』でもパイロットの地形適応をSに引き上げておけば、「S+S=S」に出来る。 |
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− | A-アダプターとは異なり、100%以上の性能を引き出す事が出来るという点において、非常に重要な強化パーツである。ただし、移動タイプは変わらない為、空を飛べないユニットを飛ばせたりする事は不可能。その点においては、[[ミノフスキークラフト]]や[[テスラ・ドライブ]]、[[スクリューモジュール]]等に劣る。
| + | 効果の強力さ故か、多くの作品で終盤入手かつ入手数も少ない貴重なパーツとして扱われる。 |
− | | + | == 効果的なユニット == |
− | == 必要なユニット == | |
| [[A-アダプター]]の項で触れられているユニットに関しては割愛する。 | | [[A-アダプター]]の項で触れられているユニットに関しては割愛する。 |
| ;[[ライン・ヴァイスリッター]] | | ;[[ライン・ヴァイスリッター]] |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ラゼンガン]] | | ;[[ラゼンガン]] |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』において、S-アダプターを装着した状態で(ルート分岐中ではあるが)[[ZEXIS]]に挑んでくる。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』において、S-アダプターを装着した状態で登場。 |
− | :ラゼンガン自体は陸ユニットだが、ただでさえ強い[[ロージェノム]]が強化パーツによって対地対空の全てにおいて文字通り「隙無し」となり、生半可な気持ちでは戦えない相手となっている。更に適応Sでぶちかまされる[[マップ兵器]]も超凶悪で、この後に最強技が襲い掛かってくる。 | + | :ラゼンガン自体は陸ユニットだが、ただでさえ強い[[ロージェノム]]が強化パーツによって対地対空の全てにおいて隙のない強敵となっている。 |
| + | :特に適応Sで放たれる[[マップ兵器]]が非常に厄介となる。 |
| ;[[オリジナルダンクーガ]] | | ;[[オリジナルダンクーガ]] |
− | :『第2次Z破界篇』において、S-アダプターを装着した状態で(ルート分岐中ではあるが)ZEXISに挑んでくる。上記のラゼンガンの相手をしないルートだと、こちらが相手になる。 | + | :『第2次Z破界篇』において、S-アダプターを装着した状態で登場。上記のラゼンガンの相手をしないルートだと、こちらが相手になる。 |
| :オリジナルダンクーガもまた強敵であることに変わりないが、マップ兵器がラゼンガンほど凶悪ではない点が救いだろうか。 | | :オリジナルダンクーガもまた強敵であることに変わりないが、マップ兵器がラゼンガンほど凶悪ではない点が救いだろうか。 |
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| == 関連用語 == | | == 関連用語 == |
| ;[[A-アダプター]] | | ;[[A-アダプター]] |
− | :全ての地形適応をオール“A”にする。向上はA止まりであるため、元々十分に戦える機体につける必要は無い。 | + | :全ての地形適応をオール“A”にする。本パーツの下位互換パーツ。 |
− | ;防塵装置、ランドモジュール | + | ;[[防塵装置]] / ランドモジュール |
| :[[陸]]適応をオール“S”にする。さらに、作品によっては移動タイプに“陸”が追加される。 | | :[[陸]]適応をオール“S”にする。さらに、作品によっては移動タイプに“陸”が追加される。 |
| ;[[スラスターモジュール]] | | ;[[スラスターモジュール]] |
| :[[宇宙]]適応をオール“S”にする。 | | :[[宇宙]]適応をオール“S”にする。 |
− | ;[[スクリューモジュール]]、アクアモジュール | + | ;[[スクリューモジュール]] / アクアモジュール |
| :[[海]](水)適応をオール“S”にし、さらに[[移動タイプ]]に“水”が追加される。 | | :[[海]](水)適応をオール“S”にし、さらに[[移動タイプ]]に“水”が追加される。 |
− | ;[[ミノフスキークラフト]]、フライトユニット、フライトモジュール | + | ;[[ミノフスキークラフト]] / フライトユニット / フライトモジュール |
| :[[空]]適応をオール“A”または“S”にし、さらに移動タイプに“空”が追加される。[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]作品が登場するSRWでは、「ミノフスキー~」表記が多い。 | | :[[空]]適応をオール“A”または“S”にし、さらに移動タイプに“空”が追加される。[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]作品が登場するSRWでは、「ミノフスキー~」表記が多い。 |
− | ;[[ミノフスキードライブ]]、テスラ、ドライブS、リフターモジュール | + | ;[[ミノフスキードライブ]] / [[テスラ・ドライブ#強化パーツ|テスラドライブ、テスラドライブS]] / リフターモジュール |
| :空適応をオール“S”にし、さらに移動タイプに“空”が追加され、[[移動力]]が+1または+2される。「ミノフスキードライブ」は『[[機動戦士Vガンダム|V]]』か『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]』が参戦するSRWで採用されやすい。 | | :空適応をオール“S”にし、さらに移動タイプに“空”が追加され、[[移動力]]が+1または+2される。「ミノフスキードライブ」は『[[機動戦士Vガンダム|V]]』か『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]』が参戦するSRWで採用されやすい。 |
| :『30』では宇宙適応オールSと運動性+20も追加。 | | :『30』では宇宙適応オールSと運動性+20も追加。 |
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| ;戦闘コード:SSSS | | ;戦闘コード:SSSS |
| :全ての地形適応をオール“S”にし、[[グリッドマン]]に装備する場合、武器攻撃力+400、装甲+400。マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+2される。『30』に登場。 | | :全ての地形適応をオール“S”にし、[[グリッドマン]]に装備する場合、武器攻撃力+400、装甲+400。マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+2される。『30』に登場。 |
| + | ;T-LINKリアクター |
| + | :全ての地形適応をオール“S”にし、 照準値・運動性+40、移動力+2、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+2される。『30』に登場。 |
| ;機体ボーナス | | ;機体ボーナス |
| :一部機体が[[パートナーバトルシステム|PU]]を組んでいる機体共々に一部地形への適応の補正(“A”と“S”の二段階)及び移動タイプを追加するボーナスを持つ。『L』以降の任天堂携帯機シリーズで採用。 | | :一部機体が[[パートナーバトルシステム|PU]]を組んでいる機体共々に一部地形への適応の補正(“A”と“S”の二段階)及び移動タイプを追加するボーナスを持つ。『L』以降の任天堂携帯機シリーズで採用。 |